さて、なにやら桃色な空気を取り払って。
美人親子がブランド店に入っていく。 しかし、美智恵の隣にいるのは実子、令子ではなく・・・
「ほら、遠慮しないでこっちなんか可愛くて素敵よ♪」
「きゃはっ ねーねぇーーー」
「た、隊長「だめだめ、恩返し恩返し」・・・ はぁ
美智恵かあさん、本当に着るの?」
文珠の威力も高らかに、完璧な女性化を遂げた横島。
年の頃は小学生5・6年。 羽化を間近に迎えた蛹、大化けするかしないかの微妙な時期。
いまさら令子が買い物に付き合ってくれても、外見はほぼクローン状態。 いまいち燃えられない。 しかも令子の事だ、ここぞとばかりに絶対たかる。
かといって、希望のひのめはまだまだ幼児。
くまさんアップリケやパンダスーツ、ニャンちゅーコスなどまだまだ自分の欲望を押し付けられない。
で、横島だ。 一日だけだが思う存分楽しめる存在が現れたのだ。
美智恵も度々通っている店なので、店員も容赦なく在庫を浚い、手当たり次第に持ち寄ってくる。
あっという間に剥かれ、下着も美智恵が用意したおこちゃま下着からすでに、シルクで作られたお値段○万円という下着を装着済みである。
まず成長初期のつつしまやかな胸を優しく覆うのは、
ソフトピンクのブラ
敏感な蕾を傷つけないように、優しく編まれた素材を使用し。 見た目は清楚だがところどころが透け編がほどこされ、ちらりと見えるのが小悪魔的。
下は色合い同じに、レースをふんだんに取り付けた一品であるが、両サイドが三本の帯で繋がっているだけである。
覗き見える白い肌が眩しい。
上からそっとかぶさるシュミーズは織り方を変えて光沢重視の素材であり、肌に触れた時に現れるボディーラインが微妙な色香を振りまく。
店長いわく、
『この子がこのまま素直に成長すれば天下がとれる』
と、いったぐらいだ。
下着はゴージャスにそろえた美智恵だが、洋服は以外に質素にまとめた。
だが、おっきなお友達なら思わずデジカメを取り出す洋服。
『キ○ンディー・キャン○ィー』ですか 美智恵さン!!
しかもひのめは
『あしたのナージ○』ですか 美智恵さン!!
横島の心の叫びをしっかりはっきり無視して、東のゴットマザーは爆進中である。
寄る店寄る店、店員を狂喜乱舞させ。 道を歩く奥様達の羨望の視線を受け流し。
近寄ってくる勘違いなおっきなお友達は、ハイヒールとひのめの炎で蹴散らし。 特殊な趣味のもののけには、しっかりと目潰しをかます。 >ひどいのねぇ〜〜〜〜 これでも神様なのねぇ〜〜〜
そして、
なぜか横島(少女版)は、ひのめと美智恵と一緒にベッドの中。
いわゆる『川の字』である。
肉体的にはどうもないが、精神的に困ったちゃんの横島であったが。
すでに、お風呂場で隅から隅まで念入りに大きな声でいえないところまで、
『ほら、ちゃんと綺麗にしないといけませんよ』
と、女体の素晴らしさを実感してしまった横島であった。
美神家(官舎)寝室は暖かい空気が漂っていた。
皆様、良い夢を・・・
同時刻
実子である令子はというと・・・
「御代はいりませんからお引き取りくださいぃ〜〜〜」
出入り禁止の店をまた増やしたそうな。