▽レス始▼レス末
「更なる目覚め(金色のガッシュ)   第七話」シンペイ (2004.11.30 16:21/2004.11.30 18:00)
「目標存在、個体名」
 
 
 
「「ガッシュ」」
 
 
 
「美味しかったね」
「ちぃと食いすぎてもうたな。ダイエットせな」
ちなみにケ−キバイキングのあと、一行は焼肉食べ放題に行ったのだ。
「なぁに、あたいらのトシなら食い過ぎってこたぁねえ。
 皆元が言う通り野菜も食ってりゃお肌もスベスベ・・・なんだよな、恵?」
「とりあえず腹ごなしや。走るで」
 
「あの子らも力を使わずに動くという事に慣れてきたようだね」
三人の少女達の後姿を見守る年長組。
「もうすぐ、あの子らは自分の歩く道を自分で見出すでしょう。
 そして、その時本当に横に居て欲しい、共に歩むパ−トナ−も自分で見付け出す。
 早くそうなって欲しいものです」
ここで恵がクスッと笑って
「清麿さんには前に言ったけどね、男の子が男になるにはそれなりの年齢と経験、そして心構えが必要なもの。
 でも女の子は、生まれて物心ついた時にもう女になっているものなのよ。わかるかしら?」
「?」「全然わからん」
「つまり、あの子達はもう立派なレディなのよ。
 生涯を共にするパ−トナ−も、きっともう見出してるわ」
 
ここで皆元君は少し離れ、夫婦の会話となる。
「で、刺客君はどうなってる?あんまり苛め過ぎちゃ駄目よ?」
「大丈夫。そばに食べ物を置いてきた。頭を少し動かせば食べられる所にね」
「あらちょっと意外。なんだかんだいっても『敵』に対してはかなり容赦無かったって印象あるんだけど」
「先日、知り合いの家にいっただろ?」「ええ」
「その時メイドさんがいただろ」「あの、割烹着着たお手伝いさんの双子の妹っていうあの人ね」
「彼女が夜食に、と作ってくれたサンドイッチを置いてきた」
「・・・ひょっとして怒ってる?アレに肩まで使ってる状態であのサンドイッチをなんて・・・あんまりといえばあんまりよ」
「まあそれはともかく、このまま皆元君達とは別れる。
 帰ったらすぐ準備して、柏木さんとこの旅館へ行こう。
 サンビ−ムさんたちももう向かってる」

 
三十台前半といった感じの、色気が溢れ出てる女性が、一体の魔物と相対している。
「アナタが元魔王候補の一人、ザバスねぇん」「そういうお前は何者だ?」
「アタシは、デモラ一族のデモイェン。無駄な抵抗止めて、降伏してくれないかしらぁン」
 
四十台半ばの、無精髭生やしたくたびれ切ったオッサンが、一体の魔物の前に居る。
「おめぇさんが、噂に聞くロブノスかい」「われがロブノスだが?」
「オイラぁデモロア。そうだなぁ・・・あんたらの『敵』ってか」
 
 
「デモラ一族は、一人残らずその破壊性に相応しい戦闘力を持っているわ。
 あたし達はデモラの血を引く魔物をひとり、知っている」
「・・・まさか・・・」
「そう。デモルトこそ、デモラ一族の血を引く魔物。
 かなり薄くなったデモラの力と凶暴性を継いだ存在」
 
 
続きまっす。
ちなみにロブノス、ザバスともやられ役です。当然ながら。
 
 
またギャグ忘れた!なんてこったいスティ−ブぅ!

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  1. しまったああああ!!!!デモラとデモルトって、名前で気づけよ!!
    ところでロブノスってあの分裂ビーム野郎だと思いますが、ザバスって誰でしたっけ?
    九尾(2004.11.30 17:53)】
  2. ザバスというのは、ウォンレイの回に出てきた魔物。
    ウォンレイにボコられたあげくザケルガのお披露目役を担ったマント野朗です。
    シンペイ(2004.11.30 17:57)】

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