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「横島親子物語14〜16(GS)」kuma (2004.09.12 12:39)
14

もう1人のグレートマザー襲来



横島宅玄関

 「美神さん?」

 横島が玄関を開けると、そこには美神によく似た女性が立っていた

 「始めまして、私は美神 美智恵と言います。貴方が横島君ね。」

 その女性、美智恵はそう言った

 「?????・・えっと、美神と言うと?」

 「貴方の元上司の美神 令子の母親です。」

 「あれ?美神さんのお母さんは亡くなったはずじゃあ?」

 「事情があって死んだ事にしたの、その事も含めて貴方に会いに来たのよ。」

 「よく解かりませんが、とりあえず入ってください。」

 そう言うと横島は美智恵を居間へと案内した


居間

 「あら?横島さんお客様ですか?」

 居間でシルナを見ていた魔鈴が美智恵と一緒に来た横島に尋ねた

 「此方は美神さんのお母さんで美智恵さんです。」

 「始めまして、美神 美智恵です。」

 「始めまして、魔鈴 めぐみです。」

 挨拶を交わす2人の女性、ただ空気がおかしかった

 (この娘が令子から横島君を取ったのね。)(邪笑)

 (何だか敵意を感じます)(ピキーン)

 (こ・この空気はやばい!!)(滝汗)

 「あの、さっき言ってた用件って何なんっすか?」

 危険な空気を感じ取った横島は、すかさず話題の転換を試みた

 「そう言えば、そうだったたわね。」

 横島ノ試ミハ、成功シタ(RPG風)

 「そう言えば、何で亡くなったはずの貴方が此処に居るんです?」

 「それに、俺に用事ってあんですか?」

 魔鈴と横島が質問すると、美智恵は急に真剣な表情になり語り始めた

 「私が死んだ事にしていたのは、私がある魔族の組織に狙われていたため娘の令子も狙われるかもしれなかったからです。」

 ((!!!!!))

 美智恵の発言に声も出ない魔鈴と横島

 「でも、最近になってその組織は突然消滅しました。そして、それと同時にある人物が世界各国の政治機関から注目され始めました。」

 (・・・!!まさか!!)

 何かに気が付く横島

 「私を狙っていた魔族の組織を束ねていたのはアシュタロスという魔族で、組織の消滅と共に注目され始めたのが横島君、貴方よ。」

 「横島さんって有名なんですね〜。」

 感心する魔鈴(どこか間違っているような・・・)

 「横島君、率直に聞きます。貴方はアシュタロスの組織の消滅と何か関係があるんじゃないの?」

 横島に詰め寄っていく美智恵

 「・・・・解かりました。お話します。」

 横島は自分が神・魔族両陣営から中立な連絡員であるが、アシュタロスの事については良くは知らないと話した(横島の力については秘密だから)

 「・・・・・と言う訳なんです。」

 「・・・そお、アシュタロスは消滅していたのね。・・・私の今までの苦労っていったい・・・。」(涙)

 「え、あ・あの。俺思うんですけど、子供を守るためにしたんですから、無駄な事じゃ無いですよ。」(ニッコリ)

 横島スマイル(対称限定版)発動

 (な・何なのこれは!!・・・最初は令子の所に戻ってくれるように頼むつまりだったけど、あの娘には勿体無いわね。)(ニヤリ)

 即座に考えを切り替える美智恵(貴女、旦那さんはどうすんだ?)

 「やさしいのね、横島君って。」

 「え!!そんな事無いですよ!!」(真赤)

 (可愛い〜〜〜〜〜!!)(心の絶叫)

 顔を真赤にして俯く横島を美智恵はさらに気に入ってしまったようだ

 (何だか解からないけど、すごく嫌な気分です!!)(怒)

 それに対して、気分を悪くする魔鈴

 「良かったですね美智恵さん、これで美神さんに会う事が出来るんですよ。」(ニッコリ)

 笑顔(目は笑っていない)で魔鈴がいった

 「え?ええ、そうね。でも・・・・。」

 魔鈴の意見に何かを考え始める美智恵、この2人の心境は

 (この人は横島さんに近付けてはいけない気がします。)

 (今、令子の前に出て行ったら横島君に会うきかいが減ってしまう!!何とかしなくちゃ、そうだ!!)

 「でもね、戸籍上で死んだ事になっている私が突然目の前に現れたら令子も混乱すると思うの。」

 「そう言われてみれば、そうっすね。」

 「だからね、横島君にお願いがあるんだけど・・・。」

 「なんっすか?」

 「私を暫くの間、この家に居させてくれないかしら。」

 「「え!!」」

 「ね!!お・ね・が・い♪」

 「いや、お願いって言われても・・・。」(汗)

 「駄目です!!内にそんな余分な部屋は「まだ沢山あるじゃないですか。」・・え?横島さん今何と仰いました?」

 「だから、まだ使っていない部屋は沢山あると。」

 「でも、現に今この家には空いている部屋なんか・・・。」

 「あれ?魔鈴さん知りませんでしたっけ?今使っているのは家のごく一部なんですよ。」

 そう、じつわ横島たちの家は正面から見ると大きな屋敷であるが横から見ると大豪邸と言っていいくらいのおおきさなのだ!!(家の周りは、なお広い)

 「そうだったんですか!!」

 驚く魔鈴

 「ところで私の話はどうなったの?」

 そこに、今まで蚊帳の外だった美智恵が横島に話し掛けた

 「あ、良いですよ、家でよかったら。」

 「ほんとに!!ありがとう、横島君。」

 「本当に良いんですか?横島さん。」

 「良いじゃありませんか魔鈴さん。困った時はお互い様ですよ。」

 「横島さんがそう仰るのなら私は構いませんけど、他の方々はしりませんよ。」

 「ま、何とかなるでしょう。」

 こうして、横島宅の住人に美智恵が加わる事となったのだが

 「でも、美智恵さんって戸籍上死んでいることになっているんですよね。」

 「如何したんですか魔鈴さん。」

 「だったら、美神 美智恵と名乗っていたら直ぐに美神さんにばれるんじゃないですか?」

 「それもそうね。じゃあこうしましょう、私は魔鈴さんの親戚で魔神(マガミ) 美智恵と言う事にしましょう。」

 「私はそれで構いませんけど、名前は変えないんですか?」

 「下手に名前を変えると直ぐにボロがでるものなのよ。」

 「そういうもんっすか。」

 問題も解決し、納得する横島

 「そう言えば横島君、さっき魔鈴さんの言ってた他の方々って誰のこと?」

 「えっと・・・それは・・・。」(滝汗)

 「その事については私が横島さんに代わってお話します。」

 そう言って魔鈴は昨夜の事を話した

 「つまり、横島君は人間の法に縛られる事なく好きな女性と付き合えると言う訳ね。」

 「そういうことになりますね。」

 「つまり、私も問題無いわけよね。」

 「な!!何言ってるんすか!!美智恵さんには旦那さんが居るじゃないですか!!」

 驚く横島と“ヤッパリ”といった感じの魔鈴

 「あら、私は美神ではなく魔神 美智恵よ。何の問題もないわ。」(ニヤリ)

 「いや、しかし・・。」

 「横島さん、何を言っても無駄だと思いますよ。」

 混乱する横島に対してすでに諦めた様子の魔鈴

 さて、これからどうなるのか!!まて、次回


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15

更に増える同居人(汗)



横島宅居間

 「それにしても、俺なんかの何処が良いんだろーなー?」

 独白する横島、今この場には横島しか居ない

 魔鈴とシルナは食材の買出し、美智恵は「用事があるから」と何処かへ行っている

 「は〜、考えてたって如何しようもないしな〜。」

 頭を抱えて転がる横島、はたから見ていると何とも情けない姿である

 「何をしているんですヨコッチ?」

 「何かおもろいんか?」

 「へ?」

 間抜けな声を出す横島、目の前にはキーやんとサッちゃんが居た

 「え?此処って・・・。」

 「あなたに知らせたい事が有ったので来てもらったんです。」

 「実はな、魔族・神族両方からのヨコッチのサポート役が決まったんや。」

 いきなり某空間に呼ばれて混乱する横島、と当の本人を無視して話しを進めようとする神・魔両陣営最高指導者たち(いいのか?)

 「とりあえず、魔族側は北条三姉妹はそのままです。」

 「その三人とワルキューレが魔族側からのヨコッチのサポート役や。」

 「続いて神族側ですが、あなたの知っている者では小竜姫とハヌマン老師に着いてもらいます。」

 「キーやん、とりあえず自己紹介したほうがええんやないか?」

 「其れもそうですね。ワルキューレは他の任務中ですから他の方たちに来ていただきましょう。」

 サッちゃんの言葉を聞いてキーやんは神族側のサポート役を呼んだ

 「この4人が神族側からのあなたのサポート役です。」

 「そういう事じゃ、横島よこれからよろしく頼むぞ。」(これからは楽な隠居生活がおくれるのー。)

 「えっと、横島さん。不束者ですがよろしくお願いします。」(真赤)

 「おいおい小竜姫、結婚するんとちゃうんやで。」(如何なるかはわからへんけどな。)(ニヤリ)

 「あの、でも小竜姫様は妙神山の管理人だし、老師は主じゃないですか。いいんですか?」

 「そんな仕事は他の者でもできますから、問題ありませんよ。」(そんな仕事って・・。)

 横島の質問をさらっと返すキーやん

 「はよ次の紹介しよか。」

 「次はこの方です。」

 サッちゃんがそう言うとキーやんが紹介しだした

 キーやんが示したのは銀髪で赤い目の少女だった

 「お主が横島 忠夫か?妾は九鬼と申す、これからよろしく頼むぞ。」

 その少女はやけに偉そうだった(汗)

 「えっと、九鬼ちゃんだね。よろしく。」(ニッコリ)

 横島スマイル発動!!九鬼様にクリティカルヒット!!

 「う・・うむ。」(真赤)

 「彼女は長年ある戦艦の守護をしていたのですが、最近その戦艦も無くなってしまったんですよ。」

 九鬼が機能停止しているのに気が付いたキーやんが九鬼についての説明をすませる

 「次は私ですね。」

 そう言うともう一人の人物が横島に話し掛けた

 「初めまして、私は大竜姫と申します。」

 「あのー、一寸すいません。あなたは小竜姫様の・・。」

 「はい、私は小竜姫の姉です。妹が何時も御世話になったいます。」

 「い・いえ、そんな。」

 「ああそう言えば私は昔、人間界で奇稲田と名乗っていた事があったんですよ。」

 「え!!奇稲田って、奇稲田姫の事ですか?俺と一体化した須佐之男命の奥さんの?」

 「ええ、夫は何時も自分勝手で私には何の相談もしてくれないんですよ。」

 「は・はあ・・。」

 「私も何度おもい○きりテレビに電話しようかと思ったか・・。」

 (お・おも○っきりテレビって・・・。)(汗)

 大竜姫の愚痴に唖然とする横島

 「それに、いきなり守護者の力になるって言ったきり、帰ってこなくなって・・・。」

 「す・すいません。俺のせいで・・・。」(シュン)

 突然の別れを思い出し暗くなるなる大竜姫を見て子犬モードを発動する横島(無意識)

 「い・いえ、お・お気になさらないで下さい。」

 (こんな素敵な方と知り合えたのですから・・ジュルリ・・あら涎が・・・。)(オイ!!)

 「で・でも・・・。」

 「横島さん、姉上も気にしないように言っていますから。」

 (姉上、あなたに横島さんは渡しません!!)(ギロッ!!)

 (小竜姫、随分と反抗的になったわね・・・。)(ギロッ!!)

 火花を散らす竜神姉妹(勿論バックには二匹の龍!)

 「あの、でも・・・。」

 小竜姫のフォローも虚しく、まだ気にしている横島

 「本当にお気になさらないで下さい。それに、夫はあなたの中で生きているんですから。」

 「え!そう言われれば・・・そうとも考えられますね。」

 「でしょう。だから、お気になさらないで下さい忠夫様。」

 「あの忠夫様って?」

 「私の夫はあなたと一体となっているのですから、あなたは私の夫と言う事になりません?ですから・・・。」

 「何を言っているのですか姉上!!横島さんは横島さんであって、兄上ではありません!!」

 「あの、とりあえず『様』は勘弁してもらえませんか?せめて『さん』ぐらいに・・。」

 「・・・・・わかりました、忠夫さん。」

 どことなく残念そうな大竜姫

 「どうやら自己紹介も終わったようですね。」

 「ほな、もとおった空間に戻すで〜。」

 とりあえず皆が自己紹介を終えたところでキーやんとサッちゃんが話し掛ける

 「あの、すいません。俺の眷属の件なんですけど・・・。」

 「おや?もう眷属にしたい方ができたのですか?」

 (まあ、予想はしていましたけどね・・。)

 「で、誰なんや?」

 「えっと、魔鈴さんなんですけど・・。」

 少し顔を赤らめながら言う横島をみて、複雑(嫉妬+トキメキ)な表情でみる女性陣

 「眷族にすると言っても、別に難しいわけではないんですよ。」

 「そやで、要は自分の力を分け与えて契約を結ぶだけやからな。」

 「でも、どうやったら力を与えるなんて事ができるんです?」

 ((ニヤリ))

 神・魔両陣営最高指導者たちは不敵な笑みを浮かべる(汗)

 「一番簡単な方法は、その相手にキスすることですね。」

 「え!!き・キスですか!!」

 「そやそや、それが一番簡単な方法やで。」

 「うーん・・・解りました。」

 とりあえず決意を固める横島

 「では、もとの空間に戻しますよ。」

 「準備はええか?」

 『ゾク〜〜!!!』

 この時、最高指導者たちは物凄い悪寒を感じた

 「横島さんと老師は先に行って下さい。」

 「私たちは此方の御2人に用がありますから。」

 「妾たちも直ぐに行くから心配はいらん。」

 笑顔(目が笑っていない)の女性陣のプレッシャーを受けた横島と老師は

 「で・では、御言葉に甘えようかのう。のう横島。」

 「そ・そうですね老師」

 そう言って、そそくさと去って行った

 その後、某空間には2つの絶叫がこだましたという

 さあ、サッちゃんとキーやんの運命や如何に!!(次回と関係無し!)

 まて!次回!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


シルナのママ確定!!(嘘?)



横島宅居間

 2つの絶叫が轟く空間から戻ってきた横島と老師

 「まあ、これから世話になるの。」

 「此方こそ、よろしくお願いしますよ老師。」

 如何やら2人は先ほどの絶叫を聞かなかった事にしたらしい

 「ふ〜、結構疲れましたね。」

 「パパ〜、ただいまー♪」

 そこえ魔鈴とシルナが帰宅した

 「あら?何故老師が此処に?」

 「あっ、おじいちゃん♪」

 (おじいちゃん・・・・良い響きじゃ・・。)

 すでに爺バカの片鱗をみせる老師

 「えっと・・・まあ、例の仕事の事で俺をサポートしてくれるんで家に住んでもらうんです。」

 「まあ、そうなんですか。では、これからよろしくお願いしますね老師。」

 「うむ、よろしく頼むぞ魔鈴殿。」

 「『殿』って言うのは・・せめて『さん』ぐらいに・・・。」

 「ふむ・・では、改めて頼みますぞ魔鈴さん。」

 「はい、こちらこそ。」

 「む〜?おじいちゃんもシルナたちと一緒に住むの?」

 「そうだぞシルナ。」

 「わーい、おじいちゃんも一緒♪」

 「ほっほっほ、これからよろしくのシルナ。」

 はたから見ると幸せな家族のようである

 「ところで、老師の他にはサポートの方はいらっしゃらないんですか?」

 「いや、ワシの他に4人居るぞ。」

 「へー、どんな方たちなんです?」

 「魔鈴さんも知っている者たちじゃと、小竜姫とワルキューレが居るな。あと2人女性がおるな。」

 「へー、全員女性なんですか・・・。」(棘)

 俯きながら震えだす魔鈴(黒オーラ付き)

 (このプレッシャー・・・・シ○アか!!)

 あまりのプレッシャーに訳の解る人にしか解らない現実逃避をする横島

 「あっと・・・・そうそう。眷属の事がわかったんです。」

 「え!本当ですか!!如何すればいいんです!!」

 「えっと・・・・その・・・キスすれば・・・。」(マッカ)

 「え!!き・・・キス・・ですか。」(マッカ)

 マッカになる横島と魔鈴

 「ねえ、おじいちゃん。何でパパとマリンおねえちゃんマッカなの?」

 「いろいろと事情があるんじゃよ。それよりこの家を案内してくれんかの?」

 「うん、わかったよ♪」

 気を利かせてシルナを連れて行く老師

 「じゃ・じゃあ横島さん、い・今の内に・・。」

 そう言って目を瞑る魔鈴

 「じゃあ・・・。」

 目を瞑る横島、2人の距離が5p・・3p・・1p、そして0になった時

 「まったく、あの2人なかなかしぶとかったですね。」

 「全くじゃ。」

 「おかげで忠夫さんの所へ来るのが遅くなってしまいました。」

 某空間に残っていた3人が現れた

 「「「「「・・・・・・・」」」」」

 沈黙が部屋を包む

 「「「何をしているんです(じゃ)?」」」(怒)

 沈黙を破ったのはやはり神族女性陣

 「えっと・あの・・その・・。」(滝汗)

 「あああああの、よよ横島さん。こ・此方の方たちが・・・。」(アセッ!!)

対する横島と魔鈴はかなり動転していた

 「え!えぇ俺のサポートをしてくれる九鬼ちゃんと小竜姫様、それと小竜姫様のお姉さんで大竜姫様です。」

 「あ・あの、私は魔鈴 めぐみです。これからよろしくお願いします。」

 「御久しぶりです魔鈴さん。此方こそよろしく。」

 「妾は九鬼じゃ、よろしく頼む。」

 「初めまして魔鈴さん。私は大竜姫と申します。」

 なんとか穏やかな空気にもどる

 「私は以前、人間界で夫のスサノオと生活していたんですよ。」(ニッコリ)

 「スサノオというと横島さんと一体となった?」

 「はい。」

 「貴女は何が仰りたいのです?」(ニッコリ)

 筈もなかった・・・(汗)

 「ところで横島さん、先ほどは何をしてらしたんです?」

 「妾も知りたいのう。」

 そんな中、横島に詰め寄る九鬼と小竜姫

 「えっと、サッちゃんとキーやんが眷属にするにはキスすれば良いって・・。」

 何故か(?)追い詰められる横島

 今度は緊迫した空気が部屋を包む

 「パパ、そのおねえちゃんたち誰?」

 「おー、御主ら漸く来たのか。」

 そこにやって来たシルナと老師

 「このお姉ちゃんたちも此処で一緒に住むんだよ。」

 「そうなの?えっと、横島 シルナです。」(ニッコリ)

 「ほうシルナか、妾は九鬼じゃ。」

 「シルナちゃん覚えてる?私は小竜姫です。」

 「うん、ショウリュウキおねえちゃん。あと、これからよろしくクキおねえちゃん。」

 あいさつを交わす者たちの中である行動に出た人物がいた

 「まあ、貴女がシルナちゃんですね。」

 そう言うとシルナを抱しめる大竜姫

 「えっと、おねえちゃんは?」

 「私は大竜姫です。」

 「ダイリュウキおねえちゃん?」

 「できれば『お姉さん』より『お母さん』の方が嬉しいです。」(ニッコリ)

 「おかあさん?ママのこと?」

 「ええ、そうですよ。」

 「ママ〜♪」

 「「「「「ま・ママー!!」」」」」

 驚く当人たち以外の5人

 ((クッ!その手があったか!!))

 内2名は驚いた訳では無かったようだ

 さあ、大竜姫の抜け駆けとも思える行動でこれからどう影響するのか!!

 とりあえず次回をこうご期待!!



つづく



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△記事頭
  1. ぶっちゃけ美智恵は美神の相手に西条がちらりともかすめないんだな〜(泣)。一応まだ生きてたことになってるころ、西条は愛弟子だったし美神も慕ってたのを見てるはずだけど。他にも手出ししまくってるのがだめってんなら横島も似たようなもんでは?
    まあ自分が入りたいってなったから美神は敵になっちゃったみたいだけどね(笑)。名乗りでもせんし、逆に西条と一刻も早くくっつけてしまおうとしてるかも。西条としてはますます嬉しい状況だ。
    九尾(2004.09.12 13:31)】
  2. あっとすみません。かなり読み飛ばしてるんで九鬼さまのこと忘れてました。子犬モードに涎ジュルリな大竜姫さまもね(笑)。
    たまに話題に出すんですが、ライム色ってGSの過去ってことにしても特に問題ないですよねえ。少なくとも結構出てるサクラ大戦がクロスしていいならこっちが出ちゃいかん道理はないです。
    それに、こういう『妾』キャラは最近必需品でしょう?
    九尾(2004.09.12 13:36)】

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