泣いているタイガーは、彼女の魔理に任せて横島達は店に入っていく。
(・・・タイガーの扱いが酷い様な)
さて。
店に入った横島達だったが、初めに言われたのは横島の学ランのボタンだった。
「さて、横島クン。約束の物を預かりましょうか?」
美神は店の中に横島が完全に入った事を確認すると、そう声を掛けた。
「み、美神さん。俺はいいんですけど、本当にこんなのを欲しいんですか?」
美神に返事を返した横島は、学ランを脱ぐと美神に渡した。
「まぁ〜ね〜♪
さぁ〜皆!手に入ったわよ!横島クンの卒業式で着ていた学ランが!」
美神がそう言うと、集まっていた女性達から歓声が上がった。
ここで卒業パーティーに集まっている人物を紹介しよう!
先ずは女性達から行ってみよ〜!!
No,1! 最近はお金より横島が大好きだ!やっと大人になったか。美神 令子!
No,2! 幽霊の時から横島LOVE!黒くはなるなよ。氷室 キヌ!
No,3! 最近は異性として横島を感じている!心も大人になろう。犬塚 シロ!
No,4! 自分の傍でずっと守ってね横島!と想っている!タマモ!
No,5! 横島さんに出す料理には最高のスパイス『愛情』を入れています。と豪語する!魔鈴 めぐみ!
No,6! 神界の掟が何ですか!人の恋路を邪魔する奴はペガサスに蹴られてしまえ!小竜姫!
No,7! 最大のミッションは、横島を独り占め!それでいいのか。ワルキューレ!
No,8! 姉さんごめん。私は恋に生きます!ルシオラが泣いているぞ。ベスパ!
以上、横島に異常な程の愛を捧げる女性達でした。
続いて、色々と作戦を練っていたりする女性達を紹介しよ〜!
No,9! 横島君の血を美神家に!戦略は十分だ!美神 美知恵!
No,10!横島君は〜、六道家に相応しいわ〜。と、冥子の母!六道 冥菜!
No,11!後、数年後が勝負でちゅ!その頃には多分横島は結婚しているぞ。パピリオ!
以上の三名が、色々と考えている女性でした。
【No,9と10の人はどんな作戦なのか怖いですね・・・(by キーやん)】
補足は二名です。
冥子は自分の気持ちに気付いておらず、横島に近づく女性達に少しムッとしています。
小笠原 エミは例の如く、ピートに纏わり付いて・・・いない!?
〜〜某所での会話〜〜
【どう言う事ですか、サッちゃん!?】
【わしに分かるわけないやろ!】
【何でですか!彼女の管轄は貴方でしょ!?】
【そないな事言うたら、冥子って女性はキーやんの管轄やん!?】
【うっ!・・・待ってください。今、情報が来ました】
【何て書いてあるんや?】
【えとですね・・・】
緊急参戦!
Nn,12振り向いてくれない男より、優しい男をとるワケ!そんな理由でいいのか。小笠原 エミ!
【ヨコッちもてすぎや・・・。あの話が言い難いやん・・・】
【ええ。人数はかなり増えてしまいましたが、やはりあれを実行するべきですね】
【そうやな。ヨコッちにはまた、辛い思いをしてもらう事になるんやから、
これ位は宇宙意思も許してくれるやろ】
【と言うか、無理やりにでも横島君と行って貰いましょう】
【キーやん、その話はまだ内緒や】
・・・思いっきり言ってると思うのは気のせいですか?
【きっと気のせいです(や)】
・・・そうですか。
〜〜会話終了〜〜
「じゃあ、これから『横島クンの第二ボタンは誰の手に!?
横島クンの第二ボタン争奪バトル』を始めるわよ!」
女性達の歓声が、美神の言葉によって更に大きな物と化した!
それを冷や汗を流しながら眺めている横島は、美知恵に助けを求める視線を投げるが、
美知恵は『諦めなさい』と首を振る
それを見た瞬間、横島は先程のタイガーと同じ様に、ダーと涙を流すのだった。
この後、横島はどうなる!店は半壊か!?制服は無事に帰ってくるのか!
次回に続く。続くったら続く!
あとがき
えと、まずはD,さん。
何故先の話を知ってらっしゃる!?ぶっちゃけ驚きました。
確かに、読めると言えば読めるのですが、レスを見たとき本気で驚きました。
零紫迅悟さんお久しぶりです。
それに、久々のご指摘ありがとうございます。確かに変でした。
言われないと気付けない部分もあったりするので、助かります。
九尾さん、ありがとうございます。
>この横島が何故逆行しなければならなくなったのか
これは向こうの作品の敵の名前を使おうかと思っています。
もちろん、敵の能力は全くの別物になりますんで、楽しめると思います。
帝さんありがとうございます。
>向こうと違う展開が新鮮ですw
そう言って頂けると幸いです。
二作目で逆行系なんで、頑張って面白いものを書こうと思ってます。
これからもお願いします。
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