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▽レス始

「狩人の世界に現れし福音者達  第25話(エヴァ+HUNTER×HUNTER)」

ルイス (2006-08-12 14:10/2006-08-31 10:14)
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「燃える“燃”?」

「うん」

 ゴンとキルアが170階をクリアしたのでゴンの部屋で宴会をしていると、アスカ達はウイングに“レン”とは何かを教えて貰ったと聞いた。

「えっとね……“点”で心を集中して目標を決めて、“舌”でそれを言葉にして、“錬”で意志を高めて、“発”で行動するんだって」

「俺らじゃ心が未熟だから今は“点”を磨けってさ」

「ふ〜ん……」

 2人の話を聞いて、アスカは缶ジュースを飲む。

「…………やっぱり違うみたいだな」

「は?」

 が、不意にキルアが睨むように自分を見て来ているので、アスカは目をパチクリさせる。

「あの眼鏡ニィさんが教えてくれた“燃”も本物っぽいし説明ももっともらしいけど、あのズシの打たれ強さやアンタ達の力は意志でどうこうなるもんじゃない」

 特にレイの火を操っているのは意志とかは別に違う力そのもののような気がしてならないキルア。アスカは「う〜ん」と額に指を当てる。

「俺の目から見て、ハンター試験の時のアンタ達の実力は、俺達より少し強いぐらいだと思ったのに、俺達より早いペースで、もう200階だ。これって“ネン”が関係してるからだろ? アスカの蹴りも、レイの火も“ネン”の一種なんじゃないの?」

 中々、鋭い所を突いてくるキルアに、アスカ達は表情に出さないが、感心する。

「あのウイングって奴、何か隠してる。ズシからも教えて貰えそうにねぇし、いっそ、アスカ達が教えてくれよ」

「いや、ウイングさんの言ってるのも間違いじゃないって言えば間違いじゃないわ」

「あ?」

「確かにアンタの予想通り“ネン”の本質は別の所だけど、その下準備として“燃”を覚えるのも大事な訳よ」

 城を作る為に石垣を造るが、まず岩を綺麗に研ぐ。ゴンとキルアは、まだその段階だと説明するアスカ。そのような評価を下され、2人はムッとなる。

「まぁ200階に来れば分かるわよ」

 ヒュッと空になった缶をゴミ箱に投げ、アスカ達は部屋から出て行った。

「やっぱり、“念”の事ぐらいは教えてやるべきだったかしら」

 廊下を歩きながら、アスカは本当の“念”とはどういうものかぐらいは教えてやるべきだったかと少し後悔するような台詞をボヤく。

「中途半端に知って好奇心だけで覚えても意味がないわ……」

「そうだね〜。200階に来て、実際の“念”を身を持って体感すれば良いと思うよ。本当の殺意に満ちたオーラをね」

「と、なると僕の出番かなぁ」

「「「……………」」」

 3人は、何だか一人人数が多いような気がしてピタッと止まる。そして、恐る恐る振り返ると、そこには意外な人物が立っていた。

「や」

「ヒ、ヒソカ!?」

 そこにいたのは、ハンター試験で一緒だった奇術師ヒソカだった。3人は彼と距離を取って身構える。

「落ち着きなよ。今は君達と戦う気は無いから」

「何でアンタが此処にいんのよ!?」

「僕も此処の200階クラスの選手だよ」

「嘘ぉ!?」

「ホント♪」

 相変わらず人を食った笑みを浮かべるヒソカに、アスカは青筋を浮かべる。

「まさか偶然、此処に来た訳じゃないわよね?」

「偶然だよ。僕は格闘が好きだし、此処は格闘の聖地だよ?」

「はんっ! アンタレベルの相手が此処で満足出来るとは思わないわね」

 200階クラスに入ってから、何回か200階クラスの選手の試合を見て来たが、その大半が基礎修行をせず、能力だけに集中した連中ばかりで、自分達は勿論、ヒソカの相手になるような闘士はいないと言っても過言ではなく、全体的に“念”のレベルは低い。

 アスカの物言いに対し、ヒソカはクスクスと笑う。

「そう疑うなよ。まぁ殆ど嘘だけど、目的はゴンとキルア……厳密に言うとゴンだからね。200階に来たら、僕が追い返してやるよ」

 下手に洗礼を受けさせ、体に障害でも残らせたら、折角、美味しく育つ果実の味が激減してしまう、と体をクネクネさせながら言うヒソカ。アスカとレイは気持ち悪くなり、口を押さえる。が、カヲルだけは何となく共感してたりする。

「(大事なものほど自分で壊したいと思う事ってあるしね……)」

 もっともカヲルの場合は、大事なものに壊されたい、と思っちゃうのだが。

「君達じゃ、どうしても手加減してしまうからね。僕が今のままの彼らを200階には入れさせないよ」

「む……」

 言われてアスカ達は押し黙る。確かに、ヒソカ程この件に関してうってつけの人物はいない。ゴン達に対して手加減せず、それでいて理解させられるだけのオーラを出せるのは……。

「それは構わないけど、間違って殺したら許さないわよ」

「そりゃ怖い。気を付けるよ……あ、そうそう。2人には僕が来た事黙っといてくれるかな?」

 その方が自分が出て来た時の2人の反応が楽しめる、とヒソカはクククと笑いながら去って行った。

「信用していいの?」

「ま、殺しはしないと思うけど、最悪の場合、助けてやるわよ」


「どんなとこかな? 200階は」

「さぁな。俺もこっからは行った事ないからなぁ」

 アスカ達やウイングの予想以上に早く、2人は190階を一発でクリアーし、200階行きを決めたゴンとキルア。

 エレベーターから降り、ロビーを越えて受付へ行こうとする2人だったが、近付くと共に奥から異様なプレッシャーを感じ、足を止めた。

「(何だろう!? いきなり魔物が棲む密林に迷い込んだみたいだ!! ただの真っ直ぐな通路なのに……)」

 キルアも同じような印象を受けているのか、大量の冷や汗を浮かべている。

「行くぜ……行ってやる!!」

 それでも2人は前へ進もうとする。そして、そんな2人を後方の曲がり角からアスカ、レイ、カヲルの3人が覗いていた。

「あぁ、それ以上進んだらヤバいわよ」

「オーラ纏ってなきゃ僕らも近付きたくないからねぇ」

「まだ許容範囲……でもこれ以上、強いオーラを浴びせられたら死にかねない」

「その時は止めるわよ」

 先へ進むゴンとキルアだったが、進む度にプレッシャーは強くなり、とうとう立ち止まってしまう。

「(駄目だ! これ以上進めない! 進みたくない!) これは殺気だよ! 完全に俺達に向けられている!」

「おい!! 一体、誰だ!? そこにいる奴、出て来いよ!!」

 キルアが叫ぶと、前方の曲がり角からひょっこりと係員の女性が出て来た。

「キルア様とゴン様ですね。あちらに受付がございますので今日中に200階クラス参戦の登録を行って下さい」

 今夜0時を過ぎると登録不可能になる、と係員は注意する。

「ちなみに200階クラスには現在173名の選手が待機しております。また、このフロアからあらゆる武器の使用が認められますので、お持ちになればどうぞ」

「この殺気……アイツかな?」

「わかんねー」

 余りに大き過ぎる殺気に、ゴンとキルアも誰から放たれているか特定出来なかった。

「また、このクラスから原則としてファイトマネーは無くなります。名誉のみの戦いとなりますので納得された上で御参加下さい」

「! おい」

 ふとキルアは係員の後ろの曲がり角から別の人物が出て来る事に気付いた。そして、その人物を見て、ゴンとキルアは目を見開く。

「ヒソカ!!?」

「どうしてお前が此処に!?」

 アスカ達と同じ反応を示す2人におかしく思いつつも、ヒソカは答える。

「別に不思議じゃないだろ? 僕は戦闘が好きで此処は格闘のメッカだ。君達こそ何でこんなトコにいるんだい?」

 と、答えるがヒソカは「なんてね」と続けた。

「勿論、偶然なんかじゃなく君達を待ってた。電脳ネットで飛行船のチケットを手配しただろう? あれは、ちょっとした操作で誰が何処へいつ行くのかが簡単に検索出来るんだ。後は私用船で先回りして空港で待ち、後を尾けた。まぁ、此処に来るのは予想出来たがね」

 ズシャアアア!!

「「??」」

 その時、後ろの方で何かが転ぶ音がしたのでゴンとキルアは振り返るが何もなかった。ヒソカだけは楽しそうに笑みを浮かべていたが。

「あ、あの嘘つきヤロー」

「あんなの信じるアスカもアスカだけど」

「可愛いねぇ」

「うっさい!」

 もし試合でヒソカと当たったら絶対にぶっ倒してやる、と誓うアスカだった。

「そこで此処の先輩として君たちに忠告しよう。このフロアに足を踏み入れるのは、まだ早い」

 そう言い、ヒソカが手を振るうと衝撃波らしきものが2人を襲う。その際、係員の帽子も飛んで、彼女は何が何だか分からない顔を浮かべる。

「どのくらい早いかは君達次第。出直したまえ。とにかく今は早い」

 片膝を立てて座り込み言うヒソカにキルアが反論する。

「ざけんな! 折角、此処まで来たのに……!」

 が、ヒソカが掌を広げ、腕を伸ばすとキルアは黙る。

「通さないよ。ってか通れないだろ?」

 すると、ズゥンと2人に対し、先程よりも不気味で異様な殺気が圧し掛かった。

「(これは一体……)」

「(何なんだ!?)」

「無理はやめなさい。彼の“念”に対し、君達は余りに無防備だ」

 その時、2人に背後からいつの間にか来ていたウイングが声をかけた。

「極寒の地で全裸で凍えながら何故辛いのか分かっていないようなもの。これ以上、心身に負担をかけると死に掛けますよ……そちらの3人も止めようとしてますしね」

 そうウイングが言うと、曲がり角からアスカ、レイ、カヲルの3人が姿を現す。

「これが“燃”だと!? アイツが『通さない』って思うだけでこうなるのか!? 嘘付け!」

「だから言ったでしょうが! 燃える“燃”は“念”の本質じゃないけど、嘘ばかりじゃないって!」

「じゃあ、本物の“ネン”を教えろよ!」

「アタシ達じゃあ教える事は出来ても、アンタ達に習得させるのは無理なのよ! 中途半端に覚えさせて、死なせる訳にいかないでしょうが!」

 怒鳴るキルアに対し、更に怒鳴り返すアスカ。ゴンとキルアは身を竦ませて押し黙る。アスカは、フゥと息を吐くとチラッとウイングを見る。

「アンタなら出来るでしょ? こいつ等に“念”を習得させられる事が」

 その質問にウイングは沈黙する。ゴンとキルアは、8:20を示す時計を見て、係員に質問した。

「もし、今日登録出来なかったら俺達どうなるの?」

「ゴン様はまた1階から挑戦し直して頂けます。ただ、キルア様は以前、登録を断ってらっしゃいますから、また未登録という形になりますと、登録の意志なしとみなされ、参加自体、不可能となってしまいます」

 それを聞いて焦るゴンとキルア。

「ひとまず退いて……0時までに此処に戻って来れるかい? 此処に」

 ゴンとキルアは真っ直ぐな瞳でウイングを見据えると、ウイングは「君次第だ」と答えた。


 ウイングの部屋へ連れて来られたゴンとキルアに、ウイングは花を投げて花瓶に突き刺すというものを見せた。

「これが念です。念とは、体からあふれ出すオーラと呼ばれる生命エネルギーを自在に操る能力のこと!」

 生命エネルギーは誰もが微量ながら放出しているが、その殆どは垂れ流しの状態になっている。これを肉体に留める技術を“纏”といい、これにより肉体は頑強になり、常人より遥かに若さを保てる。

 “絶”は字の如くオーラを絶ち、気配を消したり極度の疲労を癒すのに効果がある。

「“練”は通常以上のオーラを生み出す技術……」

 そう言い、ウイングが指を立てるとゴンとキルアはぴくっと反応する。

「感じますか?」

「ああ、圧迫感がある」

「でも嫌な感じはしないね」

「私に害意がないからです(それにしても2人の感性の鋭さには驚かされる)」

 念を覚えていないのに、圧迫感を感じる2人の鋭さにウイングは素直に感嘆した。2人とも生まれ育った環境もあるが、何よりも本人の資質が大きかった。

「オーラは人間の内部から発するエネルギー。故に人間同士の使用が最も効果的……いい意味でも悪い意味でも」

 邪念を持って無防備の人間を攻撃すれば、オーラだけで人が殺せる、とウイングが言うと、2人はゴクッと唾を飲み込んだ。

「念の使い手から身を守る方法は1つだけ。自分も年の使い手になる事。“纏”による防御のみ。自らのオーラで相手のオーラを防ぐ……でないと」

 そう言い、ウイングが壁に手を添え、次の瞬間、ビシッと壁に大きな亀裂が入った。

「肉体は粉々に壊されます。眠れるこの力を目覚めさせる方法は2つ……ゆっくり起こすか、無理やり起こすか。ちなみにズシはゆっくり起こしました。彼は飲み込みが早く、努力を惜しまなかったので凄いスピードで“纏”をマスターしました。約半年です」

「それじゃ駄目だ! 俺達は0時までに“纏”を覚えてヒソカの念の壁を突破したいんだ!」

「ならば無理やり起こすしかない」

「それなら間に合うんだな?」

「君達次第ですよ」

 そう言い、ウイングはゴンとキルアに向かって手を広げる。

「時間内にオーラを体に留めるコツを会得出来るかどうか……そこにかかっている訳ですからね。これから君達に私のオーラを送ります。“発”と呼ばれるさっきみたいなやつです」

 言われて、ゴンとキルアは後ろの罅割れた壁を見る。自分達の体に、あんな事をするのかと思うと少し不安になる。

「勿論、君たちの体を壊すのが目的ではないから、手加減はするが荒っぽい方法である事に変わりはない。要するにビックリさせて目覚めさせる訳ですからね。眠っている体に喝を入れて“纏”を起こし易い状態にする。眠っている、とは体中にある精孔という穴が閉じきっていてオーラが上手く巡っていない状態のこと」

 それを叩き起こすというのは、他人のオーラを2人の体内に一気に送り、精孔をこじ開ける事だ。

 本来なら、瞑想や禅で自分のオーラを感じ取り、体中をオーラが包んでいる事を実感した上で少しずつ開くものなので、時間がかかるとウイングは説明する。

「天性の才能を持つズシでさえ、3ヶ月必要としました。しかし君達なら1週間! あるいはもっと早く目覚めるかもしれない」

 それだけに残念だった。不本意な方法しか取れない今の状況が、とウイングが言うと、キルアが疑問を口にする。

「良く分かんないな。無理やりであれ、より早く目覚める方が良いに決まってんじゃん」

「これは外道と呼ばれる裏技ですよ。正しい順序を踏んでいない。未熟な者、悪意のある者が行えば、死ぬ事だってある。だから、アスカさん達も君達に念を習得させる事が出来なかった」

 念がどういうものか教える事は出来ても、精孔を上手く開く自信が無かった。そして下手に知識だけを与え、中途半端に教える事が躊躇われた、とウイングが言う。

「だけどウイングさんは未熟でもないし、悪意も無い。でしょ?」

「だから聞きたいな。何故、急に俺達に本当の事を教える気になったのか?」

「惜しいと思ったのですよ。何も知らぬまま、200階クラスに行けば必ず痛い目にあう。あのクラスにいるのは全員が念の使い手です」

「「!」」

 念を知らぬ者が上がって来ると、必ず洗礼を受ける。つまり生身のまま念での攻撃を受ける事だ。

「つまり私がこれから行う方法を更に荒っぽくやるのです。“別に死んだって構わない”というつもりで」

 その攻撃に耐え、生き残った者だけが200階で戦う事を許される、という事だ。

「しかし、その代償は大きい。行けば分かります。だけど先に知っておいて欲しかった」

 そう言うと、ウイングは掌をゴン達に向ける。

「色々と勿体つけて脅かしもしましたが、君達ならこの方法で、確実に目覚めるでしょう。それだけの素質がある! 資格も! 君達の“錬”……見事でした」

 あの意志の強さは、十分、念を覚える資格がある。ウイングはそう言うのだった。


「2時間以上経ったわね……」

 200階のロビーでゴン達を待つアスカとカヲル。ヒソカは先程から壁に向かってトランプを投げていた。

「やっぱり無理やり起こすしかないね。ウイング氏なら2人の精孔をこじ開ける事も出来るだろうが……」

「スー……スー……」

 一人、椅子に寝転がって暢気に寝息を立てているレイをアスカは白い目で見る。

「(こいつは……)」

 この事態に、何で寝てられるのか額に青筋を浮かべる。その時、チーンとエレベーターが鳴り、アスカとカヲル、ヒソカはそちらを見る。扉を開くと、ゴンとキルアが出て来て、彼らの体には、それぞれオーラが留められている。

 ヒソカは無言で自らのオーラを放出させ、先程のように2人に向けて放つ。

「(ビクゥッ!!)」

 ついでに、そのオーラを感じてレイは跳ね起きるとキョロキョロと辺りを見回す。

「階段落ちる夢でも見た?」

「…………怖いピエロに追われる夢見た」

 その言葉に対し、アスカとカヲルはどうコメントしていいのか困ってしまった。

 ゴンとキルアは、今度は立ち止まらず、まっすぐヒソカの念の壁を突き破って来た。

「200階クラスへようこそ。洗礼は受けずに済みそうだね。君が天空闘技場に来た理由は想像出来るよ。此処で鍛えてから僕と戦うつもりだったんだろ?」

「まさか、そっちから現れるとは思わなかったよ。手間が省けた」

「くっくく……“纏”を覚えて位でいい気になるなよ。念は奥が深い」

 そう言い、ヒソカは両手の人差し指を立てると、その間でオーラでスペードや髑髏の形を作る。

「ハッキリ言って今の君と戦う気は全く無い。だが、このクラスで一度でも勝つ事が出来たら相手になろう」

 そう言い、ヒソカは廊下の奥へと去って行き、それと入れ違いに3人の男達が現れた。


 meo様
 誤字修正しました。指摘ありがとうございます。
 アスカ達の戦いぶりが評価されて、階を飛ばして行った、と設定したかったのですが、アレって1階だけの評価でしか飛ばし飛ばしで上の階にいけないのでしょうか? その辺が曖昧で……。


 ショッカー様
 ヒソカの登場は、今回です。別にアスカ達もフロアマスターとか目指してる訳じゃないですから、10勝するつもりはないです。


 夢識様
 200階でも期限ギリギリに登録してるので、戦うのはゴン達より後です。
 ミサトとリツコですか……どうしましょ? でも性格的にミサトは放出系、リツコは具現化系っぽいです。ミサトなんか銃の腕良いですし。


 コータロー様
 ズシは10万人に一人の才能です。アスカ達は才能と言うか、念に関しては目覚めた時には知識があったので、ゆっくり起こしました。で、レイは1ヶ月、カヲルは3ヶ月、アスカは4ヶ月で“纏”をマスターしました。才能だけならズシ以上ですが、ゴン達よりは下です。


 1様
 それは考えています。でも天空闘技場でのカストロはヒソカと1対1なので、変えるのは無理だと思います。でもヨークシンでは、スクワラとかヴェーゼとか、そういうのを死なせないのは出来るかもしれません。
 本編でも記述してますが、アスカ達は教える事は出来ても、目覚めさせる事が出来ません。ので、中途半端に教えて覚えさせる事が出来なかっただけです。ただ、アスカはゴン、カヲルはキルア、レイはズシと系統が同じなので、それぞれ“発”の修行を教える事は考えてました。
 今回の話はエヴァ組とゴン達の半々ぐらいでした。
 念が本格的に出て来たので、レイも遠距離攻撃は出来ます。操作系なので、放出系の技も覚え易いですし。
 レイが火を操る能力になった経緯は13話のレス返しを読んで下さい。それに能力名も、“闇を削る火の支配者【フレア・クエスト】”と、エヴァでの彼女の台詞を引用してるので、決して無関係ではないです。


 流刑体S3号様
 歓迎の言葉は出ませんでしたが、後ろからビックリさせちゃいました。ヒソカの興味はアスカ、レイ、カヲル<ゴン、キルアですから。
 アスカ達も念は結構、使えますが教える事に関しては不安が残るので。
 ですね。此処まで来たので、これからはエヴァ組に焦点を当てて、前回登場した、シフも絡めていきたいと思います。
 天空闘技場が終われば、ネタバレになりますがレイだけクジラ島に行かせようと思います。カヲルはとある裏で行動を、アスカもアスカで別行動です。クジラ島でグリードアイランドの情報を知って、後々、グリードアイランドへ一緒に行く事をスムーズにしたいからです。
 確かに必要以上にエヴァキャラを出すべきではないと私も思っています。今、ゲンドウという名前――本人かどうか別にして――が出ていますが、精々、その手駒としてミサト、リツコ、加持ぐらいだと思ってます。え? 冬月? あの人がネテロやゼノみたいに戦う姿は嫌です。気持ち悪いと思います。

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