「うわ〜! 早朝なのに、凄い人だよ!」
オークション当日、ゴン、キルア、レイの3人は沢山の出店が並んでいる通りを歩いていた。
「どっか見てみよーよ」
「あ〜あ、4コーナーでムームーダンスが来なけりゃ12倍で入ってたんだよな〜」
はしゃぐゴンに対し、キルアは競馬で外れて機嫌が悪い。
「博打で一発当てようとするのが間違い」
「っせーな!! お前こそ2週間で1万5千!? 路上で空き缶置いただけでも、それより稼げるぞ!」
2週間前に、どちらがより多くも請けられるか勝負したが、キルアは博打で一時期2億86万まで稼いだが、最終的に0になってしまった。対するゴンは、堅実に542万ジェニーを、543万4997ジェニーにした。
「勝ちは勝ちだもんね〜。その代わりオークションの裏話やコツとか駆け引きなんか、かなり詳しくなったよ」
「そういう自称中級者が一番、痛い目見るわよ」
2人の後ろを歩きながら、レイがポツリと呟く。
「とにかく勝負は俺の勝ち! 一つ、俺の言うこと聞いて貰うからね」
「ヘーイヘイ。ところでリオレオとクラピカはどうだって?」
「レオリオよ」
「レオリオは、もう着いてるって。クラピカも昨日から、もう来てるらしいけど」
仕事中だから時間が取れないそうだとゴンが言う。
「そっか……じゃあ、アスカとカヲルは?」
「アスカは着てるみたいだけど、カヲルは連絡つかなかったわ」
「じゃ、電話はONにしとくか」
そう言い、キルアとレイは携帯の電源を入れておく。が、そこでキルアは、ふとある事に気が付いた。
「ってか、ゴン! お前も携帯買えよ! ハンターの必需品だろうが!」
「あ、そーだった」
ゴンが携帯を持っていないので、3人はまずそれを買おうと携帯ショップへと向かう。
「いらっしゃい、これいいよ! 今一番の売れ筋! カードサイズの超薄型! 所在地モードが付いて待ち合わせに便利だよ!」
「それはやめとけ。使えねぇ国が結構あるし、防水でもねーし、完全に電話だけかける人用だ」
カード型の携帯を勧める店主の話を聞いていた3人の後ろに、ある人物が声をかける。そして、その声を聞いて、ゴンとキルアは笑顔を浮かべて振り返る。
「「レオリオ!!」」
「よっ」
「アタシもいるわよ」
額に指を当てて気障に決めるレオリオの後ろから、ひょっこりとアスカが顔を出す。
「アスカ!」
「何だ、レオリオと一緒だったのかよ。もしかしてエンコーってヤツんがっ!」
失礼な事を抜かすキルアの脳天にアスカの踵落としが決まる。
「次、失礼なこと言ったら連続でやるわよ?」
額にクッキリと青筋を浮かべるアスカに、キルアは本気だと悟り素直に『ゴメンなさい』と謝った。その間、レオリオはゴンに自分がお勧めの携帯電話を教えていた。
「任務ご苦労」
夜、ネオンをホテルまで送り届け、最初の任務を無事に終えたクラピカ達にダルツォルネは次の任務の説明をする。
「早速、次の仕事だ。地下競売で次に述べる品物を競り落とす。金に糸目はつけない。必ず手に入れろ」
そう言い、ダルツォルネは映写機を使って競売品を見せる。
「コルコ王女の全身ミイラ、俳優ソン・リマーチ使用済みティッシュDNA鑑定書付き、クルタ族の眼球、通称緋の眼、以上の3つだ」
最後の品物を聞いて、カヲルはチラッとクラピカを見ると、僅かばかり目を大きく見開いていた。それにフッと意味あり気な笑みを浮かべ、その2人をセンリツは交互に見ていた。
「一つ! 何者かが地下競売を襲うという情報が入っている。如何なる不測の事態にも臨機応変に対処し、『目標物の入手』を大前提に行動せよ! 今夜、午後9時。セメタリービルでコルコ王女のミイラが競売にかけられる……イワレンコフ、トチーノ、ヴェーゼ。競りはお前達に任せる」
「3人で大丈夫なのか?」
バショウがそう質問すると、ダルツォルネは、買人側は、3人一組でしか会場に入れず、武器・記録装置・通信機器の携帯も許されず、会場内のセキュリティは地下競売を取り仕切っているマフィアン・コミュニティーが全責任を持って行ってると説明する。
「それ故、逆に問題は殆ど起きてない。下手すると全世界のマフィアを敵に回す事になるからな。会場の中は全て『信頼』で成り立っている。だから、コミュニティー側も防犯ビデオ等は使ってない。俺達も地上のイザコザはすべて忘れるのが暗黙の掟だ」
それだけに何かが起きた時は各自の証言が重要視され、それは裁判所での宣誓証言よりも遥かに重い。だからこそ会場内での印象は大事で、絶対に些細な揉め事は起こさず、仲間以外との会話も慎むよう、ダルツォルネは釘を刺した。
「しっかし、カヲルは何処にいるのかしらね」
「この広いヨークシンで見つけるのは無理ね」
アスカとレイは市街地を歩き回り、カヲルを探していた。ゴン達は何やら金を稼ぐのに腕相撲をするとか何とか言って出て行ったので、2人はカヲル探しに向かった。
「カヲルってアレでしょ? 確かゲンドウ・ロクブンギって名前の人、調べてるんでしょ?」
「ええ。私も調べたけど、ナーヴっていう会社の社長ぐらいしか分からないわ」
「世界的に有名な会社よね。NERVE……あそこと同じで神経って意味ね」
「気付かなかった私達も相当、間抜けね」
辛辣なレイの言葉に、アスカは表情を引き攣らせた。
「それにしても、アイツも何処にいるんだか」
行動を起こされてからでは遅い、とアスカはハァと溜息を零す。その時、人込みに紛れ、ある女性が目に留まった。アスカは目を見開いて振り返ると、長い黒髪が人ごみの中へと消えていった。
「アスカ?」
「まさか……まさか!」
アスカは駆け足で人の波を逆走して行った。人々を押し退け、その女性に追いつこうとするが、既にその女性は信号を渡り、赤になり、見失ってしまった。
「アスカ、どうしたの?」
そこへ、レイが追い付いて来て、尋ねる。
「(見間違い。違う。アタシが、見間違える筈が無い!)」
「アスカ」
「(でも何で此処に……いや、そもそも)」
「アスカ」
「(向こうがアタシ達の事を知ってる筈が無い……と、思うけど)」
「アスカ」
「(だとするとゲンドウ・ロクブンギという人物も……)」
「…………」
ゴッ!!
「ふぎゃ!」
いきなり頭を後ろから叩かれて、アスカは小さく悲鳴を上げた。振り返ると、いつも通り無表情だが、微妙に怒ってるっぽいレイがいる事に気付く。
「な、何すんのよ?」
「何度も呼んでるのに返事しない貴女が悪い」
「う……」
そう言われて怯むアスカ。
「で? 何があったの?」
「やっほ〜。お待たせ」
ミサトは缶ビールを持って、噴水前で待っていたリツコとカジに合流した。彼女の手に持っているものを見て、リツコは溜息を吐く。
「貴女、またそんなの……一応、私達、仕事中よ」
「分かってないわね〜。念はコンディションが大きく関わってくんのよ。私ゃビールで常に最高のコンディションを維持してんの。これで、いつでも戦闘OKよ」
輝かしい笑顔で言って、ミサトはゴクゴクとビールを煽る。
「ま、その意見には賛成だな。俺もタバコ吸ってると落ち着くし」
そう言い、カジもタバコを一本取り出して火をつける。リツコは、ハァと溜息を零す。その時、何処からかメロディが流れて来た。3人は、そちらを向くとベンチの所でギターを弾いて歌っている男性がいた。周りには見物客が集まって来ている。
「へぇ〜、結構上手いじゃん」
「ああ」
「2人とも、そろそろ行くわよ」
ついギターに聴き入っていたミサトとカジにリツコが言った。
「ねぇ、オークションに私も参加しちゃ駄目?」
「駄目に決まってるでしょ!」
「でもさぁ〜、ひょっとしたら幻影旅団が来る可能性があるんでしょ? だったら、私らも中にいた方が……」
「そんな事になったら、他の客が気になって、まともに戦えないわ」
その言葉にミサトは、眉を吊り上げ、唐突にリツコの胸倉を掴み、睨んで来た。
「アンタ、それ本気で言ってる?」
「本気よ」
あくまでも目的は、幻影旅団と黙示録のリーダー。そう言い切るリツコに、ミサトは彼女を掴む手に更に力を込める。
「私達はオークション会場に張り込んで標的を捕らえる。それが最優先よ」
相手は、A級首である2大組織のトップ。何かを気にして戦って勝ち目などある筈が無い。仮に、オークション会場にトップ2人が来なくても、両組織の人間と戦う事になるのは必須。リツコの言っている事は正論だった。
「それに今日、マフィアが主催する地下競売……社長は、十老頭に旅団と黙示録の事を話したけど、決定的な証拠が無いと言われて相手にされなかったわ。警備は期待出来ない」
「………………」
「盗むだけの幻影旅団はともかく、黙示録は間違いなくヨークシン崩壊を目論んでる。それだけは絶対阻止しなくちゃいけない事ぐらい、貴女も分かってるでしょ?」
「…………分かってるわよ」
「なら、手を離しなさい」
そう言われ、ミサトは苦渋の表情を浮かべ、リツコから手を離した。静観していたカジは、ヤレヤレと両肩を竦めた。
【9時のオークション開催と同時に決起】
「OK」
公園で路上ライブを行っていたイスラームは、地下競売の行われるセメタリービルから少し離れたビルの屋上に座り、ギターを弾きながらマインドからの念話で指示を受ける。
腕時計で時間を確認すると、オークション開始までの残り時間は後30分。それ即ち、目の前の広がる美しいヨークシンの夜景が地獄絵図に変わる時間をも意味する。
「この街にいる人間への葬送曲を奏でるかね……ん?」
ギターを弾こうとしたイスラームだったが、ふとセメタリービルの前を見て眉を顰めた。セメタリービル前の路地に銀髪の少年と人形を持った少女が立っていた。
「あ〜、マインド。マスターに伝えてくれ。『遅刻した人形使い発見』ってな」
カヲルはウチルと共に、オークションで何かあった時の為、すぐにセメタリービルへ突入する為、ビル前の路地で待機していた。
「もうすぐオークションが始まるね」
「オウヨ! シッカシ、アノ小娘モ人体収集ダナンテ、イイ趣味シテヤガルゼ!」
「まぁ確かに……けど、人に迷惑かけない趣味なら良いんじゃないかな」
「アノ小娘ハ、性格ニ難アリダゼ」
「はは」
苦笑しながらもカヲルは、時計を見る。残り10分。
「(世界中のマフィアを敵に回す事に臆す事もなく競売品を盗む……それが幻影旅団だとすれば……)」
もし、幻影旅団と黙示録が手を組んでいると仮定すれば、最悪ではあるが、逆に幻影旅団に近づけば黙示録に近づく事も可能である事を示している。カヲルは、自分らしくないと思いつつも、逸り、強く拳を握り締めた。
午後9時。オークションの始まる時間になった。司会の小柄な男性が、大柄な男を引き連れてステージに立つ。
<皆様、ようこそお集まり頂きました。それでは、堅苦しい挨拶は抜きにして……くたばるといいね>
そう小柄な男性が言うと、後ろの大柄な男の両手の指の第一関節が外れた。指と第一関節の間は鎖で繋がっており、10の弾丸が一斉に発射された。
「“俺の両手は機関銃【ダブルマシンガン】”!!」
凄まじい威力の念弾は、次々と参加客を貫いて行った。
「! 銃声……ウチル! 行くよ!」
セメタリービルの前で待機していたカヲルは銃声が聞こえたので、急ぎビルへと駆け込んで行き、ウチルもそれに続いて走り出す。ビルの中に入ると、大きな拳が振り下ろされて来たので、カヲルは咄嗟にオーラの壁で防いだ。
「ほう」
そこにいたのは、カヲルよりも遥かに巨躯な獣の皮の服を着た男だった。
「(警備がいない……どういう事だ)」
「悪いが、死んで貰うぜ」
警備員が全くいないホールにカヲルは眉を顰めるが、男が再び拳を放って来たのでカヲルはオーラの壁で防いだ。
「オイ、カヲル。コイツハ、俺ッチガ相手シテヤルカラ、会場へ行ケ」
と、そこへウチルに抱かれていた人形が、ピョンと飛び降り、男の前に立った。
「大丈夫かい?」
「任シトケ!」
人形は包丁を振り上げて飛び上がり、男に向かって振り下ろす。
「ぬぉ!」
男は腕で包丁をガードするが、ズン、と凄まじい加重がかかり、床がめり込んだ。
「(あのガキ、この人形に、とんでもねぇオーラを込めてやがる!)」
男――ウボォーギンは、小さな少女が強化系の自分に対し、凄まじいオーラを人形に込めて互角の力を発揮している事に驚きを隠せない。その間に、カヲルはオークション会場へと走り出した。
「俺の背後に伏せろ!」
オークションの司会が突然、念弾を放出して来て、トチーノはヴェーゼとイワレンコフを自分の背後へ回らせる。
「風船黒子よ! 俺をガードせよ! “縁の下の11人【イレブンブラックチルドレン】”!!」
トチーノは屋敷でも使った黒装束の人型のオーラを使い、念弾から身を守ろうとするが、簡単に破られ、体に直撃した。
「(念弾!! こいつも放出系! 念のガードを貫通し、更に俺への致命傷を……! 機関銃のたかが一発一発がなんて威力!)」
「トチーノ!」
イワレンコフは近くにあった椅子を放り投げ、操作し、念弾を放っている相手にぶつけようとしたが、それも簡単に破壊される。
「に……げろ! そして、外に非常事態を知ら……!!」
トチーノはヴェーゼとイワレンコフにそう言い、頭を貫かれた。2人は扉から出ると、突如、ヴェーゼの目前に掃除機が振り下ろされて来た。が、ヴェーゼは突き飛ばされ、イワレンコフの頭部に掃除機がめり込んでいた。
「ヴェー……ゼ……リーダーに連絡を……」
そう言って崩れ落ちるイワレンコフ。掃除機を振り下ろしたのは、逆十字のペンダントを提げた黒髪のメガネをかけた女性だった。ヴェーゼは、急ぎその場から逃げるが、女性が掃除機を振り上げ、迫って来た。
ガキィィィン!!!
「「!?」」
が、掃除機はヴェーゼを叩く前に弾かれる。
「カヲル!」
「間に合ったようだね」
ヴェーゼの前に立ち、オーラの壁で掃除機を防いだカヲルは、相手の女性をオーラの壁で四方に閉じ込めた。
「!」
女性は掃除機で壁を叩き割ろうとしたが、ビクともしない。
「入り口は今は駄目だ。上へ逃げて窓から飛び降りる!」
「わ、分かったわ!」
カヲルとヴェーゼは、そのまま階段を駆け上がって行く。カヲルが離れると、女性を閉じ込めていた念の壁は、硬度が落ち、叩き割れた。
「逃げられちゃった……ま、良いか」
女性――シズクは、2人が駆け上がって行った階段を見上げ、そう言って会場に入って行った。
「始まったか」
リキは、セメタリービルから離れたビルのある所で、黒髪をオールバックにした青年――スカイと共にいた。
「じゃ、頼むぜ」
「承知」
リキは背中の2本の長刀を抜き、それを一つに合わせ、一本の巨大な剣にした。斬馬刀と呼ばれる、その超重量な刀を、両手で軽々と持ち上げ、振りかぶる。その際、彼女の体から凄まじい量のオーラが発し、それが全て、斬馬刀へと集約される。
「“壊斬【バスタースラッシュ】”!!!」
ビルに向かって斬馬刀を振るうリキ。そして、再び斬馬刀を2つに割り、背中に挿して背を向ける。すると、ビルにピーっと真横に線が入り、次の瞬間、そのビルの根元が真っ二つに割れた。
中にいる人々の悲鳴が聞こえ、そのままビルは隣のビルに向かって倒れて粉砕して行く。2つのビルは完全に倒壊し、瓦礫の隙間から押し潰された人の手などが見える。
「(相変わらず、スゲー威力)」
スカイは、ビルをも真っ二つにしてしまうリキの実力に冷や汗を浮かべる。
「良し、次だ」
【待った】
「「?」」
次の所へ行こうとしたリキとスカイだったが、その時、頭の中にマインドの声がして歩を止めた。
「ウボォー、待った!」
「あん?」
ウチルと戦っていたウボォーギンは、仲間であるシャルナーク、ノブナガ、マチに止められた。それと同時にオークションの会場を襲撃していたフェイタン、フランクリン、シズクも合流する。
「何、その子?」
「チィッ! 大勢デ来ヤガッテ!」
マチが喋る人形に眉を顰める。ウチルは、ジリッと後ろに下がって、この不利な状況から逃げようとしたが、その時、声をかけられた。
「ウチル!」
「?」
「いす?」
振り返った所には、イスラームが立っており、ウチルは首を傾げる。
「何? この子、知り合い?」
シャルナークが不思議そうに質問すると、イスラームは髪の毛を掻き毟って答えた。
「あ〜……黙示録癸隠海離Ε船襪澄
「あぁん!? このガキが?」
驚いた様子でウチルを見るウボォーギン。
「オイ、いす! コイツラ何ダ!?」
「ま、それについては後で説明する。とりあえず、此処からオサラバした方が良さそうだ」
「だね。競売品、無かったし」
「あん!? どういう事だ!?」
競売品が無い、と聞いてウボォーギンは、シャルナークに問い詰める。
「それは歩きながら説明する。っていうか、マインドから念話来なかった?」
そう言われ、ウボォーギンはウチルと戦うのに夢中になってたので、マインドから念話がかかっていた事に気付かなかったので、頬を掻く。
「とりあえず、行くぞ、ウチル」
「デモ俺ッチ仕事中……」
「マスター命令だ」
「!?」
その言葉に、ウチルはピクッと反応すると人形を掴んでイスラームの後に付いて行った。
〜後書き~
名前:リキ
年齢:26歳
血液型:O型
身長:190cm
体重:81kg
出身地:不明
念の系統:強化系。
詳細:黙示録癸隠粥8気六氾魅璽襯┘襦L杣録の中でも戦闘能力がズバ抜けて高い。強い者と戦い、倒す事を何よりも望んでいる。2つに分けた斬馬刀を用いて戦う。1本にした時、オーラは飛躍的に上がる。黙示録の紋章は右手の甲にあるが、普段はグローブで隠してある。
能力名:“壊斬【バスタースラッシュ】”
効果:鋼も豆腐のように斬る。
発動条件:2つの刀を一つにする。
制約・リスク:刀を2つにするとオーラは半分に減少する。
リキは普段、斬馬刀を2つにして、オーラを半分の常態にしているが、それがリスクとなり、一つにすると通常以上にオーラが増大する。また、“周”で強化し、オーラを刃状にして射程を伸ばす事も可能。るろうに剣心の左之助の斬馬刀を縦に半分に割ったものを想像してくれたら良いです。
〜レス返し〜
夢識様
今回、ウチルは黙示録に合流です。彼女もウボォーと互角に戦えるぐらいの力はあります。旅団と黙示録、2つともクセが強いですが、喧嘩してお互いの実力が分かれば、認め合えると思いました。
レンジ様
トップ同士が戦ったりする力任せな集団でした。ちなみに今回、ウィップは留守番で、出ていたのはイスラーム、リキ、スカイ、レイン、マルクトの5人です。
流刑体S3号様
アジトは同じ廃ビルで、違う部屋を使ってます。
どちらかと言うと、私はTODのジョニー・シデンというキャラをイメージしてイスラームを作りました。
そうですね、リキは武士、ライテイは兄貴的な存在で考えました。
マギは何故か人気が高い。次回はウチルも黙示録に本格的に合流です。
ちなみにシズクはマルクトと戦いました。マチはウィップ、パクノダはマインド、シャルナークはユーテラス、ボノレノフはスカイ、コルトピはシフと戦いました。
エセマスク様
ま、そうですね。操作系、ってのも考えましたけど、イマイチだったので。
マインドは主に連絡係です。集合をかける際はマルクトがしますが、いざ行動を開始すると、マインドが全ての伝令などを請け負います。
ちなみにレインとミストは、黙示録設立前からの知り合いです。
無論、イスラームの能力も使徒の時の能力に関係します。
黙示録の腕相撲ランキングだけ載せます。
1位リキ
2位スカイ
3位ライテイ
4位アクア
5位ウィップ
6位レイン
7位イスラーム
8位シフ
9位シンジ
10位マインド
11位マルクト
12位ユーテラス
13位ミスト
14位マギ
15位ウチル
という順番です。
よしき様
シンジvsアクア。いつか、やってみたいですね。
髑髏の甲冑様
尻見式……そんなんで能力の系統が分かっちゃったら変態です。あ、でもウィップは変態だからな〜。強化系の尻は力強い、とかですかね〜。結構、面白い。
地味ですが、一度に多数の人間に連絡を取れるのが携帯電話との大きな違いです。何気にアスカとは因縁深い相手でしたね、そういえば。
マギは能力を見せない為、ノートPCを強化して戦っただけで、本来の能力は全く別物です。
まぁウボォーの言葉遣いはともかく、ウィップをロープで拘束したのは、単なる笑いの為です。
ショッカーの手下様
男じゃない奴も何人かいますけど、分かり易い方法です。
でも、旅団の連中も変な格好で――特にボノレノフとかコルトピとか――街を歩いてるでしょうから、別に天使のコスプレは平気なのでは?
今回、リキはビルを真っ二つにするという芸を見せてくれました。