酷いにもほどがある別れを味あわせてくれた片割れに…
何らかの仕返しというか…
そういったものをしてやりたい気持ちから
兄嫁(予定…っつか確定。)を目の前で嬲ってみた。
まぁぶっちゃけ…
かぁなりぶっちゃけ…
溜まってたっていうのもある。
…男ですから…
…所詮雄ですから…
…禁欲とか…
無 ・ 理 。
とはいえ…義姉(ほぼ決定済)にとっちゃ
巻き添えってなもんだが…
でもさぁ…なんつぅか…
複雑なんだよね?
せっかく未亡人(つってもいいのか?)になった義姉と…
傷の舐め合い…同情…身代わり…
その辺はまぁなんだっていい。
どう言われようが…
体寄せ合って生きていくつもりだったのにさ。
最大最強のラスボスが
いなくなった気分だったのにさ。
(保護者兼鬼教官殿はいるが…)
ひょっこり復活とか…勘弁してくれよ。
とりあえずそんなうっぷん晴らしの為にも
兄嫁(超が付くエキゾチック美人)に
付き合ってもらおうと思ったが…
………さすが兄嫁………
………さすが義姉………
………さすが刹那………
完全に俺の方が引き摺られてしまってる。
もう仕返しとかどうだっていい!
ただこの時間をたっぷり堪能したいッ!
胸を嬲っているだけだというのに、腕の中の躯は乱れに乱れていく。無意識だろう腰の動きが、育ちに育った雄にスパッツの上からまろい桃尻を押し付けてきていた。柔らかく弾力のある肉感が程良い刺激をもたらし、劣情を否応なく煽りたてる。
「えっちな胸だけでイっちゃえそうだな?」
「やっぁあ!」
ふるふると力なく振られる頭に薄っすらと笑みが浮かんできた。しっとりと手触りのいい肌を手のひら全体で味わい、ぷるぷると弾ける実をじっくり弄ぶ。鼓膜に染み渡る甘い啼き声が心地いい。
「あっぁッあっ!」
弾くばかりでは緩急に欠けるので、しばらく弾き続けた後にまた捏ねまわしたり指を突き立てたり、摘みあげたりとランダムに混ぜ合わせていく。それらのループをしているだけなのに、腕の中で震え始めた躯に絶頂を迎えようとしていることを知った。けれどまだまだイかせる気はない。徐に掴みあげていた胸を解放すると、ぷるりと跳ねさせてぐったりと凭れかかってきた。
「…ねぇ、兄さん?」
「ぅ…え!?」
ちらりと視線を上げた先に『まて』を言い渡された犬が呼気を荒げつつじっと座っている。けれどぎらつく瞳を見ればすぐ分かる様に彼も同じように興奮しきっているのが分かった。見せつけるのが目的でも、単なる放置は同じ男としてキツイ事が分かるのでちょっと手伝ってもらうことにする。それによって腕の中の刹那がもっと乱れればそれでいいとも思った。
「俺からは見えないんだけどさ?」
「…う、ん?」
「ココ…どうなってる?」
「ッ!」
完全に弛緩していた躯を抱き締め直すと邪魔をされないように両手を一纏めに捕まえる。その上で足をもっと開かせる為に膝を横へとずらし、見やすいようにとパーカーの裾を捲り上げた。するとニールの喉が動くのが見え、思惑通りに花弁を曝け出せたようだ。
「やっ…ゃだっ…みる、なぁ…」
「………」
「ね?どんな感じ?」
「へ?!」
駄々をこねるようにいやいやと首を振る刹那の甘い懇願に、釘づけになっていたニールに話しかけると現実に戻されたのか声が裏返っている。
「だぁから。コ・コ。」
「う…あ、あぁ。」
「見えてる?」
「うーん…と…うっすら。」
きゅっと眉間に寄せられた皺から本当に見えにくいらしい。木陰であることもあって薄暗いから余計かもしれない。せっかく鏡の役割をしてもらおうと考えついたのに…これでは意味がない。
「じゃあもっと近くに来たら?」
「…いい、の、か?」
「だって見えないんじゃどうなってんのか分からないじゃん。」
「そりゃ…そうだ…」
説得に成功したらしく、じりじりと近づいてくる。刹那の顔を窺いながらっていうところがまさに犬らしい。けれど、当のご主人様はぐったりとしているから、ニールが近づいてきていることを理解出来てないらしい。さきほどまでの半分の距離まで詰めたところで動きを止めてしまった。ライルにしてはもっと間近まで近づいたらいいのに…と思ったが、どうやら躾けられている犬にはそれ以上近づくとお仕置きされてしまうと察知したようだ。
「どう?」
「ん…濡れてるっぽい?」
「なんで疑問形。」
「や、足開いてても…刹那の華って慎ましいからさ。結構閉じてんだよね?」
苦笑を浮かべるニールにどうやら直接指で開かなければならないと判断した。しょうがないな…と刹那の両手から恥丘へと指を伸ばすと刹那の躯がぴくっと跳ねる。
「やっ…だ、め…」
「あ、こら。」
もう少しで届くところで刹那の手が行く手を阻む。諌めるように声をかけてもふるふると首を振るばかりだ。こうなると絶対に手をどけようとはしないだろう。ふ…と小さくため息を吐き出すと奥の手とばかりに耳元へ口を寄せる。
「じゃあ刹那が開いてくれる?」
「ッな!?」
「嫌って言うなら縛り上げてぱっくり開いてあげるけど?」
「…うぅ…」
確実に花弁を開かなくてはならないことを暗示させた上で2択を叩きつける。自分で開くか、無理矢理開かされるか。刹那ならばどちらを選ぶか予想は付いている。しかもその選んだ方は確実に男心を確実に打ち抜いてくれるのだ。
「…これで…いぃか?」
予測は間違えておらず、おずおずと動いた両手がそっと恥丘を割り開く。その様子に二人揃って舌舐め擦りをしてしまった。羞恥に真赤に染まる頬に涙目が相俟って普段ではありえないほどに愛らしい。妖艶な四肢に擦れることのない初心さを残す動作が所々に窺え、そのアンバランスさが更に劣情を熱くする。
最近よく感じる事がある。
二人はとても似てる。
当人達は否定するが…
力いっぱい否定するだろうが…
似てると思う。
確かに別の人間だ。
外見が似てると皆は言うが…
(俺はそう思わないけど…)
仕草が…動作が…言葉が…
似通っている事が度々ある。
これが…
同じ環境で育った兄弟というものだろうか?
分かりやすい例を挙げるなら…
二人とも『こういった趣味』は全く同じだと思う。
現に今…
散々…躯を嬲るやり方もそう…
強要させられた格好もそうだ…
わざと掛けてくる言葉だって…
その証拠に…
二人揃って魅入っているのか…
じっと見つめるばかりで動かない。
…人の気も知らないで…
けれど…きっと…
やっぱり似てる…なんて言ったら…
二人揃って拗ねるのだろうな…
突然訪れた静けさの中に、遠くで響く波の音と風に揺れる木の葉の音…それらに混ざって二つの獣の荒い呼吸が聞こえてくる。耳に掛かる熱い吐息と、肌に刺さる視線に背筋がぞくりと震え躯の芯がじゅん…と熱くなっていった。寒くもないのに僅かに震える躯で耐えていると、花弁から蜜が流れ落ちる感触にぴくりと躯を跳ねさせる。
「あ…」
「え?なに?」
「や…蜜がさ…こう…つぅって…」
「ッ!」
「マジで!あーっそっちのが美味しいポジションだったんじゃん!」
「いやぁ?そうでもないと思うけど…」
「なんで?ぐちょぐちょになったお口丸見えだろ?」
「〜〜〜っ!」
「うん、丸見えだけどさー…何もできずに見てるだけって…かなり生殺し。」
「あ。なるほど。」
「もう!離していいだろ!?」
暢気にも聞こえる二人のやり取りに刹那が切れた。じっと耐えるには耐えたが、実況中継付きでは長時間耐久するには体勢の分が悪すぎる。
「えー?いい眺めなのに…」
「なに?刹那。下のお口がさびしくなってきた?」
「っちが!」
「兄さーん。」
「うん?」
「ッライル!」
「下のお口にちゅってしてあげて?」
「りょうかーい。」
「あっこ、こら!」
「はぁい、上のお口は俺の相手してね?」
「ッんぅ!」
開いた足の間まで詰め寄ってきたニールにもがこうとする刹那の顎を掴みあげ、無理矢理上げさせるとうるさい口を己の口で塞いでしまう。ライルをなんとか引き離そうと手を離しかけたところに上からニールの手が重なって花弁を開いたまま固定されてしまった。
「んむっ…んっうぅ…!」
せめてもの抵抗を、と行動に移す前に舌を強く吸い上げられてしまい、息苦しさに身悶える。震える指を押さえつけられたまま花弁にふっと息を吹き掛けられて背がびくりと跳ねた。眉間にきゅっと皺を寄せていると華に柔らかく温かな感触がぶつかり、軽く吸い上げられるように口付けをされる。
「ッん、ふぅん!」
ぢゅぅ…とわざとらしく音を立てられて頬が一気に熱くなる。更に自分でもはっきり分かる程に蜜が溢れ出てきた。
「っふ…はぁ…!」
「はい、ごちそうさん。」
「…あ〜ぁ…」
「んー?どうしたの?」
「キスしたらいっぱい蜜が出てきた。」
ニールからしっかり見られていると分かっている以上、容赦なく襲い来る羞恥に身を震わせる。両手が自由だったら今すぐにでも手刀をお見舞いして逃げ出してやるのに。と思うが、現実はそこはかとなく不利な状況だった。
「へぇ…じゃあ舐めて上げたら?」
「なっ!?」
「よーし。綺麗に舐め取ってやるからな?ご主人様。」
「しっしなくていぃ!」
「まぁまぁ、そう言わずに。」
「そうそう。利口なワンコにお任せあれ〜。」
「やっやぁあ!」
やけに息の合ったコンビプレイが非常に腹立たしい。けれどそんな事に苛立っている場合ではない。一度離れたニールの唇が花弁の上に落とされ、その隙間からぬるりと濡れた熱い生き物が這い出してくる。
「ひぁ!っあぁ!」
「気持ち良さそうな啼き声上げちゃって…」
「ぁふっ…ぅ、んあぁ!」
声を抑えてしまわないようにと顎を掴みあげて首を舐められると、絶え間なく襲う悦楽の波に唇が閉じられなくなった。ぴたりと寄り添った花弁の合せ目を尖らせた舌で舐め上げられる。僅かに開く隙間から大量の蜜が流れ出て行った。
「あっあっあっ!」
「すっげぇ量…舐め切れるかな?」
「そんなに?」
「ゃんっ…ひっあぁあ!」
「ん、次々溢れてる。」
「へぇ…刹那って見られると燃えちゃうんだ?」
「ちっちがっうぅ!」
「嘘ばっかり…」
「〜〜〜ッ!」
ライルの言葉を肯定するようにわざと派手な音を立てて吸い上げられる。ぞくぞくっと背筋を這いあがる悦楽に大きく仰け反って身悶えた。さらに蜜壺の中に溜まった蜜を掬い取る様に舌を差し込まれて舐め回される感覚に腰が砕けそうになる。ぐにぐにと奥へ突き進む舌に眩暈がしそうな程の快感を与えられ、意識が霞み始めた。
「ぁ、あ、あ、あ、あぁ…」
「…イきそう?」
「んっ…ん、うぅ…」
優しく囁かれる言葉にがくがくと首を振ると宥めるように強く抱きしめられる。ぴんと伸びた足がかたかたと震え、すぐそこに絶頂が迫ってきた。
「あっ!」
「はい、おしまい。綺麗になったぜ?」
「お。御苦労さん。」
もう達してしまうと思った瞬間、舌が遠のいてしまった。中途半端に高められた躯が戦慄き、ぼやりと涙に霞む視界の中で手に付いた蜜を舐めるニールの顔が見える。躯中を蝕む甘い疼きに身を捩るとライルの腕も緩んでしまった。
「…ぁ…」
切なげな声を漏らす刹那に二人の顔が見合わされる。望んだとおりにメロメロ状態に陥った彼女の様子が満足なのだ。けれどもちろんこれで終わるわけがない。
「兄さん、そこで立って?」
「うん?」
何か考えがあるのか、にっこりと笑うライルに言われるがまま立ち上がると、操り人形のように刹那の手を取り上げて差し出させた。
「ッ!」
「…あっ…」
手を導いた先には、その存在をはっきりと表すように膨らんだジーンズ上だった。指先がそっと触れた場所にニールが息を呑み、刹那が大きさに気づいて声を漏らす。
「刹那?いい子のワンコにご褒美あげないと可哀想だろ?」
「…ぁ…ぅ…」
手を押さえつけられて布越しに感じる鼓動が頬を紅くする。ちらりと見上げた先にある、逆光の中のニールの表情に躯の芯がざわりと騒いだ。
「ほら、刹那…いい子いい子は?」
「…ん…」
耳元で囁かれる言葉に浮かされるよう、もう片方の手も添えて優しく撫でる。するとどくりと大きく脈打つ感触を手のひらに感じて嬉しくなった。前のめりになって頬も擦りつける様にぺたりと寄り添うと荒々しい呼気が聞こえてくる。
「舐めてやれば?」
「…え?」
「そのくらいのご褒美だって有りだろ?それにすっげぇ悦ぶと思うぜ?」
「……」
まるで誘導されるように刹那がライルの言葉通り動いていく。ジーンズのボタンをはずし、勿体つけるようにファスナーを下ろしていった。布の隙間から指を潜り込ませるとボクサーパンツのゴムに指を掛けて下ろす。
「っ…〜〜…」
弾ける様に飛び出した楔に一瞬びくりと怯んだが、驚きに見開いた瞳がとろりと蕩けていく。表面に血管を浮き出させた楔は勇ましく反り立ち、ガチガチに固くなった先端から欲望の先走りをじわりと滲み出させていた。その雫に誘われるようにそろりと顔を近づけた刹那の唇が、ちゅう…と可愛らしい音を立てて吸い付いていく。
「…ん…」
くぷりと先端を口に含んで飴を転がすように舐めまわす刹那を、ニールは瞳を眇めて見下ろしていた。時折ぴくりと跳ねる腿を固定するように、細い腕が絡みつく。しがみつかれたような状態で、全く身動き取れなくなると筋肉の流れを確かめるように手がさわさわと撫で回してきた。
「夢中だな?」
「それにっ…すっげ…痴女っぷり…」
「どっちが飼い主なんだか…」
くすりと笑いあう二人に刹那の閉じられた瞳がふわりと開かれる。とろりと融けた紅い瞳がじっとニールを見上げてきた。
「っ…あぁ…気持ちいい、よ…?」
何を聞きたいのか理解して素直に応えると満足したのだろう、口淫に集中していった。その様子に瞳を細めたライルが刹那の腰に纏わりついたままだったパーカーをはずしてしまう。二人の間で一糸纏わぬ姿というのはなかなかに卑猥な光景だ。脇の下からきゅっと括れた腰へと撫で下ろし、ぷるりと弾ける様な桃尻を撫で回す。肌が敏感になっているのか、それだけでゆらゆらと揺れる腰にぺろりと舌を舐めた。きゅっと全体を鷲掴みすぐに離す。ぴくっと緊張した筋肉がふわりと緩んだ瞬間を狙って花弁の蜜を掬い、菊座へと塗り込めた。
「んっふぅッ!」
「こーら、逃げないの。」
「んっくぅ!」
「ちゃんと解さないと後で辛くなるのは刹那だぜ?」
「んんぅ…」
きゅっと眉間に皺を寄せ頬を真っ赤にする刹那の表情を見下ろしていたニールは、緩んだ腕の力に離されることを察知して頭を押さえ込んだ。
「やだ、刹那。」
「んっ…んぅッ?」
「もっとご褒美ちょうだい?」
「んっうぅ…」
駄々っ子のように甘えた口調でオネダリすると少し困ったような表情を浮かべる。ダメ押しとばかりに髪を梳き上げて頬を撫でると受け入れてくれたようだ。止まってしまった舌の動きが再開された。
それを目配せでライルに伝えると、ちゃんと理解してくれたらしく、そちらでもとまっていた手淫を再開させる。
「んふっ…ぅんっ…」
「そ…もっと舐めて?」
「んぅ…」
ニールのお願いに応える刹那を確認したライルは、第一関節くらいまでしか埋まっていない指を小刻みに揺する。蜜のお陰でぬるぬると行き交う指先で小慣れるのを待っていると、ふわりと花開くように緊張が解けた。傷つけないように慎重に慎重を重ねて徐々に開かせていく。楔を咥えたままの篭った艶声に痛みを訴える音がないか聞き分けて指を増やしていった。
「んんぅっ…ふっんぅ…」
鼻にかかる甘い声に満たされ、3本にまで増やした指がスムーズに招き入れられるようになった頃、また細腰が淫らにゆらゆらと揺れてはじめる。そろそろ頃合か…と指をそっと抜くと、何をされるか分かったのだろう…刹那も衝撃に備えるようにぎゅっとニールの足にしがみついた。
「入れるぜ?」
「ん…りょうかい。」
「ん…ぅ…」
いつまでも慣れることのない挿入時の衝撃に怯えるような色さえ伺える刹那を、宥めるようにニールが頭を撫でている。咬まれないように気をつけて…という意味を込めて宣言しておいたライルは、ひくつく菊座へ剛直に育った楔を押し当てた。
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