▽レス始▼レス末
「横島育成計画・本章23(GS)」ひかる (2004.11.30 20:59)



「あら、忠夫くんじゃない、久しぶり」
「おう、忠夫、珍しく学校来たな」
「あんまり、さぼっちゃダメよ」
「長いこと来ねえから、顔を忘れかけてたぞ」


久々に学校に来た忠夫に、クラス中から声が掛けられる。


「一体、何してたんだよ?」

「んー、山ごもり」

「山ごもりぃ!? クマとでも戦ってたのか?」

「いや、クマじゃなくて竜だったりして」


なかなかに、人気者である。

一見、シャープな感じの雰囲気で格好良く見えるものの、
けっこうドジやボケの多い忠夫は、
クラスの弟、みたいな感じで可愛がられている。



「あれ? なんか机がぼろい」

だが、自分の席にいくと、
完全に木製の、古い机が置かれている。



「なんだ、いやがらせか?」
「いじめだったら、わたしたちがいじめ返してやるわ」
「本当にぼろいな。どっから持ってきたんだ?」



周囲は、はじめてその机に気づいたようだ。
犯人を見つけようとか、
新しい机を持ってこようとか、
周りが盛り上がる中、当の忠夫は、

「ま、いっか」

普通に着席していた。

「ま、忠夫だしな」
「忠夫くんだしね」

けっこう無頓着らしい。





机の中で、ぎょろり、と眼が動く。

そして、腕がにょきりと出てきて、



「あっ、そういえばさ・・・」



すかっ



絶妙のタイミングで席を立つ忠夫。

「数学ってどこまで進んだ?」

「えっと、このページ」

「おわっ、結構進んでるな〜」

「つうか、お前が休みすぎ」



あはは、そうか、と席に着き、
カバンを探る。

すかさず、机の中から腕が、



「あっ」


すかっ



落ちた筆箱を追いかける忠夫。
拾ってから、また席に戻る。

「あれ、弁当忘れたかも・・・」

やばいな〜。

「あら、分けたげようか?」
「たまには一緒に食堂行こうぜ」

周りからの温かな誘い。
う〜ん、妙神山から降りてきたとこだけど、来てよかった。

そろり、そろり、慎重に忠夫に近づく腕。


 とんとん


「因幡ッ!?」


 すかっ


窓を叩くような音がするので見てみれば、
外で白ウサギが飛んでいた。

「あ〜、因幡ちゃんだ〜」
「本当、相変わらず可愛い」
「また来たのか、あのへんてこウサギ」

クラスの皆もすでに、よく知っているらしい。
マスコットというか、アイドルだ。
たまに朝からついてきて、忠夫の頭の上で授業を聞いていたりする。

「飼い主より頭良いからな〜」
「弁当、持ってきてくれたんじゃないか?」

「ほんとだ。因幡、ありがとな」
「み」

窓を開けて、入れてやる。
すかさず忠夫の胸に飛び込んでくる因幡。

「きゃ〜、可愛いわね」
「ねえ、触らせてよ」

「み!」

嫌がっている。



周囲に人が集まり、怪しい机もあきらめたかと思えば、

再三、かわされ、屈辱に燃えたのか、リベンジ。


腕が、そっと、忠夫のベルトに、



 がぶ



「痛〜い、痛い痛い痛い、いや〜ん」


因幡に噛みつかれたまま、
机の奥へと引っ込んでいく正体不明の腕。

「因幡!?」

因幡までが、そのまま引き込まれそうになり、

「青龍鞭!」

腕に霊糸を巻き付けるが、


 ヒュゴッ


そのまま忠夫も因幡も机の中へと吸い込まれた。


「忠夫!」「忠夫くん?」

クラスメイトの見ている中で。









どすん。


お尻から落ちる。

「痛て〜」

ぽとん。

頭に落ちてくる因幡。

周りを見回すと、そこも教室。
しかも、古い。そして、



「あい〜? 不良ちゃんですか〜?」

「だから、やめろー。って、小萌先生?」

ミニマムサイズ。
背丈百三十の高校教師が、
謎の教室で授業をやっていた。

「久しぶりですね、土蜘蛛以来でしたっけ。
多分、忘れ去られている気がしますが、
なにしてるんですか、こんなとこで?」

「先生は先生ですから、先生をしてるです〜」

「・・・」




新しい仲間か、とか、
何十年もこの中に、とか、
妖怪の中なんだ、とか、
君も一緒に学校生活をエンジョイしようぜ、イェイとか、

教室にいる生徒たちが寄ってくるが、すべてスルー。


忠夫は、

「そこの可愛いお嬢さん?」

少し、後ろの方にいる、きりっとした感じの少女に呼びかける。

「あら、可愛いだなんて、会って間もないのに。でも、これも青春♪」

「お手を拝借」

「それはダメ」


片方の腕を背中に隠す少女。


「・・・・・・」
「・・・・・・」

見つめ合う忠夫と少女。

「お手を」
「ダメ」

「お名前は?」
「愛子よ」

「握手しません?」
「まだ早いわ」

いやん、と照れる。

「握手くらい良いだろ?」
「ちゃんと段階があるのよ」

めっ、と指を立てる愛子。可愛い。

「それじゃ、仕方ない」
「わかってくれた?」

「最終兵器・因幡!」
「み!」


 ばさっ


耳で羽ばたき飛んでいくウサギ。


「きゃ〜、わかりました、わかりました。
 うう・・・わたしが机の妖怪です〜。ごめんなさい〜」


因幡の歯形がついた、腕を見せる。

青春したかったこと、
学校の雰囲気を楽しみたかったこと、
自分が妖怪でみんなを引き込んじゃったことを白状したのだった。

さすが、因幡。
簡単に事件解決。最強、ってか最凶。あるいは最恐。



「も〜、ダメです。そういうことしちゃ」

「はい、ごめんなさい、先生」

机妖怪、愛子が、ちっちゃな先生に頭を下げる。

「もうしません」

流れる涙。



「そういうことじゃないですー。相談したいことがあったら、
ちゃんと先生に言ってくれなきゃダメですって、言ってるんですー」

「先生・・・」

「で、相談事はなんですー?」

「わたし、わたし、備品としてでも良いから使ってもらえませんか?」

「もっと正直に言うですー」

ごしごしと、愛子の涙を拭いてやる。



「わたし、学校の授業を受けたいです! 青春がしたいんです」

「よく言えたですー。じゃあ、この小萌先生が、どうにかしちゃうですー」

「本当ですか?」

「嘘言わないですー。ところで、みんなを元に戻せるです?」

「はい。時間もちゃんと元の所に・・・」

「じゃあ、頑張って今日中に戻すですー」

「はい、先生」


よかったな、愛子くん、とか、
これこそ青春だ、とか、

オレ、なーんにもしてないけど、めでたしめでたし?








その日、教室に戻ってから、
愛子のことをクラスに紹介、さらには校長まで話を通し、

うちはこんな生徒を待っていたんだー、とか、なんとかで、
転校生・愛子が誕生した。


放課後、

「ところで、なんでオレを狙ってたんだ?」

ふと、愛子に聞いてみる。
まあ、明確に理由があるとは思えないが。
多分、なんとなく、選んでいたのだろう。



「ああ、それは先生が言ったですー」

「は?」

しかし、愛子が答える前に、声がした。


「妖怪かなにかに捕まったのはわかったですから、
 先生をしてくれって、みんなに頼まれたときに、
横島ちゃんが来るなら、授業をするって言ったですー」

「それで?」

「黒板に、わかりました、って文字が浮かんできたんで授業してたですー」

他に身近にGSもいなかったのであろうし、
小萌が打てる唯一で最善の手だったのかもしれないが、

・・・躊躇無くオレを巻き込むか・・・。
いっそ、清々しいほど、容赦ないな。



「よく、そのなりで先生だって信じてもらえましたね?」

言外に、ちっちゃいのに、言う。


「むー。横島ちゃんと違ってみんな素直で良い子だったんですー」

「まあ、小学生を嘘つき呼ばわりするのが可哀想だったんでしょうねえ」

「な、なんてこというです。やっぱり、不良候補ですー」

「不良って言うなー! どチビー」

「な。チビって言う方がチビなんです」



そんな教師と生徒の言い合いを、

くすくすくすと、楽しそうに愛子は見ていた。


可愛いお嬢さん、か。
素直に握手しても良かったかな。

はじめて、満たされた瞬間だったかもしれない。










「ただいま」

「おかえり〜」


抱きッ ひょいっ


「あ、避けたわね」

「いい加減やめようよってば」

玄関先で毎日のように、なんだかんだと、
似たようなイベントが起こされる。忠夫とタマモ。


「右京、左門次!」

タマモの声に、がばっと二頭の狛犬が忠夫の足にしがみつき、

「えへへ、抱きッ」

「まったく・・・」

今度は逃げられない忠夫に抱きついた。

「満更じゃないくせに〜。気持ちいいでしょ?」

「なにが」

「むね」

ぶっ

あらあら、真っ赤だ。純情ね〜。
ってか、お前が悪女なのだ。




不意に、表情を改め、

「久しぶりに、組み手しない?」

「ん? 望むところ」





一時間後、異界化した修行部屋で、
二人は向き合っていた。


「でも、なんで急に?」

「妙神山で、あんたの影法師を見たときにね、
 結構強くなってるみたい、と感じたの。
だから、どれくらい強くなったのか見てみようかな、と思ってね」


両者の間で、「み」と、因幡が旗を振り下ろす。



忠夫から、小型の傘、玄武弾が飛ばされ、
タマモが扇で弾き、防ぐ。

閉じた傘と、扇が数合渡り合い、炎が飛ぶ。

忠夫がときたま、かき消えるようにして移動するが、
タマモの姿もかき消える。幻術だ。

そして、扇による突風が忠夫に叩きつけられ、地に伏せった。


「はあ、やっぱ、強いなあ。タマモ姉は・・・」


しかし、

タマモはどこか冷たく見つめていた。


「どこが、望むところよ」

「ん?」

「ちゃんと、本気を出して戦いなさい」

「・・・・・・」


そう言われても、全力をタマモにぶつけるなど、長い間していない。
大阪にいた頃が最後だ。

あの頃と違って、自分の技は殺傷力がある。

躊躇が残り、常に中途半端な攻撃になった自覚はある。






「悪食だって使ってないし」

「タマモ姉に攻撃するのに、悪食は力貸してくれんって」

「そんなことねえぞ、小僧」

「って、言ってるわよ」



どういうつもりだよ、悪食。

お前こそ、どういうつもりだ?
まさか、お前が全力出すことで、姐さんがどうかなるとでも、
うぬぼれてやがるのか?

そうじゃねえけど・・・
お前は平気なのかよ?

全力でぶつからねえ方が失礼だろうがよ。
見てもらえよ、どこまで成長したか。

でも、タマモ姉に振るうための力じゃない。

その、いざってときのためにも、
姐さんとの、力の差を知っておくべきじゃねえのか?




「忠夫!」

「・・・タマモ姉も全力でくるのか?」

「ええ。といっても、わたしが今使いたくない力があることも説明したわね?」

人を魅了してしまう、などの、大妖としての力。
そして、神族の域にある巨大な力。
どちらも使えば、タマモに変質が起こる能力。
大妖として堕ちるか、神族が迎えようとするか。

できるかぎり、使わないに越したことはない。

「それ以外、つまり普段の除霊で使ってる能力の範囲で、本気でいくわ」

「・・・わかった」






その場にたたずみ、静かに目を瞑る忠夫。
呼吸を整え、霊圧を高めていく。

それを見て、にやりとタマモは笑う。
ようやく、ちゃんとやる気になったか。

ばさり、と扇を開き、ぱたぱたと扇ぐ。



「そういえば、本気の攻撃で、その扇、大丈夫?
 大切なもんなんやろ?」

「大切なものでも、使うためのものなんだから使わなきゃ意味ないし、
 それに、これは強いわよ。
今の忠夫じゃ悪食で思いっきり斬りかかっても、傷ひとつつかないわ」

「え!」





当然だ。

これはタマモが知る限り、最強の男が、
世界最高といわれたGSが、
手ずから創った「花鳥風月」シリーズのひとつなのだから。

既に亡くなった横島が、
過去となった未来の横島が、創ってくれたものだ。



棍、刃、鞭の三つの使い方が出来る神通棍、
さらに、何百もの小さな刃片となって、広範囲の敵を切り刻む奥義を持つ、

美神専用神通棍・花散里(はなちるさと)。


涼やかで、あまりに美しい音色を紡ぎ、
百以上の霊を意思のまま、個々に操ることができる、

おキヌ専用銀笛・鳥時雨(とりしぐれ)。


銀の月を宿したような一振りの太刀、
奥義・有天円月は、半径十数メートルのものを根刮ぎに斬り祓い、
真奥義・無天新月は、空間ごと切り裂くという、

シロ専用御霊刀・月神樂(つきかぐら)。


それらに並ぶ、至高の一品、
タマモ専用霊扇・風千鳥(かぜちどり)。


今のタマモの力では、その全能力を発揮することは出来ないが、

それでも、神剣の一撃くらいなら軽く防ぐことは出来るだろう。
それどころか、最盛期なら叩き折ることすら可能だった。





でも、いずれ、あなたにはその男を、
そして、まずは、あの男の弟子たるわたしを越えてもらうわ。




「そろそろ、いい?」

「おっしゃ」


 ぱちん


タマモが扇をとじる、その鋭い音が合図となった。





「玄武弾、連射!」

腕から連続して、傘が飛ばされる。
閉じたままのそれは、しかし刺さってから広がれば、
貫通炸裂弾の役割を果たす。

しかも、直線的に飛んでくるのではない。

弧を描き、真上から、右から左から、
さらには上から大きく後ろに回り込んで、全方位から飛んでくる。



「おかしい」

ここまで、うまく操るスキルはまだなかったはず。

鋭く目をこらす。

すべての傘に繋がっている細い細い糸。
見えるのではなく、感じる。これで意志を送っているのか。

忠夫が左手に、数本の霊ペンを持っているのが見えた。
あれから糸を紡いでいるようだ。




全方位から迫る傘を、
突風で、ぐるりと、防ごうと思った途端、

 バサッ バサバサバサッ

直前で、次々と傘が開いていく。

当然、空気抵抗で速度も遅くなる。

まさか手加減して寸止めのつもりか?

勢いよく開きすぎたのか、傘がすべて、反り返ってしまっている。


「どういうことよ?」


だが、いつもと傘の形が違う。
八角形でなく、五角形と六角形の傘。
繋がれば、まるでサッカーボールみたいになるだろう。

・・・!!

「半球をつくって閉じ込める気?」


でも、風の方が速い。
傘ではなく、忠夫を狙って、扇を大きく後ろに引き、

開こうとしたが、


「悪食、青龍鞭!」

 しゅるしゅるしゅる

糸が扇に巻き付き、開けない。

「悪いね、姐さん」

糸を伝って悪食の声がする。



 ガチャン ガチャガチャン



「玄武牢」


いくつもの傘がタマモを包むようにして、融合。
半球となって、タマモを囚える。

その牢に糸で霊力を注ぎ込みながら、


遊天


宙へ跳ぶ。


手のひらを、タマモを捕らえた牢に向け、

「白虎砲・弐式。爆裂弾」



貫通力を重視した壱式と違い、
爆発力を重視した霊波弾がレールガンの要領で放たれる。

手から射出される直径一メートル弱の球。弾。

牢に向かって、スゴい速さで放たれるが、




「火乃香紅蓮(ほのかぐれん)!!」



渦巻く炎が天を穿つ。

玄武牢を、糸を、さらには白虎砲をも、燃やし尽くす。



「良いコンボだったわ。それに、今の一撃も申し分なかったし」

当然だ、手加減してないもん。

しかし、タマモお姉様は余裕の様子。




「ちっ」


遊天閃地


地面に降り立った瞬間、地を蹴って加速し、

傘を槍のようにして構え、突っ込む。
突進系最大の威力を持つ攻撃。



「小僧、幻術だ」



が、すでにタマモはそこにおらず、
幻術の偽物を置いていた。

「くっ」

やばい気がして、逆噴射のようにし、速度を落とす。

丁度、幻のタマモが立っている辺りに、符が置いてあった。



特殊な紋様と文字。
タマモの手書き。
これはたしか、・・・・・・爆符!


 ドカン!


傘を開いて、爆発のダメージを防ぎ分散するも、
ごろごろと、爆風に押されて転がる。

離れたところにいるタマモが見えた。



「はあ、はあ」

はじめのコンボで霊力使いすぎ。

傘もすでに消えた忠夫。




よくやったわ。たいした成長。
さすがわたしの弟、もといわたしの忠夫よね。




符と一本の髪の毛を合わせ、分身をつくるタマモ。
さらに自身は、小さな狐に化けて、

「?」

バサッ

分身のタマモが、扇で豪風を起こし、
その風に乗って、一瞬で、タマモが目の前に現れた。

風速の移動。

「なっ」

ぽふんと、また人の姿になり、

「ジ・エンド」

扇を振りかぶり、






「!」






動きを止めた。





首筋に感じるこの冷たいものは何?

忠夫は何も持っていないのに・・・。
でも、なぜ右手を何か掴んでいるような形に・・・?



そっと、自分の首筋に当たっているものを触る。

何も見えないところに、硬いなにかの感触。

すっと指の皮一枚が切れた。



「まさか・・・」




何も見えないその場所に、黒い刃が現れた。

「はあ、もう霊力限界」

「あ、悪食の不可視化!?」



第一形態を刀で具現、第二形態で透明にしていたというのか。




「まさか、最近、透明の棒を振ってたのは、このため?」

見えない武器を操るイメージを自身に定着させるためだったのか。

「いきなりだったけど、うまくいったな」

「ゲハハハ」

にやり。

してやったり、という会心の笑顔。



そして、いつもタマモに言われていた言葉を返す。


「とどめさすとき、油断しすぎ」

「・・・ぷっ。ふふ、生意気」



晴れ晴れと笑うタマモ。

「今回は負けちゃったわ〜」

「次も勝つ」



なんだかんだいって、
タマモがある程度手加減してくれているのはわかっている。

それでも、勝ちは勝ち。




いずれ、きちんと追い抜いてみせる。


「夕飯一週間、タマモ姉が当番ね」

「は〜い。でも、そんなことでいいの?」


ん? 小首をかしげ不思議顔の忠夫。




「なんなら、チュウしてあげようか?」

「ぎゃー」



なぜか逃げ出した。


「なんか、逃げ出されると、傷つくんですけどー」


でも、顔は真っ赤だったから、いっか。
夜中、またベッドに潜り込んでやろ。





忠夫、当分、タマモには勝てそうもない。







そして、物語はゆっくりと加速する。







〔あとがき〕
愛子登場。でも、ちょっとだけ。

本章第一部の中間地点というか、
流れの転換にあたる一話です。

ここからは、原作の小さな話とかは、
わりと飛ぶことになると思います。

そして、今まで、霊能の下地を耕してきた忠夫。
いきなりってわけじゃないですが、


そろそろ開花のじきが近づいてきたかな。

次回、パイパー編。
活躍するのは、悪女ッぷりを披露するタマモ姉かも。

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△記事頭
  1. …純情ですなぁ、この横島君はw
    それにしても横島君は本当に強くなりましたな。
    最強のGSも決して遠くではなさそう。頑張れ!
    トレロカモミロ(2004.11.30 21:39)】
  2. 忠夫は人気者ですか、原作でもそうでしたね。
    因幡は受け入れられていますか、人化したら大変な事になりそうですね。
    小萌先生がひさし振りに登場ですか。
    忠夫が愛子と漫才ですか?
    小萌先生が原因ですか、忠夫は苦労人ですね。
    やはり、タマモは悪女ですね。
    横島が武器を作っていたとは考えませんでした。
    タマモと忠夫の戦いは凄いですね。
    次はバイパー戦ですか、忠夫が小さくなって
    小萌先生と逢わせて見たいですね。
    紫苑(2004.11.30 21:52)】
  3. 全力でぶつかるってことを一つ知りましたね。傷つけたくないなら大きな傷をつけないでも勝てるくらい実力を持てばいいって思えるようになれたなら嬉しいのですが。
    実際それくらいなれますよ、ここの忠夫。むしろ『横島』は超えるべき壁って感じです。花鳥風月に対抗して風林火山でもつくるか?
    愛子とのやりとりで、先生が先生らしく見えました。わかってないな〜忠夫。真の先生ってもんは青春してるみんなにはわかるのさ!
    その先生ですけど、次回出るパイパーの能力受けても変わらなさそうですね〜。からむシーンはないかもしれんけど。想像したら笑ってしまって。
    九尾(2004.11.30 21:54)】
  4. 透明の棒を素振りしていたのはそういう理由だったのか、納得〜
    しかしBCとは逆バージョンですね、意思具現から透明化とは…
    まぁ黒猫みたいに簡単に避けるキャラは当分先でしょうね
    愛子編、あっさり終了、因幡強し!
    それにしても横島、また随分凄いのを作ったものですね
    どっかの固有結界が頭に浮かんできましたよ
    しかしタマモ、悪女だな〜そこがいいんだが(笑)
    煌龍(2004.11.30 22:11)】
  5.  横島いじめると、クラスの人間全てが苛めた人間をボコにしそうですねぇ・・・・・
     そして愛子を落としてるし・・・・・

     最後に!横島の作りし花鳥風月シリーズですか・・・・・他にもありそうですけどねぇ・・・・・
    D,(2004.11.30 22:12)】
  6. 小萌先生、躊躇無く自分の生徒を巻き込みますか<汗>。イイ性格してるね、まったく。
    >花鳥風月シリーズ
    と、登場して欲しいー!! メチャクチャ格好いいですよ、コレら。
    ファルケ(2004.11.30 22:35)】
  7. をを、イマ○ン○○ード!?あの剣士としては半反則的能力が!!
    愛子の登場の仕方が斬新ですねぇ。十分笑えました。ところでクラスメイトがなにげに酷い事いってたよーな。
    無貌の仮面(2004.11.30 23:51)】
  8. 初っ端から相手のペースを乱すとゆー忠雄君のスキルが如何なく発揮されてますなー…そしてお供の因幡とのコンボ攻撃?も…
    愛子嬢、相手が悪かったですな。

    タマモ姉と真剣に全力で激突…忠雄君が、更に一皮剥けるためには必要なのでしょうね〜
    …それにしても、忠雄君強い…
    タマモ姉の育成計画の成果は確実に実を結んでいるようで…彼女も感無量でしょうね。
    偽バルタン(2004.12.01 00:39)】
  9. 因幡が最強だ〜♪

    愛子も横島の側にいると因幡の様になれるのだろうか…
    第二の移動物置決定!?(よしなさい

    零紫迅悟(2004.12.01 01:27)】
  10. 忠夫君と因幡、学校で人気者ですね〜。愛子も登場して、先生もちゃんと先生してて、良いですね。忠夫君との言い合いもほのぼのです。
    横島くんが作ったという花鳥風月、何かしんみりしました。皆を想っててくれたんだなぁ、と思って。
    そしてタマモ姉に勝ちましたね、忠夫君。手加減してとは言えタマモも嬉しいでしょう。強くなりましたねぇ・・。悪食の不可視化・・凄いな〜。開花する時期が楽しみですね。
    柳野雫(2004.12.01 05:14)】
  11. 純情な横島なんて横島ぢゃな〜いw

    って言うぐらいに、タマモの乳押し付けにうろたえる横島君が新鮮でした。

    愛子のエピソードが因幡一匹で解決・・・なんか、物凄く、説得力を感じましたw

    そして過去というか未来というか・・・事務所の同僚達にそれぞれ専用の道具が・・・思い入れのある品だったのですねぇ<扇
    なんかじ〜んと来てしまいました。
    純米酒(2004.12.01 06:00)】
  12. あ〜そう言えばいたね小萌先生忘れてた。
    しかしうさぎ?が(横島の頭の上で)授業を聞いたり、妖怪を生徒にしたり、今後ピートやタイガーも転校して来るだろうし六道に次いで凄い学校じゃないですか?
    KEN健(2004.12.01 09:29)】
  13. fate風にいうなら風王結界?BCの某ブレードとどちらの特性なのかな?
    エルク(2004.12.01 10:20)】
  14. やるな、不可視の剣。俺が頭に浮かんだのはFateでもBCでも無く、」フルアヘッド!ココ」の不可視の双剣だったり

    次はパイパー編でタマモ姉が活躍するらしいですが、どう活躍するんだろう?
    パイパーに子供にされそうになるけど、子供にさせすぎて、九尾の狐の全盛期(平安時代あたり)の姿になるとか!?
    水カラス(2004.12.01 13:14)】
  15. 水カラスさまのレス見て気づきました!裏浦島のネタかーーー!!
    「この姿に戻るのは久しぶり」なのかーーー!!??


    最新話見てきました。全然そんなネタじゃなかったんですね。
    ・・・ちょっと期待してたんですけど。残念!
    九尾(2004.12.01 18:04/2004.12.02 00:59)】
  16. 〔レス返し〕

    >トレロカモミロさんへ
    純情というか、ガキというか、どう成長するんでしょうか。
    今回は、どちらかというと「搦め手」的な戦い方です。
    そのうちもっと、直接的に部分も成長させよう。

    >紫苑さんへ
    原作とは、多少扱われ方が違いますが、
    忠夫が登校すると、教室が盛り上がるのは確かなようです。
    愛子、結構好きなんですよね。
    またいつか、忠夫対タマモを書きたいです。

    >九尾さんへ
    そういう出会いというか、きっかけがあると良いですね。
    「横島」というか、「タマモの中の横島」こそ、越えるべきモノですね。
    遠いな・・・。原作横島ほどの苦労、挫折があるかどうか。
    それと、あの「妖狐蔵馬」の登場シーン。
    最近、再読したてで、水カラスさんのレス読んで、なるほどと思いましたが、
    今後の予定と不都合が生じるので却下となりました。

    >煌龍さんへ
    少し、わかりにくい布石だったかも、ですね。
    不可視の刃を、最初に避けるキャラ、もう考えてあります。
    最近、良く思います。
    タマモをもっと悪女に書いてみたい、と。

    >D,さんへ
    あったかい、クラスです。原作の雰囲気も悪くなかったし。
    他は特に考えてませんが、そのうち、横島手製の武器、また紹介があるかも。

    >ファルケさんへ
    ほんとうに「いい」性格ですね。
    まあ、忠夫とある程度、仲が良いからこそできるんでしょうが。
    そのうち、出るかも、しれませんが、先になるでしょうね。

    >無貌の仮面さんへ
    愛子の登場、書いてて楽しかった(笑)
    不可視の刃、これからたまに活躍します。
    ま、いわゆる奥の手になるかと。

    >偽バルタンさんへ
    忠夫と、誰かとの初めての出会いっていうのは、いつも書いていて楽しいです。
    忠夫をハイ・テンションにすると特に。
    また、タマモと戦わせたい。いつ越えるかな〜。

    >零紫迅悟さんへ
    愛子もカードを使えたら、机の持ち運びが楽になるんですけどね。

    >柳野雫さんへ
    小萌ちゃん、良い先生ではあるようです。いい人かは謎ですが。
    タマモをもっと喜ばせたいな〜。
    忠夫、真に開花するときは、一気にするかも。

    >純米酒さんへ
    そっか、やっぱり珍しいか。
    煩悩を見せないのって、ダークものが多いからな〜。
    因幡・・・トラウマ製造器?
    そのうち、この扇で大暴れさせたいな〜。

    >KEN健さんへ
    まあ、忘れられても問題ないかも、です。
    でもまた、たまに、ほんとうにたまに、顔出すかも。
    というか、懐の広い寛容な学校ですよね、ココ。

    >エルクさんへ
    全然知らないネタですが、さっき、オフィシャルサイトで見てきました。
    ・・・うちの忠夫は、あんなに格好良くありません(きっぱり

    >水カラスさんへ
    むっ・・・またわからないネタ・・・ごめんなさい、探し当てる余裕がなかった。
    九尾さんと同じく、わたしも思いました。
    ああ、最近、再読したとこなんですよね、妖狐蔵馬の一時的復活。
    そういう手もあったか!!
    ひかる(2004.12.02 01:51)】

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