雪が降ってきた・・・
空から舞い降りる水の結晶
それは街を白く彩り、そして音を吸収していく。
しんと静まり返った夜の街
私は今、外気により冷え切った「体」の奥深くで火照りの冷めつつある『身体』に指を這わせ、
狂おしいほどに愛しいあの人に抱かれる夢をみている。
「ん・・・横島さん・・・」
それは何気なく呟いた一言から始まった。
（どうした？呼んだか？）
「え？」
私に直接呼びかける声。愛しいあの人の声。
（人口幽霊壱号、何かあったのか？？）
彼は３時間前に帰宅したはず。私の『本当の身体』の事も知らないはず・・・
「どうして・・・」
（あれ？お前にゃ言ってなかったっけ？最近、魔族とかとやり合う事増えたんで、昼間事務所の結界なんかに
少し文珠で細工して、お前や美神さんとかに何かあったら直に解るようにしたんだけど・・・）
「ですが、あれは結界だけの事ではなかったんですか？」
（お前は霊体だからなぁ〜・・・結界と俺を繋げたからかもな）
「え”！？そんなことが・・・」
（ま、俺は分析に関しちゃ全くの素人だからな。わりぃ。詳しく解んね〜や）
それって・・・もしかして・・・つまり・・・
「つまり・・・さっきの私の・・・」
（わりぃ。わざとじゃないけ「横島さんの馬鹿ぁ〜〜〜！！！！」・・・すまん）
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた
聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた聞かれてた・・・
（お〜い。帰ってこ〜い）
「うぅ・・・」
（でも、お前って確か渋鯖男爵の「息子」って設定じゃなかったっけ？）
「人口霊魂である私はマスターの霊力を受けて自己を保ちます。私のマスターである貴方の霊力により、
貴方の望む性になります。」
（ちょっとまった。お前のマスターって美神さんだろ）
「確かに初めはそうでした。しかし、今は貴方の方が美神氏より遥かに強い霊力を持ってますので、
貴方からの霊力を糧にしています。ですので貴方が私のマスターです」
（その事を美神さんは？）
「まだ気付いてないと思います」
（そうか。じゃあソレは秘密にしといた方がいいな。あの人のプライドが許さんだろ）
「解りました。私と貴方２人だけの秘密ですね」
（何か艶っぽい言い方だな。ま、そんな感じだけど。んじゃ、良い物聞かせてもらったし、そろそろ俺は寝たいんだが・・・）
「な・・・なに・・・を・・・」
ぼっ と火が付いたように私の身体が熱くなる。おそらく全身が茹蛸のように赤くなっているだろう。
（それじゃ、また明日な）
「ま・・・待ってください。横島さんにお願いがあります。」
（ん？どした？）
「明日いらっしゃったら、私の玄関前の左脇にある通風口を開けて覗いて下さい。其処に地下室の扉を開く
スイッチがあります。全ては其の地下室でお伝えします。」
（何かよう解らんがわかった。明日は仕事も特に入ってなかったはずだから時間もあるだろ）
「それではお待ちしております」
（ん。それじゃお休み）
「おやすみなさいませ。マイ・マスター」
そう、全ては明日。愛しいあの人を地下室へ招いてから・・・
そして私は目をつぶり薄汚れたベッドに横たわった。
あとがき。
え〜ココまで私の駄文を読んでくださった皆様。有難うございました。
それと、ナイト・トーカー 参萬ＨＩＴおめでとうございます。
今まで読み専門だった自分がまさかＳＳ書かされるとは夢にも思ってなかったです。はい。
しかも、初作品がzokutoさん作『カモナ マイ 魂の牢獄』の３次創作とは・・・（汗
作品の出来、不出来はともかく、これで参萬ヒット記念ＳＳＳの宿題は完了と。
この続き（１８禁パート）は、『四萬ＨＩＴ記念』に『翔さん』が書いてくれるそうなので、
皆さん、首を長くして待ちましょう。（マテ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
続編投稿に変更した為、皆様に頂いたレスを貼りなおしておきます。
１．おお〜人工幽霊壱号かわいい〜ｗ
そのうち呼び方がご主人様になって、鬼畜な横島にあんなことやこんなことを されてしまうのですね＜どんなことだ？
とにかく続きが気になりますね〜＾＾
翔さん頑張ってくださいまし〜（ぉ
｛ノ定(2004.08.22 01：29)｝
２．何故ボク？（；´Д｀）
まぁ、ひでよしさん。例の「空」「恋文」「ハンカチ」ＳＳ最低３０ｋでw
人口幽霊一号可愛いんだけどなぁ。ボクに扱えるかどうか（汗）
尚、ボクの次はノ定さんですので、みなさん、そっちを楽しみにしてくださいｗ（マテ
つーか。いきなりだなぁ（汗）どうしようｗ？
｛翔(2004.08.22 01：32/2004.08.22 01：35)｝
３．なるほど、こういう設定になりましたか（笑）
いやー、盛り上がってきましたね。
というわけで、翔さん、頑張ってくださいね（笑）
｛米田鷹雄(2004.08.22 01：37)｝
４．なにやら冗談交じりの発言から、リレー小説が誕生してしまいました。
みんな愉快にＳＳを書き、読者は作者の技術の素晴らしさに感銘を受けるわけですが、一方チャットでは迂闊に発言をすると、ＳＳを書かされると警戒して殺伐な雰囲気になってきました（笑
何はともあれ、ここの小ネタ板は少しさびしいような感じがしますので、これが起爆剤となって、これを期にクルクルと回るようになれば幸いかと。
ＰＳ
翔さん、ノ定さん頑張って下さいね〜♪
期待してますから〜♪
｛zokuto(2004.08.22 01：53)｝
５．ちょっと追加をｗ
＞一方チャットでは迂闊に発言をすると、ＳＳを書かされると警戒して殺伐な雰囲気になってきました（笑
発言無くとも指名されますが何か？（ぉ
・・・実際、そんな怖いところではないですｗ
殺伐ともしていませんｗ
皆さん結構楽しんでますｗ
・・・念のためｗ
｛ノ定(2004.08.22 01：59)｝
６．横島・・・えらい！！！女の子が苦しんでて気づかないやつじゃないぜ！！！でもＧが聞こえてて途中で止めずに楽しむのはいただけないぜ！！
だいたいだな！とっとと助けて式神ケント紙の体でも用意してやれば本番ができるんだぞ！！！俺が見たいんだからはよせんか！！（うわあ！我ながらなんて勝手な理由だ！）
｛九尾(2004.08.22 02：18/2004.08.22 02：21)｝
７．仕事行く前にレス返しをば。
＞ノ定さん
翔さんの次に書いてくれるそうで。ｗ
って事は『五萬ＨＩＴ記念』ですな。（￣ー￣）ニヤリッ
＞翔さん
例の？？さ〜て何の事やら。 フフンフーン・・・( ￣３￣)〜♪ （ゴルア
＞米田さん
はい。こんな設定にしてしまいました。ｗ
追加設定は「翔さん」や「ノ定さん」が考えてくれるでしょう。ｗ
＞zokutoさん
チャットで執筆命令が下るのは某●さんから、◎さんに対して「のみ」なので、傍から見ている分には楽しいものです。ｗ
＞九尾さん
設定はzokutoさん作の物なので、それによると彼女（人口幽霊壱号）の身体は、地下室に括られてるとのこと。ですので、横島は美神達に知られること無く地下室へ行き、其処で抱く形になるかと・・・
｛ひでよし(2004.08.22 05：19)｝
８． いやー盛り上がってますねー。ノ定さんの次をどう言う訳か決められている仙台人です（笑）まだ正式公開していないにも関わらずカウンターがものすごく早くまわっているので少々あせっています（笑）
感想ですが・・・絶妙にいろいろと意味深な話ですねｗ面白いし次が読みたくなるストーリーでした。
｛仙台人(2004.08.22 16：47)｝