「で? とっとと念試したくてギドと戦った訳?」
「あはは……うん」
ベッドの上でギブスと包帯だらけのゴンを見て、アスカがボヤく。昨日、ゴンは早く念を使いたいという気持ちが逸り、翌日にギドと対戦した。
ウイングからは、2人はまだ“纏”を覚えただけで戦うには、まだ早過ぎる為、試合は2ヶ月の間、控えるよう言われたがゴンは、それを破った。
結果、ゴンは右腕、とう骨、尺骨を完全骨折し、上腕骨亀裂、肋骨3箇所を完全骨折、亀裂骨折が12箇所という全治4ヶ月の怪我を負った。
「ま、昨日の試合は大健闘と言えば大健闘だけどね」
ゴンの対戦相手だったギドは、新人をカモにする義足の男だった。独楽にオーラを込めて戦うタイプの能力者で、大量の独楽を用いてゴンを翻弄したが、それを潜り抜けてギドに攻撃しようとしたが、今度はギド自身が独楽のように回転してゴンを倒した。
それでもゴンは、どうやったらもっと長く戦ってられるかと考え、自ら精孔を閉じて、“絶”の状態になり、独楽の動きを感じ取りながら、1時間もの間、独楽を避け続けた。もっとも、オーラを纏ってない状態で最終的にギドの攻撃を喰らった為、重傷を負ったが。
「で? ウイング氏は何て?」
カヲルの質問にキルアが答える。当然、ウイングの言いつけを守らなかったゴンに彼が何も言わない筈がない。
「2ヶ月間、試合と念の修行禁止だってさ」
念について調べる事も禁止する、というものだそうだ。実はこの話、キルアがゴンの怪我は全治2ヶ月と言う嘘を吐いたから、2ヶ月で済んだのだが。
「そっか……じゃあ、このチケット意味ないわね」
そう言ってアスカがある試合のチケットを見せる。
「何の試合?」
「カストロっていう奴の試合なんだけど、こいつ、ヒソカと戦ってるのよ」
「!?」
その言葉にゴンが大きく目を見開いてピクッと反応する。アスカはニヤニヤと笑いながらゴンに言った。
「ヒソカの此処で戦績教えてあげようか? 11戦して8勝2敗、6KOよ」
KO=死人の数で、また2敗と言うのは不戦敗だそうだ。試合の申し込みだけして後は試合に来なかったそうだ。
「で、今までヒソカが取られたポイントは通算4P。ダウン1回にクリーンヒット3回……で、このカストロってのがその内、3P与えた奴なのよ」
「へぇ〜……良く、そんなチケット買えたよな」
キルアもヒソカの此処での強さは人づてに聞いて、人気があるのは知っていたが、その彼に対して3Pも取った選手のチケットも結構、人気がある筈だと思い、尋ねた。
「あのダフ屋……1枚20万も取りやがったのよ……」
そりゃ200階でまだ戦ってないので、優先的に売ってくれなかった。アスカはブツブツと愚痴るので、ゴンは表情を引き攣らせながら尋ねる。
「え、えっと……じゃあ、アスカ、俺達の為にわざわざ買って来てくれたの?」
「は? 何でよ? 自分の為に決まってんでしょうが」
「え? でもチケット2枚……」
「これはレイの分よ。でもレイの奴、昨日食べた生卵に当たって……」
その頃、レイの部屋では……。
「…………お腹痛い」
ベッドの中でお腹を押さえて蹲るレイだった。
「じゃあ、カヲルは?」
「僕はレイの看病でもしてるよ」
と、いう訳でチケットは1枚余ってしまった。で、どうせならゴンにヒソカに一矢報いた相手の試合を見て、自分が戦う時の研究になるかと思って誘いに来たのだが、ウイングに念について調べるのも駄目、と言われているので仕方なく諦めた。
「あ、じゃあ俺行っても良い?」
「キルアが?」
「俺もそのカストロってのに興味あるし」
「まぁ良いけど……じゃあ、ハイ」
アスカからチケットを受け取り、キルアは「サンキュー」と返す。そして、チケットを見て、カストロとその対戦相手の名前を見る。
「シフ? 誰だ、これ?」
キルアの問いにアスカは顔を真剣にして答えた。
「アタシが注目してんのは、カストロって奴より寧ろコイツよ」
<さぁ! 間もなく注目の対戦が始まろうとしています!>
会場は超満員で、その中にアスカとキルアも座っていた。
<カストロ選手は皆さんもご存知の様に、戦績は8勝1敗! ヒソカ選手に敗れて以来、8連勝しています! 一方、対するシフ選手は0勝3敗と200階に来てからは3連敗。このままではストレートで4敗してクラス落ちしてしまいます。そして今回は対戦相手が悪過ぎです!>
賭けの倍率にしてもカストロが1.002倍で、シフが200倍とかなり差が開いていた。
「こんな奴に注目してんの?」
キルアがそう質問してくるとアスカは「まぁね」と返す。2人の姿を映像で見たが、カストロもシフも共に優男だが、カストロの方は存在感があった。
<おぉ! カストロ選手、入場してきました!>
先に入って来たのはカストロだった。長い髪とヒラヒラしたマントを羽織っている美青年だ。カストロの登場と共に歓声と黄色い声援が飛ぶ。
<続いてシフ選手が入場です!>
次にシフが闘技場に現れ、カストロとリング上で対峙した。
「悪いが私の目的はヒソカだ。君との勝負は早々に終わらせて貰うよ」
「はは、お手柔らかに」
カストロはシフを睨むように見て、2年前、ヒソカから洗礼を受けたカストロは、ただヒソカを目的に強くなった。そして、10勝目の相手をヒソカと決め、今日はその前哨戦である。
もっともカストロ本人からすれば、前哨戦の相手には、いまいち物足りない相手だった。
「始め!!」
審判が開始の合図をすると、カストロはシフに突っ込む。そして、先制の右の手刀を振るう、が、パシッとシフはその攻撃を受け止めた。
「(な!?)」
オーラで強化されている自分の攻撃を簡単に防ぐシフに驚愕するカストロ。その瞬間、シフの蹴りがカストロの顔面に入った。
「かっ……!」
「ク、クリーンヒット&ダウン!!」
リングの上を転がって倒れるカストロ。審判も戸惑いを隠せない様子でクリーンヒットとダウンを取った。
<こ、これはどういう事でしょーか!? 何と! 0勝3敗のシフ選手が、カストロ選手に対し、先制のクリーンヒットとダウンを奪いました〜!>
会場の歓声がいつの間にか静まり、ザワザワと観客も戸惑いだした。
「本気で来て下さい。でなければ私には勝てませんよ」
ニコッと笑い、シフが言うとカストロは口許の血を拭って立ち上がる。
「本気を出すかどうかは私が決める事だ」
「そうですか」
「っ!」
今度は間違いなく喰らわせるよう先程よりも強くリングを蹴って突っ込み、蹴りを放つがシフは後ろに下がって紙一重で避けると、掌底を叩き込んだ。
「ぐぅ!」
痛みで表情を歪めるカストロは、膝をガクッと落としそうになるが踏ん張ってシフとの距離を取る。
「クリーンヒットォ!!」
<な、なんという事でしょう! 我々は夢でも見ているのでしょうか!? 試合開始早々、シフ選手がカストロ選手を圧倒しています!>
その試合を見ていたキルアも唖然となってしまっている。
「アイツ……本当に0勝3敗?」
カストロの実力は、間違いなく200階クラスの選手ではトップクラスだと誰もが認めている。が、シフは、その彼を上回る洗練された動きを見せた。
アスカも冷や汗を垂らしてシフを見ている。
「フ、フフ……なるほど。どうやら、貴様の戦績はデタラメのようだな」
「はい。3連敗した後、10連勝したら驚きは増すでしょう?」
笑顔で言うシフに、カストロは腹を立てながらも笑みを浮かべた。
「面白い! ヒソカと戦う前の相手にとって不足なし!」
するとカストロは腰を落として両手を上下にして構える。
<おぉーっと、カストロ選手! シフ選手に対し、虎咬拳を使う模様です!!>
虎咬拳……掌を虎の牙や爪のように見立てて、相手を切り裂く拳法で、達人ならば素手で大木をも真っ二つに切り裂く。
「行くぞ!」
カストロはシフに向かって突っ込むが、シフはカウンターで蹴りを放つ。が、その瞬間、カストロはシフの背後にいた。
「!」
「はぁ!!」
カストロが手を上下に交差させるように上げると、シフの背中が上下に大きく切り裂かれる。
「(一瞬で背後に回り込んだ……いや、違う)」
シフは、間違いなくカウンターで蹴りが入ったと思ったが、いつの間にか背後に移動していたカストロに眉を顰める。
「クリティカル!」
背中から大量の血を垂れ流しながらも、シフはカストロを見る。
「ボーっと突っ立っている暇は無いぞ!」
が、カストロは更に猛攻をかけて来きて、両手を上下に交差させ、攻撃してくる。咄嗟に後ろに跳んで避けるシフだった……が。
「何処へ逃げる?」
「!」
「お返しだ」
またもや背後にカストロが現れ、シフの顔面に蹴りを入れる。派手に吹っ飛んだシフは仰向けにダウンしたまま動かなくなる。
「クリティカル&ダウン!!」
<おぉ〜っと! これでカストロ選手、通算6P! シフ選手の2Pをあっという間に逆転したぁーー!!>
カストロが優勢になり、観客がドッと沸く。
「やれるか?」
「ええ、大丈夫です」
審判が試合を続けれるか確認に来ると、シフは笑顔で立ち上がった。
「なるほど……貴方の能力、分かりましたよ。正体は“ダブル”ですね?」
「…………良く気が付いたな」
カストロはニヤッと笑うと、突如、彼の体が2つに増えた。
<こ、これはどういう事でしょうか!? 何とカストロ選手が2人に分裂!? まさか、双子だったとか〜!?>
観客もカストロが2人に増えたので驚愕しているが、シフはクックと笑いながら言った。
「ドッペルゲンガーですか」
「まさしく」
シフの言葉に2人のカストロは頷いた。
「私の知り合いにも貴方のような能力者がいるので、ピンと来ましたよ。念で自分の分身(ダブル)を具現化している、とね」
「ほう……なら分かるだろう? ダブルは幻ではなく、実在するもう一人の私だ。つまり、貴様は2人の私を相手にしなければならない。これが念によって完成した真の虎咬拳……名付けて“虎咬真拳”!!」
まんまのネーミングだが、確かに言うだけの力はある、とシフは思った。シフはコキコキと首を鳴らすと、フゥ〜と深呼吸する。
「では、私も少し本気を出すとしましょうか」
そう言い、手を広げると彼の手の中に水の入ったペットボトルが出て来た。
<シフ選手、突然、ペットボトルなどを取り出しました! 果たして、これに意味があるのでしょうか!?>
「そんなもので私と戦えるのか?」
「勿論です。審判の方、少々、派手にやりますのでリングから離れて下さい。巻き添えを喰らう可能性があるので」
そう言われ、審判は戸惑いながらリングから降りる。
「他人の心配をしてる場合か!!」
叫ぶと同時に2人のカストロが突っ込んで来る。シフはダッと逃げるように駆け出した。
<おぉ〜っと、シフ選手! 先程とは打って変わって逃げ回りました!>
カストロから距離を取って逃げるシフに周りからブーイングが飛ぶ。
「どうなってんだ? 確かにカストロの能力はスゲーけど、あいつまだ余裕があるみたいだぜ」
「そうね……あのペットボトル何かしら?」
背中の出血量やPを考えてもシフは絶対的に不利なのに、キルアとアスカだけは、まだシフが何かしようとしているのか気になった。その時、アスカはシフが走りながら、リング上にペットボトルから水を落としているのが見えて、眉を顰めた。
やがてリングの端に追い詰められたシフはピタッと立ち止まる。
「正直、此処までやる奴だとは予想外だった。本来なら、ヒソカと戦うまで種明かしをするつもりは無かったのだがな……だが、これでお前も終わりだ」
ジリジリと詰め寄るカストロ。が、シフはフッと笑みを浮かべる。
「“終わりの水槽【シープリズン】”」
パチン、とシフが指を鳴らすと、突如、カストロの四方から水柱が立ち昇った。
「な……これは……!」
見ると、カストロの四方を取り囲むように水溜りがある。水の柱はカストロに襲い掛かり、やがて巨大な立方体の水の中にカストロを閉じ込めた。すると、シフに詰め寄っていたもう一人のカストロが消えてしまった。
<こ、これは一体、何なのでしょう!? カストロ選手が水の中に閉じ込められています! っていうか、何で零れないんでしょうか!?>
「その水牢の中は念で作った別の空間です。出るには強いオーラの篭った攻撃で脱出できます」
そう言われ、カストロはオーラを込めた一撃を放って破壊しようとするが、ふとシフが自分の背中を水の牢に当てた。すると、その傷口から鮫ぐらいある巨大な魚が飛び出して来た。
「!?」
「“憎悪の猛魚【ブラッドフィッシュ】”……その水の中でしか棲息できない念魚です。大きさは私の傷の大きさに比例して巨大になります……」
カストロは水の牢から脱出しようとするが、念魚が襲い掛かって来て、そちらに集中出来ない。
「ダブルを作るにはかなりの集中力が必要となります。が、呼吸も出来ない、狭い空間で念魚に襲われている状況ではとてもダブルなど作り出せません……結果」
念魚はカストロに向かって大きく口を開いた。
パァン、と水の牢が弾け飛び、念魚が消えてカストロが放り出される。
「ぐあああああああああああああ!!!!!!!」
右腕が肩からバッサリと食い千切られたカストロは、絶叫して転げ回る。
「(あ〜……嫌な能力ですね。傷口染みるし)」
ズキズキと痛む背中を押さえながらシフはカストロを見下ろす。
「貴方は本来、自らを強化して戦うタイプだと思います。貴方は自分の素質を見誤ったのです……貴方の才能は素晴らしいが、使い方を間違った。命を取るまではしません……ただ、二度と貴方は戦わない方がよろしいでしょう」
「カストロ戦闘続行不可能と見なし、勝者、シフ!」
審判がシフの勝利を宣言し、大歓声が轟いた。カストロはすぐさま担架に運ばれて行く。
「強ぇ……」
生でシフの試合を見て、キルアはそう呟く。隣でアスカも大量の冷や汗を浮かべている。
「念って、分身を作ったり、水の中に相手を閉じ込めたりも出来んのかよ……」
「そうね……でもアイツ……本当に一体……」
シフは部屋に戻ると、ハァ〜、と大きく息を吐いてソファに座る。
「どうでしたか、私の試合は、マルクト?」
「…………可も無く不可も無く、だ」
ふとシフがそう尋ねると、部屋の窓際に一人の少年――マルクトが腕を組んで突っ立っていた。シフはボロボロになった服を脱ぎ捨て、上半身裸になると、腕に黒い翼と困箸い数字があった。
「ところで何の用です?」
「何の用かじゃねぇ! テメー、何でマスターの携帯、着信拒否してんだよ!?」
「え? マルクト、してないのですか?」
「何してるのが当たり前のようなこと言ってんだ!」
「だって面倒なこと押し付けられるの嫌ですもん」
「その分、俺が面倒ごと押し付けられてんだ!」
世界中に散らばってる“黙示録”のメンバーを探しにあちこち奔走していると半泣きで怒鳴るマルクト。アクアはアクアで真面目に探してるとは思わないし、イスラームは金払わなきゃやらないと、もう自分勝手過ぎるので自分ばかりが苦労するとマルクトが訴えるので、シフは「よしよし」と頭を撫でる。
「子ども扱いすんな!」
「まぁまぁ。落ち着きなさい。で? 用件は何です?」
「…………8月30日の正午までにヨークシンの街外れの廃墟に集合」
「なるほど。了解、分かりました」
「これだけ伝える為に俺は各地を奔走してんのか……」
「同情します」
「そう思うなら手伝えよ、テメー!」
怒鳴るマルクトに対し、シフはハッハッハと笑った。
「まぁ此処でやる事終わったら私も他のメンバー探しに行きますよ」
「頼むぜ……マジで」
そう言い、マルクトは窓を開けると、外にいた巨大な虫の背に乗る。
「そうだ。今度の仕事は幻影旅団と共同でやるそうだ」
「クモと? それはまた……楽しみですね」
「ちゃんと伝えたからな……じゃ」
飛び立って行くマルクトを見送り、シフはフゥと風を感じて息を吐く。
「さて……次はヒソカ氏辺りと戦ってみたいですね」
ポツリと呟き、シフはシャワーを浴びに浴室に入って行った。
〜後書き〜
シフの名前の由来はFish(魚)のアナグラム、Shifです。なので元ガギエルです。
名前:シフ
年齢:不明(パッと見20代後半)
血液型:A型
身長:183cm
体重:75kg
出身地:不明
念の系統:具現化系
詳細:黙示録癸供使徒ガギエルの過去を持つ。黙示録の中では戦闘・情報処理担当。紳士的で基本的に温厚。笑顔は常に崩さない。
能力名:“終わりの水槽【シープリズン】”
効果:具現化したペットボトルの中の水の牢の中に対象を閉じ込める。
発動条件:ペットボトルの水で対象の周りに水溜りを作り、指を鳴らす。
制約・リスク:水溜りを作らなければならない。
ペットボトルの水が無くなると、牢は作れない。
強いオーラの込められた攻撃で破られる。
能力名:“憎悪の猛魚【ブラッドフィッシュ】”
効果:念魚で“終わりの水槽【シープリズン】”の中のものを攻撃する。
発動条件:傷口を“終わりの水槽【シープリズン】”に触れさせる。
制約・リスク:傷が大きいほど念魚の大きさ・凶暴性が増す。
“終わりの水槽【シープリズン】”の中でしか念魚は棲息できない。
念空間を作る能力者は、何系に属するか分かりませんが、シフは具現化したペットボトルの中の水で、空間を作ってるので一応、具現化系にしました。
〜レス返し〜
ショッカーの手下様
レイ、天然。カヲル、変態。アスカ、単純。というような構図が段々と成り立って来ちゃいました。
ギド戦は飛ばして、シフvsカストロです。今回、チルドレンは大した出番ありませんでした。
匿名様
一応、今回は完全オリジナルな話です。
天空には行かないとウイングやズシの出番が無くなりますし……。
ゾルディック家にしても、アスカ達がいきなりシルバやゼノと戦う理由がありませんし、念の知らないゴン達の前で戦っても余り凄さが伝わりにくいと思います。
拓也様
オリジナルにしても、やっぱり原作メンバーと一緒に行動するのも必要だと思いますし、何より原作自体、今後どうなるのか分からない作品ですし。アスカ達が探しているのはシンジですから話が大きく変わるのはヨークシンに入ってからです。
スラッシュ様
3人がかりなら、ゴン達を逃がす時間は稼げる、と言うのが「止める」の解釈です。アスカ達は最初から念を無理やり起こすしかないと思ってる訳で、来たら“纏”は習得してる、来なければ習得出来なかった、という事なので驚きも大きくなかったと思い、驚きの描写は入れなかったんですが、駄目でしたか?
夢識様
ヒソカとカヲルは、やっぱり変態同士で同じ変化系なので、割と気が合うようです。
1様
カストロはエヴァ組じゃありませんが、シフと当たらせて生き残らせました。次のヒソカもシフと当たらせようかと思います。アスカ達は登録期限ギリギリに申し込んだので。
レイのイメージなら最初は氷か水にすべきだと思ったのですが、氷は何を媒介にしたら良いのか決まらず、水は今回のシフがいたので断念しました。で、煙草吸ってたら―――という風に決まったんです。
一応、アニメの11話で『人は闇を恐れ、火を使い、闇を削って生きてきた』と言ってます。
流刑体S3号様
修行しないとシンジ達には到底、敵いませんからね。アスカ達が“練”をどれくらい維持できるか正確な描写はありませんが、まぁ通常で1時間ぐらいです。戦闘なら、もっと短い。
クラピカに黙示録ですか……ムム、ちょっと面白いかも。あ、ロリっ娘はいますよ。緋の眼を持って来ると、後のコルトピが活躍する所で支障が生じるので難しいですが、面接で黙示録は面白いかもしれません。