鬱蒼と茂る木々。
太い幹に巻き付いた蔓。
果実が実り、鳥が騒ぐ。
地面は深く濡れ、背の高い草葉、苔が青々とおおっている。
熱帯の密林。
令子、タマモ、忠夫、おキヌたちのヴィーナス除霊事務所一行は、
気づけば、ジャングルに立っていた。
極道の組長に依頼され、
おそらくは、エミだと思われる呪術師との対決に、
令子はノリノリでやってきたのだが、
突然、組長の事務所から、ジャングルに転移したのだ。
「それとも、幻かしら?」
それにしては、違和感がある。
いや、違和感がない、という違和感。
つまりは幻術にはないリアリティを感じる。
「ほっほっほ、令子、今日こそ葬ってやるわけ!」
「なっ、エミ!」
木の枝の上のエミに向かって、
令子は容赦なく、腰から拳銃を抜くが、
しゃー!!
「きゃあ」
蛇になる銃。
って、いくらなんでも令子が、「きゃあ」ってどうよ。
可愛くしすぎ?
「うっさいわね、たまには良いじゃないのよ!」
と、こんな感じで、さっきから一方的に遊ばれている。
それどころか、
「おほほ、令子。あんたはもう、霊能力を失ったのよ。
GSとしては終わりね、ほほほほほほ」
御札も、神通棍も使えない。
令子はかなり、精神的にキていた。
ただ、隣にタマモがいなければ、であるが。
「でも、今ので、ジャングルに飛ばされた、
って、わけじゃなさそうなのは、わかったわね」
頼りになる相棒の存在、
それが、まだ、令子に精神的余裕を与えていた。
「・・・そうね。転移だけならあり得ても、
拳銃が蛇になるなんて現象とコンボなんて、
・・・ということは、やっぱり幻術かなにかの類」
転移と変化。どちらか片方なら、そういう能力があり得ても、
両方が起こるのは、いくらなんでも、ちょっとおかしい。
そう令子とタマモが分析している一方、
忠夫はなにをしているかというと、
「そっか、極道も大変なんだな」
「そうなのだ、特に最近は世知辛くてなあ」
座り込んで組長と世間話をしていた。
別に遊んでいるわけではない。
令子が言うには、
エミは当局と組んで、
組長を自首させようとしているから、
心理的に守っていれば、自首することはない、すなわちこっちの勝ち。
ということらしい。
要は、こうして、組長をパニクらせないようにしているのだ。
忠夫、依頼人の心理ケア?
タマモが静かに目を閉じ、
その霊力が火気を帯びる。
うっすらと、熱気が立ちのぼり、灼熱感が広がる。
「精神感応あたりだわ」
眼を開くと、
タマモには、ジャングルではなく、元の部屋が見えた。
「令子、その銃も蛇になんかなってないわ。
そこに銃を握っているのをイメージして、そのまま撃って」
おほほほほ、と笑うエミに向けて、躊躇も、遠慮もなく、
ドン!
蛇の口から弾丸が放たれた。
しかし、エミは撃たれたのではなく、ただかき消える。
「?」
「どうしてわかったの、タマモ?」
「わたしに届く精神波を灼き消したの」
「ああ、なるほど。便利ね」
ってことは、ここは元の部屋で、
精神波を放っているやつもここかしら?
横を見ると、扇を振りかぶっているタマモ。
「喰らいなさい!」
ヒュゴッ!!
「ぐはぁっ!」
人が壁に叩きつけられるような音が響き、
ジャングルが消えた。
そこにいるのは目を回した大男。
そいつを見てタマモは思う。
・・・・・・・・・こんな奴、いたっけ?
「でもな、仮に堅気に戻ろうとしても、
組のものは認めんだろうし、世間も、きっと認めんのだ」
「そっか・・・極道だった過去は消えんからなあ」
「そうなのだ。最近は転職する人だって多いというのに、
不公平な世の中だとは思わんか?」
組長は、いまだ忠夫相手に、愚痴っていた。
「でも、自分で選んだ道だろ? 責任持たなきゃ」
「うう・・・、君は厳しいな・・・」
「こらっ、よくもさんざん、からかってくれたわね。
エミはどこ行ったのよ?」
大男を揺さぶる。
「エミさんは、はじめからここには来てないですジャー」
ガクガクガクガク、
前後に首を揺すりながら、青筋を浮かべた令子。
この、やり口に、かなり頭に来ているらしい。
「どこで、なにしてるってぇの?」
「・・・うう、しゃべるわけには、いかんですジャー」
「そう、仕方ないわね」
首から手を離してもらい、ほっと息を吐く男。
が、甘かった。
「コンクリで固められて海に沈められるのと、
タマモの狐火で丸焼きになるのと、
呪術の生け贄用に、全身の血を抜かれるのと、
ウサギに喰われるの、どれが良い?」
ばきばきと拳の骨を鳴らしながら、
「ひっ」
楽しそうに聞く令子の顔は、それはもう恐ろしい。
「って、ウサギに?」
「良いから、答えなさい!!」
こくこく。
神通棍を振りかぶった令子に、顔を引きつらせて、
「わ、わかったですジャー。
エミさんは、他の幹部数人に呪いをかけて、揺さぶりをかけてますジャー」
漢気無く、あっさり暴露。
「なんですって!」
こちらは囮だったというのか。
してやられた。
このままでは、どちらにしろ組は潰れてしまう。
「こうしちゃいられないわ!!」
「なんで?」
「なんでって、タマモ!」
「でも、この依頼は果たしたんだもの、お金は入るわよ?」
「・・・あっ、そっか」
組長はちゃんと守ったんだった。
「じゃ、いっか」
美神令子。
彼女を動かすものは、現世利益。
って、いやいや、タマモ。それで良いのか?
「忠夫、帰るわよ」
「ん。終わった?」
これまでのことを、全く関知していない忠夫。
周囲の状況さえ認識していなかった。
まあ、確かにGSらしい仕事ではなかったし、
熱意を抱ける仕事でもない。
と、不意に大男を指さし、
「あっ、お前って、タイガー」
「おわっ、横島さん!」
知り合いらしいこの二人。
しかし、タイガーも、忠夫も、
今まで全く互いの存在に気づいていなかったらしい。
「忠夫くん、知り合い?」
「昨日、公園で抱きついてきた」
チン! ボッ!
神通棍、狐火、スタンバイ。
「ち、違うんじゃー。助けて欲しかっただけなんジャー」
「どういうこと?」
狐火はいつでも発射可能状態である。
「わっし、おなごが苦手で、苦手で・・・、
町中でおなごばっかりで、
横島さん見つけて、助けを求めたんじゃー」
付近に女子校があったのを知らず、
女子の多さに恐慌状態に陥りかけていたところ、
公園を因幡、狛犬たちとともに、散歩していた忠夫を見つけ、
思わず飛びついたのだ。
ちなみにその瞬間、
ガブリ!!
ザクリ!!
右京と左門次に、その立派な牙を以て両足を噛みつかれ、
メキョ!!
顔面を、因幡の耳、パンチング・モードで殴られ、
ノックアウトされていた。
その後、一応、誤解は解いて、自己紹介もしたという。
「でも、なんで、横島さんに助けを求めたんです?
他にも男性はいなかったんですか?」
「おったには、おったんですがノー、
知らん人ばっかりで・・・」
不思議そうなおキヌに、腰が引け気味で答えるタイガー。
タイガー、女性は苦手だが、
ヴィーナス除霊事務所の女性は特に怖ろしい。
そう認識したようだ。
そして、あながち間違いではないかもしれない。
「まるで、忠夫くんのことを知ってたみたいな言い方ね」
令子の問いにうなずく。
「当然、知ってますジャー。
最近、転校したんですノー、同じクラスですジャー」
「ってことは」
「「「「クラスメイト?」」」」
驚きの声をあげる一同。そして、
「って、なんで忠夫くんも、驚くの?」
一緒に声をあげた忠夫。
「え? だって、知らんかったし」
「・・・転校してきたんでしょ、こいつが。知らなかったの?」
「うん」
「そんな・・・、昼も一緒に食べたですジャー」
「? そうだっけ?」
小首をかしげる。
うーん、いたような、いなかったような・・・
「本当にいたか?」
「席は斜め後ろですノー」
腕を組んで考え込むこと、三秒。
「んー、覚えてない」
「「「・・・・・・」」」
「あ、あんまりですジャー」
泣きつくタイ・・・
「「抱きつくなー!!」」
ドカッ!! ボウッ!!
泣きつこうとして、骸と化すタイガー。
これがヴィーナス除霊事務所一同と、
タイガー寅吉との、ファースト・コンタクトである。
「で、もう心配はないんですかな?」
そして、忘れ去られかけていた組長。
「あっ・・・、えっと・・・」
口ごもる令子。
「はい、もう呪いに悩まされる心配はないですよ」
にこやかに答えるタマモ。
「ただ、組自体は潰れるかもしれないんですって」
さらっと暴露するおキヌ。
令子とタマモが同時に口の前に指を立てるが、もう遅い。
「組が?」
「他の幹部を、自首させようとしているみたいですね」
「恨むなら、こいつにしてね」
足下の、焦げた虎を示す。
「組が潰れるかもしれんだとっ!!」
興奮する組長。
やばいかもしれない。
組長の依頼は、組長を呪いから守ることだったから、
一応果たしてはいるものの、
組の存続が危うい状況で、組長が納得してくれるかどうか。
「そうか・・・組が潰れるのか・・・」
しかし、打って変わって、消沈する。
がくりと、下を向き、うつむいたまま、なにかを考えている。
どうしたのかしらね?
さあ、わかるわけないじゃない。
こそこそと、タマモと令子。そして、いきなり、
がばっ、
と顔を上げる組長に、
びくっ、
と反応して、背筋を伸ばす。
「ならば仕方ない。これを機に堅気に戻ろう、そうしよう」
「「は?」」
いきなり上半身の服を脱ぐ。
片方の腕と背中全体を覆う立派な刺青。
を、
ぴりぴりぴり・・・
剥がしていく。
「って、え? 刺青って剥がせるもん?」
「そんなはずないじゃない。まさか、シール!?」
呆然とする一同の前で、
「ふっ、肩の荷が下りたな。清々しい気分だ」
脱皮した組長は、ゆっくりと事務所から出て行った。
「組長さん?」
「君、わたしはもう組長ではない。ただのオッサンだ」
「じゃあ、オッサン。これから、どうするんだ?」
「そうだな・・・土地でも買って、耕すか」
忠夫が声を掛ける。
「へえ、だったら、良いとこ、知ってるぞ」
数ヶ月後、
「先生、西の畑も、終わったぞ。
それから、今日の分の収穫だ。こっちがあんた用、
こっちが、草食系の妖怪の分だ」
「ほう、なかなかの出来じゃないか」
「おう、土をいじるのは向いてるようでね」
「ご苦労だったね」
霊能女医、小石川冴子の土地で、
妖怪たちのために、
日々、畑を耕すオッサンの姿が見られたという。
ただ、たまに、変わった野菜も生まれるらしい。
踊るトマト、
しゃべるナス、
軍隊トウモロコシ、
そして、
女を口説くカボチャ。
「いよっ、こんち、またまた、良いお日和でげすな」
無論、冴子は、新たな研究対象の誕生に喜んだ。
〔あとがき〕
はじめて知りました。
どうしてタイガーが、いつも影が薄いキャラなのか。
こいつ、むっちゃ使いにくー、書きにくー!!
全文削除して書き直すこと四回、
しかし、まったく巧くいかない。ダメダメ。へぼへぼ。
ちきしょー、どちきしょー!!
GS試験にはいる前に、登場させとかな、いかんだろうと、
タイガーのためだけにこの話を書いたというのに、
こんなことだったら、オッサンを主役に持ってきた方が良かったかも。
絶対に、わたしの能力不足だけが理由じゃないぞ。
ピートも、結構使いにくいから、
GS試験対策に、動かしやすい設定を加えることで、解決したところだというに、
タイガー…こやつ、どうしてくれよう。
う〜ん、切り捨てごめんってことで、切り捨てるか?
いや、試験でとことん、いじめてやろう、そうしよう。うむ。
ここに対タイガー復讐計画勃発。
エミさんに叱られるがよい。
というわけで、わがままヒステリックな、ひかるでした。
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わはははは・・・・・・お気づきになられました?
ホント、ムズイんスよ、コイツの喋り方って・・・・・・どこかエセだし・・・・・・やっぱ薩摩弁の方が文章楽っス。
いや、某は九州じゃないんですけどねw
でも、流石に横島のこと知ってるエミさんスね。彼に危害はいかず、且つ任務は成功してるんスから・・・・・・。
【片やマン(2004.12.09 22:09)】
組長イベントはこうなりましたか、組長が原作より良い扱いですね。
令子よ、タイガーを因幡に食わせてはいけないでしょう。
因幡はグルメですから、タイガーなんかを食べたら腹を壊すでしょう!
エミさんはタイガーより忠夫のほうが重要なんでしょうね。
忠夫のほうが扱いが良いからそう思ってしまったかもしれませんね。
組長は冴子さんの所に就職ですか、研究対処に選ばれましたが、
挫けずに頑張って欲しいですね。
タイガーは扱いづらいキャラかもしれませんね。
言葉遣いが難しいですしね。
【紫苑(2004.12.09 22:15/2004.12.10 14:37)】
原作より賢いぞ、エミ。美神との直接対決を避けて依頼達成を図る辺りクールでもあるし。タマモの実力知ってて警戒した分考えたのか?
能力はおろか、存在自体忘れられてたタイガー、ここ最近のお約束ではあるけど、少しきついかと。しばし悩んで思い出すくらいでも良かったのでは。
…ま、それで思い出すのが陰念とかジェームズ伝次郎とかの勘違いでもいいけどw
【MAGIふぁ(2004.12.09 22:40)】
今後の野菜達の活躍に期待したい
【K.J(2004.12.09 22:58)】
く、組長がいなくなったらシロを助ける為に一時的に逃げ込む組長の別荘が無くなる!!!!!!!??????どうするんですか!!!???
あと、この世界のエミがこの世界の忠夫を巻き込むだろうか?(^^;;;;ちょっと疑問(−−;;;
最後に!これはこれで良し!!!
【D,(2004.12.09 23:43)】
タイガーの影の薄さが炸裂でしたな。
不遇。それは君のための言葉だ。
組長さん、事務所とかにも野菜を送ってきてくれそうですな。
全部因幡のエサになる気もしますがw
【トレロカモミロ(2004.12.09 23:56)】
タイガーがひどい扱いと言うけど、よく考えると自力で力使いこなしてる!すごいぞタイガー!
今回はみんな結果オーライなんですね。エミさん組つぶせて令子たちも金は手に入る。そして組長さんは予想どおり足を洗ってしまう、と。
いや、忠夫がケアしてるとこですでに思ってたんですよ。じっくり話を聞いてあげたりしたら悟って真っ当になってしまうだろうな〜って。でもまさか令子たちの依頼達成まで問題なくすんでしまうとはびっくりです。信じるものは救われるんだ!やったあ〜〜♪
【九尾(2004.12.10 01:18)】
タイガー…………影の脇役候補が現れましたね(藁
登場人物から作者までにいじめられるタイガー。
出番が薄い割にはなんか頭の隅っこに残る人物。
作中に出すのをすっかり忘れて、後書きとかに出てきて妙な存在感がある虎。
でも………あくまで影の脇役「候補」。
正規の脇役レベルの存在感もないし、敵役レベルの強さもない。ギャグとして出すほどののキャラもしてない。
そんな彼の本名はタイガー寅吉、日系人?だ。
【水カラス(2004.12.10 03:17)】
哀れタイガー(いろんな意味で)良かったな、組長。今回、この二つに尽きるよーな(笑)ただ、因幡はタイガー喰うの嫌がりそうだと思ってみたり(酷)
【柳野雫(2004.12.10 04:42)】
忠夫に完璧に忘れられているタイガー。ああ、いと哀れ<爆>。
…狛犬の方は私が完璧に忘れていましたが<滝汗>。彼らにも出番を与えてやってください。
【ファルケ(2004.12.10 05:35)】
予告どおりだと1章もあとちょっとで終わりですね。
2勝期待しています
【ttt(2004.12.10 05:39)】
あはははっはタイガー影薄すぎです
あんなに目立つ図体していて忘れられるとは
かなり笑えますね
【紫竜(2004.12.10 05:46)】
た、忠夫クラスメイトなんだからせめて顔ぐらい覚えておこうよ。
タイガーって体はデカイし、喋り方に特徴あるし、滅多に無い名前なのに何で影が薄いんだろう?
野菜達と忠雄&因幡のファーストコンタクトが楽しみです。
まぁ因幡に喰われて終わりだろうけど…
【KEN健(2004.12.10 09:48)】
はじめまして、ケルベロスといいます。
普段は横島逆行系をよく見てるせいか、ひかるさんが書いているこの作品はとても新鮮で面白かったですこれからもがんばってください♪
>草食系の妖怪
・・・うーんトマトあたりが反乱を起こさないか何故かと期待してしまいますねぇ(苦笑)
【ケルベロス(2004.12.10 14:23)】
こんにちわーナナシです
今回の話で印象に残るのは、、、
タイガーの扱いの悪さと組長が蚊や魏に戻ること
タイガー君けっこう酷な扱いですね^^;
クラスメイトなのに名前すら思い出してもらえない、、、
でも一人で暴走しないで使いこなせたのはすごいなぁ。
組長さんは冴子さんのとこですか
シロちゃんの話では組長の別荘使ってますが
別荘は売らないでほっといてあるのでしょうか?
ともあれ次の話がたのしみです。
【ナナシ(2004.12.10 16:19)】
忠夫と話し込んでる組長、色々溜まってたんですねぇ。
でも、これからはのんびりと出来るようで…
組長、お幸せに〜♪
そういえばタイガー、試験前に居たんだっけ……忘れてました(汗
【丸猫(2004.12.10 20:08)】
〔レス返し〕
>片やマンさんへ
笑うなんてひどい〜〜。
ぎゃー、とか、うがーとか言いながら、苦労したのに〜。
エミさんって、令子よりもはるかに計算高い気がします。
令子って、行き当たりばったりみたいな面もあるし。その結果ですね。
>紫苑さんへ
こういう渋めのオッサンって好きなんですよね。
美食家因幡としても、タイガーは遠慮したいかも、ですね。
組長の天職だったようですね、畑いじり。
研究対象になったのは、謎野菜の方ですよ〜。
>MAGIふぁさんへ
はじめは裏で、タマモがエミと連絡をつけて、
双方に利があるように仕向けようかとも思ったんですが、
それってかなり違法っぽいので、エミの戦略勝ちになりました。
いや、未来のタマモって、タイガーとどれくらい面識があるのかなと、
ふと悩みまして。実際、あまり知らないんじゃないかな〜。
>K.Jさんへ
野菜のうちのひとつは、配役が決まってます。
あとは、警備兵みたいに、野菜軍が活躍するかも。
>D,さんへ
フェンリル編も、原作とは違う流れになるでしょうから、問題なし。
忠夫を巻き込むと言っても、タイガーがやっているのはあくまで時間稼ぎ。
忠夫たちに物理的被害が出ることは、ないでしょうからOKです。
>トレロカモミロさんへ
はじめはタイガーも、もうちょっと活躍する予定だったのですが、
あまりの使いづらさに、こういう結果になってしまいました。
わたしが悪いんじゃないだもん、タイガーの自業自得だもん。
オッサンキャラって好きなんで、組長もたまには書いてみたい。
>九尾さんへ
そのうち、GSキャラ全員、実力底上げをする計画なんですが、
第一号がマリア、第二号がタイガーってとこですね。
タイガーを暴走させるのさえ、もう面倒でいやだった、という理由も、
あるかも知れませんが。
まあ全員巧く解決、万々歳の大団円。これも忠夫効果かな。
オッサンにしろ、エミの変化にしろ。
>水カラスさんへ
こんな言葉を知っていますか。
「愛の反対は憎しみではありません。無関心です」
そうご存知、マザー・テレサのお言葉。
うむ、ッてことでタイガーは、虐めるのではなく、
無視(シカト)でいきましょう。にゃははははは#
>柳野雫さんへ
ええ、絶対、因幡も喰いたがらないと思います。
ってか、絶対ダメだよ、因幡ちゃん、あんなの食べたら品位が欠けるよ〜。
>ファルケさんへ
当初は、忠夫に忘れられたり、なんて予定はなかったんですが、
使いづらさに、プッツンして、こういう扱いになりました、タイガー。
狛犬は・・・どうしましょう・・・
>tttさんへ
あ〜い、がんばります。まあその前に「断章」という、
章を設けるつもりです。
>紫竜さんへ
もしかすると、原作者さんさえ、実は扱いに困っていたんでは?
とか思ってしまう、わたし。
>KEN健さんへ
忠夫が覚えていないのは、
でっかいものが、すぐそばにあると、逆に目に入りにくいせいではないか、と。
タイガーの影の薄さは、
使いづらい→活躍させられない→目立たない。というシステム。
謎生命ギルド発足。総帥因幡、近衛兵・野菜。なんちって。
>ケルベロスさんへ
あろ〜、はじめましてです、ひかるです。
気に入って頂けたようでありがとうです。
原作から、離れすぎという指摘もしばしばもらうので嬉しいです。
まあ、反省しないわたしが悪いのですが。
トマトが反乱を起こした場合、
憲兵トウモロコシsが、実を弾丸のように飛ばして鎮圧します。
>ナナシさんへ
タイガーも、はじめからこの扱いだったわけじゃないですよ。
使いにくいあいつが悪いんだ〜〜〜、と開き直ってみたり。
暴走しなかったというより、暴走する権利も与えませんでした。
フェンリル編の時に、別荘に行ってみたら、一面畑になってたりして。
>丸猫さんへ
忠夫は一服の清涼剤? カウンセラ忠夫大活躍です。
組長は、きっと幸せだと思います。
好きな畑いじりができて、
しかもすぐそばに、作物を美味しそうに食べてくれる存在がいて、
そのうえ毎日、超美人さんに会える。
【ひかる(2004.12.10 21:47)】