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▽レス始

「.hack//Splash login_8(黄昏の腕輪伝説+.hackシリーズ)」

箱庭廻 (2006-11-05 04:10/2006-11-06 02:02)
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【リアル】


 ……水音がする。

 手足を滑り、髪を伝い、肌を舐め、床へと落ちる生暖かい液体の流れ。

 心地よい。慣れない緊張で強張った身体には、とても気持ちいい。

 でも、熱い。

 熱くて、まるで雨のようだ。傘を無くし、遮るものもなく打ち続ける雨のようだ。

 どこまでも続き、いつまでも止まない雨。

「……くだらない」

 感傷を打ち切り、私はシャワーの蛇口を止めた。

 ポタポタと響く残響音を聞きながら、私は浴室から出ると無造作に伸びた髪を撫で上げた。

 首を絞める絞首台の縄のように首に絡みつく長い髪。

(また伸びたかな)

 一度はばっさりと切った髪。けれど、また伸ばしている。切っても切っても伸びる髪、まるで私のようだ。

 どこまでも諦めきれない愚かな自分。

(……やめよう。自虐的なことを考えるのは)

 タオルで身体を拭いながら、私は息を吐く。

 数年前と比べて格段に大きくなった身体に下着を身に付け、シャツと大き目のジーンズを着込むと私は洗面台から出た。

「出たよー」

 タオルで髪を拭きながら、リビングにいるであろう母に声を掛けた。

「分かった。夕飯までもうちょっと時間が掛かるから、待っててくれる?」

 母からの返事が返ってくる。

「じゃ、部屋に戻ってるね」

 そう答えて、私は自室へと戻る。

 そして、高校に入学してから新調してもらった机の上、7年前買ってもらったパソコンの電源を接続する。

 母の手伝いもしなくてはならないが、メールくらいなら確認する時間はあるだろう。

 ブゥンと電気が走ったディスプレイにアルティメット社のOSロゴが踊るのを眺めながら、私はそう考えた。

 そして。

「メール?」

 新着メールのアイコンが浮かんでいるのを発見する。

 私はマウスを操作して、それをクリックする。

 そこに書かれていたのは。



『影を持つものへ。ヘルバからの宣告を伝える。

 【波】の手がかりを捉えた。

 エリア【θ ほの暗き 虚無の 狭間】におけるデータ容量の上昇を感知。
 アクセスログにも改竄の傾向が見られる。
 何者かのハッキング行為があることは間違いない。

 明日午後六時より調査に出られることを依頼する。
 なお同伴者として“勇者”を予定している。

以上
                       ――黒のビトより 魔女へ』

「……」

 私はその文面に何度も目を走らせる。

 何度も。

 何度も。

 夢じゃないかどうか確かめるように。

 ……カタカタカタ。

 私はマウスを握る手が震えているのに気付いた。

「やっと……」

 唇が歪むのがはっきりと分かる。

「やっと……だ……」

 そう呟いた瞬間、走ったのは激痛。

 ――ズキンッ!

「ッ!?」

 痛む胸をわしづかみにして、私は堪える。

 痛い。

 痛い

 痛い!

「ぁ……ッ」

 異常のない痛み。

 本来感じることの無い痛み。

 幻覚痛――ファントム・ペイン。

 四年前からのしがらみ。

 でも。

「やっと見つけたぁ……」

 私は自分を抱きしめるように身を竦める。

 この痛みを消す方法の手がかりを。

 四年もの月日をかけて、私はようやく捉えた。


 ドットハッカーズリーダー・カイトを。


 ――殺すべき相手を。


【.hack//Splash】
   login_8 Scar・Maiden


【リアル】


 雨音が酷い。

 それに比例して、目の前に映る量も多い。

「……雨、か」

 高校の下駄箱前で、僕は肩をすくめた。

 もちろん傘は持っていない。

「朝は晴れていたし、ここしばらく雨も降らなかったのに……」

 天気予報を見損ねた自分への嫌がらせだろうか?

 駅へは歩いて十分、走れば五分で行けるけど、濡れねずみになることは間違いない。

 そして、雨を防ぐのはこの手にある薄っぺらいカバンという名の盾だけだ。

 心もとないことこの上ない。

「あーあ」

 ため息を吐いて歩き出そうとした時、不意に目の前にバッと広がる傘。

「よっ、陸」

 その持ち手は僕の親友である……

「あ、ヤスヒコ。君も帰り?」

 正樹 靖彦が傘を持って、僕の横に立っていた。

 相変わらず首元のネクタイが緩み、ブレザーの前ボタンを止めていないラフな格好。本人は着こなしだといっているけど、ただ単にだらしないだけだと僕は知っている。

「まあな。陸、お前天気予報見なかったのか?」

「うん。ヤスヒコはちゃんと確認してたんだね」

「いや?」

 そういってヤスヒコはニヤリと笑みを浮かべ、親指を傘立てに突きつけた。

「――置き傘。俺普通に傘持ってこねえしな」

「そりゃ反則じゃない?」

「要領が良いと言ってくれよな。男同士のアイアイ傘で悪いけど、一緒に帰ろうぜ」

「OK」

 カバンを左手から右手に移し、僕はヤスヒコの広げた傘の右側に入る。

 そして、二人で下駄箱から校門へと向かって歩き出した。

「しっかし」

「ん?」

「こうして二人で帰るのも久しぶりだよなぁ……」

「まあね」

 僕は笑って、ヤスヒコはぼやくような表情を浮かべた。

「しょっちゅうクラスで話してんのにな」

「っていうか、一緒に学食も食べてるよ」

「でも」

「一緒に帰るのは久しぶりだね」

 不思議だね。

 そう首を捻っていると、不意に僕の目に飛び込んできたのは――雨の中グラウンドを走る体操服の学生たちの姿。

 そして、彼らの中心にあるのは一つのボール。

「お、頑張ってるな後輩共」

「……そうだね」

 サッカー部の練習風景を見ながら、僕はヤスヒコの言葉に返事を返した。

「どうする? 過去の主将と副将として激励でも飛ばしてくるか」

「ははは、でもやめとこうよ」

「なんで?」

「濡れるのが嫌だし」

「うわっ、うそくさ! 朝から晩でも濡れてたのは誰だったよ?」

「鼻息荒くして、朝からマラソンしていた君に言われたくないよ」

「うわ、ひっで!」

 僕の冗談めいた答えに、大仰なリアクションで答えるヤスヒコ。

 そんなこんなで歩いていると。

「ん? あいつらこっちに気付いたみたいだぜ」

 そのヤスヒコの言葉に、僕は足を止めてこっちに手を振る後輩たちの姿を見た。

 僕はそれに軽く手を振って、ヤスヒコは大仰なガッツポーズを決める。

 それだけで彼らは練習に戻っていった。

「そっか。なんで一緒に帰るのが久しぶりなのか、わかったわ」

「ん?」

「部活やんなくなってからだ。前は毎日夜遅くまで走り回って、くたくたになって一緒に駅まで歩いてたろ?」

 そうだね。

 そうだった。

「でも、進路が変わってから時間も合わなくなったよね。僕は進学で、ヤスヒコは就職で」

「まあ……な」

 言いにくそうに、ヤスヒコが空を見上げた。

「後半年で卒業……だな」

「そうだね」

「学校卒業したら、何やってるんだろうな俺たち……」

「……わからないね」

 お互いの道が変わってしまったことを自覚しながら、僕らは歩き出した。

 なんとなく口数が少ないのはきっと雨の所為だと思いたい。

 駅への道、たった十分間の道がどこまでも長く感じられた。

 そして、駅への入り口が見えたころ。

「あー、ザ・ワールドがやりてえなぁ」

 不意にヤスヒコがそう言った。

「? なんで?」

 唐突過ぎる話題に、僕は首を傾げた。

「だってさ、もうかれこれ半年近くも触れてないんだぜ? この【蒼海のオルカ】がよ」

「確かに……半年だね」

 オウルでのプレイを抜かしても、大体半年近く。

 僕とヤスヒコはザ・ワールドから遠ざかっていた。

 でも、それは受験のためだし、就職活動のためだということで理解しているはずだ。

「早くプレイししたいよなぁ……お前もそうだろ?」

 確かに。

 僕ももっと堂々とザ・ワールドをプレイしたいという気持ちが一緒だ。

 でも。

「でも、しかたないじゃないか。もう進路準備にかからないといけないんだから」

「……んー、俺の言葉の意味が分かってないな」

 やれやれと肩を竦めて、分かってねえなという態度を取られても困る。

「?」

「あー、もー、こっぱずかしいセリフを言わないといけないのか俺? こういう時に限って鈍いんだから、陸は」

 鈍いって……

「――ザ・ワールドでならいつでも一緒に居られるだろ?」

「え?」

「卒業しても何しててもさ」

 グッと親指を突き出して、ヤスヒコがそういった。

「そうだねっ」

 僕も微笑んだ。

 ――そこで、僕らは駅前に着く。

「じゃ、ここでお別れだな」

 ヤスヒコは別の路線だから、もう少し離れた改札へと行かなければならない。

 だから、僕は帰り際にいつもどおりに手を突き出した。

「お?」

「久しぶりに、ね」

「了解っ」

 ――ゴツンッと拳を打ち合わせる。

「じゃ、また明日」

「会おうぜ」

 そういって、僕らは別れた。


【リアル】


 本日関東地方は雨が降るでしょう。

 天気予報のキャスターがそう言っていたのを思い出しながら、私は時計を見た。


【PM5:37】


(まだ……か)

 ――私は降り注ぐ雨音を聞きながら、ノートのペンを走らせる。

 今までのめんどうなだけだった義務教育とは違い、自分で望んだ高校生活そして進学校だということもあってそれなりに課題が出される。

 成績としては平均以上をキープしているつもりだったが、課題をこなさなければそれなりに成績が下がる。

 それで母や祖母に心配をかけるのは嫌だった。

 いや、面倒だといってもいい。

 たかが成績、されど成績といったところだろうか。

(アルフがうらやましい……)

 あの見かけはトロそうでいながら、リアルでは中々に運動が出来る彼女の学生生活を考えてためいきを付く。

 スポーツ進学とやらで学校に入った彼女は、日々そのたくましい根性で頑張っていれば上手く行く。どちらかといえば華奢な自分では叶えることが叶わない。

 呪紋使いのアルフと重斧使いの私。

 されどその中身は真逆だということだろうか。

「……はぁ」

 そう考えると、余計に気が滅入ってくる。

 ただでさえ雨の日は身体がだるくなるというのに、最低だ。

 一端ペンを置き、私は背筋を伸ばした。

「うぅん……」

 手足と同時に背の背筋が伸びる。

 ポキポキと小気味のいい音が身体中から鳴り響いた。

「ふぅ」

 子供の時は骨が鳴るなんてめったになかった。

 そんな些細な変化が月日の流れを……私の成長を実感させる。

「……成長、か」

 心の中に浮かんだ言葉に、私は自嘲げな笑みを浮かべた。

 ――本当に私は成長したのだろうか?

 ただ外見だけが変化し、中身は四年前から停まったままではないのだろうか?

 くだらない。

 くだらない妄想。

 だけど。

 私は妄想という自虐から、一歩が踏み出せない臆病な魔女だ。


 ――ブルッ。


 机の上に置いておいた携帯が震えた。

 その発信者――アルフ?

 メールを開くと、彼女が自宅に着いたという報告。

 そして、まもなくログインするから先にログインしていてくれという内容だった。

「……時間は」


【PM5:47】


 少し早いが、許容範囲だろう。

 私は一端部屋を出て、ゲームをプレイ中だということを示すボードをドアに吊るし、机の上のパソコンの電源を付けた。

 アルティメットのロゴが画面上に踊るのを見ながら、机の隅に置いておいたFMDを手に取る。

 これを着けた時から私は――“あたし”になる。

 重斧使いの――【カール】に。

 だから、私はFMDを被った。


【LOG・IN】


【リアル】


 降り注ぐ雨に打たれながら、僕はなんとか自宅の玄関まで辿り着く。

 駅から十五分。

 全力疾走を続けて、僕は息が切れていた。

「はぁ、はぁ、はぁ」

 ぐっしょりと濡れたブレザーの袖と汗に濡れた服の感触が気持ち悪い。

「じ、時間は?」

 濡れそぼったまま、僕は腕時計を見た。


 【AM5:47】


 マズイ。

 あと十分ぐらいしかない。

 シューゴ君たちとは六時に待ち合わせの予定だ。

 今回ぐらいは遅れずに約束を守りたい。

「か、鍵は!」

 ゴソゴソとポケットを探って、キーホルダーに付けた鍵を取り出して、ドアの鍵穴に差し込む。

 グルリと捻って、ガチャンという音と共に開いて入る。

 ――ガゴッ!

「痛っ!」

 開いて、入ろうとした扉が開かずに身体を打ちつけた。開けようとして捻った鍵は逆に、扉を閉めるだけだったようだ。

(あ、あれ? なんで閉まったんだ)

 ガチャッ。

 そう考えて首を捻った僕の目の前で、扉が再び金属音を立てた。

 僕が鍵を回してもいないのに。

「……何をやっている、陸」

 扉が開いた先、そこに立っていたのは。

「父さん?」

 相変わらず無愛想な顔で立つ、自らの父親の姿だった。

 でも、なんでこんな時間に?

「お店はどうしたの?」

 喫茶店のまだ営業時間のはずなのに。

「休憩がてらに家に寄ったんだが、どうやら傘は必要なかったみたいだな」

 そういって、父さんは手に持っていた二本の傘の片方を傘立てに戻した。

「雨が降ってるんだ。せめて連絡ぐらいしろ」

「ありがとう、父さん」

「さっさとタオルでも取って、着替えなさい。風邪を引く」

「分かった」

 僕は父親の言葉を素直に受け入れ、玄関に入ると靴を脱いだ。

(うわっ、靴下までぐっしょりだ)

 ずぶ濡れの衣服にためいきを付きながら、家へと上がる。

「陸」

 その時、玄関から出ようとする父さんから声を掛けられた。

「なに?」

「昼頃……“黒川さん”が来てな。お前によろしく言ってた」

 ――ミストラルが?

「そっか。判った」

「……挨拶に行くときはちゃんと知らせろ。手土産を持たせる」

 そういって、父さんは雨の降る外へと出て行った。

 ……相変わらず不器用な人だなぁ。

「了解したよ、父さん」

 思わず笑って、僕は冗談混じりの敬礼をした。

 そして、洗面所で適当に濡れた衣服を洗濯機に放り込むと、ついでに取ってきたタオルで頭を拭いながら二階の自室へと移動する。

 パソコンの電源のスイッチを入れながら、適当にシャツを取り出し上から羽織る。

 濡れた制服とカバンを適当にタオルで拭って干してから、僕は机に座りなおした。


【AM5:56】


(時間がないね)

 慌てて、ザ・ワールドのアイコンにマウスを滑らせようと思ったけど、その時右下に浮かぶ未読メールのアイコンに目を止めた。

(誰からだ?)

 着信履歴を見ると、昨日の夜に届いたみたいだ。

(昨日は付けなかったからなぁ……ええと発信者は)

 ――メールを開く。



『影を持つものへ。ヘルバからの宣告を伝える。

 【波】の手がかりを捉えた。

 エリア【θ ほの暗き 虚無の 狭間】におけるデータ容量の上昇を感知。
 アクセスログにも改竄の傾向が見られる。
 何者かのハッキング行為があることは間違いない。

 明日午後六時より調査に出られることを依頼する。
 なお、他にも数名の協力者がいるので手助けは期待できる。

以上
                       ――黒のビトより 勇者へ』


 ――なっ!?

「ビトから連絡?」

 僕は再びメールに目を通すが、確かに内容に間違いはない。

 明日の六時ってことは――今日の六時!?

「いかないと……」

 手がかりを掴んだんだ。

 コレを逃がすわけには行かない。

(ゴメン。シューゴくん、レナちゃん)

 僕は急いで断りのメールを作成し、レナとシューゴへと送信する。

 だらしなく着ていたシャツをしっかりと着直すと、僕は机の上のFMDを手に取った。

 ザ・ワールドのアイコンをクリックしてから、FMDを装着する。

「行くよ」


【LOG・IN】


 そして。


【ほの暗き 虚無の 狭間】


 ――ボクは進んだ。

 ほの暗い迷宮の奥へと。


 ――あたしは進んだ。

 奇妙に蠢く迷宮の中を。


 ――ボクは出会った。

 青ざめるような黒衣と鋭い斧を携えた少女と。


 ――あたしは出会った。

 純白の衣を纏い、無数の剣を携えた少年と。


 ボクは言った。

「こんにちは。ボクはオウル、君は?」


 あたしは答えた。

「あたしはカール」


 彼女は、ボクにそう答えた。

「こんにちは。君も――ヘルバの協力者?」


 あたしはこう答える。

「違う」


 ボクは戸惑った。

「え?」


 あたしは告げた。

「あたしは――アンタを殺したいんだっ!!!


 切り結ぶ剣閃。

 飛び散る火花。


 その斬撃は怒りに満ちていて。

「なにを!?」


 その防御は苛立ちを呼び起こして。

ァアァアアアアアアアアアアアアアア!!!


 ――あたしは


 ボクは――


 切り結ぶ。


 相反する感情のままに。


あとがき


 魔女と勇者。

 彼らの出会いは怒りと戸惑いから始まりました。

 何故カールはカイトを憎むのか。

 カイトは彼女に何をしたのか。

 彼らの出会いは一筋縄では始まりませんでした。

 そして、彼女の痛みは何故起こるのか。

 そして、カイトは怒りを滾らせるカールに対して何が出来るのでしょうか。

 それは全て四年前に起こった【黄昏】の傷跡。

 彼女と彼の戦いの詳細は次回で語られるでしょう。

 次回タイトルは【ファントム・ペイン】


 消えない痛みを抱える少女との死闘です。


追記
(カールの最後のセリフだけ修正。白雨さんの言葉で変だなと思いまして)


 早いものでもう八回目のレス返しですね。
 今後とも8の名を冠する戦士のように早い更新を目指して頑張ります。


グラム様

 一番乗りおめでとうございまーす!(ドンドンパフパフ!)

 無双の二つ名当てはぴったり命中していたので、心中ドキドキしてましたw

 コミヤン三世とシューゴの二人は漫画版最後のほうのノリを意識しています。だって明らかに最初の方はコミヤンが単なる嫌な奴ですし、プチグソを愛情こめて育てているなら投げ捨てたりなんかしないと思いまして。殴り合いはデフォルトですw

 取り合えず魔女はこんな感じに登場しました。
 次回より詳細が語られていくでしょう。


シャミ様

 そ、それはご愁傷さまです(汗) もしかして司の中身が女の子だったからそう誤解していたのかな? エルクはともかく、ほたるは正直自分も女の子だと最終巻まで信じてたものです。

 だから、変わってここで御免なさい(謝罪)


“どう考えてもエンデュランス=エルクですよね”
>名前も似てますしね。しかし、腕伝メンバーはGUにいるんだろうか? あんな世界だと腕伝でのほのぼのHAPPYエンドが報われない……それともパラレルなのかな? かな?


“彼がいつオウルがカイトだと気付くか楽しみです。”
>うーむ、気が付かれたら計画がパーになりますね。でも、オウルが戦っているシーンを見たらすぐにばれそうだ……「むっ! あの太刀筋はまさか!?」

 って。

 ……ほ、本当に見抜きそうで危険ですw


KOS-MOS様

 今後もシューゴは活躍しますよ? なんせ主人公ですから! これからもどんどん成長して、追いつき追い越せオウル! 状態でシューゴは頑張って行きます。

“それよりコミヤン三世とシューゴの拳での語り合いが良かったです。”
 そうですよね。やはり漢たるもの拳で誰かと語り合わなくてはいけませんw きっとコミヤン三世とシューゴは永遠の悪友兼ライバル認定です。


“―――――神は死んだ・・・・・!”
>シューゴは知りませんが、四年前に神様は死んでるんですよねぇ。ほかならぬオウル(カイト)の手によって。よって祈っても叶えてくれそうにありません!
 取り合えず他にも多数の犠牲者を出しているようで……すいません。でも、誤解したままだと多分被害はもっとデカくなってたかと(マテ)


S.G様

 三十朗さんはけっこう自分的にお気に入りの仲間の一人でした。日本刀片手にばっさばっさと雑魚敵を居合い斬りで斬ってくれる素敵な人です。
 自分の場合はこまめに全員分を装備とレベルを揃えた愚か者なので、育ててない人がいない……(貢ぎ過ぎでしょうか?)

 心温まるストーリーの後は、心荒ぶシリアス展開ですいません。

“・・・・もしや女性型PCとゲフンゲフン!”
>女性型PCと……殺し合い中です♪


>aiu様

 どうも初めまして、aiu様。

 確か薄命は大丈夫だとアウラが言ってたような気がしますし、さすがにクビアが二体も出てきたら……(頭の中でビオ○ンテとデスト○イヤーのバトルを想像中)

 ザ・ワールドが怪獣大決戦になりそうなので、多分ないと思います(汗)
 アウラも一応考えがあってシューゴに腕輪を託しましたので、安心してくださいw

“自分的にはG.U.のトライエッジ(カイトもどきの方)が使ってた開くでっかい双剣が登場して欲しいですね”
>そうですねー。自分もあれはカッコいいと思ってます。出したいなー、でもあれを使うと一気に悪役っぽくなるような気が(汗)
 ――でも、ちゃんと考えますよ(ニヤリ)


SS様

 ご、ご愁傷様です。SS様……

 その間にカキカキと一杯更新しておきますねw(日ごろの感謝を込めて)

 アナタ様の予想が大的中です。
 ご期待に沿える活躍が出来るといいのですが……


白雨様

 今回もレスありがとうございます。

 いつもながら鋭い予想で正直全て見透かされているような気がして、ガタガタしてます。何でそんなに予想を的中させるんですか?
 謎だ……
 ちなみにシューゴは出会った時は混乱中で、カイトどころではありませんでした。まあちゃんと覚えているでしょうけど……

“なにゆえ、味噌汁で首を洗って待っていろ?”
>え!? 日本人なら皆こういう風に挑発するもんだと思ってましたよ? おっかしいな、自分の感性が古いのだろうか……


“おまけのHOTARUの最初言葉が男らしいのはわざと?”
>ええと、一応最初の発言は砂嵐です。そのあとシューゴ、ほたる、シューゴの順番に会話がなってました。すいません、勘違いしやすい会話分で……


“ネット上だとあんな女性PCみたいな人が多いんですよねぇ……”
>そうですね。一々悪意を吐き散らして、何が楽しいのでしょうか? やった時には気分がいいのでしょうけど、その後は疲れるだけです。
 一応ザ・ワールドではネットゲームなので、そういう悪意に満ちた人も存在しています。けれど、おんなじくらい善意ある人もいることを描きたくて出しました。
 世の中は悪と善が交じり合っているということをほたるに知ってもらいたかったので……


ロードス様

 いやいや、オウルが休んでいる暇などないんですよw
 でも、ちゃんとコミヤンたちが争っている裏で親交(鍔迫り合い)は深めてますね(笑)

 砂嵐さんはもう四年前の戦いでガンガンレベルが上がって、一躍トッププレイヤーの仲間入りですw 自分的にはドットハッカーズは全員まばらだけどレベルが高いという設定になっています。
 八相はともかく、ウィルスバグと戦ってない仲間も居ないでしょう。

 今回もレスありがとうございました。

“そういやブラックローズ視点での小説だとオフ会でリアルで全員と会ってるんですよねw”
>全員ともオフ会で顔を合わせているという設定になっていますw


“あ・・・今までHOTARU女性だと思ってた・・・(ぁ”
>ああ、また犠牲者が……すいません。でも公式の設定ではそうなってるんです……正直言われなければ絶対に女の子だと認識してますよね?

“シューゴの黄昏の腕輪の方は危険かもですねw”
>危険……確かに。何も知らない状態でシューゴはそれを身につけ、そして“成長”していく腕輪の謎は明かされぬままです。アウラが何故それを渡したのか、それは物語が進む中で解き明かされていくはずです。

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