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▽レス始

「麻帆良の守護者 第02話(GS+ネギま!)」

湖畔のスナフキン (2007-03-11 02:11)
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(注意事項)
  ・GS,ネギまともに、原作準拠ではありません。原作至上主義の方は、読まないことを推奨します。
  ・GS側の主人公である横島は、煩悩が少なめで、アニキっぽい性格が強いです。
 それでも良いという方だけ、この話をお読みください。

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 『麻帆良の守護者』   第二話 −麻帆良学園へようこそ!−

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》》Evangelin


 まったくもって、いまいましい。
 あのわけのわからん男さえ来なければ、今頃は呪いが解けて、自由の身になっていたであろうものを。

「茶々丸。さっきの男だが、やつは空から落ちてこなかったか?」
「はい、間違いありません。彼は上空から落下してきました」
「やつがぶつかってくる直前、何かの力を感じたのだが?」
「はい。魔力とは異なる力の放出を検出しました。気とも少し違うようです」

 坊やのことで油断していたとはいえ、魔法障壁が突破されたのはその力のせいだな。
 偶然とは思えん。念のため、坊やには口止めしておくか。

「茶々丸。坊やを追いかけて伝言してくれ。今夜の件は、学園側には他言無用だとな。
 もし告げ口でもしたら、可愛い生徒たちが犠牲になると言っておけ」
「承知しました。マスター」


》》Yokoshima


 俺はネギの杖に乗っかって、屋根の上から地面に降りた。

「本当にビックリしましたよ。突然、空の上から人が落ちてくるんですから。
 しかも、それがヨコシマさんだったなんて!」
「それよか、ネギ。おまえ、さっきの二人組に襲われてなかったか?
 しかも、幼女の方は吸血鬼に見えたんだが」
「彼女はエヴァンジェリンさんと言って、僕の生徒なんですが、彼女が吸血鬼だったなんて今まで
 知りませんでした」
「ちょっと待てや。ネギ。おまえ、今『僕の生徒』って言わなかったか?
 そういや、あの幼女に『ネギ先生』とも呼ばれてたな」
「はい。実は僕、この学校で教師をしてるんです!」
「な、なにーーっ!」

 ちょっと待て! 子供が教師をするなんて、いったいどこの世界だよ!?

「そうだ! この学校の学園長にお会いしませんか? ちょっと連絡してみます」

 ネギがポケットから携帯を取り出して、電話をかけた。

「学園長先生、遅くにすみません。
 以前にお願いしていた、ヨコシマさんの件なんですが……
 はい、実は本人が……ええ、すぐにお連れします」

 ネギは携帯を切ると、こちらを振り向いた。

「学園長がお会いになるそうです。すぐに行きましょう」

 ま、いいか。他に行くあてもないしな。


 学園長室に行く途中、さっきの幼女の仲間に出会った。
 よくよく見ると、この娘はどうやらロボットみたいだな。
 用件は、さっきの事を黙っていてくれということだった。
 この件については、ネギの判断に任せる。
 というか、この場所に着いたばかりの俺には、事情がさっぱりわからないし。

「失礼します」

 学園長室は、なかなか豪勢な部屋だった。
 その部屋の窓際中央にある立派な机の向こうに、仙人のような風貌をした老人が座っていた。

「学園長先生。この人が、ヨコシマさんです」
「あ、どうも。横島忠夫です」

 とりあえず、老人に向かって軽く会釈をする。

「フォフォフォ。ワシの名は近衛と言うての、この麻帆良学園の学園長をしとるんじゃ。
 君のことは、ネギ君や、ウェールズの魔法学校の連中から聞いておる。
 なんでも、幼かったネギ君を、悪魔の群れから救ったそうじゃな」
「あ、いえ。それほどのことでも」
「ワシはこの学園の学園長の他に、関東魔法使い協会の理事もしとってのう。
 横島君のことは、関東魔法使い協会だけでなく全国の協会に問い合わせたんじゃが、該当者なし
 という答えしか返ってこんかった。その辺りの事情について、説明して欲しいんじゃが」
「その件についてですが――」

 あの時は、ネギもネカネちゃんもまだ子供だったから、俺の事情を明かす気にはなれなかった。
 ネギも見かけはまだ子供だが、大人に混じって仕事をしているのであれば、きちんと受け止められるだろう。

「実は俺、この世界の人間じゃないみたいなんです」

 ネギはもちろんのこと、学園長もきょとんとした顔をしていた。


 それから俺は、自分のいた世界について詳しく説明した。
 自分がゴーストスイーパーであったこと、元の世界ではオカルトが公認されている代わりに魔法の知識はほとんど失われていること、人間以外に神族や魔族といった連中がいることなどを説明した。

「ふうむ。それは興味深い話じゃのう。
 横島君が平行世界から来たのであれば、この世界でいくら探しても、見つからないわけじゃ」
「待ってください! それではヨコシマさんは、ウェールズで会ってから今まで、どこで何をして
 いたのですか?」
「そのことだけどな、ネギ。前に会ってから、今まで何年経ってる?」
「六年です」
「前に会った時の俺の姿を覚えているか?」
「はい。魔法で昔の記憶を何度か見ていますから、よく覚えています」
「その時と比べて、どこか変わったように見えるか?」
「そう言えば、あまり変わってないですね。六年も前のことなのに」

 ネギが不思議そうな表情を浮かべる。

「実はな、俺は六年前にお前たちと別れたあと、この時間帯に強制転移させられたみたいなんだ。
 ネギにとっては六年前の記憶かもしれんが、俺からすると、ほんのわずか前の出来事なんだよ」
「ほう。平行世界から来ただけでなく、時間跳躍まで成したのか。益々、興味深いわい」
「俺の力では、ないですけどね」

 文珠を一度に数多く使えば、俺でも時間移動は決して不可能ではない。
 まあ、今の俺には、とうてい無理な内容なのだが。

「俺をこの世界に放り込んだ連中からの伝言によると、俺はこの世界で為すべき使命があるみたい
 です。その使命を果たすまでは、どうやら帰れないみたいですね」
「その使命とは、いったい何なのかね?」
「それはまだわかりません。伝言によると、自然にわかるとのことですが……」

 最初の使命が、ネギとネカネちゃんを救うことだってことは、すぐにわかった。
 というか、あの場面で二人を見捨てるようじゃ、人間としてどうかと思うぞ。

「それでワシからの提案なんじゃが、横島君、この学園で働いてみないかね?
 実は警備員が不足しておって、腕利きの人間が欲しかったんじゃ。
 住む場所はこちらで用意するし、給料も可能な限りはずむぞ。どうじゃね?」
「は、はあ……」

 正直なところ、ありがたい申し出だった。
 俺の果たす使命が何であれ、この世界で生きていくには生活基盤が絶対に必要だしな。

「まあ、今日はもう遅いから、詳しい話は明日にすることにしよう。
 宿泊場所は、ビジネスホテルでよいかね?」
「屋根が付いていれば、どこでも大丈夫です」
「ああ、それから最後に一つだけ、言っておかなければならないことがあるんじゃ。
 ワシらの世界では、魔法使いの存在は一般人には秘密になっておっての、
 くれぐれも、魔法またはそれに類する力を、公衆の面前で使わないでくれ」
「了解しました」

 学園長から、学園で契約しているホテルの名前と場所を聞くと、俺はネギと一緒に部屋を退出した。

「すみません。さっきの話ですが、わからないことが多くて。
 ヨコシマさんがきた平行世界とは、どういう所なんですか?」
「平行世界とは、今自分がいる世界とほんの少しだけ違う世界のことさ。
 例えば、俺の元いた世界では魔法の知識はほとんど失われていて、魔法使いや魔女はほんの少し
 しかいないんだ」
「それじゃあ、ヨコシマさんが前に使った術は、あれは何ですか?」
「俺が使ったのは、実は霊能力なんだよ」
「霊能力?」
「ああ。こっちの世界じゃあ、オカルトは一般的じゃなかったんだっけな。
 まあ、機会があったら見せてやるよ」

 学園長室のある建物を出たところで、俺はネギと別れた。


 翌日、俺はホテルのシングルの部屋で目を覚ました
 学園長とのアポは午後だったので、バイキング形式の朝食で思い切り腹を満たした後、アポまでの時間を散策と情報収集に当てたわけなのだが……

「学園長、これマジっすか?」
「もちろん。大真面目じゃよ」

 学園長がきっぱりと言い切った。

 学園長との面談の最中に、学園長が俺の実力を見たいと言ってきた。
 まあ、ただの警備の仕事じゃあないだろうってことぐらいは、俺も予想していたから異論はなかった。
 この場所で腕試しをするわけにもいかないので、場所を体育館へと移したわけだが、

「なんで俺、女子中学生と戦わなくちゃいけないんです?」

 俺の目の前に立っているのは、丸顔の可愛い女の子だった。
 肩まで伸ばした茶色っぽい髪を、二つにわけて縛っている。
 手に魔鈴さんがもっているような箒さえもっていなかったら、普通の美少女中学生と見分けがつかない。

「フォフォフォ。佐倉くんはああ見えても、アメリカの魔法学校留学中に、オールAを取った秀才
 なんじゃ。見かけで判断すると、痛い目にあうぞ」
「わかりましたよ。やりゃーいいんでしょ」

 俺は、体育館中央に大きく描かれた魔法陣の中に入った。
 中に結界が張られているだろうってことは、この世界の魔法の知識がない俺にさえ、容易に理解できる。
 まるで、GSの二次試験にそっくりだ。

「あの、佐倉愛衣(メイ)です。よろしくお願いします」

 先に挨拶されちゃったよ。
 ルックスといい性格といい、こりゃあ数年後にはかなりの美少女になるな。
 今は守備範囲外だけど、将来が楽しみだ。

「あ、どうも。横島です。こちらこそよろしく」

 佐倉さんに一礼してから、半身になって身構える。
 正直なところ、魔法使いと戦うのは初めてだから、どんな戦いになるのかまるで見当がつかない。
 そう考えると、最初の相手が佐倉ちゃんだというのは、妥当なのかもしれないな。

「それでは、始め!」

 学園長の合図とともに、佐倉ちゃんが呪文のようなものを唱え始めた。

「メイプル・ネイプル・アラモード!
 目醒め現れよ(エクス・ソムノー・エクシスタット)、
 燃え出ずる火蜥蜴(エクスーレンス・サラマンドラ)、
 火を以ってして敵を覆わん(イニミークル・インウォルウァット・イグネー)。

 紫炎の捕え手(カプトゥス・フランメウス!)

 突き出した佐倉ちゃんの手から、太い炎の渦が飛び出す。
 横に跳んでそれを避けると、今まで俺の立っていた場所に、太い火柱が立ち上っていた。

風の精霊11人(ウンデキム・スピリトウス・アエリアーレス)。
 縛鎖となりて(ウィンクルム・ファクティ)敵を捕まえろ(イニミクム・カプテント)。

 魔法の射手(サギタ・マギカ)・戒めの風矢(アエール・カプトゥーラエ)!
「ま、マジかよ!」

 今度は何か別のモノが、こちらに向かっていっぱい飛んでくる。

「サイキック・ソーサー、多重展開!」

 慌ててサイキックソーサーを前面に何枚も展開し、その攻撃をかろうじて防いだ。
 どうやら、遠距離戦ではこちらが不利のようだな。
 俺は左手にサイキック・ソーサーを構えると、佐倉ちゃん目掛けて走り出した。

「うわおっ!」

 今度は呪文の詠唱なしで、三本の火の矢が飛んできた。
 左手のサイキック・ソーサーで矢を全部弾き飛ばすと、佐倉ちゃんの懐に飛び込んで足払いをかける。

「きゃっ!」
「佐倉ちゃん、ごめん!」

 佐倉ちゃんが床に倒れる前に、俺は自分の体を佐倉ちゃんと床の間に入れると、首に腕を回して締め落としに入った。
 文珠を使えば一発なのだが、さすがに今の段階から手の内をさらけ出したくはない。
 やがて、二十秒もしないうちに、佐倉ちゃんの全身から力が抜けてグッタリとした。

「それまで!」

 終了の合図を確認すると、俺は失神していた佐倉ちゃんに軽く活を入れる。
 佐倉ちゃんはすぐに息を吹き返したが、きょとんとしているところを見ると、自分が何をされたのか今ひとつ把握できていないらしい。

「どうやら、俺の勝ちみたいだよ」
「そーなんですかー。なんだか、頭がフワフワして気持ちいいですー」

 佐倉ちゃんは、フラフラと歩きながら結界の外に出て行った。
 彼女は今まで、格闘技の訓練をほとんど受けていなかったのかもしれない。
 そんな彼女に絞め技をかけたことはかなり気が引けたが、だからと言って、霊波刀や栄光の手でぶん殴るのはさらに問題がありそうだし、対応が難しいところだ。


 ふと気がつくと、体育館の内側の一角に、大人や女子学生など十人くらいの人が集まっていた。
 スーツ姿の大人は、たぶんこの学校の教師なんだろうな。
 他にも学校の制服を着た女の子や、さらにはシスターの格好をした人までいた。
 麻帆良学園は、ミッション系の学校なんだろうか?

「学園長。これで終わりッスか?」
「いやいや。まだ続きがあるのじゃよ。次は高音くん」
「はい」

 佐倉ちゃんとは別の制服を着た女の子が、こちらに向かって歩いてきた。
 年齢は俺と同じか少し年下くらい。たぶん、高校生だろう。
 スタイルはかなりよく、長い金髪は腰にまで届いている。

「高音くん、準備はいいかね」
「はい」

 美人の姉ちゃんを見れるのは嬉しいんだが、それが戦う相手となるとエラいやりにくいんだけどな。
 まあ、うまく寝技に持ち込んでから、アレやコレやをしてしまうという手も、あることはあるんだが。
 それにしても、見た感じ、かなりプライド高そうな姉ちゃんだな。

「操影術!」

 開始の合図とともに、高音さんの背後から白い仮面をつけた黒装束の男たちが、十人近く現れました。
 ……えーっと、高音さんって式神使い?

「私たち魔法生徒は、幼き頃より学問と修行と訓練を積み重ねてきました。
 愛衣は退けられてしまいましたが、愛衣の仇を討つためにも、今こそ魔法生徒の真の実力を発揮
 すべき時なのです!」

 こりゃ、手加減したら負けっぽいな。
 あの黒い連中に捕まりでもしたら、その場であのお姉ちゃんに、足の裏でも舐めさせられかねない。
 いくら俺でも、女王様にお使えするような立場には、もう二度となりたくないです。はい。

「サイキック・ソーサー!」

 こうなったら、先手必勝!
 まずは黒いのが固まっている所にサイキック・ソーサーを投げて、半分くらいを吹き飛ばす。
 そして霊波刀を出して、相手との距離を詰めた。
 残りの黒いのが、こちらに襲い掛かってくるが、囲まれないように注意しながら、一体ずつ斬って捨てた。

「なあ、ケガしないうちに降参しない?」
「いいえ、降参するのはあなたの方です」

 あと一歩でこちらの間合いに入るというその時、突然背後から体を押さえられた。
 慌てて後ろを振り向くと、さっきの黒いヤツが俺の影から生えてきている。

「こりゃ参った。一本、取られちまったかな」
「今降参すれば、これ以上手荒な真似はいたしませんことよ」

 高音さんは、今にもフフンと言いそうな表情をしていた。
 ここまで見下されるのも、ずいぶん久しぶりのような気がする。
 まあ、こんな試合、勝っても負けてもどちらでもいいんだが、あまりみっともない負け方をすると後の賃金交渉に響きそうだ。
 うん。やっぱり勝っておくことにしよう。

「すまん。生活懸かってるから、やっぱり負けたくないんだ」

 俺は両手を前に伸ばすと、手のひらに思い切り霊気を込めた。

「サイキック、猫だましっ!」

 相手の目の前で、思い切り両手を叩いた。
 すかさず、背後の敵を振り払ってから、閃光が残っているうちに素早く相手の背後へと回りこむ。

「ど、どこに消えたんですの!?」

 やっぱりな。あの黒いのは、術者が命令しないと動けないようだ。
 つーことは、俺が気配を消してる限りは、気づかれないわけで、

「きゃあっ!」

 自慢じゃあないが、俺の隠行はずいぶんと年季が入っている。
 こんなだだっ広い体育館でも、相手の視界にさえ入らなければ問題はない。
 相手に気づかれないまま、接近して背後に立つことも可能なわけだ。
 ということで、芸がないようだが背後から首に腕を回して、もう一度相手を締め落とすことにした。

「!?…………!!!」

 さすがに、佐倉ちゃんと違って体をじたばたさせて抵抗するが、もう遅い。
 きっちり二十秒後に、高音さんも失神してしまった。

「あー、俺の勝ちってことでいいですね?」

 失神した高音さんを体育館の壁まで運ぶと、活を入れてから、そこにいた先生らしき人に彼女を引き渡した。

「ふうむ。これほどまでの腕前とは……魔法以外に、格闘技にも通じておるとはのう」

 いや、学園長。あれは魔法じゃなくて、霊能力ですって。

「あとは魔法先生の中で、誰か彼と手合わせして欲しいんじゃが……」

 俺としては、荒事はこれで終わりにして、そろそろ賃金交渉に入りたいんですけど。

「それでは、自分が」
「高畑先生、頼みますぞ」

 短く刈った髪の毛をオールバックにした人が、手を上げた。
 少々老け顔だが、歳はたぶん西条と同じ20代後半くらいだろう。
 表情は穏和だが、こりゃ相当な使い手だな。
 今までのような甘い対応は許されないことを自覚した俺は、両手の拳をギュッと握り締めた。


(続く)


【後書き】
 どこかで読んだような展開だというご指摘は、ご容赦を。(苦笑)
 最初の段階で、原作から外れすぎずにできることって、限りがあるんですよ。
 それが自分の作風だと知りながらも、才能の不足さを感じています。

 『ウルスラの脱げ女』こと、高音・D・グッドマン嬢、初戦では脱ぎませんでした。
 脱がし技(魔法)を持っているネギと違い、横島が文珠なしで相手を脱がすのは難しいです。
 おそらく、後で登場したときに、自爆して脱ぐことになるとは思いますが。(笑)

 次に愛衣嬢についてですが、炎系の魔法以外に風の魔法も使えるようですので、ネギと同じ風系
 の呪文を使わせました。

 今、ネギまの原作の設定をいろいろ調べていますが、魔法や気などの概念にしても、実によく調
 べているものだと感心しています。
 最近のラノベなどでは、その辺の考察がいい加減でご都合主義になっていることが多いですが、
 マンガには現在出てこない内容まで細かく設定が組まれているのは、正直さすがだとしか言いよう
 がないです。
 もっともこの辺りについては、世界観が雑なGSの方が、二次創作を作っていくには楽なんです
 けどね。

 前回、長さが短いという指摘がありましたので、今回は少し多めにしました。
 ですが、これくらいの長さだと、投稿間隔も広がってしまいそうですね。
 今は勢いがあるから短めなのですが、しばらくしたら一週か二週、もしくは月単位の投稿になる
 かと思われます。

 なお横島についてですが、今回の話で片鱗を見せましたが、原作と比べてかなり強いです。
 妄想は激しいですが、現実世界でむやみやたらに、女性に飛び掛ったりしません。
 そういう話が嫌いな人は、この先読まない方がよいかと思います。

 以下、コメントのお返事です。


○アスナスキーさん
 定番についてはきちんと押さえていく予定ですが(エヴァは微妙です。実はエヴァ妹化ができないかと、こっそりアイデアを練っています)、プラスアルファをどうするかは現在検討中です。

○たぬきちさん
 前回に比べて文章量を増やしました。
 私はどちらかというと、だいたい200行くらいの長さで、きりのいい所まで書いて投稿するやり方が好きなのですが。

○先頭バッターさん
 後発作品ですので、先行作品があまり触れていない展開に少しだけ挑戦してみました。
 もっとも夏休み編の展開で、ネカネがどう変わるか全く予測できませんので、少々危惧しています。
 現在連載中の作品の二次創作は、原作でいつ追加設定がでてくるかわからないので、リスクが大きいです。

○wataさん
 あの三人は、あくまで横島の妄想の産物ですので(笑)、実際とはかけ離れています。
 フラグについては、刹那はほぼ確定しています。現時点では、筆者は刹那が一番お気に入りですので。
 さよは現在検討中ですが、可能性は高いです。

○ういっすさん
 基本は、まずは人外メンバーの攻略からですね。(笑)
 ただ、それ以外にも面白そうなキャラがいるので(ネカネもそうですし、高音嬢も使い勝手よさそう。^^)、いろいろ考えています。
 ただし、極端なハーレム状態にはしませんので、ご注意ください。
 長さについては、これくらいに伸ばしてみました。

○Februaryさん
 ルシオラさんは“ビ”だからいいのです。いえ、“美”であって、決して“微”ではないですよ。(謎)
 エヴァ直撃も考えたのですが、さすがに両者のダメージが半端ではなさそうなので、取り下げることにしました。

○あめいばさん
 あそこでパピリオ登場とは……さすがに思いつかなかったですね。(;^^)
 続きも頑張ります。

○りょくちゃさん
 まあ、前回はつなぎのお話でしたので。
 余分な描写については、可能な限り短くするように努めました。

○海鮮えびドリアさん
 趣味が濃くなっているのは妄想の世界だけで、現実ではどちらかというとチキンな状態です。
 見境のなさが減っているので、原作の横島が好きな人から見れば面白みには欠けていると思います。
 ロリでもOKにはならないでしょうが、エヴァはかなり微妙です。
 明らかにロリなエヴァを横島がどう扱うか、現在いろんな角度から検討しています。

○在処さん
 指摘のあった後に気づいたのですが、地の文が説明調になっている原因がわかりました。
 ネギ視点の場面で、ネギに全然感情移入できてなかったことが、主な原因です。_| ̄|○
 その他にも、一人称の文章を書くのが久しぶりだったこともあるかと思います。
 少しずつ、改善していく予定です。
 とりあえず、ネギ視点の場面は減らすことにしました。

○九頭竜さん
 過度な展開予測については、禁止事項になっているはずです。
 この話は、おそらく九頭竜さんの好みの展開にはならないでしょう。
 この話の続きは読まないで、その時間を別の事に割り当てた方が、お互いに有益かと思います。

○通りすがったりさん
 文章を増量したので、今後は更新は遅くなりそうです。
 前回はつなぎの話でしたので、極力地の文を短くしていました。
 今回は、幾分地の文章を増やすようにしてみました。それでも前半では少なめかもしれません。
 定番のプロットは、しばらく続きそうです。
 できるだけ差別化したいのですが、しばらくは難しそうです。

○TXさん
 この話では、いろいろと追加の設定や伏線等がありますが、現段階ではほとんど明らかにしていません。
 話を進める中で少しずつ明かして行きますが、全部手札を開けるのは相当先になってからのことでしょう。

 前回のコメントにあったように、GS側の神魔の指導者がネギま世界の未来を知っているかもしれませんし、ある程度は知っていても全部は知らないかもしれません。
 それについては、いつかは明かすかもしれませんが、しばらくそうする予定はありません。

 私が書く長編はたいていそうですが、読み始めの段階では一時的に不都合さを感じることが多いようです。
 しかし、一時的に不都合を感じても、話が進むにつれてそうなる理由が明らかになるように工夫しています。
 もっともそれが、何年先になるかについてまでは、お約束できません。
 それまで我慢ができないのであれば、この話の続きは読まない方が、お互いに有益かと思います。

○titoさん
 クロス作品の難しいところですが、原作のどちらか、もしくは両方の世界をある程度操作してしまうため、原作至上主義者から見れば許せないと感じられるリスクは常に存在します。
 この作品ではそういうことはできるだけ避けたいのですが、そう感じてしまうことについてはその人の主観ですから、どうしても限界がありますね。
 設定の隠れた部分については、いつか作中で明らかになるとは思いますが、できれば明らかになった時点でコメントをもらいたいものです。

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