お口の恋人
第十五話 白い恋人たちブラック。結構美味しい
「はふぅ つまり、こちらも都合が良かったという事じゃな。 あぁ……」
美神除霊事務所。日本が誇る最高峰のゴーストスイーパー、美神令子の事務所である。その一室に所長の令子とその助手、横島忠夫と幽霊のキヌが、今回の事件の当事者の一人、竜之宮妃馬こと乙姫と事のあらましを語っていた。
「んん〜 結局アンタの思い道理に事は進んでたのね。はぅぅ」
「しっかり儲けてたんだからいいじゃないですか。よっと」
こういう事である。浦島の転生を探すため、竜宮の軍隊は既に準備万全であった。地上に竜宮軍の拠点を作り、そこを基盤に頑張っちゃう作戦! である。神様にとって大切なのは人間からの知名度。最近さっぱりな竜神信仰を活性化させようという目論見もあったのだ。
「それはそうだけど…… この私を謀るなんて生意気な」
幽霊船退治で得た報酬は、令子の予想以上のものだった。元でタダで得たのだから、ここは満足しとくべきである。本人も、そうわかってはいるのだ。しかし、何か面白くない。
『はぅぅわー!! チョッパーさんがー!! ひーん!』
「あら、フラグでもあるのかしら?」
「こら! まじめな話してるときに後ろでゲームしてない! ひゃう!」
が、ソレはあくまで竜宮の総意ではなく一部の竜神の意見。総大将、乙姫は浦島さえ見つかれば良かったのだ。ソレがあっさりと見つかった。では高まった開戦ムードをどうするか? とりあえず大騒ぎをしよう。それが前回の海洋大決戦だったのである。人魚の一族に海洋に棲む大妖を使役する一族が居る。それがナミコの事と乙姫は知っており、彼女の率いるソレと戦わせ、自軍を疲弊させ、戦いたいという思考を満足させるという計画だったのだ。
「ってか、今更ですが、ナミコさんが何で居るんスか」
「それは…… もぅ、何を言わせる気なのよ♪ あ、おキヌちゃん、ミサイル弾切れ」
『バルカンだけでも行けますよ〜』
そこに令子が出した幽霊船退治競争。乙姫にとってはその提案は都合が良いものだったのだ。とりあえず、竜神タカ派にはこのイベントで満足してもらおうという事なのだ。実際、彼らは暇を持て余していただけの連中でもあるので、今回の騒動で十分満足したらしい。と、まぁそういう事である。とばっちりを受けた幽霊船は大変だろうが、どうせ来年の夏になったらまた大量発生するものだし、気にしない〜 気にしない。
「さて、あー、コホン。竜宮と地上を繋ぐゲートの完成に、地上時間で後、二ヶ月ほどかかります。悲しいですがそれまで横島様とは離れ離れ。それでも今までの時を思えば我慢できないわけもありません」
「すぐって訳じゃないのか。まぁ、そういうもんか」
美人としばらく会え無い事を、横島は素直に落胆する。そばでTVゲームに興じていたキヌとナミコは目をギラっと光らせて話に耳をたてている。
「アンタねぇ。仮にも神様なのよ? そんなのが勝手に地上にゲート作って良いと思ってるの?」
「問題が起こったのならソレはそのときに対応すればよい。まぁ、人の恋路に口をはさむ輩には…… ふふ」
令子のまっとうな意見を、乙姫は素敵な微笑で流します。多少角が鋭角化してるのが怖いです。
「何度も言うけどね、横島クンは私の男なの。わかる? そこの所だけはしっかりとしといてね」
「ほんの少しの時間差か。まあ私もソチの心ががわからぬわけでもない。おかしな独占欲を示さぬ限り、今世では大人しくするフリで我慢するか」
何か思うところのある乙姫。意外にも令子に対し譲歩する姿勢を見せてます。無論、何か考えあっての事ですが。
「フリって何だー!!」
ソファー方立ち上がり、横島をはさんだ向こうに座る乙姫に令子は怒鳴る。胸がプルンと揺れます。ソレを笑って見つめる乙姫。彼女の胸の間には横島の腕が挟まってます。その後ろにあるテレビの前に居るのがキヌとナミコ。彼女たちの身体にも、汗や液や汁がたっぷりと付着しています。
「ふむ、喩えるのならこういう事かな?」
そういうと乙姫は腰を上げ、ビンとそり起つ横島のペニスに跨ります。そこはズチュズチュと音をたてるのですよ。
「うあ! 次は私の番なのに! 卑怯よ!」
「暫く…… あう、あ、会えぬのじゃ、す、少しくらい遠慮せいぃぃ! あうぅぅ!」
横島も含め、彼女達は全員その肌をさらしていた。令子は、ボディコンシャスな衣服から胸をポロリと出し、下半身はお尻が見えるほど捲り上げています。パンツ? 無いよ。乙姫も綺麗な藍色の和服を淫らにはだけさせ、やっぱりオッパイがポロリです。その下半身は横島のペニスが出たり入ったりしてるところが丸見えになってます。
「ああ〜! 2順目は一人3発までじゃなかったんですか!」
『ずるいですね〜 順番待ちまで無視するとは』
べっとりと精液で顔をぬらしたキヌ、ナミコの二人が不満を口にします。彼女達は全裸です。何時の間にか令子は横島の顔に跨り、ヌレヌレな陰部を強制的に愛撫させてます。
「むぐー!」
はちゃけ! 裸体だらけのオフィス会議。その現場です。すでに二週目に突入してる現場から、あるくノ一が実況しています。天井から。彼女は他の女性がくたびれた後に横島を持って帰るという算段です。
「うふふ♪ 男の人も乳首って弱いんですね」
そういって横島の乳首をチュパチュパと舌で転がすナミコ。彼女は現旦那と別れるのを一時的に諦めた。具体的には子供たちが成人するまで。それまでは、セックスフレンドって事でOKと割り切ったのです。浮気で不倫で失楽園ですyo。
『果報は寝て待つのです。ふーんだ』
とか言って、キヌは参加を見合わせた。下手に自分が参加したら、自分の能力で横島が元気になりすぎ、余計に彼女たちを喜ばせてしまうと理解しているからだ。でも悲しくて涙が出ちゃうのは責められまい。
「ふぁぁぁ! 素敵ですわぁ♪」
「はぁあん! もっと弄って〜!!」
横島に跨る二人の美女。彼を丹念に愛撫する美少女(人妻)。そしていじけて自分を慰める幽霊少女。同じく自慰で我慢する天井裏の美女。もう、なにがなんだか。余談ですが、人魚の子供はある程度成長すると、外洋にでて旅に出るのです。そして数年かけて立派な成魚になって帰ってくるのです。早くて一年くらいですね。ナミコの娘たちも来年には立派なマーメイドになって帰って来るでしょう。
「嫌な予感がするわ」
数週間後。いつもの面子で事務所につめていた令子達、事務所メンバー。朝一で本日の仕事予定を決めようとしていたその時、突然令子が言った台詞である。
「嫌な予感? 美神さんのそういうのって当たるからなー この間の壷とランプの精事件もそうだったし」
令子の台詞に横島は不安を感じた。ジン&ジンニヤー来襲事件は散々だった。キヌが拾ってきた壷とランプから出てきた、ハンバーグを要求するでっかい魔人。それと横島に牝奴隷として奉仕させろと迫る小さいのが大騒ぎを起こしたのだ。小さいのが本当に小さかったから彼の欲望は制御されたのだ。そんな事件だった。(人形ほどのサイズの小麦色美少女が、横島のペニスを全身で愛撫する様を想像する。『きゃうん♪ ご主人様のザーメンで溺れちゃいますぅ』そうすればこの事件のエロエロ具合がわかりますか?)
「あれの時も嫌な予感がしたのよね〜 もう一個あった壷は無視して捨てたのは正解だったみたいだし」
『せっかくお花をいけ様と思ったんですけどね〜 残念でした』
キヌが拾ってきた三つの道具。そのどれにもアラビアンな魔人が封印されてたのだが、原作に出てきたのだけは開けずに捨ててしまった。二つがハズレだった事もあるし、懸命な判断だと言えよう。
「で、今回はどんな感じなんです? その依頼書がとか」
令子の持つ一枚の依頼書。高級マンションに巣食う悪霊の群れの退治依頼。ソレを手にしたとき、令子の背筋に悪寒が走ったのだ。それは霊感というより女の感。つまり、この依頼には横島にかかわる女の気配がする。
「そうね、この依頼は横島クン抜きでやりましょ。断るには5千万は勿体無いし」
「うっス。美神さんがそういうなら従っときます」
以前も似たような事を令子が言った事がある。しかしそのときは横島は令子を説き伏せ、現場に出向いた。結果―――
『ひひゃはははっははふへへへあひぃ! エイズの世界へようこそ〜うぅぅ』
「うぎゃあ! 寄るなあ!! 撃つぞ! 本気だぞぉぉぉ!!」
なんて事態になってしまったのである。妖怪ルージュの伝言。女性妖怪は横島にとって鬼門である。どんだけ退治するべきとわかっていても、顔が良くて身体がズギューンなら、横島は退治を躊躇ってしまうのだ。
「性病をばら撒く妖怪だったっけ。思い出しただけでゾッとする」
『私には問題ないんですけどね。いや、問題あるのかな? 問題ですね〜』
妖毒、妖病の類なら、幽霊のキヌにも影響があるのか? いや、単純に他の女と横島が肉体関係を持つのが嫌なだけである。
「って、事で横島クンはお休みね。たまには学校でも行ったら? 勿論、その前に霊力の
ブーストをヤッてからだけどね」
つまり、たっぷりと精子を絞りとると令子は言ってるんですね。有限実行。必要以上に濃厚な絡みを行い、令子とキヌは現場へと出向いていきました。キヌのヒーリング能力はとても有用で、彼女を置いていく事はできないのです。
『嫌ですー 旦那様と汁まみれな一日を過ごすんですもん!』
「こらこら」
さて、そういうわけで横島は久しぶりの登校をする事になった。因みに自動車通学。徒歩やバスは危険、そう学んだのだ。つい最近も、街を買い物で出歩いていたら、六女の女学生に捕縛され、朝まで生絞りとなったりした。
「忠夫さん! あぅぅ! 忠夫さ〜ん♪ 凄いですぅぅぅ」
「あぁん♪ 私も弄ってください!!」
最近じゃ、偶然を装って横島にコンタクトを取ってくる人妻も増えてしまったし、迂闊に一人で外を歩けないのだ。自業自得? そうだろうか?
「あ、横島さん! 偶然ですね! 買い物しようと街まで出かけたらつい地上まで来ちゃって! おや、あそこにお城みたいな愛を育む施設が! さぁ、一緒にいきましょう!」
「あら、忠夫君じゃないですか。その、今日なら、その、娘も居ませんしプロレスごっこをしに家に来ませんか? ね? 何なら娘が居ても――― 」
近所に除霊事務所がたにもあるという事もあり、そういう輩に遭遇しないためにバイクや車での移動をする事になっているのだ。令子の指示で。本人はそこまでするのはやり過ぎと思っているが、運転が楽しいのも事実だしと、素直に従っているのだ。
「あらあら」
信号待ちしていた横島のべーえむべー。そのドアがガチャッと開き、和服衣装の女性が乗り込んできた。
「ぬぉわ! なんだよ! って! 六道さんじゃないですか!」
「お久しぶりね〜 最近ぜんぜん会ってくれないんだもん。おばさんプンプン!」
暢気な口調とは裏腹、実に隙の無い動きで助手席に座り、しっかりとシートベルトまでしている。彼女は六道鈴音。GS会の名家、六道家の当主にして若きGSを育てる六道女学院の理事長である。
「アンタんとこの生徒なんとかしてくれればねぇ」
以前、横島は六道の女学生の群れに滅茶苦茶にエロエロな事をされた事がある。霊能をもつ女性への魅了。その能力の影響である。その際、この六道さんも肌が艶々するほどヌッポリと事に及んだりもしたり。
「恋愛は自由にね〜 それが乙女の生き様なのよ〜 令子ちゃんばっかりかまってるから学校も大変なのよ〜? 霊能科の生徒さん達ね、もう皆貴方の虜になっちゃって〜 ほら〜 写真やお人形が大ブームなのよ〜」
明らかに盗撮されたと思われる横島の入浴写真。それに、彼を模した等身の低い人形。六道は徐にそれらを懐から取り出した。わざとオッパイが見えるように。年の割には張りと艶がある。女性ホルモンがしっかりと刺激されている影響ですか?
「うわ〜 なんかアイドルみたいやな」
「このお人形も毎晩私たちのやらしい液体を吸ってるのよ〜 そろそろ呪いの一種になってもいい感じな頃合ね〜」
強い霊能力を持った少女たちが、毎晩彼の写真を手に自慰にふける。股には彼の人形をはさみ、それを横島と思って押し付ける。切なくも悲しい儀式。
「呪いとな! わかってるなら止めろよな!」
「だってだって〜 それは彼女たちの欲求不満が原因で〜 それをなんとかする方法は一つだけだし〜」
さり気無く、横島のももを指で撫でながら、六道は甘い声を出す。妙に子供じみた口調と、大人の女性特有の雰囲気。己を若く保つ術に長けた女性の秘儀が炸裂しそうですね。
「あららら〜 もうこんなに固くなっちゃって〜 それならそうと言ってくれないと〜」
耳元で囁くように六道は誘惑を続ける。ももから股間へ、ズボンの内側に忍ばされた彼女の指は、横島のペニスを巧妙に刺激し続ける。
「うぅー! 堪忍やー! 人妻はもう懲り懲りなんやー!!」
六道鈴音は個人的に女として横島を狙っている。令子からその事を聞かされたときは絶句した。母親ほど年齢が離れているに関わらず、彼女の肉体は魅了的だった。会うたびに彼女の身体は瑞々しさを増し、乱れる様は十分に横島を魅了する。
「って俺! あれからこの人とヤッてたの!?」
話の間で。無論、他の女性達ともヌッポリですよ。書かれていないだけです。えっと、誰か書いてみませんか?
「さて、さて〜 今日はね、お願いがあるの〜 今度ウチの学校で開かれる特別保健授業の講師をしてくれないかな? お願いね〜」
つまりはもう、学校で教室で、挿入したり、アレしたりコレしたりのスキンシップ。スキン抜き。そういう事である。乱交とも言う。
「決定事項っスか!」
なんだかんだで美人ぞろいの未来のGS少女達。無論、その誘惑に勝てる横島ではなく。
「じゃあこれから打ち合わせをしましょうね〜 きゃあー! 急に目の前にヌーの群れが〜」
突然、六道は横島の握っていたハンドルを回す。そのせいで、車は横にある建物に強制的に入っていった。当然、その建物の一室には代表としてクラス委員長が二人ほど先に待機しており、濃厚でウッフンな打ち合わせが始まったのだった。
「お会いしたかったですわ! 横島様」
「なによ! アンタはこっそり会ってたの知ってるのよ! お久しぶりね横島さん。覚えてますか? あの日、一番愛してくださった()ですぅ♪」
互いに牽制しながら、二人の美少女が横島に抱きついてきました。その様子を六道が微笑ましく見守っています。ところで()って何さ?
「だって…… 名前が原作に無いんだもん。でもいいの! こうして私を愛してくださる方がいるのだから!! あぁ、横島さんに見つめられるだけで身体が火照って溶けちゃいそう」
「お退きなさいオナニー娘が! 聞いてくださいな、この娘、授業中でも筆記用具で自らの陰部に刺激を与えて悶える変態なんですよ。ああ、怖い」
「アンタこそちゃっかり手に入れた横島さんの下着を口に咥えて悶えてるじゃない! しかもトイレで! 知ってんだかんね! ってかどこで手に入れた! 入手ルートを教えてよ!」
突然自分をネタに(いろいろな意味で)争いだした美少女達に、横島も困惑する。視線で六道に助けを求めても仕方が無かろう。
「あらあら、私も知りたいわ〜」
無駄でした。
「げえ! 冥子ぉぉ! 何でアンタが居んのよ!」
「わーい♪ 令子ちゃんだ〜」
共同作戦。依頼主の提示した条件はそうだった。千を越える悪霊の群れ。それを退治するのには一人の力では足りないという事からであった。令子にとっては、増幅された霊力と霊具を駆使すれば何とかなる仕事である。
「いや、そちらのGSの方が、貴方をお呼びしたほうが良いと仰ったもので」
依頼主の男が事の理由を語る。最初に依頼を受けたのが彼女、六道冥子である。その彼女が令子との共同除霊を提案してきたのだ。色々と悪いうわさのある冥子一人より、お金がかかるが最近一押しの一流GSも雇う事にしたのだ、と。
「ねぇねぇ、なんか令子ちゃんって凄く色っぽくなったのね〜 羨ましいわ〜」
依頼人の説明の間も、冥子はキャピキャピと令子にまとわりついていた。綺麗になったとか仕草がセクシーだとか、心から彼女の事を褒めていた。最近疎遠であった事もあり、冥子は今回彼女に会えた事がとても嬉しかったのだ。
「アンタねー! まさか私に会うのが目的でこの仕事に呼んだんじゃないでしょうね!?」
「え〜 え〜 え〜 えへへ〜♪ 実はお母様に相談したのよ〜 令子ちゃんが最近構ってくれないっていったらね、こうしろって教えてくれてね〜」
「あのオバハンの入れ知恵か。ん? 変ね」
今回はたまたま横島が居ない。しかし居た場合はどうだろう。この六道冥子という娘、かなりボケボケで幼い感じがするが、既に成人した女性である。何気にオッパイがおっきく、しかもそれを主張させる服を着ている。
『うぅー 女はオッパイじゃないモン!』
と、いうようにキヌがチチショーと悔しがるほどだ。とにかく、こんな彼女を横島が放って置くはずもなく。いや、実は強力な術者の冥子が横島に魅了されないはずもなく。ならば、下手に娘を恋敵にするのもおかしい。いや、そもそも横島と冥子が近づく事で何かあるのか? 六道女史に有利になる何かが。
「或いは?」
ここに横島が居ても居なくても。どちらにしても六道鈴音に上手くいくようになっている?
「それだわ!! ちっ! やられたわ!! 電話は……」
何かに考えが思い至った令子。慌てて横島の携帯に連絡が入れるが、数コール後、留守番サービスに繋がってしまう。
「むぅ〜 令子ちゃん、どうして私とお話してくれないの〜 え、えぐ〜」
必死の形相で携帯を操作する令子。その彼女に無視される形になった冥子が、目に涙を浮かべてぐずりだした。
「え? はぅうわ〜 違うのよ!? 別にアンタを無視してたんじゃないのよ!! ね? ほら、せっかく会ったばかりなのに泣かないの!!」
「うぅ〜 うん! えへへ〜 令子ちゃんって優しいわ〜 大好き〜」
泣いたカラスがもう笑った。そんな二人のやり取りに、キヌが笑みをこぼす。
『お二人とも仲が良いんですねー えっと、れずびあん総統でしたっけ? ぞるだーく?果物ともいうそうですねー!! むっふー』
令子の身体で愛撫した事が無い場所が無い。そんなキヌであったり。ともかく、ライバルが減るチャンスを彼女は見逃しませんでした。
「え〜 違うのよ〜 あくまで精神的なものよ〜」
それを令子より先に冥子が否定しました。令子も口をパクパクさせて言葉を選び悩んでいます。冥子の台詞から考えるに、精神的には女、令子ラヴィ。では肉体的には?
「冥子って好きな男居るの!? アンタッて浮いた話聞いた事ないし! 結構意外ね」
「え〜 私だって素敵な恋愛したいのよ〜 ただ、出会いが無いだけで〜 そういえば最近お母様が大事にしてるお人形が可愛いの〜」
『お人形ですか〜』
男の話をして出てきたのがお人形。思わずがっくりする令子とキヌだった。それが婉曲な複線とも気が付かずに。
「あのー キャピルンな恋話よりも除霊のほうを」
女三人寄れば姦しいという事で。
吐血するたびに担ぎ込まれる悲しさよ(挨拶)
どもども、風邪をこじらしたアマドです。身体が弱ってるときにコレは辛かったです。しかし、風邪で入院は初めてかも。肺炎ではありますけど。と、いうわけで風邪が流行っているようですが、皆様は健康で居られるようお祈りします。
六女の娘で何が困るって名前ですよ。今回はかおりタンと額に触角の娘(決勝でキヌと戦った娘)が登場です。仮に触角子と呼びますか。うわ! カッコイイ!! 乙姫の口調も大変。横島以外には姫口調、彼にだけ自然体って設定です。紛らわしいですね。
入院中、ここに投稿してるのを知っている友人がお見舞いに来ました。彼女は私に『エロスが足りん』といって病室に大量のエロ小説を置いていきました。置いていきやがったのです。とりあえずベッドの下に隠しました。看護婦さんに見つかりました。二人で笑いました。その晩泣きました。うぬぅ! 私にチンコがあればアヤツをヒーヒー言わしちゃるのにぃぃぃ…… がく ではでは
前回、今回エロエロが薄かったなぁ