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▽レス始

「Fate/黒き刃を従えし者16(Fate+オリ)」

在処 (2007-02-21 00:52)
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時計の針が五時を回った。
空が薄っすらと白ずむ時間。
朝。
私は『転換』の練習の為に魔力を移していたナイフをしまう。
宝石でも言いのだけど、アレは高いし、何よりリンが使わせてくれない。
他にも色々と試したけど、私の魔力は刃物に移すのが一番通りがいい。
部屋を出る。
朝食の支度をしないといけない。
今日は士郎は恐らく起きてこれないから。
一週間くらいは微熱が続くだろうし、開いたばかりの今日は微熱ではすまないかもしれない。
どちらにしろ、今日は私しか作れる人がいないのだから私が作る。
……士郎にもそう言ってあるし。
因みにリンも料理が出来るのに候補に上がらないのは……
……まぁ、起き抜けのリンを知ってる人なら想像に難しくない筈。

「……何を作ろう?」

冷蔵庫を開くも、その中には極わずかな量しか残されていない。
……仕方が無い。
一昨日昨日と、普段の士郎の消費量を大幅に超えて使用したのだ。
もしかしたら一週間分使い切ったのかもしれない。
……それはともかく。
野菜がそれなりに残っているからサラダは決定。
コンソメがあるからスープも作れるだろう。
と、いう事はご飯よりはパンか。
一昨日も昨日もパン食は一度も作られていなかった。
よって一斤丸々パンが残っている。
かといってそのままトーストでも味気ない。
卵と牛乳は残っているのでフレンチトーストにしよう。
後はゆで卵をつければいいだろう。
フレンチトーストは各々に分けるより大皿に出した方がいいか。
そうすればセイバーも気兼ねなく持っていけるだろう。
……なんか最近、食事の楽しみに目覚めたらしく食べる量も多い。
一人分として分けたら足りないかもしれない。


Fate/黒き刃を従える者


仕度が粗方終った所で呼び鈴が鳴る。
……ふむ。
如何しようか?
流石に私が出る訳には行かないだろう。
仕方ない。
士郎を起こそうか。
私は玄関ではなく、二階へと足を向ける。
……案の定。
士郎は熱を出してうなされていた。
起こす訳にはいかないか?
私は士郎の額に手を当てた。

「んぅ……アーチャー?」
「……起こした?」
「いや、っと……一寸だるいな」

一寸どころじゃない。
この感覚だとたぶん、38度は優に超えてる。
寝かしておいた方がいいだろうけど……聞くべき事があるからそれだけは聞いておかないと。

「……士郎、誰か来た」
「ん? あぁ……この時間に来るのは身内だから気にしないでいいぞ。
 桜も律儀だな……合鍵渡してあるのに鍵開けるまで待ってるんだから……」
「……判った。あと、ご飯出来たけど……起きるのが辛いならおかゆか何か作ってここまで運ぶ?」
「あー……いや。
 大丈夫だ、これくらいなんとも無い」

そんなはずも無いんだけど。
まぁ、本人の意見を尊重すべきか。

「……鍵あけてくる」
「あぁ、たのんだ」
「……ん」

私は階段を降り、玄関へと向かう。
短くない時間が経っていた筈なのに、合鍵を持っているという相手は鍵を使うことなく、磨りガラスの向こう側で待っていた。
私は鍵を開ける。

「おはようございます、せんぱ……い?」
「……おはよう」

扉の向こうに立っていたのは、紫色の髪の少女だった。
……何故だろう?
その少女がとても愛おしく、切なく感じる。
何か忘れてはいけない事を忘れている感じ。
……違う。
何か知らなくてはいけない事を、私の奥に有る何かが知らせようとする……感じ?
よく判らない。
少なくとも私に関係する事ではないみたいだけど。
……でも私に関係している事なんだろうか?
……よく判らない。

「あの、あなたは……?」
「…………」

ん?
あぁ、私の事か。
でも……アーチャーって言うのは拙いか?
そんな名前の人居ないだろうし、意味深すぎる。
如何しよう?

「……名前、言えないの。
 家の仕来りで明かしちゃいけない事になってるから」
「え? えっと……そういう意味無くて……」

とはいっても名前が無いと不便なのは変わらないし、もし士郎やリンがそれで呼んだらおかしく思われるだろう。
……リン?
そういえば起きてるんだろうか?
……それは置いといて。

「……アーチヤード」
「は?」
「……苗字。だから私の家系は代々アーチャーって呼ばれてる」

と、いう事になった。
まぁ、不自然な感は否めないけど、仕方ない。
私は彼女に背を向けて居間に戻る。
そろそろ他の人も起きてくるだろう。
ご飯を出さないといけない。

「待て、アーチャー!」

そんな事を考えていたら何故か士郎が走って降りてきた。
あんな体調で走ったら危ないのに。
……ほら。
躓いて転びそうになる。

「……大丈夫、士郎?」
「す、すまん」
「……かぜひいてるのに無茶したら駄目」
「は? あ、あぁそうだな」

私は士郎を受け止め、立たせる。
私の後ろには驚いた顔のまま固まってる少女。
……そういえば名前聞いてない。

「あの、先輩?
 この人……えっと……アーチヤードさん?」
「……アーチャーでいい」
「えっと、アーチャーさんって誰なんです?」
「あぁ、えっと、アーチャーは……そう。
 親父の娘で、母親が亡くなったから親父を頼ってきたそうなんだ」

……そういう設定なのか。
でも、それならこの家にすむ理由になるかもしれない。

「そ、そうなんですか!?
 すみません、人の事情にずかずか踏み込んでしまって」
「……いい。
 それより、名前聞いてもいい?」
「あ、そうですね。
 私は桜。間桐桜です」
「……うん。よろしく」
「はい。此方こそ」

サクラ……さくら……桜?
桜?
やっぱりどこかで聞いたような?
……まぁ、いい。

「なぁ、さっきのアーチヤードってなんだ?」

士郎が小声で聞いてくる。

「……偽名」
「なるほど。名前は如何するんだ?」
「……名乗れない事にした。
 アーチャーが名前なのは不自然だから」
「そっか。確かにそうだな」
「……セイバーにもそう言って置いて」
「判った」

士郎が念話でセイバーに連絡する。
そんな会話をしながら、私達は居間に移動する。
もう食事のしたくは済んでいるので、後は出すだけ。

「あの、先輩?
 体調が悪いんですか?」
「え? あぁ、ちょっと風邪ひいたみたいだ。
 大した事じゃないよ」

士郎が桜の疑問に答える。
……誤魔化そうとしてるみたい。

「……嘘。
 すごく熱ある」
「ちょ、アーチャー!?」
「えぇ!? ちょっと失礼します、先輩」

桜が士郎に向き直って。
……爪先立ちになって額を士郎の額にくっつけた。

「――――っ!?」
「本当だ。すごい熱あるじゃないですか、寝てないと駄目ですよ先輩!」
「いや、今日は色々と説明しないといけない事が……」
「そんな事アーチャーさんから直接聞きます!
 とにかく横になって休んでください!」
「いや、そこまで酷くなんてないって!」

なんだか、とっても仲が良いみたい。
桜は士郎が好きなのかな?

『……リン、聞こえる?』
『ん〜〜……何、アーチャー?』

……これは寝ぼけてるな。

『……とりあえず、居間に顔出す前に顔洗った方が良い』
『ぅあぃ〜〜』
『……状況説明するから、そのまま聞いてね』

私は今起った事を大まかに話す。
私の偽名、士郎の言い訳、士郎の風邪など。
……士郎の事は本当に風邪引いたことにしたほうがいいかも知れない。

『……以上が、今の状況』
『判ったわ。じゃあ、私もそっち行くから』
『……うん』

私は押しつ押されつしてる二人に目を向ける。
もう直ぐリンが来る事だし、ほうって置いた方がいいかも知れない。
なら、セイバーを起こして来ようか?

「……士郎、セイバー起こして来る」
「あ、あぁ。頼む」

私は一言声をかけて二階に上がる。
言外に、セイバーへの説明をすると含ませて。
セイバーの寝室は士郎の部屋の隣。
私と違い、魔力が供給されないセイバーは本当に眠っている。
魔力の供給がなされない理由は恐らく、解決したと思う。
回路が開いていないならそもそもオドを精製できないのだからラインが繋がっていようと流れるはずが無い。
今の士郎なら、少ないとは言え一日中寝て過ごす必要は無いはず。

「……セイバー」
「おはようございます、アーチャー」
「……おはよう」

私が声をかけると、起きていたかのように目を開ける。
そこには眠気なんて存在していない。
この寝起きのよさ、少しリンに分けて欲しい。

「……今の状況、説明する?」
「何か有ったのですか?」
「……うん」

私はリンにしたようにセイバーに説明する。

「ふむ。なるほど……没落した呪術魔術の家系出身として名を隠す……ですか。
 それなら違和感無くクラス名を名乗る事もできますね」
「……で、名は何にするの?」
「ふむ。セイバー……セイバーランドなどどうでしょう?」
「……いいと思う」

私達は下に降りる。

「なんで遠坂先輩が先輩の家に居るんですか!」

と、こんな声が聞こえてきた。
……どうやらリンも起きた所らしい。
リンの事だから、きっともうすでに制服に着替えて準備も整えているのだろう。
他人に弱みを見せるような性格はしてないから。

「落ち着きなさい、今説明するから」

……今入っても碌な事にならない。
そんな直感が働き、私はとりあえず台所に向かう。
そういえば。

「……セイバー、魔力はどう?」
「魔力? ……そういえば士郎から微弱ながら供給を受けていますね……
 何かしたのですか?」
「……ちょっと、士郎に」
「シロウがどうかしたのですか?」
「……魔力の送り方教えただけ」

そういう事にしておこう。
回路を開いたなんて面倒な事、いちいち知らせる必要も無い。

「そうでしたか。感謝を」
「……いい」

さて、そろそろ騒ぎも収まってきたみたい。

「……セイバー、そっち持って」
「はい」

私はフレンチトーストの皿を。
セイバーにはサラダとゆで卵とスープを入れたトレイを持ってもらって居間に戻る。

「……リン、士郎、桜、ご飯」
「席に付いて下さい。食事を持ってきましたので」

そして。
なんか和やかに食事が始まった。
リンと桜の間にあった緊張感も今はなくなっている。
……少なくとも表面上は。

「……あの、これは誰が?
 遠坂先輩ですか?」
「悔しいけど、違うわ」
「そこで真っ先に俺が出ない辺り、俺の洋食に関するスキルが見切れれてる証拠だな」

フレンチトーストを一口食べて、桜が疑問を口にする。
それにリンがなにやら難しい表情で答え、溜息混じりに士郎が茶々を入れる。
不味かったかな?
自分では上手にできたと思ったんだけど?

「……私」
「アーチャーさんですか!?
 あ、そうですね。
 洋食なんだからむしろそっちの方が自然でした」
「……アーチャー、和食も作れるがな」
「……中華も作ってたわよ」

桜が驚いた顔を見せ、ついで納得。
士郎とリンは何か物凄く微妙な表情。
……セイバーは。
はむはむこくこくと言えばどういう状況か判って貰えるかと。

「……不味かった?」
「いいえそんな!
 とっても美味しいですよ」
「……よかった」

ほっとして、思わず笑みがこぼれる。
こんな些細な事でも、喜んで貰えると言うのはやっぱり嬉しい。

「……反則よね?」
「……反則だよな」
「……反則ですね」
「……?」
「(はむはむはむはむこくこくこくこく)」

和やかに続く食事風景。
そんな中。

――――どたたたたたた〜〜〜!

「イヤー、ちょっと寝坊しちゃったよ〜〜」

ナニか来た。

「ん〜〜〜っ! 今日も良い匂い!
 毎朝美味しいご飯食べれてお姉ちゃん感激〜〜!!」

何だろうこの人?

「「おはようございます藤村先生」」
「朝くらい落ち着いて入って来い藤姉」
「ん?」

三人の挨拶に何か疑問に思ったように首をかしげ。

「(ぱくぱくごくごく)」

フレンチトースト、ゆで卵、スープ、サラダと一通り食べてから。

「……ねぇ士郎?
 何で遠坂さんがここにいるの?
 って言うか、この人たち誰?」
「遠坂がここにいるのは今日から下宿する事になったからだ。
 後この二人は親父の娘でセイバーとアーチャー」
「ふ〜〜〜ん……そなんだ。
 変わった事するのね遠坂さん」

疑問を口にし、士郎の回答に満足したのか再びご飯を食べ始める。

「っそか〜、遠坂さん今日から下宿するのか〜」

なるほどなるほど、なんて。
結構あっさり信用したみたい。
……と、思ったのもつかの間。

「――――――って、下宿って何よ士郎ーーー!!!」

いきなり立ち上がって雄叫びを上げた。
どっかーんって感じで。
うん。
後ろになんか虎が見えるのは目の錯覚だろうか?

―――なお。

ひっくり返されそうになったちゃぶ台はどこぞの騎士王陛下の英断によって護られた。
ただ手で押さえただけなのにびくともしない。
さすがサーヴァント。
力の使い所を大きく間違えてる気がしないでもないけど。

「お、落ち着け藤姉!
 皆驚いてるだろうが!!」
「うるさーーーーいっ!!!
 あんた何考えてんのよ士郎!?
 女の子下宿させるなんて何処のアニメだこの!
 あたしゃそんな下らん洒落じゃ笑ってやんないんだからねーーー!!」
「笑い取るつもりなんかねぇ!」

……おぉ。
何かすごい事になってる。
……それはいいけど。

「うるさいうるさいうるさい!
 何か申し開きは無いの士郎!?
 あんたそんなの本気で言ってんの!?」
「おう。俺がその手の冗談嫌いだっての嫌って程わかってんだろ藤姉。
 誰がなんと言おうと泊めるといったら泊めるんだ」
「そんなの大却下!
 駄目駄目駄目駄目!
 大人として教師として士郎のお姉ちゃんとして絶対に認めないんだからね〜〜〜!」
「先生、認めないとおっしゃられても、私すでに一泊してしまったのですが?」

絶妙なタイミングで、リンの横槍。

「―――え?」

正に寝耳に氷水。
一瞬で硬直しちゃった。

「ですから、昨日泊めていただいたんです。
 今は離れの部屋を借りて荷物も運び込んであります。
 つまり、もうすでに下宿している状態なのですが」
「――――――」

虎さん真っ青。
哀れ。

「……し、し、し、士郎あんたなんて事……こんな事切継さんが知ったらどうなるか判ってるの?」
「おぅ。間違いなく喜ぶだろうな。男の甲斐性とか言って」
「う゛、同感……」

……そうなんだ?
どういう人だったんだろう?

「じゃ、じゃあこの二人は何なのよ!」
「だから親父の娘だって。
 二人の母親が亡くなったんで親父を頼ってきたんだよ。
 流石に追い出すわけにゃいかねぇだろうが」
「そんな作り話信じらん無いっ!
 大体ね、切継さんに外人さんの子供なんて……
 子供なんて……いるかも知れないけどっ!」

もうすでに涙目。
すごく追い詰められているようだ。

「って言うか姉妹にしたって良くにてるわよね?
 双子?」
「あ「……違う」って」
「双子じゃないのにそんなに似る物なの?」

……って、士郎今、肯定しようとしたね?
それじゃ苗字違うのがおかしいでしょ。

「……母親が、双子」
「はい。私達の両親が双子で、その……私達の父親は両方キリツグなのです。
 それで私達はそっくりに生まれてしまって」
「――――――」
「……私の方が、キリツグの血が濃いみたい」
「確かに……キリツグさんの目もそんな感じの色だったけど……」

最早完全に心ここにあらずと言った感じ。
顔色も真っ青通り越して真っ白だった。

「う、う、うわあああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜ん!
 切継さんの不潔!
 姉妹丼なんてどこのエロゲよ莫迦ぁ!!」

大声で泣きながら逃走を図る虎さん。

『はっはっは!
 それは冤罪だよ大河』

何か空耳が聞こえる。

「ちょ、待て藤っ!?」
「先輩!?」
「士郎!?」

走り去った虎さんを追いかけようとして士郎が立ち上がり。
否、立ち上がろうとして、頭を抑えて倒れる。
そこをリンと桜が両側から抱きとめた。

「……士郎?」
「シロウ!」

私とセイバーも様子を見に近寄る。

「ちょっと、何よの熱!
 調子悪いなら寝てなさいよね!」
「そうですよ先輩!
 だから寝ててくださいって言ったじゃないですか!」

リンと桜が士郎の熱を測りながら怒る。
いや、心配の裏返しか。
まぁ、そうなっても仕方ないだろう。

「これ以上起こしておくわけにも行きません。
 姉さん、そっち持ってください」
「えぇ。確か士郎の部屋は二階だったわよね」
「はい。こっちです」

……原因が私にある以上、ただ見てるだけって訳にも行かないだろう。
リンと桜、そしてセイバーが士郎を部屋に連れて行く間に、私は氷水とタオルを用意する。

「……リン、桜、セイバーこれ」
「あ、ありがとうございます、アーチャーさん」
「ありがとアーチャー」

すかさず桜がタオルを取り、躊躇うことなく氷水へ浸け、それを絞って士郎の頭に載せる。

「あ……わりぃ、桜、遠坂。
 それにセイバーとアーチャーも」
「心配、掛けさせないでください」
「本当よまったく」

心底ほっとしたような顔で二人が息を吐く。

「……アーチャー、アレは……」
「……ん。ごめん」
「いえ。士郎が望んだのでしょう。
 それをあなたが謝る必要はない」

予想外に気の動転が少なかったセイバーだけは、これが風邪ではないと見抜いたみたい。
リンには風邪と言ったからか、それを完全に信じ込んでいるみたいだ。

「まぁ、この位なら薬飲んで寝てれば治るわよ」
「そうですね……でも、熱が続くようなら病院に行って下さいよ」

士郎の具合を見て、リンと桜は溜息をこぼす。
それが安堵から来た物だと言うのは、私にはよく判った。
結局、なんだかんだ言ってもリンは士郎の事を好きなんだろう。
……どの好きなのかは判らないけど。


後書き
……虎放置。
と、言うわけで士郎ぶっ倒れ。
そして何気に桜の問題言。
まぁ、それほど深い意味も無いですが。

レス返し
<<KING-JUMさん
確かにツバメ返しはスキルでしたね。
影は今後出てきますけど、アーチャーが直接対峙するかはちょっと微妙。

<<樹海さん
うぁ、素で間違えた;;
流派:射殺す百頭って……すごい表現。
弓の名前じゃなかったんだ……

使える魔術の系統は士郎と同じ。
でもそれだけに特化してるわけじゃないんです。
したがって士郎ほどの投影は出来ません。
……って言うか、固有結界が『無限剣製』じゃないので。
自動的に強化も投影もそこから零れ落ちた物じゃなくなるんです。

<<九頭竜さん
気長に待ってください^^
そして桜登場。んでもって爆弾発言!
彼女も立派に『遠坂』ですw

<<???さん
はい。素で間違えました;;

<<空さん
いえ、彼女の誕生はいろんな意味で予定外だったんです。
世界からも、『彼女』からも。

<<Yu-sinさん
長門有希って、ハルヒでしたっけ?
ハルヒは読んでないので、よく判らないのですが……
アーチャーのキャラの基はサモナイ2のハサハです。
いまや完璧別人ですが。

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