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「.hack//Different information 第三話「冒険そして不幸」(.hackシリーズ+オリジナル)」

アークン (2007-01-19 20:38)
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ニュースでエセマツタケのニュースをみて思わず「人工栽培の意味が…」と思ってしまった俺は負け犬だろう。

さらにミストラルのメールをみて、LV上げもできて一石二鳥だなーと思った俺はさらに負け犬だろう。

いやぁ、物事はうまくいかないな。

「というわけで〜」

ミストラルがやけに笑顔だ。なんかもうミストラルがミストラルである由縁がここにあるかもしれない。

その横には見たこともないPCがいる…というかPCかこいつ。

「メールでいったとおりこの子LV上げにレッツゴ〜!」

というかLV1か、LV1なんだな。俺もうLV6ですよ? 明らかにLVの違いがあるじゃん。
と突っ込んだところ。
「モーマンタイ! だよ」

と笑顔で返された。

「…とりあえずこの子の名前は?」
「……ケィス
PCか不明だがLVがあるということはPCなのだろう、モンスターにこんなやついるなんて聞いたことないし。

「んで。エリアは決めてるのか?」
「もっちろん!『Δサーバー 絶望の 虚無の 少女』だよ!」

へぇ……ってまてLVが俺たちよりも高いって、もう転送し…せめてセーブを………って、無視か無視なんだな。そりゃお前はLV15だから問題はないとしても俺のLVはまだ6だってのさらにケィスはLV1なんですけど。おくさん!」

「ん〜、まぁ。そのときはそのときでー」

かるくながされたぁぁぁぁ!?

そんなこんなで
『Δサーバー 絶望の 虚無の 少女』

属性は闇なのか……なんかこう。気が弱い子供が見たらトラウマは確定になりそうなオブジェクトが大量だった、あとダンジョン入り口も。

「……人?」
「ん〜、とりあえず悪趣味だね〜」
「変……」
三者三様だがとりあえずこのダンジョン入り口考えた奴出て来い。
できればLV低めで。高いとダメージ与えれないし。

「で……気のせいか俺が集中的に狙われてないか!?」

「そりゃそうだよ〜。リーダーなんだし」
「………だし」


そういえば、リーダーって敵に一番最初に狙われるんだよなー………明らかにミストラルがリーダーのほうがいいような!?

「双剣士ならよけれるよ〜。現に避けてるし」
「一撃が致命傷なんだよ……っ」

飛んでくる攻撃を受け止めるかステップをして避けていく。限りがない攻撃……というかミストラル相手の耐性属性で攻撃しないで明らかにSPの無駄遣いだから……。

「だぁぁぁぁもう! ケィス! 攻撃を頼む!!」
「……(こくん)」

ケィスは俺の頼みを聞いてくれたそしてケィスが持っている斧は振り下ろされる。    俺に。


「って!? ちょいまて、普通てk……ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!?」

暗転、運悪くクリティカルヒット=死亡……とりあえず復活させてくれ、ミストラル。

「ありゃりゃ〜 セツナ死んじゃった? あんまり無理しないでね〜」

いや、もろケィスの一撃がクリティカルヒットを………HPが一瞬で0に…

それからさまざまなことがあって…(主にケィスのもはやワザととして言いようがない誤発動アーツとかに吹き飛ばされた)なんとかダンジョンにつくことができた俺以外はたいした怪我はない。

「でも、当分はごめんだから、斧見たら逃げるから俺」

トラウマ確定だよ。ちくしょう。

しかもその肝心のケィスは俺がなんでぼろぼろわかってないようだし。

「まぁ〜、どんまいどんまい。次いこ次〜」
「そのハイテンションを少しだけでもいいから分けてほしいよ」

そして、ダンジョン内部…ぐちゃぐちゃ変な音が聞こえるがその音だけなかったことにして進んでいく。
途中でモンスターが出てきたが『念入り』に敵だけを攻撃しろとケィスにいったので敵だけを狙ってくれたので落ち着いて対処そして撃墜ができた。

おかげでLVは俺は1アップ、ケィスは3アップというなんともうれしい結果となった。

そして、最深部で獣神像からアイテムを回収(そのアイテムが「癒しの斧」なのはケィス優先だからか神よ)したあと精霊のオカリナで戻ることにした。

そして、ルートタウン・アク・マヌ。

「疲れた……今まで一番疲れた…大技使ってないのに疲れた…」
本気で疲れたため俺はすこし。ログアウトすることにした。
ミストラルは「え〜」とかいったがその原因を作ったお前が言える立場じゃないというツッコミをあえて我慢してログアウトする。

そういえば、メールが来ているらしい。メールボックスでも覗くか…。

えーと…………あ、メールがひとつ来てる差出人は……
ヘルバかってデータ・クラッシャーについて教えてくれた人だな……なになに?
『件名:ケィスについて
 差出人:ヘルバ
ケィス…彼女から目を離さないほうがいいわよ?
これはお姉さんの忠告、後悔後先立たず…よ?』

なんだこれ…ケィスから目を離すな? なんでだ? ぜんぜん意味わからん送り返そうにも送り主のアドレスがわからないし…そもそもカード交換してないのになんで?

…というかお姉さんって顔か?PCだけど、もろ婆だろ……。
とりあえず……ミストラルはログアウトしてるようだし…まぁ、多分ジョークだろ? 一PCにできることなんて少ないし。
俺も寝るか……明日は休みだし一日中というかオールナイトでザ・ワールドプレイだなぁ〜っと……。

PCの電源を切って俺はさっさと毛布を被って寝た…。
その行為に後悔するのは以外にも遅くだった。ただその後悔は人一倍強かった………。
そして今日もまた…


どうして? どうして? 私はただたんにザ・ワールドをプレイしてただけ不正行為(チート)もしてないしPK(プレイヤーキラー)もしていない本当にただの一PCなのに……

『……』

なんであの攻撃しても攻撃しても倒れないモンスターは追って来てるの?
怖い怖い怖い…助けて助けて助けて……

「っきゃ!」

PCが転ぶ私もまるで擦り傷ができたかのようにひざの部分に痛みを感じる。

『………』
あのモンスターは迫ってきた。そして鎌を垂直に…

「ひっ……いやぁぁぁぁぁぁぁ!?」

そこで私の意識は途切れた。


目を覚ますと病院だった…私はもう…あのゲームをしたくない…あんなモンスターがいるゲームなんて…嫌だ。


しかし、彼女はゲームはしないが…リアルの方面から物語を解明していくことになる…だがそれが発覚するのは…もう少し後だ。

続く。
の前にメールチェック。
『件名:今日はどうもね〜
 送り主:ミストラル
今日はLV上げ手伝ってくれてありがとうね〜、後盾役おつかれ〜(^^;
でも今金がないからむやみに突撃とかできないの〜、ごめんね〜。ケィスもお礼をいってたよ〜。それじゃぁね〜』
『件名:…………
 送り主:バルムンク
Δサーバー 絶望の 虚無なる 彼 のダンジョン一階で待つ。』
「(バルムンクってあの銀色の騎士だよな……何のようだ?)

続く
そしてあとがき。

どうもアークンです。少しというかかなり短いですが……今回はあくまでインターミッションなのでご勘弁を。
次回では完全オリジナルシナリオーというかバルムンクさんがセツナを呼び出しました〜、なお。ケィスは今のところはただのPCです今の所はですが。
そして死なないモンスターにPKされて一時意識不明になった少女〜。
彼女はリアルでザ・ワールドについて調べていきます。
ちなみに彼女ととある人物達が交流を持ちますよ〜。誰かは今のところ不明ですが…。
それでは!

…今回は少し短かった…反省です

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