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「退屈シンドローム 第11話(涼宮ハルヒの憂鬱+ドラえもん)」

グルミナ (2006-09-22 21:17/2006-09-22 23:17)
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 先日、というか昨日のバニー騒ぎのおかげで元々充分過ぎる程校内に轟いていた涼宮ハルヒの名は津波のように校内に浸透し、最早有名を超越して全校生徒の常識にまでなっていた。色々な意味で。それに付随して何やら朝比奈みくるだとか長門有希だとかそして何故か野比のび太だとかいう名前がハルヒのおまけとしてまことしやかに囁かれ始めているらしいが、あくまでもおまけ扱いなので別に気にしなくても良いだろう。

「キョンよぉ、いよいよお前は涼宮と愉快な仲間達の一員になっちまったんだな……」

 ホームルームが終わり一時間目のチャイムを待つ朝のひと時、谷口が憐れみすら感じさせる口調でそう言いながらキョンの肩を叩いていた。僕の方はスルーして。いつぞやの変人認定の太鼓判と言い、このアホとは一度きっちりと決着をつけておいた方が良いかもしれない。

「涼宮にまさか仲間が出来るとはな……。やっぱ世間は広いや」

 ハルヒと正面から互角以上にやり合えて尚かつ激闘の果てに意気投合してしまいそうな暴君が若干一名程僕の知り合いにいるが、そいつは何所にでもいそうな普通のガキ代将だったけど? 別名最終兵器だが。

「ほんと、昨日はビックリしたよ。帰り際にバニーガールに会うなんて、自分の正気を疑う前に思わずこの学校の往く末を真面目に心配したもんね」

 こちらは国木田。無害そうな顔をして中々ブラックな事を言ってくれる。

「面白い事してるみたいね、貴方達」

 朝倉までやって来た。

「でも公序良俗に反する事はやめておいた方が良いよ。あれは物凄くやりすぎだと思うな」

 いつものように非の打ち所の無い微笑みを浮かべて釘を刺してくる朝倉だが、その仮面の表面からは威圧感と言えば良いやらオーラと言えば良いやら、兎に角言葉では形容し難い混沌とした何かが滲み出ていた。怒っている、あれは絶対に怒っている。喩えるならばおやつのドラ焼きをつまみ食いされた報復に大人げなくも地球破壊爆弾を振り回している某猫型タヌキのように。

 それにしても谷口と言い国木田と言い朝倉と言い、よくもまぁここまで好き勝手に言えるものだと思うね。しかも本人の目の前で。繰り返すが今はホームルームと一校時始業の間の空き時間、そしてキョンの後ろであり僕の隣である席に座っておらせられるのは我らが暴君二号涼宮ハルヒ。勇気があると言うか、考え無しと言うか。

 ちなみに目の前でボロクソに扱き下ろされているハルヒなのだが、何故かとてもご機嫌だった。まるでほしがっていたオモチャを念願叶って買って貰えた幼稚園児のような笑顔を浮かべているハルヒに、僕は言い様の無い不安を覚える。僕だってそろそろ学習した、ハルヒがこんな笑顔を浮かべている時には大抵碌な事が起こらないと。

「……何がそんなに嬉しいのさ?」

 出来る事ならこのまま永久に放って置きたい所なのだが、遠からず確実に巻き込まれるであろう突発的事態に備えて対策とまではいかなくともせめて心の準備はしておきたかった僕であるから、背に腹は代えられぬという訳で取り敢えず訊いてみた。

「九組に転校生が来たのよ転校生! 同じクラスじゃないのは残念だけど謎の転校生よ!!」

 完全無欠な笑顔を浮かべ、言葉を覚えたばかりの幼児のように転校生転校生と連呼するハルヒ。取り敢えず「謎」の定義は置いておくとして、一体何処からそんな情報を仕入れて来るのさ。

「今日日直だったから職員室に日誌を取りに行ったの。その時にたまたま教師達が噂してるのを盗み聞きしたんだけど、こんな中途半端な時期に転校してくる生徒は、もう高確率で謎の転校生って相場が決まってるのよ!」

 その理屈が正しいと仮定するならば、つまり逆に言えばキリの良い時期にやってくる転校生は別に不思議でも何でもないと言う事だと理解して構わないだろうか。ちなみに僕がこっちに越して来たのは小学校を卒業した三月下旬、転校するとしたらこれ以上無い程に普通かつキリの良い時期だった訳であるから、そろそろ諦めてくれると僕としては嬉しいんだけど?

「それはこっちの科白よ。あんたの方こそそろそろ観念して、大人しくその正体をあたしの前に晒しなさい!」

 聞く耳持たずかよ。

 一限が終了したその直後、ハルヒは謎の転校生目指して教室を飛び出して行った。日直の仕事はどうした。ハルヒの剣幕に教室にいた者は教師も含めて一瞬石化の魔法を喰らったように唖然と固まってしまっていたが、この一ヶ月強の間に多少なりともハルヒの奇行への免疫が出来ていたのか五秒も経たぬ内に各々の活動を再開し、廊下を爆走するハルヒの足音が聴こえなくなる頃には教室はすっかりといつもの休み時間の風景を取り戻していた。

 改めて思う。慣れって恐いね、と。

 などと人間の環境適応能力に畏敬の念を抱きながらハルヒの進撃を見送った僕であるが、実はこの時一つの懸案事項を抱えていた。その懸案は朝、僕の下駄箱に入っていたノートの切れ端。

 そこには、

『昼休み、お弁当を持って屋上に来て』

 と、どう見ても女の子のものとしか思えないような丸文字で書いてあった。

 そしてここで問題が一つ。昨日布団の中で寝返りを打ちながら突発的に思いついた今日の予定では、僕は今日の昼休みは学食でカレーでも食べながら優雅な昼休みを過ごす気満々であり、真面目な母親の毎日の弛まぬ努力のおかげで実は入学以来一度も学食に行った事の無かった僕としてはこの人生初の学食デビューをそれなりに楽しみにしていた訳である。

 この非常事態を簡潔に言うとするならば、つまり僕はこう言いたい訳である。今日僕は弁当を持って来ていない。


 どうしたものだろうか。この一昔前の学園ドラマか何かに出て来そうな告白の呼び出しメッセージを限りなく忠実に再現したようなノートの切れ端を意味も無くひらひらと振りながら、僕は取り敢えず脳内人格を結集して緊急会議を開いてみた。まず陣羽織に鉢巻き姿の一人目の僕が「購買に寄ってパンでも買えば良いじゃないか」と言っている。しかしその解決策は現地の情勢を計算に入れていないという致命的な欠陥がある。昼休みの購買は戦場だ。谷口の付き添いで僕も一度訪れた事があるが、僕は川を渡るヌーの如く購買の前で黒々と人だかりを作った生徒の群れの中に飛び込み生還する自信は無い。と言う訳でボツ。すると赤い衣を着て金環を頭に被った二人目が「母親に電話して弁当持って来てもらうとか」と言い出した。却下。高校生にもなってそんなアホな真似が出来るか。「確か鞄の中に、部室のお茶菓子にでもと思って持って来たドラ焼きが入ってた筈だけど……」と提案するのは銀色の剣と兜に身を固めた三人目。腹が膨れれば良いってものではない。ドラ焼きで食事を代替して平然としている奴なんて未来謹製猫の型タヌキシリーズ位のものだろう。南米辺りの古代衣装に身を包んだ四人目がとうとう「ならいっその事覚悟を決めて昼飯一食くらい抜いてしまえ」とか言い出した。君は僕に死ねと言っているのか。成長期の真っ盛りに喩え一食でも食事を抜いた事でどんな悲劇が起こる事か、僕は想像するだけで恐ろしい。最後にブレザー姿の五人目がボソッと一言、「……バックれれば?」最低だ。

 という感じで脳内議会で熱い論戦を繰り広げている内にチャイムギリギリにハルヒが帰還、何やら複雑そうな顔をして教室に戻って来た。で、噂の転校生はハルヒの眼鏡に適ったかな?

「うーん……、微妙ね。あんまり謎な感じはしなかったな」

 それはそうだろう。

「ちょっと話してみたけど、でもまだ情報不足ね。普通陣の仮面を被っているだけかもしれないし、寧ろその可能性が高いわ。転校初日から正体を現す転校生もいないだろうし、あんたっていう前例もあるしね。次の休み時間にも尋問してみる」

 だから日直の仕事はどうしたのさ。それにそれはハルヒの一方的な思い込みだと何度言えば解って貰えるのだろうか。それにしても転校生も災難なものだ、初めての環境で緊張も戸惑いも多いだろうに、いきなりハルヒに捕まってしまったのだから。僕は想像する。少しでも早くクラスに溶け込もうと新しい仲間達と親交を深めているその最中に、団欒の輪を突き崩しながら突如出現した見知らぬ女子生徒にいきなり襟首を掴まれ、驚く暇も無く「どこから来たの? あんた何者?」などと延々とハルヒに詰問される顔も知らぬ転校生の姿を。

 ふと思いつく。

「男? 女?」

「変装してる可能性もあるけど、一応、男に見えたわね」

 それなら少しは安心だ。喩え転校生の若さ故の過ちか何かで万が一SOS団に新たな一員が加わったとしても、バニーでビラ配りさせられる事だけは無いだろう。ただ転校してきたという理由だけで謎の非公式団体に有無を言わさず強制入団させられ、訳も解らず剥かれた挙げ句にあろうことかバニー姿を衆目に晒され、転校早々に貼られた変人のレッテルと共にこの三年間を後ろ指差されて過ごす事を宿命付けられるなど並大抵のトラウマでは済まされない。下手すれば再起不能だ。

 しかしその男子が必ずしもキョンのように優柔不断だったり朝比奈先輩のようにお人好しだったり長門のように無関心だったりするとは限らない。ハルヒと同調して何処までも暴走するという可能性も大いに在り得るのだ。僕達の被害迷惑その他をまるっと無視して。今の僕に出来る事はそうならない事を神にでも祈る事位のものだろう。取り敢えず昨日部室で読もうと試みるも五分弱で挫折して悔しかったから家に持って帰って目下格闘中のファンタジーのような題名をしていながら実はホラーだったらしい本をまずは斜め読みから始めてみた時にちらっと見かけた、何となく美味しそうな名前の神にでも。ヨーグルト=ソースだったか?


 ● ● ●


 昼休み、結局三人目の脳内人格の意見に従い昨日下校の帰りに買っておいた二十個入りのドラ焼きの袋詰めとついさっき自販機で買ったお茶を片手に僕は屋上へと続く階段を二段飛ばしに上がっていた。三日ぶりにやってきた屋上手前の踊り場は相変わらず無秩序に積まれた備品や小道具で溢れ返っており、そしてそのゴミだかお宝だか僕には今一判別のつかないガラクタの山の中には今でも使い道の全く解らない謎アイテムの数々が相変わらず埋もれている。人の姿は、今の所は全く見当たらない。恐らく早く来過ぎたのだろうと自己完結し、僕は階段に腰を下ろしメッセージの相手を待つ事にした。

 十分後、待ち人は未だ現れず。空腹も重なり早くも痺れを切らし始めた僕はあっさりと見切りを付けて立ち上がり、そしてふと背後の扉を振り返った。勝手に自己解釈して階段で待ちぼうけを喰って、そう言えば指定場所は「屋上」と書かれていた筈。施錠されている筈だから有り得ないとは思いつつも、駄目で元々と自分に言い聞かせながら僕はドアノブに手を掛けゆっくりと回してみる。次の瞬間、錆び付いたドアは軋むような音を立てながら、ゆっくりと開いたのだった。

 その時、僕はさぞかし愉快な馬鹿面を浮かべていた事だろう。開かないと思い込んでいた扉があっさりと開いた事も然る事ながら、その扉の先で待っていた意外な人物を目にした僕は不覚にも一瞬固まってしまった。

「遅いよ」

 転落防止用に張られたフェンスに背中を預け、墨で染めたような長い黒髪を風に遊ばせながら、朝倉涼子が僕に笑いかけていた。

「入ったら?」

 ドアノブに手を掛けた状態で止まっていた僕は、その言葉に誘われるように屋上へと足を踏み入れた。瞬間、支えを失ったドアが僕の背中の向こうで轟音を立てながら閉まる。ところでどうでも良い疑問なのだが、屋上と言う場所は果たして「中」なのだろうか「外」なのだろうか。一応空が見えるから「外」と言えるのかもしれないが、しかしこの屋上という空間が後者という建物の一部である事には変わりないから朝倉の言った「入る」という表現の方が正しいような気もしないでもない。まぁ、戯言だけどね。

「意外だった?」

 屈託無く笑う朝倉。無駄に待ちぼうけを喰わされたという事もあるからか、その笑顔に何となく腹が立つ。

「何の用?」

 八つ当たりも兼ねて、僕はわざとぶっきらぼうに訊いた。その何がツボに嵌まったにかは知らないのか、朝倉はくつくつと小さく声を立てて笑い、

「取り敢えず、お弁当でも食べましょう。色々と話したい事もあるし」

 そう言いながら可愛らしいハンカチに包まれた小さな弁当箱を持ち上げてみせた。

 その時、朝倉に促されるように一歩踏み出しかけた僕の背後で、不意にコツリと足音が鳴った。思わず心臓を吐き出してしまったような錯覚を受けながら、僕は足音の主を振り返る。またしても予想外の人間がいた。不揃いなショートカット、能面のような無表情。そして眼鏡と三拍子揃った文芸少女。

「今度は君か……」

 長門有希が、そこにいた。こいつは果たして気配とか存在感とか言う言葉を知っているのだろうか。何となく気になる。

「やっぱり知り合いだったんだ?」

 僕の揶揄に朝倉は蝋人形のような人工的な微笑を浮かべ、長い髪を風に揺らしながらふわりと背を向けた。

「その事も含めて、貴方に話があるの」

 振り返りながら悪戯っぽく微笑む朝倉。その仕草は可愛らしいが、何となく嫌な予感がするのはきっと僕の気の迷いだと思い込んだままで終わらせて貰いたいものだ。


 適当な壁際に腰を下ろし、僕達は持参した昼食を広げ始めた。朝倉は普通に弁当、僕は前述したようにドラ焼き、そして気になる長門の昼食はとちらりと横目に見てみれば、

「……カロリーメイト?」

 某製薬会社発売の今やそれなりに有名な、ブロック状の栄養補助食品だった。

「長門の昼食って、もしかしてそれだけ?」

 思わず呆れて訊く僕に、長門はミリ単位で視線を傾けながら一言、

「必要最低限のカロリーは摂取している。問題無い」

 などと無表情でのたまった。嘘つけ、絶対足りてないだろ。第一それはあくまで栄養補助食品であって主食ではない。勝手な偏見だが。

「野比君のドラ焼きも五十歩百歩だと思うんだけどなぁ……」

 反対隣で朝倉が何か言っているが無視。誰のせいでこんな昼食を摂る羽目になったと思っているんだ。

 頬張ったドラ焼きをお茶で流し込むという作業を暫く繰り返していた僕だが、隣の長門が気になって仕方が無い。

「……長門、これ食べる?」

 成長期の健康な文芸少女がカロリーメイト一箱で食事を済ませているという衝撃の事実にいたたまれなくなり、僕はドラ焼きを一つ差し出した。まだ十個以上残っている事だし、一つ位分けてやっても部室に置くお茶菓子には充分な数だろう。

「あ、あたしも貰って良い?」

 そう言いながら朝倉が袋に手をのばし、ドラ焼きを一個攫っていった。僕はイエスともノーとも言っていないんだが?

 長門は受け取ったドラ焼きを顕微鏡でも覗いてるような眼で暫く凝視していたが、やがて恐る恐ると言った感じでゆっくりと齧りついた。瞬間、長門は傷の付いたレンタルDVDの映画のようなぎこちない動きでドラ焼きを口から離し、数秒前とは比べ物にならないような慎重さで再びドラ焼きを凝視する。気のせいか、ほんの僅かながら長門の目が見開かれているような気がする。そんなにドラ焼きが珍しいのか。

「長門さんは無視して話を始めるけど、良いかしら?」

 奪ったドラ焼きをいつの間にか食べ終わっていた朝倉が、空の弁当箱を片づけながら僕に問う。漸く本題に入る気になったらしい。

「情報の伝達に齟齬が生じて上手く説明出来ないかもしれないけど、でも最後まで聞いて」

 そんな前振りから始まった朝倉の話は、

「長門さんと私は、人間じゃないの」

 冒頭からいきなりおかしな方向に突っ走り始めた。


ーーーあとがきーーー
 グルミナです。『退屈シンドローム』第11話をお届けします。
 今回の話の予定では古泉再登場まで書くつもりだったのですが、予想以上に文章量が増えてしまったので一旦分ける事にしました。古泉を期待していた方、申し訳ありません。
 このssでの長門の方向性が大分固まってきました。その記念という訳ではありませんが、長門のコス案を募集します。皆様が長門に着せてみたいコスがありましたら、ちょこっと感想の最後にでも書き加えて下さい。皆様の案の中から抽選してss中に登場させたいと思います。

>rinさん
 キョンによるのび太の属性予想ですが、消去法で異世界人だと思うでしょうね。そしてのび太も同じ予想をキョンに立てる?
 ラヴクラフトをファンタジーと勘違いしていたのび太ですが、その認識は今回修正されました。その代わり新しい間違いもしていますが。ヨーグルト=ソースヨーグルト=ソース♪

>kouさん
 ドラえもんのいない三年間は、のび太にとっての暗黒時代だったでしょうね。
 「飽きた」というのはそういう意味で言ったのではないのですが……、詳しい話は後にでも書こうと思います。
 ハルヒの力については次の話で朝倉から語られる事となります。期待を裏切ってしまって申し訳ありません。

>meoさん
 ゴールドな聖衣が転がってるって、どんな演劇部ですかそれww
 ハルヒvsジャイアンにはなりませんでしたが、転校生加入でのび太の気苦労は鰻上り間違いなしでしょうね。

>HEY2さん
 白バニーーーーぃっ!(共鳴)そうですかそうですか、そんなに喜んで頂けましたか。それならば当方も騙した甲斐があったというものです。
 古泉再登場を仄めかせておきながらメインは朝倉、完璧なブラフの筈だったのにどうして解っちゃったんですか? HEY2さん、貴方実はエスパーですか?

>シスさん
 はじめまして、読んで下さってありがとうございます。
 のび太の手に執った本はクトゥルフです。デモベの小道具、入れて良いんでしょうか?

>hageさん
 はじめまして、読んで下さってありがとうございます。
 暗黒神話クトゥルフ。でものび太の認識ではホラー扱いです。

>ななしさん
 のび太の超能力って確かドラえもんの道具の力だったのではなかったですか? 吸盤の先端に腕が付いているような形の帽子だったと当方はうろおぼえに記憶しております。

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