反乱が起きた翌日、反乱軍の攻撃に耐えるべく兵を配置した後
リックは副将のメナド・シセイに後を任し
バレスは青の将軍コルドバに後を任し、ランスと共に
ハウレーンも、信頼できる部下に後を任し
マリスが待っている、会議室へと集合していった
「・・・・・なぜ・・・なぜエクスがこのような乱を・・・」
「同感じゃ、エクス程の人物が、なぜこのような愚かな事をしたのだ」
会議室に集まった後の一声が、リックとバレスの愚痴のような物だった
「・・・・・・だが・・・エクス達の士気はそう高くは無いだろうな」
「ランス、それはどういう意味?」
兵の配置状況などを見ていたランスが、そうつぶやき
同じく、将の配置をみていたハウレーンが、その言葉に反応する
「・・・この反乱の首謀者をみればわかるだろう・・・」
そう良いながら、反乱軍参加者一覧に書かれていたある貴族の名前を
ランスはその護身用に持っていた短刀で突き刺した
「・・・・?デューク候がどうかしたのか?」
その突き刺された名前の貴族との面識があるリックが、ランスに尋ねる
「あぁ・・・・こいつは自分のためなら人の弱みを利用する奴でな・・・
多分・・メルフェイスさんの弱みを握りやがったんだろう・・・」
ランスは、忌々しげな顔で、そう吐き捨てるようにいった
「ランス将軍、それはどういう意味ですか?」
そのランスの言葉に、静観を保っていたマリスが尋ねる
「・・・・・・・リヴだ」
「・・・・ぇ?」
「だからリヴだ!!メルフェイスさんは、かつて故郷を護るために
自身の魔力を急ぎあげる必要性があった・・・そして・・その時に
リヴを・・・あの薬を使ったんだよ・・・・・」
「・・・・リヴって・・・・・・あの・・リヴよね?」
苛立ちながらいうランスに、ハウレーンが念のための質問を返した
「あぁ・・・俺もエクスから聞いた話だったんだけどな・・・・・
デュークの野郎、リヴの効力を知ってやがったんだろう
それをだしにメルフェイスさんを脅そうと考えてたんだろうが・・・・
反乱を考えて、エクスの方に脅す方を変えたんだろうよ
エクスの奴、メルフェイスさんを護るために必死だったからな」
ランスは、今にも襲い掛からんばかりの殺気を放ちつつ
忌々しげに、悔しそうに、そう、語っていた・・・・
リヴ・・・一種の禁断の秘薬であり、女性にのみその効力を発揮する
その効果は恐ろしいほど高く、魔力を数倍程に引き上げるが・・・
その代償は、女性にはあまりにも大きすぎた・・・・・
リヴの代償はその使用した魔力にもよるが・・・最低二ヶ月に一度は
自分より強い男性に抱かれなければいけないと言うものであった
もし、抱かれなかった場合は、発情したかのようになり
狂うまで・・そう、狂い死にするまで、その状態が続いてしまうのだ
女性にとっては・・・あまりにも忌々しい代償だっただろう
事実、メルフェイス自身も、リヴの代償に縛られていた・・・
そこを、エクスが助け、そして、護ろうとしていたのだ
ランスはその話を、酒場でエクス自身から聞いた・・・
そして、それと共に、エクスがメルフェイスを護ろうとする意思の強さも
その時に感じ取った・・・そして、自分も協力する事を決意した
だからこそ、エクスが反乱に参加する可能性を、理解したのだろう
「しかし・・・ほかの将軍達はなぜ反乱を?」
マリスは、ランスに当然の疑問を返した
そう、エクスが脅されて参戦したとしても
ほかの将軍達が参加する理由が、理解できなかったのだ
「・・・・エクスを利用したんだろうよ
でっち上げの何らかの証拠・・伝統とやらが傷つく証拠を作った上で
反乱に参加しうる将軍達に伝える、その上でエクスの参戦を匂わせる
さらに、その上で前白の将軍も担ぎ出す準備をした上で・・・・
エクスに乱を起こさせて、その将軍達を一気に引き抜く・・・・
エクスの人望、知名度、性格等を利用したんだろうよ」
ランスはまたも忌々しげに、そう呟いた・・・・・・
確かに、ランスの考えは当たってもいたが、僅かに外れてもいた
ランスの武勇をよく知り、その上で偏見無く見れていたのは・・・・
前年の奪還作戦に参加した赤の軍とバレス、ランス直属の黒の軍の数部隊
そして、奪還後のヘルマン追討作戦に参加した青の軍位だったのだ
ほかの、特に貴族上がりの将軍達には、少々偏見があったのだ
ランスの武勇ですら、子供に甘いバレスが根回ししたものだろうと
そのような考えを僅かながら持っていたときに、リアのあの発言である
まだ、マリスの案、近衛隊の隊長なら、リーザス城奪還の事実もあるため
多少不満はあっても、止むを得ないと考えていただろうが・・・・
さすがに全権を委任されることだけは、認められなかったのだろう
リアからすれば、一年前、捕まったまま、誰一人救援がこなかった時に
少数で、リア、マリスの両名を助けてくれた『騎士』であるランスにこそ
軍権を託すにふさわしいと、少々色に曇った頭で考えたのだろう
だが、リーザスの悪しき伝統に近い、代々の将軍達の地位が悪かった
軍権を委任される黒の将軍は皆が皆、上流、中流、下流などの差はあれど
何らかの形で貴族の血を引いているものばかりだったのだ
バレスも、実力でその地位に上り詰めてはいるが
バレスが将軍に任命される前に、形だけの貴族になっていた
ランスは実力はあっても親も血族も分らない
まして貴族としての地位も養子になって受け継いだもの
実力で、形だけとは言え貴族になったバレスは
その性格、実力、忠誠心もあって認められたが
ランスは、実力はあっても形だけの貴族には自力でなってはいない
血縁も、親の素性も、何もかもが分らない馬の骨と見られてしまうのだ
そのため、ランスが軍権を委任されるかもしれないと聞いた上で
エクスが貴族の反乱に参戦したと聞き、将軍達は一斉に参戦したのだ
そう・・・首謀者であるデューク候の思惑通りに
「そういう理由だったのなら、エクスは説得できれば「できねぇよ」」
リックが、ランスの言葉を聞いて最善と思われる案を出すが
間髪いれず、ランスに否定された
「・・・私もランスの意見に賛成ね
エクス将軍は、理由は何であれ、一度乱を起こした以上・・・・
自分に付いてきた兵達を見捨ててまで、こっちに来るとは思わないわ」
エクスの義理堅さをよく知っているハウレーンが、ランスの言葉に続いた
「だとすれば・・各将軍を撃破、もしくは捕獲して士気を挫くしか・・」
リックがそう呟いた瞬間、赤の軍副将のメナドが駆け込んできた
「リック将軍!!エクス将軍の軍勢が迫ってきました!!」
その言葉を聞いた瞬間、バレスは矢継ぎ早に指示をだした
「ハウレーン!!コルドバ殿と合流し、敵の攻撃を防げ!!
リック将軍は別方向からの攻撃に備えてくれ
ランスは別働隊を率い、遊撃軍として各軍の援護に回れ!!」
「了解!!」
「リック!!メナドと一部隊を借りるぞ!!」
「わかった!!メナドの部隊をそちらにまわす!!」
三人はバレスの指示に応えながら、各軍が待機している場所に向かった
ただ、あまりの急変に思わず動転したメナドは・・・・・・
急いでいるランスに『お姫様抱っこ』状態で連れて行かれていたが・・・
なお、その光景を到着する間見続けたハウレーンの頭に
青筋ができたかどうかは、定かではない・・・・
反乱軍Side
「いいですか!!無駄に命を捨てないように!!
リーザス城を護っているのはあの青の軍です!!
不用意に攻めすぎて撃破されないように、兵はこちらが上です!!」
反乱軍の軍権を任されたエクスは、自ら前線に赴いていた
「・・・エクス、少々精彩を書いておるようだが・・・
やはり、リーザス城を攻めるのは気が重いか・・・?」
前白の将軍であるペガサスが、エクスにそう言葉をかける
「・・・えぇ・・・正直、気乗りはしませんが・・・・・
それでも・・・・こうやって剣を向けた以上・・・
兵達のためにも・・やれる事はやりますよ」
ペガサスの問いに、苦笑を浮かべながら、エクスはそう返した
「・・・・うむ・・・・しかし・・・さすがはリーザス城・・・」
「えぇ・・・一朝一夕で落とすのは困難でしょうね・・・」
エクスの言葉にペガサスがうなずいた後、両将軍は城の方を向き
攻撃していた部隊が離脱していく様を見て、そう呟いていた・・・
正規軍Side
「・・・いいな、メナド、しくじるんじゃねぇぞ?」
「うん・・・わかってるよ、でも・・・本当に良いのかな・・・?」
ランス・メナドの両名が率いる部隊は今戦闘を行っている門とは別の
ちょうど反対側に当たる門に集結していた
「あぁ、親父の作戦だ・・・エクスもそれなりに備えはしているだろうが
俺達の狙いは兵糧、もしくは魔法部隊への一撃だけだ
護りは親父達に任せれば良いんだよ」
ランスはそう良いながら、メナドの頭をくしゃくしゃとなでた
メナドは、赤くなりながらもそれを受けていた
・・・・ランスは、姉がよく自分にしてくれていた行動を
無意識の内に別の人・・・しかも女性にする癖があった
そのせいで色々とあったりするのだが、まぁ関係ないので置いておこう
「さ〜て・・・いいな、休むことなくかけぬけろよ!!」
ランスがそう叫ぶと共に、城門が開きランス・メナド混合軍は出撃した
しかし、出撃した後に一枚の紙がその場に残され
その紙をどこからとも無く現れた人物が拾った事は・・・
ランスの指示と共に出撃した者達には・・・
そう、紙を残した人物以外にはわからないことだった
反乱軍Side
「さすがはバレス将軍・・・そう易々とは抜けさせてくれませんか・・」
休むこと無くの波状攻撃、さらに攻撃パターンも次々変化させているのに
いくらリーゼスの難攻不落の城壁があれども
その攻撃を何一つ退く様子も無く、防ぎきっているバレスの采配に
エクスは本心から、感嘆していた・・・・・・
(・・・しかし・・・何か違和感がある・・・・この違和感は・・・)
その見事なまでの防衛を見ていたエクスが・・何か違和感を感じた
そう、確かに見事な防衛だが、『護り』に徹し過ぎている感じがしたのだ
赤の軍、さらにランス直属の黒の軍は突破力を誇る部隊である
こうも見事に撃退されているのに、なぜ一切の追撃が無いのか・・・
防衛で手一杯・・・と考えるには守りが堅すぎる
ならなぜ追撃の為に軍をださないのか・・・・
まぁ、追撃軍が出たらそれを撃破するだけの策は練ってはいるが・・・
それを感づいていたとしても、あまりにも静か過ぎる・・・・
いや・・・もしかしたら別働隊で・・・・・・・
エクスの考えがそこまでいたった瞬間、エクスは即座に指示を出した
「後方の魔法兵部隊に伝令!!急ぎ中軍と合流するように!!
中軍は魔法兵部隊と急ぎ合流するように!!」
しかし、エクスの指示を嘲笑うかのような報告が、
ちょうどエクスの指示で兵が動こうとした瞬間
後方に備えていた伝令兵からもたらされた
「後方より敵軍が強襲!!将軍はランス、メナドの両将軍の模様!!」
エクスはその報告を聞き、歯軋りをした
確かに、自身乗り気ではなかったが・・・備えが甘すぎたのだ
近接戦闘に向いてない魔法兵部隊を後方に置くのではなく
中軍に置き、各軍で囲むように防衛すべきだった・・・・・
兵力の多さに慢心し、防衛と僅かな突撃だけだろうと勝手な予想をし
別働隊を考えなかった自分の甘さが、この状況をまねいてしまった・・・
エクスは、急ぎ後方の部隊を迎撃するために、指示をくりだしていた
正規軍 別働隊Side
「でぇぇぇい!!邪魔だ!!」
「邪魔をしないで!!」
ランス、メナドの両名は、自ら先頭を駆け抜け、敵軍を撹乱していた
ランスが攻撃目標に定めたのは、メルフェイス率いる魔法兵部隊
ちょうど外周部分に当たる部隊が私兵による部隊だったことも幸いし
後方より切り込んできたランスたちの部隊によって大混乱が起こっていた
これが、統率が取れていたリーザス軍だったなら、微少の被害だけで
混乱を収め、中軍と急ぎ合流していただろう・・・・
だが、所詮貴族の私兵である、軍兵達が必死に応戦体制を整えても
私兵達が余計な混乱を招き、収拾がつきにくくなっていったのだ
「炎の矢!!」
魔法兵部隊の中央に切り込んでいったランスに、魔法の矢が襲い掛かる
ランスはそれを難なくかわし、その見知った顔に、不敵な笑みを漏らした
「よぉ・・・久しぶり、メルフェイスさん」
「えぇ・・・久しぶりね、ランス君・・・・」
互いは互いに警戒をしつつ、言葉をかわした
「できれば、早く降伏してもらいたいんだけどな・・・」
「・・・悪いけど・・・あの人が戦っている以上、降伏はできないわ」
ランスはそのメルフェイスの言葉に、確信を持った
間違いなく、脅されたのはエクスのみ
そしてエクスは、メルフェイスに一切手を出さないことを代償に
やむを得ず、軍を動かしたのであろうと・・・・・・
「そうか・・んじゃ・・・捕らえさせてもらいますか!!」
「・・・そう簡単にはいかないわよ・・・
火爆破!!」
ランスの剣とメルフェイスの魔法、本来ならランスが優勢だっただろうが
メルフェイスも、リヴによって強化されているのだ・・・・
距離を開かせるように魔法を撃ち、その上で追撃する・・・・
ランスはただひたすらに機を待ち、回避に徹していた・・・
正規軍 本隊Side
「うむ・・・どうやらランスが切り込んだようだな・・・
城門開け!!わが軍も撹乱の為に出撃するぞ!!」
敵陣がどこかあわただしく動き出した様子から
別働隊の強襲成功を悟り、バレスが更なる追撃の為に出陣した
普通ならば、このタイミングでの突撃は愚かかもしれない・・・だが
バレス率いる黒の軍、リック率いる赤の軍は・・・・
僅か500の兵で後方に切り込んだランス達を助けるべく
出陣し、敵陣に痛撃を加えてやろうと、士気高い状態であった
この辺りが・・・ランス、メナドの人望をよく表していた
「よいか!!ランスに負けるでないぞ!!全軍・・・突撃〜〜!!」
「敵の殲滅を考えるな、あくまで突破による撹乱が狙いだ!!
全軍・・・ひるむことなく駆け抜けろ!!」
リック、バレスの両名の鼓舞に応えるかの如く
両名が率いる軍は、凄まじい勢いで敵軍に突撃していった
この時、反乱軍の最大の失策は・・・・・
後方強襲による撹乱を、急ぎ収められなかったことであろう
後方に備えていた部隊の大半が貴族の私兵団であり
しかも、それを率いるペガサスとの関係も、そう強固なものではなかった
そのせいか、魔法兵部隊の混乱が伝染し
エクスがその収拾に向かわざるをえなくなってしまったために
バレス、リックの両軍の突撃に、即座に対応することができなかったのだ
さらに、バレスが自ら兵を率い、突撃してきたと言う事実が
反乱に参加した黒の軍の兵達に動揺を走らせた
ランスの保護者でもあるバレスが今回の反乱に参加しなかったのは
理解はできても、納得はできていなかったのだ
何とか上手く話ができれば自分達に力を貸してくれるはず・・・
反乱に参加した者達は、そう淡い期待を抱いてもいた・・・・
だが、自ら軍を率い突撃してきたと言う事実が
自分達の期待がありえない物だったということを証明し
その結果、僅かとはいえ、動揺を走らせたのだ
その二つの要因が絡み合った結果・・・・・・
リック、バレス両軍の突撃を妨げる事ができず
混乱は、反乱軍全体に広がる事となった・・・・
「雷撃!!炎の矢!!火爆破!!」
ランスとメルフェイスの戦いは続き、魔法と剣の差か
段々と距離が開き、メルフェイスが優勢になったと思われた瞬間・・・
「ランス〜〜〜〜〜〜〜!!無事か〜〜〜〜〜〜!!」
攻城のため、横広がりになっていた反乱軍の布陣を
中央から引き裂くように突破して来たバレス率いる部隊が
メルフェイス率いる魔法兵部隊に接触しようとしていた
「なっ!?こんなに早く・・・・!!」
メルフェイス自身、軍全体の混乱は悟っていた
だが、いくら混乱したとは言え5000もの軍である
いずれ突破されるとしても、ランスとの戦いから離脱する時間は稼げると
そう予想していたのだが・・期待を裏切る速度で突撃して来たバレス達に
驚愕と、畏怖の念を抱き、ランスから意識を外してしまった・・その結果
「もらった!!」
「なっ!?・・・炎の・・!」
ドサッ
一気に接近して来たランスに対抗するべく魔法をくりだそうとするが
詠唱はかなわず、途中で前向きに倒れ始め、それをランスが受け止めた
「・・・・よくやった、かなみ」
「まったく・・・私が参加しなかったらどうするか考えて無かったの?」
ランスはメルフェイスを受け止めた後
メルフェイスの背後に何時の間にか現れていた忍衣装の女性
リア直属の忍びである見当かなみに話しかけていた
そう、ランスが出陣した後にその場に残された紙は
メルフェイスを確実に、傷つけずに捕獲するための策だったのだ
問題はその策がかなみ程の力の持ち主で無いと不可能だということだが
主君の命令に忠実であるべきとされる忍びで、もっとも有能なかなみが
リアの命令でランスの警護を任された事を知っていたランスだからこそ
紙をわざと残すことで、その策を伝えれることがわかっていたのだ
「まぁ、成功したから良いだろ?
親父、そろそろリックの軍と合流して離脱しよう
そろそろ収拾がついてきたみたいだしな・・・・
かなみ、メルフェイスさんを頼む」
ランスはそういうとすぐにメルフェイスをかなみに託し
自らの部隊を集結させ、メナドの部隊との合流を開始した
その後、収拾がついた反乱軍が反撃に出ようとしたが
既に正規軍全軍が迂回するような形でリーザス城に帰還し始めていた
エクスはその事を理解すると追撃は取りやめ、損害の確認を急いだ
その中で、メルフェイスが捕虜になったと聞いたエクスが
なぜか安堵の表情を浮かべたのが、他の将軍達に疑問を抱かせた・・・
その後、反乱軍は被害状況を考えリーザス城攻撃を取りやめたのか
各都市に兵力を分散し、各都市に将軍を一人ずつ配置していった
それに頭を抱えたのは正規軍の方であった
一都市でも将軍のいない都市があれば落とすのは容易かったが
各都市に将軍がいる以上、攻撃したとしても連絡を取り合われたら
即座に連携を取られるだろう・・・・・
しかし、いくら今回の戦いで相手に痛手を与えたといっても・・・
正規軍3964名
反乱軍7548名
まだまだ兵力では反乱軍の方が上手であった・・・・・
兵力の増強、リーザス城の防衛、各都市の奪還・・・・
正規軍が抱える問題は・・まだまだ山のように存在していた・・・・
後書き
ん〜・・・やはり戦争単位での動きは苦手です・・・(ぉぃ
まぁ・・・その辺りの突っ込みはできるだけやさしめにお願いします
次回は、両軍の一時休戦状態、戦力の再編成関連になるとおもいます
取り合えず今回は・・・メルフェイスさん捕獲(ぉぃ
次回は・・・ある魔法使いの登場・・・になるかな・・・?
では取り合えずレス返し〜
けるぴーさん
>そのうち溜まってたモノが暴走して原作よりも凄いことになるのでは。
・・・そうですねぇ・・・ある要因で暴走する可能性が・・・(ぇ
>ピンクのもこもことカスタム組
カスタム組ともこもこさんはなぜか同じ街で生活中(爆
ランスUの時にもこもこさんと組んでカスタム動乱を平定してます(ぉぃ
>リアかぁ、未だに女の子狩りしてんのか?
ランスV位まで狩りしてましたが、現在沈静化・・沈静だけですが(ぇ
>ヘルマン攻めてきたときの魔人はカオスでプチ殺したのか? となるとセルさんは? ランスまともそうだしカオスはいつでもおk?
一応カオスを振るって迎撃しましたが・その後の騒動で
カオスは使い手の意識を『汚染』するという認識がセルさんに産まれました(ぇ
>五十六とパステルとの仲はどうなる
ん〜・・・一応考えてはいますが・・ある意味ランス君災難かも(ぉぃ
> ハウレーンとの仲は良好? だとしたらなぜにエクスも反乱したのか?
今回書いたように、エクスとメルフェイスの仲が進んでいたから反乱が起きました(ぉぃ
>メナドは? ランスちゃんと見てるか?同じ副将同士だし
副将という関係とリックとランスの関係上それなりに親しい仲ですし
そして、ザラックはランスにリンチ気味な訓練を受けて除隊されました(ぇ
アーベンさん
>シィルはどうなるんですかね?プロヴァンス家のメイドとか?
>志津香やマリア達との出会いも原作とは違うのかな?
けるぴーさんへのレス返しのとおり、少々違った形になってます
シィルは冒険者ギルドに属してますが、現在カスタムで療養中です
通りすがりさん
>そういえばランスって自分の本名知らなくて、戸籍豹にはランス・スーパーキングって登録してたんだよな、とか思い出した。
だからこそ今回は戸籍をちゃんと与えて見ました(ぉぃ
立ち止まりさん
>ランスの世界の神様って、クジラじゃ・・・なにか1枚噛んでそうで
一枚噛むのはこれからかも・・・(ぉぃ
まぁクジラさんというかLPさんの方が動乱の元になるかも(マテ
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