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▽レス始

「.hack//intervention 第17話(.hackシリーズ+オリジナル)」

ジョヌ夫 (2007-02-25 01:18)
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“黒い幽霊少女と吸魂鬼”

レベルに関係なく様々なエリアに突如現れる2人組。
彼女達は、モンスターと戦っている最中にいきなり空中に転移して来る。
そして戦闘に乱入し、モンスターを跡形も残さずに消し去ってしまう。

その際、片腕が巨大な大剣となっている男が決まってモンスターの胴体と片腕を切り離す。
また、意思の感じられない人形のような彼は、必ず自らの大剣を突き刺し止めを刺す。
まるで魂が吸い取られたかのようにモンスターの体が消し去られることから、いつしか“吸魂鬼”と呼ばれるように。

彼等に出会ったら何もしてはいけない。
何故なら愚かにも攻撃を仕掛けた者達は皆、『The World』の世界から消滅してしまうから。


最近BBSを賑わせるようになってきたそんな噂が、停滞していた物語を再び動かす。

ミミルはベア、更に新しく加わったBTと共に少女の探索を開始し、
昴は紅衣の騎士団を指揮しながら、同時期に現れ始めた猫PCと一緒に調査を始め、
アルビレオは秘密裏に焔と連絡を取りながらも碧衣の騎士長として動き始める。


そして新たに物語を動かすことになる役者がまた1人……。


.hack//intervention 『第17話 微妙に異なる始まり』


《side 司》


「ん…………ここ、どこ?」


気がついたらダンジョンの中で倒れていた。

多少頭がクラクラするけど、体に別状はない。

けど体を起こそうとして床に手をついたところで、どこか奇妙な違和感を感じた。


(あ……れ? この感触って……)


ここはネットゲーム『The World』の世界。
僕は“司”というPCをコントローラーで操作している筈なのに。

なのに…………なんで床のザラザラが分かるんだろう?


(き、気のせい、そうに決まってるッ!)


きっと気を失っていたせいなんだ。

嫌な予感がしたから、そう決め付けて深く考えるのを止めることにした。

体を起こしながら立ち上がり、ゆっくりと辺りを見渡す。
目の前に宝箱がある以外はごく普通のダンジョン。

でも何故か僕はいつここに来たのか覚えてない。

モンスターにやられたんなら、セーブしたところからやり直しの筈だから違う。
いや、それ以前に気を失っていたのはどれくらい前からなんだろう?


(えっと…………そうだ、宝箱ッ!)


少しだけ思い出せた。

どうしてこのダンジョンに来たのかは覚えて無いけど、とにかく宝箱を開けたんだ。
どこからか“開けなさい”って優しい声が聞こえたから、思わずそれに合わせたような。

その後そこから光が溢れて……、


(……猫…………だっけ?)


また少し思い出せた。

空中にフワフワ浮かぶ猫みたいなPC。
優しい声と同じように、宝箱を開けろって仕草をしてた気がする。


僕はもっと色々思い出そうと思考を巡らす。
このまま行けばさっき湧いてきた疑問も解消できるんじゃないか、と思いながら。

そんな時だった。


「おっと、先客がいたかッ!」


後ろからそれを邪魔する女の子の声が聞こえてきたのは。

振り返るとそこには身の丈程もある大剣を肩に担いだ重剣士の女の子が居た。
さっきから僕に向かってペラペラ喋ってるけど、正直全然聞いて無い。


(……煩わしい)


僕が思ったのはただそんだけ。

彼女が言ってることなんて僕にとってはどうでもいい。
僕はこの『The World』に独りになりに来てるんだ。
だから他人になんか構うつもりはない。

相変わらず何か話している女の子を他所に、ダンジョン脱出アイテム『精霊のオカリナ』を取り出す。


「あ、ちょっと――――」


女の子の慌てたような声の途中で僕はダンジョンから離脱した。


……………………

………………

…………


程なくしてΘサーバーのルートタウン、高山都市ドゥナ・ロリヤックに到着。

ダンジョンから戻った先のカオスゲートで一息つく。

煩わしい他人との係わり合いは疲れるだけ。
だから僕はこの世界で独りで生きたいんだ。
誰にも脅かされること無く、ただ現実世界では得られない静寂の時を……。


「ちょっとアンタッ! 人の話を聞かないのは良くないよッ!」


……僕は逃避した世界でも楽になれないの?

せっかく逃げ切ったと思ったのにさっきの女の子の声がまた聞こえてきた。


いつもこんな感じなんだ。

ログインし始めた頃にはバーバリアンタイプのおっさん剣士が。
それから数ヵ月後には妙な鎧を着たおかっぱ頭の男性重斧使いが。
そして今度は目の前に現れた重剣士の女の子が。

ただ独りでいたい僕の邪魔をする。
まるで僕がそう思えば思う程、人が寄ってくるようにして。

……止めた、そんなことを考えてたら本当になりそうだし。


それに寄って来たら突き放せばいい……そんだけのこと。


「おいッ! アタシの話、聞こえてんのッ!?」


女の子は今までまた何か話してたらしい。
両手を腰に当てて説教するような格好で僕に迫ってきた。

別に高圧的とかそんなんじゃない。
彼女にとっては僕に対する親切心での忠告のつもりなんだろう。


尤も、僕からしてみれば単なるお節介でしかない。


「……聞いてないよ」

「…………え?」


だからハッキリ言ってやるんだ。拒絶の言葉を。
そうすればきっと彼女は僕の前からいなくなってくれる。

自分のやっていることが無駄だってわからせてやればいいんだ。


「余計なお節介って言ってるんだよ。
 ゲームの世界に入ってまでウザい相手と話す必要なんてないじゃん」

「な、な、ぬぅわんだとぉッ!!」

「自分の価値観押し付けないでよね。じゃあ<グィッ>……何?」


ログアウトしようとしたところで思いっきり胸倉掴まれた。
更に彼女は怒りの表情露に怒鳴り散らす。

…………しつこいなぁ。


「アンタねぇッ! 
 それ、ネットマナーどころか人として絶対良くないよッ!」

「だから言ってるだろ?
 僕が人として間違っていようがいまいが関係ないって……凄い傍迷惑。
 それとも何? 分かりました。これから貴方の言う通りに<バシンッ>…………え?」


話しながら無理矢理彼女の手を引き剥がそうとしたんだけど、空いている方の手で叩かれた。


「ネットの世界だからって現実での常識を蔑ろにしていいわけじゃないッ!
 うんにゃ違う、ネットっていう超大人数が集う場所だからこそ最低限のマナーは大切なのよ。
 アタシが言ってるのは「……んで」何よ?」


彼女が言っていることは正しい。それは僕も分かってる。
でも今はそれどころじゃなかった。


だって……、


「なんで…………んだよ」

「な、何? いきなりどうしたの?」


手のひらを当てられた場所が、

何も感じる筈のないその場所が、、


「なんで、なんで痛いんだよ……」

「ちょ、ちょっとッ!?」


何か凄く嫌な予感がした。
寒気すら感じられる程に不気味で、気持ち悪い予感。

そういえばPCを操作しているコントローラーは?
頭に付けているFMDはどこにある?

次々と湧き上がる疑問に混乱した僕は、すぐさまログアウトしようとするが……、


「…………あれ?」


メニューのログアウトを選択した筈なのに。
いつもはそれだけで現実の体に戻る筈なのに。

未だに僕の目の前にはお節介な女の子の姿がある。


(嘘だ……)


何度も、何度もログアウトを選択する。

体中を嫌な汗が包み込み、その感触が如実に伝わってくる。
あまりにも気持ちが悪くて吐き気すら感じられた。

でも結果は変わらない。


「ねぇ……本当にどうしたの?」


例の女の子がさっきとは打って変わって心配そうな声色で質問をしてきた。

上っ面だけじゃない本当の意味で心配してくれているのが分かる。
お節介好きなだけに、僕の尋常じゃない様子に目敏く気づいたのかもしれない。

余裕の無い僕はそんな彼女の声に無意識の内に答えていた。


「…………ログアウトが出来ないんだ」

「え? ログアウトが出来ない?
 選択しても反応無いなら強制終了すれば「……無いんだ」え?」


それが出来るならとっくにやってる。


「僕の目の前にあるのはディスプレイじゃない…………『The World』なんだよ」


僕はとにかく独りになりたくなった。

本当は彼女と相談したらいいのかもしれない。
でもそうする程に彼女と親しくないし、なるつもりもない。

他人と関わるなんて結局は煩わしいだけなんだから。


何やら黙って考え込み始めた彼女を放ったまま、僕はとりあえずさっきのダンジョンに向かうことにした。

そこにいけばまた何かを思い出せるような気がするから。


余計なモンスターと戦いたくないから、妖精のオーブを使ってマップを表示。
誰にも会わないことを願いつつ、僕はさっき倒れていた場所へ向かう。

確かあそこはアイテム神像部屋だった。


「……猫……女の人の声……」


歩きながら僕はさっきからそればっかり呟いている。

ログアウト出来ないこととか、体の感覚が現実そっくりだとか。
そういうことは正直考えたくない……それだけで不安になる。

“僕”が今どこにいるのかすら分からなくなってきてるから。

右手を上げようとすればコントローラーではなく杖が持ち上げられる。
歩く早さはコマンドではなく僕の意思を忠実に表現している。
叩かれた時の痛みは紛れも無く“司”である僕のもの。

僕の心は多分このPCの中にある。
でも…………それなら僕の体はどうなっちゃったんだろう?


また怖くなってきた僕はそれについて考えるのを止めた。

どうせもうすぐアイテム神像部屋に着くし。


「…………ここだ」


扉を開け、宝箱へ向かう。

自分の倒れていた場所を探ったり、何かを思い出そうとしても効果なし。
段々イライラしてきた僕はその場に座り込んで、体と心を休めることにした。

何だかここまで歩いてきた疲れみたいなものも感じる。
足がだるかったり、杖の重みで肩がこってきたり。

体重をダンジョンの壁に預けながらボーっとしていると、


「あッ! あれって……」


いつの間にか宝箱の上に見覚えのある猫がいた。
彼か彼女かは分からないけど、宝箱に頬ずりをしながらジッとこっちを見てる。

その姿を見ているうちに、頭の中で朧気ながら名前が浮かんできた。


「マ……ハ…………マハ、だよね?」


うん、確か前会った時はそう言ってた気がする。
あの子はきっとここで目を覚ました時に思い出した、例の猫に違いない。

だったらもしかして僕がここで何をしてたのか、知ってるかもしれない。
僕に起きたこの異常事態についても何か分かるかもしれない。


そう思った僕が再び視線を向けた先では、マハが今まさにどこかへ消えようとしていた。


「待ってよマハッ!」


僕は出せる限りの大声で呼び止める。
何故かマハからは、他人と接してる時の煩わしさが感じられない。

だから自然と素直に求めることが出来る。そう思ったのに……。


“開けて”


マハはそれだけを僕に伝えて消えていってしまった。


「開けてって……この宝箱?」


いなくなる前にマハは目の前の宝箱を指差しながらそう言っていた。

僕は言われた通りに宝箱を開けようとして、ふとその手を止める。
この宝箱、どこか奇妙な違和感を感じたから。


(だけど僕は開けなきゃいけないんだ……)


頭を振って迷いを振り払い決意する。

そして勢いよく宝箱を開け――――


「うわぁッ!?」


――――光に包まれた。


それから2日程、当ても無く彷徨っている。

元々僕がこのゲームを始めたのは煩わしい現実に嫌気が差してたから。
他のネットゲームもあったけど、その中でも『The World』が1番自分を現実から切り離せることが出来る。
視界を完全に溶け込ませるFMDのおかげ。

世界一のユーザーを誇っている史上最大のネットゲーム。
老若男女問わず様々な人間が集うせいか、さっきの女の子みたいなお節介も多い。
でも、いやだからこそ僕はいつも同じ言葉をそういう人達に返してる。


“ゲームの遊び方なんて人それぞれ”


それで大抵の人は僕から遠ざかってくれる。
ある意味自由度の高さが売りになっているこのゲームにおいて、この言葉は丁度いい逃げ口。
現実より心に素直になりやすい『The World』では、いたくもない人と一緒にいる必要は無い。

独りでいることの安らぎ。それが僕の欲する唯一の物だ。


何となく宝箱を開けた時のことを思い出す。

あの時、光と共に現れたのは妙な文字の刻まれた石版。
何が書いてあるのか確かめようと思ったら、どこかで聞いたような優しい声が聞こえてきた。


“私は貴方を待っていました”

“私は貴方を必要としています”

“貴方が私と共に歩む限り、私は貴方を守ります”


いきなりの出来事でわけわかんなかった。

でもその声は僕が今まで聞いたことの無いような優しい声で。
どういうわけか僕のことを大切に思ってくれてるらしくて。

ほんの少しだけ心地いい感触だった気がする。


(でも“守る”ってどういうことなんだろう?)


そんなことを考えたせいなのかな。


「そこの呪紋使いッ!」


何かヘルメット3人組が僕の方に向かってきた。

3人とも全く同じ格好の剣士達。
違うのはその中の1人が角付きでヘルメットの目のところが赤いくらい。
赤くて角付きだからどっかが3倍だったりして。

……あれ、今のは一体?
思っても無いことが勝手に頭に浮かんできたような。


…………忘れよ。


「おいッ! 貴様、聞いているのかッ!?」

「……“貴様”なんて呼ばれる筋合いはないよ」

「ぐ、この「止めろ」……分隊長」


角無しの2人が僕に突っかかってくるのを角付きが止める。
そういえばコイツ等みたいな格好の奴等をルートタウンかどこかで見た覚えがある。

確か……何とかの騎士団とかいう集団。


「部下が失礼をした。
 我々は『The World』の秩序と安寧を重んじる紅衣の騎士団第13分隊に所属する者だ。
 噂くらいは聞いたことがあるだろう?」

「……聞いたこともないね」


全くの嘘だけど。

一見礼儀正しそうな振る舞いをしている分隊長とやら。
でもその物言いが何か上の立場からみたいでムカついた。

僕の言葉にグッと口を噤んでくれたから別にいいや。


「……我々は現在、3人のPCの行方を捜査している。
 1人は黒い幽霊少女、1人はそれに付き添う片腕が巨大な剣となっている隻腕の男。
 そしてもう1人は…………猫型のPCだ」

「……猫?」

「そうだッ! あれは明らかに不正にエディットされたPC。
 こちらに寄せられた情報の中に、その猫と君が接触していたらしいというものがあった。
 君にも覚えがあるだろう?」


猫、猫、猫……。

思いつくのはたった1人。


「マハ?」

「ッ!? やはり知っていたかッ!」


失敗した……そう思った時には既に手遅れ。

瞬時に僕を取り囲んだ3人はそれぞれの剣を手に取り、突きつけてくる。


「ならば奴の居場所を教えて貰うとしようかッ!
 何、今のように素直に答えてくれれば危害は加えないさ」


なら何で武器を向けてくるんだよ。

どうせコイツ等は僕を見逃すつもりなんて無いんだ。
僕は何も悪いことをしていないのに、自分勝手な結論を他人に押し付けてくるんだ。


「さあ、答えて貰おうッ!
 さもなくば然るべき処置を取らなければならないッ!」

「……………………」


いっつもそうなんだ。

僕のせいじゃないのに誰もが僕を悪者扱いする。
そんな現実が嫌でこの世界に来たってのに、ここでも邪魔する奴等ばかり。

僕はただ独りで静かに過ごしたいだけなのに。


「……ふん、所詮不正PCに関わる者共は同類ということか。
 ならば「……うな」……何?」

「僕に……構うなぁッ!!」


だから杖を滅茶苦茶に振り回して煩わしい奴等を追い払おうとする。

けど3人はニヤニヤと嫌な笑いを浮かべながら少し距離を置いただけで退こうとはしない。


そんな時だ。


「グゥッ!」

「がぁッ!」

「な、何だッ!?」


突然金色の棒みたいなのが周りにいた3人に降り注いだのは。

角無しの2人はそれを胸に受けて倒れてしまう。
一方、残った角付きはなんとかそれを剣で逸らして回避。
そのまま僕との距離を取りつつ、元凶らしき存在を探すべく天井を見上げる。


「あんなモンスター……いたか?」


コイツは嫌いだけど、その意見だけは賛成。

金色の球体を間の棒みたいなので繋げたような形のゼリーっぽい巨大なモンスター。
棒のところに指輪……いや腕輪くらいの大きさのわっかが入ってて、それが時折クルクル回ってる。

僕自身レベルは高いほうじゃないけど、こんなモンスターは知らない。


その鉄アレイみたいな奴は、僕と角付きの間に割って入る。
まるで僕を外敵から守ってくれるかのように。


(……僕を、守る?)


そこで思い出す。


“貴方が私と共にある限り、私は貴方を守ります”


そんな優しい女の人の声を。

あの直後は結局“私”が誰なのか、何から守ってくれるのかが分からなかった。
勿論、今でもそれが明確に分かるわけじゃない。寧ろ分からないことの方が多い。

けどもしかしたら、僕の考えが正しかったら。


「ぐぅあぁぁぁッ!!」


答えが分かったような気がした瞬間に響く断末魔。
さっきのモンスターが煩わしい角付きを倒してくれたみたいだ。

その時点で僕は確信した。
独りで居たい僕の邪魔をする奴等から守ってくれたんだって。

あの優しい声が言ってたのはこのことだったんだ。


「僕を……守ってくれるんだよね?」


僕の確認の言葉に、フワフワ浮かぶモンスターは、


「フォォォォォン……」


音だか声だか判別の付かない返事をしてくれた。


僕はログアウトが出来なくなった。

“司”の体が僕の体みたいな反応を示すようになった。

でも今はもう怖くない。

自分を守る力を手に入れた。

煩わしい奴等を追い払う力を手に入れた。


だから…………あんな“クソみたいな世界”になんか戻らなくていいんだ。


あとがき

へ……ヘへ……誰だよテメェ……え、司君?な始まりの巻。
もう書いてて違和感バリバリ。悩みまくって頭ガリガリ。
正直今までで1番書きにくかった。書いてて何度も“ウガーッ!”ってなった。
でも物語上必要だったから落とすわけにはいかなかったんです。
基本的に原作とあまり変わってませんが、微妙に違いは出ています。
読んでて“誰これ?”って皆さん思うでしょうが、どうか平にご容赦の程を。

次回はアルビレオ視点だから安心。今回のことは忘れよう(ぇ。
…………何か己の限界を見せ付けられた気分です。


レス返しです。


>TAMAさん

シェリルは一応彼女なりに考えています。
お仕置き方法については後々実演公開される予定です。
このSSでは、ミミルに限らず皆結構裏で色々考えてます。
というかあくまで主人公視点では知ることのできない心情があるってことです。
更新に関しては、基本的にこの時間帯がメインになります。
ところで今までこの時間帯で統一してましたけど、これって朝一なんですかね?

これからもよろしくお願いします。


>白亜さん

詳しい症状については次回の話で語られます。
シェリルの暴れっぷりはこれからパワーアップしますが、同時に帰ってきた主人公が泣いちゃいます。
司に関しては…………すんません、大丈夫じゃなかったっす。色んな意味で。


>マジィさん

一応シェリルは常識的なものをわかっているつもりです。
……あくまで“一応”だけど。
主人公が戻ってきた時、彼女がどのようにして怒られるか乞うご期待(笑)。

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