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▽レス始

「.hack//intervention 第20話(.hackシリーズ+オリジナル)」

ジョヌ夫 (2007-02-28 04:13)
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鉄アレイのモンスターを率いて“母さん”に言われた2人組を探す司。
彼は更にガーディアン以外のもう1つの力、即ちルートタウンを介さない移動能力を得る。
執拗に追いかける騎士団から逃れる術を確保したのだ。

そのおかげ、若しくはそのせいで司は、誰憚ることなく堂々とルートタウンを歩き回ることになる。


ミミルはベア、BTと共に“黒い幽霊少女”について調べていた。
その過程で度々遭遇するBBSで話題の呪紋使い“司”。
幾度と無く彼と接触していくうちに、そのイリーガルな能力を目の辺りにすることになる。
更に接触を繰り返すことで、彼が捜し求めている少女の名前が“シェリル”であることを知る。

ミミル達はその名前がかつての“偏欲の咎狩人”に付き添っていた少女と同じであることに気づき、驚愕する。


紅衣の騎士団は、自分達の面目を保つ為に躍起になって司を探す。
その勢いは既に騎士長の昴の手を離れつつあった。

黒闇の守護者は、それぞれの仕事のついで程度に幽霊少女を探す。
その中に実質的リーダーの焔の真意を知る者はいない。


様々な思惑が飛び交う中、そのどれにも属さずただ楽しそうに傍観している者が1人。


「システムを根底から覆すアイテム……“key of the twilight”」


彼が『The World』を始めたのは今から半年前。
その頃にはもう下火になっていたその噂が、最近再び話題に上り始めている。
尤もそれもBBSの端でのことだが。

“key of the twilight”の正体が何なのか?
レベルを最大まで上げるアイテムか、パラメータが全て9で埋まるのか。
はたまたどんな敵でも即死状態にする武器か、どんな攻撃も無効化する防具か。
システムを逸脱したアイテムとしてBBSに出てくるのは、そんなゲームの延長線上の話。

しかし彼は全く違う視点からその情報を見ていた。


「サーバー同士をルートタウン無しで行き来出来る司くんとか。
 明らかに仕様外な継ぎ接ぎ男と一緒にいる幽霊ちゃんとか……」


システムを逸脱したアイテムは無くても、そういった人物なら存在する。
2組のイリーガルな存在が現れたのはほぼ同時期。
更に司が操っているらしいモンスターにキルされた紅衣の騎士団の連中が記憶障害を起こしたり。
不気味な隻腕の男にキルされたPCのデータが消滅したり。

不思議と似通っている両者の関係。
そこから彼は1つの結論に辿り着く。

即ち…………その大本こそが“key of the twilight”ではないか、と。


「やっぱこのゲーム、おんもしれ〜ッ!」


彼、楚良は好奇心の赴くがままに彼等を追う。


――――その先に待ち受けている己が運命も知らずに。


.hack//intervention 『第20話 予兆』


《side アルビレオ》


「こうして彼等と会うのは何度目だったか……」


ログインした先のマク・アヌのカオスゲートで無意識に呟いていた。

それにしても不思議なものだな。
オルカやバルムンクと顔を合わせたのは、僅か数回。
なのにいつの間にか、俺にとって『The World』における大切な友人となっている。

バルムンクは性格的に自分と似かよっているところが多い。
だから交わす言葉は少なくとも、互いの考えを理解することが出来る。

オルカの理屈抜きで相手と接する大らかさは、俺に限らず多くの者に好まれている。
以前彼のリアルが中高生と予想できる出来事があったが、とても年下とは思えない程の頼りがいの持ち主だ。

そして俺達3人に1番共通しているのが、『The World』に対する愛着。

俺はシステム管理者やデバッガーの立場から、この世界の安寧を常に願っている。
バルムンクは少々堅苦しさはあるものの、この世界の秩序に対しては並ならぬ思い入れがある。
オルカはただひたすら皆と楽しくやりたいという気持ちが、その雰囲気からして伺える。


そんな彼等と今回話し合いの場を設けるのは、ある意味至極当然のことだ。
……立場的にはあるまじき形ではあるが。

俺が碧衣の騎士団として捜し求めていた“黒い幽霊少女”と“吸魂鬼”。
その2人組に遭遇し、更に刃を交えた『フィアナの末裔』が何事もなく帰還できた。
彼等の無事を喜ぶと共に、どのようにして退けたのかが気になって仕方が無いのも事実だ。
出来れば“黒い幽霊少女”や“吸魂鬼”の詳しい容姿についても知りたいが……。


「よッ! すげー久しぶりだなぁッ!」

「本当だな、オルカ。それにバルムンクも」

「…………ああ」


やがてタウンの外れにて、ほくとと一緒にいるオルカ達を見つけた。

異常とも言える現象に遭遇したにも関わらず、特に変わった様子を見せないオルカ。
それに対して考えこむようにしている、伏し目がちなバルムンク。


「わたしと会うのもね、アルッ!」

「…………そうだな」


ほくとに関しては軽く流させて貰う。

とりあえず俺はあくまで一般PCを装いつつ、先程起きたらしい事件について知る必要がある。
正直彼等を欺くのは気が進まないんだが、これはデバッガーとしてもシステム管理者としても最低限の境界線だ。
この線は俺が退社でもしない限り消えることは無いだろう。


内心一刻も早く少女達のことを知りたい俺は、すぐに本題に入ることにした。


「オルカ、それじゃあ早速噂の2人組について教えてくれないか?」

「ん? ああ、それはいいけどさ。
 どうしてアルビレオはそこまで躍起になってるんだ?」

「……そんなに切羽詰まってたか?」


俺の言葉にオルカやほくとはともかく、バルムンクまで頷いている。

躍起になっているというか、焦っているのは事実だ。
以前話したように、ヘレシィの予言染みた言葉が真実である可能性が出てきた。
もしその全てが当たっているのなら、近いうちに俺、若しくは“アルビレオ”に異変が生じるかもしれない。
そういった考えが俺の心に不安を生じさせ、普段表に出さない感情が表面化してしまっているんだろう。

まあ些細なことだし、そう気にするまでも無いか。
それに一般PCを装う際の誤魔化しの言葉は既に用意してある。


「例の2人組の話が出始めた頃から興味があってな。
 自分なりに色々調べていたんだが、特にそれらしい成果も出ていなかったんだ。
 そこへようやくやってきた情報だ、気になって仕方が無いのも分かる話だろ?」

「確かにアイツ等のことが気になるの、分かる気がするよ。
 バルムンクも何やら独自に動いていたらしいし……な、相棒?」

「……まあ」

「おいおい……“まあ”ってそんな曖昧な反応するようなレベルじゃなかったろ。
 あのバグった木と“吸魂鬼”の関係を示唆していたのもバルムンクだろうが」


バグと例の男の関係? ……いや待てよ。

頭の中に残っている数多くのバグ情報を呼び起こす。
同時に少女達の出現したエリアの情報も。

一度関連性を考えた両者だが、俺は敢えて先送りにしていた。
その理由は2人組が現れた場所とバグが発生したエリアが必ずしも一致したわけでは無いから。
それより共通している“切断”という行為の方に目を向けていたのだ。

しかしオルカ達が俺とは別視点で調査をしていたのだとすれば、それは思っても見ない助けになるかもしれない。

そう考えた俺は、情報のみでなく彼らの意見も聞いてみようと密かに決めた。


「――――というところまでは良かったんだけどさ……」


オルカの説明は続いている。

今までの話を要約しよう。

オルカはバルムンクの誘いで、とあるフィールドを歩いていた。
その先で見つけたのは明らかにデータの破損と思われる状態になった木。
そこでバルムンクが“黒い幽霊少女と吸魂鬼”について調べていることを表明し、オルカも同意する。

丁度その時にどこかから男の悲鳴が聞こえ、すぐに現場へ急行した。

辿り着いた先では例の2人組の片方らしき隻腕の男がPCを消し去っていた。
オルカは何とかして説得の道を選ぼうとしたが、不正を許すつもりのないバルムンクのせいで決裂。
そのまま戦闘に突入してしまった……ということらしい。


何気にバルムンクが居心地悪そうにしているのが少し微笑ましいな。
いつも冷静な彼が、内に秘めていた感情的な部分を曝け出されたのだから分かる話だが。

ほくとはただボーっとしたまま話に加わろうとしない。
もう1人のPCであるW・B・イェーツから考えて、リアルの彼女には思慮深いところもある。
だから分かっているのだろう……今は割り込むべきでないことを。

…………多分。


「ところでオルカ、1つ聞いていいか」

「ん?」

「2人組の容姿についてどれくらい覚えている?」


区切りは良くないが、ふと聞いてみたくなった。

先にしろ後にしろ聞くつもりだったものの、やはり早い方が対応がし易いというもの。
“黒い幽霊少女”が以前の“偏欲の咎狩人”と共にいた少女と同一人物なのか、そうでないのか。

そのことだけでも、これからの行動に大きな影響を及ぼすだろう。


途中で話を中断させられたオルカ。
彼は特に不満な様子を見せることも無く腕を組み考え込み始めた。
まあこの程度で不機嫌になるような狭量でないことは前から知っていたが。

彼の言葉を待っていた俺だったが、意外にもバルムンクが話しに割り込んできた。


「……少女は黒い上下の繋がった服に、少しウェーブのかかった腰まで伸びる黒髪。
 肌は透けているような透明感のある白。あれが幽霊と称される由縁だろう。
 隻腕の男は黒いボロボロのローブに、腰まで伸びた白髪。
 基のPCと思しき部分は右足、胴体、そして頭部のみ。他はあたかも付け足されたかのように別のものばかりだった。
 左足は他のPCの一部らしい黒い甲冑の足。右腕は無く、左腕は肘まで人型だがそこから先は大剣と同化していた。
 生気のまるで感じられない顔の左半分からその大剣にかけて、例のバグと同様の現象が見られた。
 あとは体のあちこちに小さな歯車が刺さってもいた…………これくらいでいいか?」

「……………………あ、ああ」


何というか、物凄い説明口調だった。
まあ彼らしいといえばらしいのかもしれない。

それにしてもよくここまで事細かく覚えていたものだ。
記憶力がいいのか、観察力がいいのか、或いはそのどちらにおいても優れているのか。
突然の遭遇、そして感情的になっていたにも関わらずここまでハッキリと記憶するのはそう簡単なことじゃない。
少なくとも同様のことを俺が出来るかどうか、微妙なところだ。

とにかく分かったことが1つ。

それは“偏欲の咎狩人”ことヘレシィと例の“隻腕の男”には容姿において共通点が多いということ。
一度しか会っていない上に1年以上前のことだからうろ覚えになってはいるが、ヘレシィは似たような姿形だった筈。
更にその事実は、イコール例の2人組が“偏欲の咎狩人”達と同一人物である可能性が高いことも示している。

まだまだ考察すべきことは多々あるものの、今は素直に彼等の話を聞くべきだな。


「有難う、バルムンク」

「……話を先に進めたいだけだ」


俺の礼に淡々と返すバルムンク。

その言葉はおそらく偽りの無い真実なんだろう。
俺が言うのもなんだが、彼は今回の事件をかなり深刻に受け止めているようで、余裕が感じられない。
…………本当に俺が言えたことじゃないな。

2人の会話に一区切りつけ、再びオルカへ視線を向ける。


「オルカ……中断させて済まなかったな」

「気にすること無いさ。
 俺も長々と喋りすぎて一息入れたかったところだし」


相変わらずなオルカに感謝しつつ、話を再開してもらうことにした。


「奴の……“吸魂鬼”は普通じゃなかった。
 常に地に足をつけてない割に、まるで自動追尾みたいに正確に追いかけてくるわ。
 下手に奴の大剣を得物で受け止めれば、おしゃかにされちまうわ。
 ありゃあ、今まで見てきたモンスター以上に化け物だったな」

「しかし『フィアナの末裔』はそれを退けたんだろう?」

「……違う」

「バルムンク?」


オルカが戦いの様を多少脚色気味に解説している中、突然今まで説明を任せていたバルムンクが介入してきた。
更にその声色はどことなく苦々しいものが含まれている。


(…………ああ、そういうことか)


一瞬どういうことか気になったものの、彼の様子からすぐに理解できた。

俺の“退けた”という言葉に対して“違う”と否定する。
それは即ち彼等が戦いに勝ったわけではなく負けた、若しくは引き分けのまま逃げてきたということを意味する。
一応可能性としては相手が見逃してくれたということも考えられるが、今までの2人組の容赦の無さからそれはありえないだろう。

俺はそう結論付けたんだが、


「奴がどれ程異常であろうと、俺達はその攻撃のほぼ全てを避けることが出来た。
 無論それだけでなく何度も奴に技をぶつけることにも成功していた。その数10回を軽く超えていた筈だ。
 なのに奴は……奴はピクリとも反応を返さなかったッ!
 更にそのことにうろたえてしまった俺の一瞬の隙をつかれて、危うくあの双剣士のように消されるところだったッ!」

「……相棒の言うとおりだな。
 体力が無限に設定されているのか、他の理由かは知らないが、俺達は明らかに劣勢だった。
 こういう言い方はしたくないが、あれは普通に戦って勝てるような相手じゃない。
 今俺達がこうしていられるのも、奴が異変を見せたからなんだ」

「異変? 単に見逃してくれたからじゃないのか?」


バルムンクの言い分からして、可能性が低いと思っていたそれだと思っていたんだが。

しかしそこであることを思い出す。
それはオルカが戦いの解説をしている時に出てきた“吸魂鬼”についてだ。

彼曰く、“まるで操られている人形のような動き”だったらしい。
自らの意思で動いているのではなく、何かに振り回されているようでもあったとか。
しかもそのことを証明するが如く、少女が“器”と称していたと聞いている。

“器”と称される人形に起こりうる異変と言えば、やはり……。


「……もしかして動きを止めた?」

「初っ端から的中かよッ!」


少しばかり賞賛が含まれた驚きの声を上げるオルカ。
声には出さないものの、バルムンクも同様に驚いているようだ。

まあ、そんなに驚くようなことでもないと思うがな。
何せ人形を機械に置き換えただけの話なのだから。

“抜け殻”とか“器”とか言われているヘレシィに酷似したPC。
どうして現在のように変貌してしまったのかは謎だが、それは一先ず置いておこう。
とにかく重要なのは、様々な部分が“継ぎ足されている”というその一点だ。

つまりは無理矢理繋げられた部分が機能不全に陥った、そういうことだろう。


(……ん? 待てよ?)


現在使われていないヘレシィのPCがもし何らかの理由で使用不能に陥ったのなら。
付き添っていた少女がその失われた部分を補おうと動いているのなら。
そして…………彼女があの時のリコリスに似た少女であったのなら。

もしそうなら全てがかみ合う答えが見つかったかもしれない。


こうは考えられないか?

ヘレシィのPCが何らかの理由でデータの一部が破損。
そのPCを使っていた誰かは『The World』にログインすることが出来なくなってしまった。
それから後、誰かが現在何をしているのかは不明だが、少女がそのデータを修復しようとしているのでは?
他のモンスターを狩り続けているのはその為なのかもしれない。
PCデータを消滅させる大剣の力も、少女が授けたと仮定すれば辻褄が合う。


(いや…………結論を急ぐべきじゃないな)


とりあえず出来る限りの情報を得てからだ。


「オルカ、その時の状況を詳しく教えてくれ」

「ああ……つってもそこまで説明するほどのことじゃない。
 バルムンクの一瞬の隙をついて迫ってきた奴が突然目の前で動きを止めてな。
 今まで全く生気が感じられなかった瞳に少しだけ変化が起こった気がする……まあ気のせいかも知れないけど。
 でもその後、奴が始めて言葉を発したのは確かだ。それが切欠になって少女と奴はすぐさま離脱したんだから」

「言葉? 人形が……か?」

「あの時だけは違ったな。
 一言だけだが、確実に感情のある声だった」


無論、俺はその言葉とやらに興味を持った。
修復中の筈の人形が“意思”を見せたということなのだから。

質問ばかりしているのを少しだけ申し訳なく思いつつも、俺は再び問うことにした。


「どんな言葉だったか、覚えてるか?」


そんな俺の問いに答えてくれたのは、思い出そうと首を傾げるオルカではなく、


「……“もう朝か?”だ」


腕を組み、落ち着きを取り戻したバルムンクだった。

…………わけがわからない。


『フィアナの末裔』との会合で得られた情報はここまでだ。

彼等はこれから聞き込みなどの地道な手を使って2人組を追うことにするらしい。
普通ならその程度で辿り着くのは難しいかもしれないが、意外と彼等ならやり遂げてしまうかもしれないな。
何せ彼等は普通のプレイヤーではなく…………『フィアナの末裔』なのだから。

一方、俺は会合終了後に戻ったオフィスで部下から新たな情報を得ることになる。

それは紅衣の騎士団が躍起になって探し求めていた人物。
モンスターを操って紅衣の分団長のリアルにまでも影響を及ぼす攻撃をした人物。


即ち呪紋使い“司”を近々、紅衣の騎士団が罠を張って捕える計画をたてているらしい、というものだった。


その後の会議の結果、半ば強引とも言えるその計画を碧衣の騎士団は黙認することになる。
一般PCにしては度が過ぎる行為であるものの、俺達の手間が省けて丁度いいからな。

尤も、俺自身は個人でその場の監視を行うつもりだ。
モンスターを操るという不正スキルを持つ“司”がどのような人物なのか、念の為に知っておきたい。


この時の俺は知る由も無かった。


――――まさかそこで、思わぬ者との再会を果たすことになるとは。


あとがき

アルビレオが主人公事情へ一歩近づくの巻。
実はあまりにも目立ってませんが、槍消失イベントがそのまま飛ばされています。
彼がモルガナ関係と対峙するのをもう少し後回しにしたかったので。

話変わりますが、最近楚良=ハセヲとかいう噂を聞いて驚いてます。
マジか、マジなのか? あれがあーなっちゃうのかッ!?
真偽の程はともかく結構ビックリしました。本当のところはどうなんだろう?

次回の視点は秘密。けどそんな大げさなもんじゃないです。
でも主人公復活一歩手前の話です。それでは。


レス返しです。


>TAMAさん

モルガナと主人公の関係はSIGN編終了間際に明かされる予定です。
果たしてそれまで主人公の胃とか脳みそとかが持つのか、乞うご期待(笑)。

このSSの主人公は強いです。
でも悪者にでもなら無い限り、全然役に立ちません。
無用の長物という奴です。

主人公復活まであと少し、それまでよろしくお願いします。


>白亜さん

バルムンクの通知表は協調性とかそこら辺も『がんばりましょう』かと。
確かに今まで出てきた人達ってほとんど敵ばっかりですよね。
しかし次回の話で、ようやく味方(?)が現れる予定です。

主人公登場まで後2話ッ! ……多分。
これからもお互いがんばりましょうッ!

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