これから如何なる?横島親子!!
ムーちゃん登場!!
横島宅居間
睨み合う美女が3人と脅える2人の美少女と老人(猿?)と少年・・・
「どういうつもりですか大竜姫様・・。」(怒)
「事としだいによっては、此方にも考えがありますよ・・。」(怒)
それぞれのエモノ(箒と神剣)を構えながら迫る2人(箒と神剣が同格!!)
「夫の子供は私の子供、何の問題も無いでしょう。」
「姉上!!何度も言っているように横島さんは横島さんであって、兄上ではありません!!」
「その様な事は解っていますよ。ですから、これからという事で・・。」(ニッコリ)
セリフの最後の方で意味ありげな流し目を横島へ送る大竜姫
「「フッフッフッフッ・・・。」」(邪笑)
何故か急に笑い出す魔鈴と小竜姫
「九鬼や、シルナと一緒に向うの部屋に行こうかのう。」(汗)
「そ・そうじゃな、老師・・。行くぞ、シルナ・・・。」(汗)
「う・うん・・・。」(汗)
そそくさと非難を開始する3名
「お・俺もチョット散歩に出てきます・・・。」(滝汗)
それに習って脱出しようとする横島、その心境は
(ニゲナキャダメダ、にげなきゃだめだ、逃げなきゃだめだ、逃げなきゃ駄目だ!!)
何時ものように某三人目の少年のようであった
「あ、行ってらっしゃい忠夫さん。」(ニッコリ)
「「行ってらっしゃい横島さん・・。」」
余裕を持って送り出す大竜姫と何か含んだところのある魔鈴と小竜姫
「い・逝ってきまーす!!」(脱兎)
逃げるように出て行く横島、その後横島宅に轟音が轟いた
都内某所
当ても無くさまよう横島
(散歩って言ってもな〜、行くあても無いし・・。)
「どうすっかなー・・・。」
途方にくれ、ふと横を見る横島そこには休日の公園でのフリーマーケットが行われていた
「フリーマーケットか〜・・・よしっ、行ってみるか・・。」
何となく公園と入っていく横島
公園
「へー、けっこういろんな物があるんだなー。」
公園の中では古着等だけではなく骨董品なども出展されていた
『・・・ミ・・・・・ュ・・・マ』
「ん?何だ居間のは?」
何かの声に立ち止まる横島
(何だこの声は、いったい何処から聞こえてくる?)
『ヤ・・ミ・ケ・・シュ・ン・マ』
「また!!いったい何処から!!」
辺りを見回す横島その視界に鞘に収められたボロボロの剣が入る
「ん?これは・・。」
『やっと見つけた、ご主人様ー!!!』
その剣を横島が手に取ると先程の声がハッキリと聞こえてきた
「な・何だ!!」
「おや?お若いの、その剣が気にいったのかい?」
「え?いや・・そうじゃなくて・・・・。」
驚く横島に店の老人が話し掛けてきた
「その剣は変っていてねー、誰にも抜く事ができないんだよ・・!!そうじゃ、あんたその剣が気にいったのなら貰ってやってくれんか?」
「良いんですか?」
「なに、ここにあっても売り物にならんしの。気に入った者が持つのが一番じゃからの。」
「そ・それじゃあ、ありがたく・・・。」
「ああ、大切にしてやっておくれ。」
そんなこんなで剣を手に入れた横島
「で、お前はいったい誰なんだ?」
誰もいない所へ移動して剣に話し掛ける横島
『そ・そんな!私が解らないんですか!!私はずっとご主人様を待っていたのに!!』(ガーン)
なにやらショックを受ける剣(しかも効果音付き!!)
「解らないも何も知らないし・・。」
『ひ・酷い!酷すぎる!!スサノオ様、酷すぎます!イジメかっこ悪い・・。』(涙)
どうやらこの剣はスサノオの関係者(?)らしい(どうやって涙を流した!!)
「お前、スサノオ様を知ってるのか?」
『何を仰っているんですか?貴方がスサノオ様でしょう?』
「いや、俺はスサノオ様じゃないんだ。」
ここで剣に対して今の自分の現状を話す横島
『そうだったんですか・・・。』
「ま・まあ、そんなに気を落とすなよ。」
『・・・フッフッフッフ、あんの自己中男が!!こちとら必至に待ちつづけたってのに!!』
「え・えーと・・・・。」
何か溜まっていたのか暴走する剣とリアクションに困る横島
『フーフー・・・・・申し訳ありません、取り乱してしまいました。』
「い・いや、お前も色々と大変なんだな・・・。」
『いいんです。昔は昔、今は貴方が私の主人なんです。私は明るい未来のために生きていきます!!』
勝手に自己完結し新たな決意に燃える剣
「ところでお前の名前は?」
『これは失礼いたしました。私は天叢雲剣、まあムーちゃんとでも呼んで下さい。』
「む・ムーちゃん?」
『はい、今後ともよろしくお願いしますご主人様。』
「えっと・・・、とりあずよろしく。」
横島はムーちゃんを手に入れた(ムーちゃんは、ある意味呪われていた)
横島宅
結局する事も無かったため、帰ってきた横島
(ま・まだ空気が重い!!)
どうやらまだ女性陣の戦いに決着はついていないようだ
『ご主人様、このピリピリした空気は何なんです?どこかで感じたような・・。』
「気にするな・・・、気にしたら負けだ!!」
自分に言い聞かせるように言うと中へと入っていく横島
横島宅居間
そこには大剣を構えた大竜姫と例の紅い箒を構えた魔鈴が対峙していた
「なかなかやりますね、魔鈴さん。」
「いえいえ、それほどでもありませんよ。」
(まさか人間でここまでできるとは・・・。)
(やはり・・・手強いですね・・・。)
両者とも不敵な笑みを浮かべていた、その時小隆起は
「キュ〜〜・・・。」
いち早くダウンしたらしい
「た・ただいまー・・・・。」
そんな中なけなしの勇気で自分の帰宅を知らせる横島
「「あ・お帰りなさい。」」
行き成り息の合う二人
「何処へ行っておられたんですか忠夫さん?」
「いえ、ちょっと公園まで・・。」
「横島さん、それは?」
ムーちゃんに気付いて質問する魔鈴
「あら?ムーちゃん?」
『ゲッ!!大竜姫!!』
何やら知り合いのような二人(?)
二人(?)の関係や如何に!!次回明らかに!!
ツヅク
あとがき
初めての方、初めまして。久しぶりの方、お久しぶりです。どうもkumaです。
如何だったでしょうか?楽しんでいただけましたか?
楽しんでいただければ幸いです。
ご意見ご感想等がありましたらどしどしお願いします。
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