え〜と……目立つわね………と言うか目立ちまくってるわね……紺色のスク水集団の中に白一色は………
『城崎選手！凄いぞおおお！白い肌に白スク水！【３−Ａ しろさき】と書かれて窮屈そうなゼッケンがまぶしいぃいい！』
……和美ちゃんは勿論、男子がクロスカウンターをしあったり、泣きながら抱擁したりしてるのは少し怖い…
女子の声援が男子より激しい気もするし………後、男達が次々と鈍い音と共に倒れる音と声も聞こえる……
ま、まあ、とりあえず、頑張ろう………
『ルールを説明します。各組に入場前に騎乗の人には渡されたハチマキが１本あると思います。』
うん、私の組は赤色のものだ。
『コレを好きな所に付けてください。…ただし足や騎馬の役の人など水中につかる部分はいけません。』
となると、腰は短いから無理ね、肩・腕・頭って所かしら？
腕は駄目ね……カウンター食らって奪われそうだし……頭も駄目ね、基本だけど奪いやすい部分だし…
やはり肩かな？そう思い私はしっかり肩にハチマキを結びつける。
「優、私達は騎馬の配置はどうする？」
忘れてたけど、これは各クラスからの代表で１年〜３年までのクラスのバトルロワイアルだ。
それだけの事もあり、結構考えられたクラスの代表が選出される。
ちなみにうちは真名ちゃん、楓ちゃん、亜子ちゃんである。
う〜ん……一応考えてはいたけど、強い二人は左右かしら？
「ん、そうね、楓ちゃんと真名ちゃんが両サイド。亜子ちゃんは正面をお願いできるかしら？」
「分かった。」「了解でござるよ。」「頑張ります！」
私達はプールに入り騎馬を組み、周りを見据える。大抵が頭のようね。まあガードも出来るしね。
「亜子ちゃん、開始と同時に力を抜いて、何もしなくていいから…楓ちゃん、真名ちゃん、まずは周りを仕留めて、安全を確保するわよ。」
私は３人が頷くと同時に顔を上げる。電光板が３カウントする………３……２……１……０！
ざばぁああああ！と言う水しぶきと共に景色が一回転する。
「はぁああああ！」
しゅばばばばばっと周りが呆然としてる間に４本ハチマキを取る。
『な、なんと！城崎選手あっという間に４本もハチマキをゲットだぁああ！』
順調ね。でも、ここからがバトルロワイアルの怖いところだ。案の定、他のクラスが結束し、こちらを狙おうとする。
「一旦下がるわよ。」
後ろに下がり、残りのクラスが全て視界に入るようにする。
「右斜め４５度の方角にダッシュ、壁についたら反転して、左斜め２０度でよろしく。亜子ちゃんは力を引き続き抜いて。」
その言葉と同時に私達の騎馬は疾走する、まるでトロンベだ…おっと、すれ違いざまに、いただき！
『おおっと、ここで更に４本ゲット、強い！これも白の加護かああ！』
いや、それは無いから………て言うか、白の加護って何よ…
「ひるんじゃ駄目よ、周りで囲めば！」「よし！」「行くわよ！」
周りのクラスが結束し始めたわね。でも、騎馬戦でのもう一つアウトのルールを知らないみたいね。
プールで遊んでいる時、上がろうとして波にさらわれた事無いかしら？私は無意味に騎馬を動かせたわけじゃない。
「え？きゃああああ！」「うわっぷ！」「わわ！バランスが！」「きゃあ！」
ざぶ〜んざぶ〜んざぶ〜んと大半のクラスの騎乗者が水中に落ちた。勿論、これもリタイアである。
そう、走ったのも走る方向に注文をつけたのは壁や波同士で反発した波を他のクラスを襲わせる為だ。これで残るは数名……
『これは凄い！城崎選手はこれを承知で走ったのかああ！ほとんどのクラスが脱落です！』
ぴちっ………
ん？何か音したけど、気のせいか？
残りは５名。流石に警戒しているのか１ヵ所に集まりじりじりとこちらに近づこうとしている。
むぅ、波でかく乱はもう使えないわね。反転作業も大変だし、亜子ちゃんは力を抜いてるとは言え、少し疲れが見える。ならば…
にやりと笑う。位置もＯＫ，固まり具合もＯＫ……やるしか！
「３人とも彼女達の周りをゆっくり回って、向こうは迂闊に仕掛けてこないはずだから……少しづつ速度を速めていく感じでよろしく。」
おそらく小学校、中学校・高校とプールの授業が会った人は大いに覚えがある作戦のはずである。ふとしたことで気がつくような作戦だが彼女達は警戒の余り気づいていない。
ゆっくりじわじわと速度を上げながら彼女たちの周りを回る……ずるいけど、これ戦いなのよね、くす……
「あ、いけない！彼女達の動きを！きゃあああ！」
５人の内の1人が気がついたがもう遅い！プールで発生した渦は彼女達を中心部からそう易々出れないようになった。
固まったことが災いしたのか彼女達はもみくちゃになる…そして渦が収まった所で……
「いっけええええ！」
しゅぱぱぱぱぱぱ！っと５本奪い取る。
『選手が全滅のため城崎選手の勝利です！』
プールサイドに上がった後、ばっちり１位をとったのでぐっと腕を上げる……これが災いするなんて…
ぴちっ……ぴちちちちち……ぶちぃいいいい！ぶるるん！！
「き、きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ！」
スク水の肩紐が両方取れて、見事胸を晒してしまったのだ。余りの羞恥心に更衣室まで胸を隠したままダッシュする。
「なんでこうなるのよぉおおおおおおおお！」
私は天に向かい咆哮したのは言うまでない。
「ふぉっふぉっふぉっ！この羞恥心顔と呆然とした顔、いいのう♪」
「ふ、まだまだだな。揺れた瞬間の映像を見ろ。」
「すげえぜ、手塚の兄貴！」
「最後ノ仕上ゲハ近イナ、上手クヤローゼ」
ついにポロリを大観衆の前でしてしまった城崎！
果たして彼女の怒りはどこに向かうのか！戦えなければ生き残れない！
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ポロリキターーーー！豪快にキターーーー！
と言うわけで、皆様お待ちかねのポロリです（笑）
次回は水着コンテスト、果たしてどのような水着が出るのか？
さよを出してもオッケーと言う声があったので次回登場してもらいましょうｗ
＞＞アレス=アンバーさん
学園長の白スク水の陰謀編はいかがでしたか？（笑）
次回は野郎の夢、水着コンテストです、括目して待て！ｗ
>まともに競技してるの鳴滝姉妹だけじゃないですか。（笑）
彼女達は大人１０人分の計測棒でジャンプしましたが何か？ｗ
＞＞龍牙さん
もはやこの世人を止められる者はいないのか？
お仕置きの内容が苛烈な中、果たしてどうなる黒幕４人！（笑）
>完璧ルール無用の大会と化してきている気がしますね…運動会。まあ、首謀者が首謀者だからかも。
まあ、教員が参加自由だったらもはや止められる者おりませんから、この学園ｗ
＞＞ｍｅｏさん
最初に書いたとおり、さよちゃん、生贄決定です（笑）
お楽しみに！ｗ
＞＞ＡＴＫ５１さん
さて、今回のポロリはいかがだったでしょうか？初めてフォントサイズの変更とか使いましたよ（笑）
この怒りはお仕置きに向けられることでしょう。４人は生き残れるか？ｗ
>千雨＆のどか＆ゆえも３位以内…原作でＡ組以外の「凄腕」が出ていないのは幸いかも？
>となると夏美や五月は何の競技で一位を…？
体が動いてればＯＫなので夏美は演劇、さつきは肉まん早作りですｗ
＞＞火の鳥さん
初めまして、読んでいただきありがとうございます。
羨ましいですか……………うむ！俺も羨ましい！（ヲイｗ
>その内お姉様親衛隊（いるのか？）に殲滅されそうな予感
やはり作るべきですかね？（笑）
＞＞流星さん
は〜い、白の乱舞が出ましたよ。ハチマキ奪ってる間の胸の動きは妄想で補完どうぞｗ
>あれっ？（ごしごし…）あれぇ？！��(￣□￣；城崎さんが全然フツーに見えるんですけど？！（マティ）おかしいなぁ、クラスメイトが異常なせいなの
>か、それとも慣れたのか…（こらこら）
こうしてみるとあのクラスがいかにトンデモクラスかよく分かる瞬間ｗ
>追伸「隊員各位へ：城崎のパッドをうｂ（ここから先は焦げていて読めません/ｗ）」
遺言にならないようにｗ
＞＞神鳴神薙さん
ブースターが反則？ふ、あの学園にはそんな掟はないです！（断言した！ｗ
あの学園は基本的殺傷性がなければＯＫです！ｗ
>城崎さん、最前列の場所は確保しましたので・・・耐水性の高画質デジカメも準備は万全です（邪笑）
>その艶姿、全て納めてあげましょう！！
じゃ、コピーお願いしますね（ヲイｗ
>追伸「空牙さん、その役目は某白い獣に依頼しましょう！」（血糊付）
こっちは血糊付き？！Σ（゜□゜；）
＞＞空牙さん
白スク水はこれでお役御免ですがいかがだったでしょうか？
皆さんの萌えに刺激できれば幸いですｗ
>・・・城崎が一番まともに思えたのは気のせいだと思いたいです。
多分一番まともです。戦略・最小限の動きもちゃんと考えた上での行動ですしねｗ
>さてそれでは今度もイイ席から撮影をしなくてはいけません。
>だから、死にたくなくば其処をどけぇ！！（ガタックダブルカリバーでゼール軍団を蹴散らしつつ
ワームまでもが白スク水に刺激させられてしまったか！（笑）
＞＞アサガミさん
「天の道を往き総てを司る……変身！」 観客「待てええええ！」
と言うわけでカブト役は私が頂きます（ぉぃｗ
>城崎よ、異常なのはクラスの者たちだけだ、あのクラスは異常すぎるんだ!!!
>白のスク水は奴らと作者の魂胆だ！後で潰しに行くぞ！！
失礼な！世の民衆の要望に応えただけですぞ、自分は！ｗ
>遅かったOTL 時間と作者と4人のアフォウたちめ！覚えてろ！(カイザに変身し、サイドバッシャーに乗ってミラー軍団を助けるために戦いに行く(コラ
逃すか！（カブトエクステンダーを変形させ追いかけるｗ