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「崩壊からの帰還 十九話 『襲撃 中編』(元ネタ仮面ライダー龍騎+魔法先生ネギま!)」

かわめん (2006-08-28 13:14/2006-08-31 17:52)
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雨の中1人の老紳士が立つ。
ぼそぼそと何事か呟いたかと思うと、起き上がり空に呟く。
「やれやれ、では……む?」
ビシャーーーーン!と雷光が光ると同時に彼の前に一人の少女が現れる。
「ようこそ、侵入者さん。一つ、踊りでもいかが?」
その少女は懐から何かを取り出すとこう呟いた。
「変身……」
雷鳴が鳴り響く中、少女の姿が変わる。
呼応するかのように黒き老紳士の姿もまた変わり激突する……その姿は人が言う「悪魔」そのものだった…

<エヴァンジェリンサイド>
ひたすら驚愕した。その証拠に紅茶を飲もうが、外に出ようが何をしても焦燥感だけが駆られる。
茶々丸もつい先程オーバーヒートを起こし、修理を行った程の驚愕の事実。
魔法により存在を変革する。私とて悠久の時を生きる真祖だ、噂には聞いていた。
だが、私が知る真祖達はおろかあらゆる者達が触れようともしない禁忌に【あの男】は触れ、実行した。
「恐ろしい男だ。だが、力を求めた結果ではない…ナギ、お前はどうして禁忌に触れた?」
私は空に問いかけた。だが答えは返ってこない……む?
今どこかで魔力が爆発した?考えると同時に私は駆け出した。
<エヴァンジェリンサイド 終了>

「驚きだ!実に驚きだよ!我々のように魔力を纏うでもない存在が存在するとは!」
私は目の前の悪魔と戦っている。パンチとキックで手合わせしたがこちらもあちらも格闘戦に置いては互角。図体似合わず素早く、そして的確にこちらの攻撃を捌きながら反撃してくる。これは…締めてかからないとね。
【ソードベント】
こちらに向かってくる悪魔と私の間に剣が落ちると悪魔は後ろに下がる。
ザクリと地に刺さったドラグセイバーを私は掴むと、悪魔に向けて構える。
「少し本気を出しましょう。」
「なるほど、ではこちらも相応の力でお相手しよう……」
向こうはボクサースタイルの構えを取る。力が手に集まっていく……来る!
「デーモニッシュパンチ!」
一直線こちらに向かってくる閃光に対し私はドラグセイバーに力の限りを込め、迎撃する。
「龍舞斬!」
力を込めた斬撃と、力を込めた剣撃がぶつかり合う……
辺りは一瞬だけ閃光に包まれた。

<ネギサイド>
あれから僕は託されたデッキを前にひたすら考えていた。
何故、城崎さんは僕にデッキを渡したのか?
そして起きた時いわれた言葉…
『力はいつでも誰でも振るえる物、それが破壊の剣か守りの盾かなんて誰も分かりはしない。』
『私はバトルロワイアルで時に間接的に人にとどめ刺した事だってある、怒りに身を任せたこともある。他のバトルの参加者だってそう…』
『そんな世界で生きていた私達を誰にも否定されたくないし…否定なんてさせはしない。』
『力は恐ろしい。力は人を狂わせる……このデッキと言う存在は私の物を含めてそんな力。』
『だけど、力は心。誰もが破壊を望むわけじゃない。だけど、力を手に入れた者が色んな意味で破壊を望むのもまた道理。』
その上で城崎さんは自分のデッキを見せてこう言い放った。
『ネギ先生。あなたはトラウマを越えて、父を理想から外し、真の力を手に入れなさい。答えはもうあなたが学園に来たときからある。』
憧れの父を理想から外す、あのトラウマを超える……簡単に出来るはずが無い。
それでも真の力と言う言葉が気になった。そしてそれはすでに手に入れていると言わんばかりの言葉…
「ネギ?」
アスナさんに話し掛けられると同時に奇妙な気配がした。水のような静かな気配だけど気になった。
「少し見回りしてきますね。」
目指す部屋まで僕はデッキをポケットに入れて走っていった。
<ネギサイド 終了>

「恐ろしいな、君は。まさかネギ・スプリングフィールド及びカグラザカ・アスナ以外に要注意人物が居るとは…」
そうか覚えがあるはずだ。あの顔はネギ先生の村を襲った悪魔の顔……
「光栄ね。あなたこそ恐ろしいわね。その悪魔パンチとやらは魔力で強化した拳で拳風をビームみたいに出しているのね。一見は魔力を放出してるようでしていない…違う?」
魔力を霧散させても、放たれれば止まることがない攻撃。そして、無効化が難しい攻撃。さらに溜める魔力は一瞬がゆえに効率もいい。
先程の言葉で間違いはない…彼の狙いの一つはアスナちゃんの魔力無効化の能力!
【ストライクベント】
私はバイザーにカードを挿入し、腕に龍の手甲をつける。
「ご名答。だがそちらも恐ろしいな。そのタロットカードのようなものが君の概念の武装と言うわけだ…」
おかしい、この男は確かな殺意はあるが敵意が無い。まるで私の先にもどこにも敵は居ない。
そう……言うなれば、何も無い虚無の中を歩く子供に見えた。その思考が仇になった…
「しかし、そろそろ開演の時間なのでね。」
しまった?!奴の足元に刻まれたのは…見た事ある、アレは転送の陣?!
ちぃ、逃がしたか……
「城崎、さっきの気配は?」
エヴァちゃんが飛んでやってきた。茶々丸ちゃんも共に飛んできている。
「侵入者。それもネギ先生の村を襲った悪魔ね。」
私は変身を解きながら淡々と話す。
「そうか。どうやらぼーやに試練が訪れたか…」
エヴァちゃんが学園の宿舎を見る。私も同じ方向を見た。
「違うわ、試練じゃない。これは彼が乗り越えるべき……戦いよ……」
_____________________________________________

学生諸君!夏休みと言う休暇は終わりだ!
宿題は済ませたか?
何?すんでない?よろしい!では残り3日で仕上げるしかない!
ペンを取り、テキストを取り、修羅の如く紙面を埋め尽くせ!
ところで日記は流石にごまかせないなと思うかわめんです。こんにちわ(前振り長いな!w)
さて、いよいよ次回がヘルマン編完結になります。
果たして、ネギはデッキを使うのか?そして真の力を得られるか?
今回はまずは問いかけですね。力はどんなにごまかしても力。
ですが、力は時に何かを守る力にもなり得ます。ちょうど太平洋戦争の頃の日本軍のように…
さて、番外編どうしよう。もう秋入る頃だから海は無理だな…

.廖璽襪妊疋奪リ
温泉でどきどき

さて、どっちにしよう(笑)

>>ATK51さん
懐かしいでしょうね〜、ここんとこ原作はシリアス続きでバカレンジャー忘れられかけw
ゆえを除く4人はアスナはちゃんと復習してるはずなんですよねえ…漫画見る限りはw
いえいえ、優はニコニコと平然としてました。平均点以下だったらお仕置きタイムですからね(笑)
さて、まずは問いかけ1つは終了。次回、ネギには最大の問いが待っています。

>フィーバー…なるほど。余談ですが僕の場合物心ついた頃にゴレンジャーだったそうで。
ハッハッハッ、意表をついてみましたw

>>流星さん
ほう、バカレンジャーファンでしたか。
では、全身タイツでも装備させるべきでしたかねえ(笑)
原作は確かに最近はドタバタが足りませんねw
でも、超編終わったら次は何出すんだろう?ちょこっと気になっちゃったり…

>>アレス=アンバーさん
喜んでいただけて何より〜〜〜〜。
ゆえはやれば出来る子なんです。自分の経験ですが補習のテストのほうが楽なんです。いや、ホントにw
勿論、見張りはいますよ、教室の窓とかにゼール軍団が潜みw
さて、今回はネギの葛藤、そして素敵悪魔へルマンの登場でした。
いよいよ次回ネギに対した問いの答えが明かされます。

>>アサガミさん
狙ってるだなんて、そんな………
狙ってるに決まってるじゃないですか!(ハイパークロックアップで超逃走(笑))
いよいよ役者は揃い、問いも揃う寸前になりました。
ネギはどのような答えを示すのか…成長もさせる予定なのでご期待ください。

>>空牙さん
テストは多分学生の方々には超耳が痛いと思います。
小学生でもない限りは夏休み明けは実力テストありますからね(笑)
ああ、でも最近は小学生もテストあるとかないとか……(汗)
違う、違うよ、空牙さん!サド女王様の上に【天然】が抜けてr(ずどおおおおんと爆発音)へぶ!w

>>神鳴 神薙さん
優自身は相当楽しんでやってますけどね。今度は自分が教える側ですからw
教えるほうと教わるほうではずいぶん立場が違うのですよw
わは〜、優に追い詰められましたか。でも、自分は優みたいな先生がいれば眼福ですが、教え方はさておき(ぉw
さて、今回は軽く優とヘルマンが手合わせしました。両者とも手を隠しつつ、腹の探り合いって感じで。
次回いよいよ激突するネギとヘルマン。優も一応は登場予定です。

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