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「NARUTO 九房武芸帖 (NARUTO×いろいろ)」

こるべんと (2006-07-14 11:51/2006-07-20 10:48)
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第六章 『月のエンドレスワルツ』 


ガイとリーが話をする数時間前・・・・


背中に黒い塊を背負った少年が、溜息をつきながら歩いていた。
いわずもがな、ナルトである。
落ち込んでいる理由はもちろん、今朝の演習場での騒ぎだ。
数日前にもあったように、ナルトはいきがって見下してくる人間が嫌いだ。
だから、そういう敵に対してはダーティーハリーもびっくりのガンアクションをぶちかましその辺一帯を『血風呂』(ブラット・バス)にしてしまう。
普段は体術で任務をこなしているのに、この癖のおかげで他の奴らからは、『2挺拳銃・鏡ぁ戮髪口をたたかれることも多い。
もっとも、そのおかげで忍者たちは自分の正確なデータを持っていないのだが。
それがあの状況で発動してしまうとは・・・・

このとき、ナルトは本気で初恋の終焉を感じていた。
それ以前に、このどす黒い血に濡れた両手で彼女を抱きしめるなんて恥知らずではないかとさえ思えた。
彼女に会うのが恐ろしくなってきていた・・・・


ヒナタはしばらく走って、ようやくナルトに追いついた。
呼び止められたナルトは、ヒナタの息が整うのを待ってから用件を尋ねた。

「どうした?そんなに走ってきて」

「あ・・あのね、お父様とお母様がナルト君に会いたいって。そ、それで昼ご飯を食べたらすぐに来て欲しいの・・・だ、だめかな?」

ナルトは一呼吸置くと、ヒナタの目を見た。

「さっきの訓練を見てなかったのか?俺はお前に相応しくない・・・・だから・・・」

「ナルト君・・・そんなに自分を蔑まないで」

ナルトはその言葉に目を見開いた。
ヒナタはさっきまで人を殴っていた手を握り、優しく愛おしく包んでくれていた。
俺は彼女の傍にいてもいいのだろうか・・・・
彼女の笑顔を見つめていていいのだろうか・・・・・
顔を上げてヒナタを見たとき、その美しい笑顔にナルトは思わず泣き崩れた。
ヒナタはナルトの涙を指でぬぐうと、頭を優しく撫でた。
ナルトはとうとう往来で、子供のように泣きじゃくった。
こんなに泣いたのはどれくらい久しぶりだろう?

ああ・・・そうだ・・・
『あの方』に出会ったときにも、こんなに涙が出たっけ・・・・

『嬉しいときには、泣いてもいいもんなんだよ。よく生きていたねぇ』

ようやく確信できた。
俺はヒナタの傍にいてもいいんだ、ここにいてもいいんだと。
しばらくして漸く泣き止んだナルトは、涙をぬぐって顔を上げた。

「・・・・わかった、必ずお邪魔しますからって伝えておいてくれ」

「う、うん!!」

ヒナタはうれしそうな顔をして向こうへ走っていった。


ナルトはそれを見送ると、携帯電話の着信履歴を呼び出しある人物に連絡を取った。呼び出し音が2,3回鳴ると、電話の向こうから男の声が聞こえてきた。

「どうも、ごぶさたしております『張大哥』。ご依頼のお電話だったようで?」

『ああ、急にすまないな。じつは、波風公国に【ガトー=チョコラータ】というアホが来ていてな。何を勘違いしているのか、イベント会場でペプシを売る気軽さで密売をやっている』

「殺害の依頼ですか?それとも生け捕りですか?」

『二ヶ月以内に始末してくれ。そろそろ、バラライカも動き出そうとしている』

「かしこまりました。ミス・バラライカと遊撃隊、動けば小国が崩壊しますからね」

『よろしく頼んだ。報酬は前金で30万両、成功したら残りの半金を秘密口座に振り込んでおく』

「了解、ではしつれいします」

『あっ!ちょっとまて・・・一つ尋ねたいことがある』

「何でしょうか?張大哥」

『惚れた女を無理やり押し倒したって本当か?』

プツッ!! ツー・ツー・ツー・・・・・

笑えない冗談を平気で言う男だということをすっかり忘れていたナルトであった。
おかげで幸せ気分が一瞬にして台無しではないかっ!!


電話を切ると、ナルトは本格的に腹ごしらえをしようと焼肉屋に直行した。
行った先で上カルビと白飯を完全制覇するという記録を作り、その影で一人の『自称・ポッチャリ少年』が大泣きしたことは余談である。


太陽が少しずつその身を西へ隠そうというころ、日向家ではヒナタがいそいそと浴衣をあしらってもらっている最中だった。
ヒナタはいつもの格好でよかったのだが、アカネはそれをよしとしなかった。

「いいですか、今日屋敷へ来るのはあなたの想い人なのでしょう。その人の前で正装をせずに何時するというのです。式を挙げる練習と思って、今日は少しおめかしをなさい」

と言われて身に纏ったのは、アカネが見合いのときに着たかなり上等な代物だった。
布地は木綿で色は薄紫。白い百合の花が刺繍されていてとてもではないが、こんなもので本番の練習などと言えるわけが無い。
などとヒナタが考えているころ、妹・ハナビは門の前で一人の少年を出迎えているところだった。
少年の着ている浴衣は濃紺に白い鶴が刺繍されていた。さらに金糸のごとく艶やかな長髪が陽光に煌めき、真紅の瞳が誘うような眼差しを向けている。
むろん自分にそんな気持ちがあるわけがないが、この少年が姉の想い人かと思うと胸が興奮で高鳴った。

「ナルトが来ていると、ここの当主様に伝えてもらいたいのだが?」

「は・・はい!!た・・ただいま!!」

ハナビはナルトを玄関先に待たせておくと、突風のような勢いで座敷へ飛び込んだ。
その慌ただしさにヒナタはますます緊張した。

「も、もうしあげます!!な、ナルトお義兄さまがお目見えになられました。お、お座敷へお通ししてもよろしいでしょうか?」

「む?お義兄さまというのはよくわからないが来たのなら入ってもらおう。ヒナタは後からネジと一緒に来るのだぞ」

「は・・はい。あの、ところで手に持っているその刀は?」

「決まっているだろう!!けしからぬヤンキーを一閃でデストロイして・・・アカネ、手に持っている大鉈は何だ?」

「あなた・・・少し向こうでお話しましょうか?しましょうか?」

そう言って、アカネはヒアシを凄まじい力で屋敷の裏へ引きずっていく。
微笑みの裏に隠された純粋な殺意に、ヒアシは己の危険を感じて力の限り無駄な抵抗を試みた。

「助けてくれ〜!!アカネは何かを狙っている!!」

『『『『あなたの命です!!』』』』

「やめろ!!誰か至急暗部に救助要請を・・・!!うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・」

しばらくガサゴソと音がしていたがやがてアカネが戻ってきた。

「あ、お母様。お父様はどうなされたのです?」

「少し具合が悪いから、しばらく横になっているそうよ。風邪でもひいたのでしょう」

「全身、血で染まっていますけど・・・・」

「これならすぐに綺麗になります。独国の科学力が生んだ、イオンマルチクリーナーを持っていますから」

「なるほど。独国の科学力は世界一ですものね」

全身血まみれになりながらも微笑を絶やさないアカネの姿に、男性陣は絶対に彼女に逆らわないと心に固く誓ったという。
数分後、アカネたちはナルトと対面した。
日向一族に生まれた彼らは、一般時よりも多くの芸術や美しいものに触れてきた。
だが、ナルトの美しさにはどんな宝石や芸術作品も荷物をまとめて夜逃げしてしまうだろう。
実の父親たるうずまきカヤクがそうであったように、ナルトも秘めたる美しさと逞しさを併せ持っていることが一目で理解できる。

「そうですか・・・当主様が風邪とは。お体を大事にして欲しいとお伝えください」

「いいのですよ、そんなに気を使わなくとも。それより、そろそろ娘とお話をしてあげてくださいな。ヒナタ、お入りなさい」

「は・・は・・はい・・・」

ヒナタは静々と俯きながら入ってきた。ついでに、顔面を包帯でぐるぐる巻きにしたヒアシも一緒だった。

「ヒナタ、殿方のお隣にお座りなさい。あら?あなた、いつのまに『明治剣客浪漫譚』の格好をするように?」

「こちらの御当主様は、『志々雄』がお好きなのですか?」

「お父様は剣術の稽古をなさるときには、いつもその姿かたちから入るの。チャクラを利用して火柱を上げようとしているんだけど、なかなか思うようにはいかないみたい。」

「何事にもチャレンジ精神は必要です。武術というものは全て模倣から始まり、そこからいかに創造していくかが重要。日向柔拳の歴史を紐解けば、私どもなど赤子も同然です。」

すると、ヒアシは帳面を取り出すとおもむろに筆談を始めた。
やがて、こんな一文が書き上げられた。

『何をいい人間のふりをしている・・・ヤンキー!!』

「はい?」

ポロッ バッシャァァァァァァァァッ!!

ジュワァァァァァァァ!!

次の瞬間!!ヒアシの顔面に熱く煮えたぎる緑茶がタイミングよくぶちまけられた。

『!?あHI#$%&!!SU#$%%!!』

ヒアシはよく理解できない高等言語をわめきながら、顔面を押さえてごろごろと転がった。
見ればヒナタの手に握られた湯飲み茶碗から、ポタリポタリとお茶のしずくがこぼれている。

「ご、ごめんなさいお父様!!寄生獣が突如意思を持って私の右腕を支配し、お父様を攻撃してしまったんです!!」

しかしながら、さすがは日向宗家の当主。あっというまにリカバリーするとまた一筆。

『貴様!!娘に妙な真似をしたら、即刻ジェノサイドしてくれるぞ!!』

「あの、ヒアシ様?」

サッ!! 

ドスゥゥゥゥゥゥ!! 

メキメキメキィィィィィ!!

「ギャァァァァァァァァァァァ!!」

今度はヒザシがエルボードロップの体勢で、ヒアシに向かって倒れこんだ。
受け止めようとしたヒアシはそのまま押し込まれて、肘で見事に肋骨を粉砕されてしまった。

「に、兄さんすまない!!日ノ本の山に住む竜神様が仏罰を下そうとするのを止めることが出来なかった!!」

【私たちの所為にするんじゃない!!(しないでください!!)】By.ミギー&小竜姫


こうして数々の『偶然の事故』に見舞われたヒアシは、ネジとハナビに付き添われて病院へ直行したのだった。

「あ・・あの、お母様・・・」

「ふふ・・安心なさい。これほどまでに礼儀と品性を兼ね備えた殿方になら、私も安心してあなたを任せられます。お父様のことは気にせず、あなたは幸せを謳歌しなさい」

「は・・はい」

「では、お嬢様をお預かりいたします。明日の夕方にはこちらにお返ししますのでご心配なく。電話番号もお渡ししますので、何かありましたらば」

こうして日向宗家公認の仲となった二人は、仲良く木戸をくぐって出て行ったのであった。
ちなみにその頃ヒアシは、心肺停止状態で手術室に運ばれていた。


ナルトのすんでいる家は、木の葉隠れ初期に建てられた瓦屋根の木造一戸建てだ。
風と雨に晒されたしっくいの壁は少し黒ずんでいて、長い年月が感じられる。
ナルトが直したのはガスの設置と電気、あとはトイレだけでほとんどそのままの状態だった。
玄関で埃を払うと、ナルトはヒナタを応接間に通した。陽光が縁側に差込み、暖かなぬくもりが畳から伝わってくる。

「暑くないか?なんなら簾を下ろしてもいいってばよ」

「ううん、大丈夫。ぽかぽかして気持ちいいよ」

ナルトは少し待っていてと言うと、台所から冷たい麦茶とイチゴを一皿持ってきた。
口に入れて舌で上あごに押し付けると、果汁が染み出してきて口の中いっぱいに広がった。
ナルトはヒナタの唇に飲み込まれていくイチゴを見ながら、ふと一つの情景が思い描かれるのを感じた。
彼女の舌を絡めるように口の中を舐めまわし畳に押し倒す。
甘い果汁を味わうように刺激し、少しずつ手を浴衣の奥へと侵入させていく。
あとはそのまま・・・ここまで考えてやめた。
下品な想像は彼女の手前失礼すぎるし、無理やりするようなことは絶対に嫌だ。

「んじゃ、夕飯の支度するから。ヒナタは少し待っていて」

「あ・・私も手伝う」

「え?ヒナタはお客様だから手伝わなくても」

「末永くお付き合いください・・・・旦那様」

「はい・・・よろしくお願いします」

二人一緒にお辞儀をして、ようやく夕食の準備が始まった。
1時間ほどしてできあがったのは、天ぷらとニラの胡麻和えに豆腐の味噌汁と白飯だった。
二人とも互いの作ったおかずを堪能しながら話に花を咲かせ語り合った。
やがて、西の空から藍色の闇が広がりだすと、二人を包む空気がラズベリーのようになってきた。
実を言うとナルトは童貞を捨てている。
しかし、無理やり乗っかって堕とす自信はあっても、こんな状況下で誘うテクはまったく持っていなかった。
だが、時間が過ぎるに連れて本人も知らない親譲りの“女ごろし”の才能が、緊張をほぐしナルトをその行為へと駆り立てていく。
ナルトは手を伸ばしてヒナタの髪に手串を通した。
絹のように滑らかなさわりごごちに、口元が薄く微笑を作る。

「綺麗な黒だってばよ・・・・」

「あ・・あう・・・」

ナルトはおもむろにヒナタを抱き寄せると、首筋に軽く噛み付いた。

「ひっ・・あん・・あうう・・」

小さな悲鳴を上げて、ヒナタはナルトにしがみついた。
口を離すと、そこには青紫の朝顔が咲いていた。
鎖骨の辺りを強く吸うと、今度は真っ赤な椿が色鮮やかに咲いた。
胸元を開くと年齢にしてはかなり大きく、そして卵のように美しい胸がこぼれた。
ナルトの右手が片方の乳を優しく上下に揉みしだくと、身体中が少しずつ赤みを帯びてきた。

「い・・いやん・・・」

ヒナタはうつぶせになってナルトから逃れようとした。
だが、その拒否の言葉には明らかな期待が含まれていた。
ナルトはすばやく上から覆いかぶさると、左手で乳を揉み空いた右手で秘所を蹂躙しだした。
感じたことの無い突然の快感に、ヒナタは身体を真っ直ぐに硬直させた。
が、それも一瞬のことでナルトの指が自分の膣口を撫でるたびに甘い吐息をもらすようになった。
指が膣に挿入され、最初はゆっくりとそして徐々に激しくなっていく。

「おお!!あうっ!!ああん!!」

「きもちいい?ヒナタってばこんなに感じやすいんだ?」

「は、はい!!きもちいいです!!」

「ふ〜ん。もしかして、いやらしいこと考えながら『シテ』たの?こっそり・・・」

「な、ナルト君で・・・い・・いやらしい・・ああん!!ことを・・か、考えてました・・・」

ナルトは器用にも人差し指と中指で膣を刺激し、親指でクリトリスをリズミカルに弾きだした。

「ひゃぁぁぁぁあ!!イヤ!!イヤァァァァァァァァ!!」

「あ?イヤならやめるけど・・・」

ナルトは確信犯の表情を浮かべて、指を捻りながら引き抜こうとする。
ヒナタは慌てて膣をきつく閉じると、ナルトの指が抜けないようにした。

「あれ?イヤなんじゃなかったの?」

「いやぁ!!やめないでぇ・・・・もっと、もっと擦ってぇ!!」

ヒナタの心からの懇願に、ナルトは膣の奥を強く擦り上げた。

「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ひ・・・ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

「何が欲しいのか言わないと、あげないってばよ」

たまらないというふうに漏れる喘ぎ声に優越感を抱きながら、ナルトは攻めの手を休めようとしない。
今、イッたばかりだというのに次々と快感が襲ってくる甘い地獄に、ヒナタは気も狂わんばかりだ。
快感に身もだえし、口元をだらしなく開けてぼうっとした瞳をしている。いつもの清楚な面影はどこへいってしまったのやら、いやらしい言葉を吐き出しながら哀願する。

「あふぅ・・・ひ、ヒナタの・・あはぁぁぁ!!ヒナタのいやらしいココに・・・い、いや!!言えないっ!!いや・・いやぁぁぁぁぁぁぁん!!」

「じゃ、ずっとこのままだってばよ♪」

「そ・・そんなぁ・・・ああ!!いい!!ナルト君の指で、またイッちゃうぅぅぅぅぅ!!」

ヒナタは切ない声を上げながら、2回目の昇天を味わった。
身体を硬直させ水面の金魚のように口を大きく開け、真珠のような瞳から一筋の涙を流した。
締めつけが緩み指が抜けると、そこから愛液が流水のように勢いよく流れてきた。
勃起したクリトリスが震えているのを見て、ナルトまたあの笑みをつくるとそれを指でつまんでキュッと絞り上げた。

「キャアァァァァァァァァァァッ!!ひぎぃ・・・イグゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウッ!!」

「変態・・・・ヒナタってば、こんなに痛くしたのに感じるんだ?」

「は・・・はひぃ・・・へんはいへふぅ・・・」

脳みそがとろけてしまったように、ヒナタはようやく言葉にして伝えていた。
ナルトはさっきとは違う優しい笑みを浮かべてヒナタを抱き起こすと、豊満な胸を揉みながら優しくキスをした。
舌が絡み合い、睡液がいやらしい音を立てて混ざり合う。
その淫らな感覚にアクメの余韻が響いて、ともすると身体から力が抜けてしまいそうになる。

「はう・・・あは・・ふぅ・・・」

「それで、ヒナタってば何が欲しいの?」

ナルトは最初にしたように髪に手櫛を通しながら耳元でささやく。

「あ・・あう・・このまま・・・けだもののように、いっぱい犯して・・・好きにして・・・」

そう答えるのがやっとで、ヒナタはナルトに身体をあずけた。
膣から愛液を流しながら・・・・


すっかり出来上がったヒナタをお姫様抱っこすると、ナルトは一番広い奥座敷の寝室に歩いていった。
畳には一枚だけ、大きな布団が敷かれていた。
そこにヒナタを静かに下ろし、障子をすっかり閉めてしまうと傍に置かれた行灯に明かりを灯した。
そして、じぶんも裸になるとヒナタの唇を食むようにそっとキスした。
やがてそれは舌を絡めるように口内に侵入し、赤い果実を味わうように舐めまわすように激しさを増していった。
しばらくして互いの唇が離れると、そこには雫をたらす透明な橋ができあがっていた。
ナルトは右手でヒナタの胸を軽く揉みながら、尖って硬くなった乳首を甘く噛んだ。

「はああ!!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

乳首を刺激された瞬間、ヒナタはまたイッてしまった。
そして、左の乳房に手が伸びて両方を揉みしだかれると小さな悲鳴と一緒に吐息を吐き出す。
やがてヒナタは脚をナルトの腰に絡ませると、膣口をいきり立つ肉棒にこすり付けだした。
くちゅくちゅと湿ったいやらしい水音が、擦りあわされる股下の愛液に撥ねて何だか大きく聞こえる。
快感を求めるヒナタの腰の動きは、12歳とは思えぬほど淫らで淫欲に満ちていた。

「ふうっ!!はあ・・・ヒナタ、そんなに欲しかったんだ。なのに俺ってば意地悪して・・・ごめん」

「はっはっはっ・・・・そ、そうだよ・・ナルト君が意地悪してばっかりだから、切なかったんだからぁ・・・だから、ナルトくぅん・・・・」

言いかかるヒナタの唇をナルトのキスが黙らせた。
ぴったりと重なった唇の中で、お互いの舌がくちゅくちゅとじゃれあう。
意識がすっかり蕩けたバターになったころ、ヒナタは肉棒の先端が膣口をヌルリと滑っていったのを感じた。

『や、やっと・・・・ようやく・・・・』

涎を大量にたらして待ち構える欲張りな膣口を、一瞬でも早く肉棒で鎮めてもらうために、ヒナタは自ら腰を反らしてナルトの動きに応えた。


腰をずらすたびに、二人の肌の狭間で大量の愛液とカウパーがいやらしい音を立てる。
股下全体が性器になってしまったかのような錯覚を覚えながら、ナルトは挿入するためにヒナタの膣口に左手で握った肉棒をピタリと当てた。
亀頭の部分が粘膜に触れると、股下でヒナタの身体が震えてまた愛液が漏れ出し肉棒を濡らした。
それを塞き止めるように、ゆっくりと挿入していく。

「んんんっ!!・・・・・ん、むふぅっ!!んんんんんんんんっ!!」

初めて感じる異物感に、ヒナタはくぐもった叫び声を上げた。
だが、その声は痛みを訴えるような悲鳴ではなく、快感に打ち震える女の悦びが多量に含まれている。
それでも、ナルトはヒナタが慣れるまで待つことにした。
『急いてはことを仕損じる』の格言どおり、言うことを聞かない『暴れん棒将軍』を躾けることは成功につながるのである(?)

「ん・・・ナルトくぅん、はやくぅ!!意地悪しないでぇ・・・・・」

「あせらないで・・・・それに、ヒナタのこと好きだから大事にしたいし・・・」

「え・・・わた・し・・?」

「うん・・・・」

言葉の断片からナルトの優しさが伝わってくる。
ヒナタは嬉しくなって強く抱きついた。

「いやぁ・・・・・わたしだけじゃいやぁ・・・ナルト君もよくなって」

ナルトは無言のまま頷くと、ゆっくりと動き出す。
肉棒が膣内を生き物のように行き来すると、ヒナタは身体を強く震わせながら悲鳴を上げる。
自分の全てがナルトのモノになるようにヒナタは強く願った。

「ふっ!!ふぉぉぉぉぉっ!!あふっ!!あふっ!!」

「ん、くうっ・・・・・ヒナタってばすごく強く締め付けてくる。やーらし・・・・」

「ん!!いやぁ・・・いわないでぇ!!」

まったく意味を成さない否定の言葉を吐き出しながら、ヒナタは快感に悶え狂っていった。
また唇を重ね合わせ、さらに激しく結合しようと腰の動きがどんどん激しくなっていく。
膣が肉棒を離すまいとするかのようにきつく締められる。
でも、最初の指攻めの所為でどろどろになった割れ目は抽送を引き止めることが出来ない。

「んんっ!!ん、んくぅぅぅぅぅぅぅぅ!!んんんんんんんっ!!」

ヒナタは必死になって首を振りナルトの腕から逃れようとするが、抱え込まれた右腕が腕枕になっている限り100回やっても唇を離すことは出来ない。
膣内の奥に亀頭を押し付け、入り口まで一気に引き戻してまた勢いよく挿入する。
膣壁が亀頭を弾くたび、ヒナタは敏感に反応する。

「〜〜っ!!んふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!んふぅぅぅぅぅぅ!!」

角度や早さを変えながら行き来していると、そのたびにヒナタの股下から振動が伝わってきて快感の度合いが判断できる。

「んふぅぅぅぅぅぅぅぅ!!ん―――――!!」

ぴたん・ぴたん・ぴたん・・・・

ぱんっ!!ぱんっ!!ぱんっ!!ぱんっ!!ぱんっ!!

そして、陰核の裏を思いっきり擦るとヒナタは唇を離して悲鳴を上げた。

「んんんんんんんんんっ!!ぷはっ!!きゃはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあんっ!!」

「ん?ヒナタってばココが一番感じるの?」

質問しながらなおも擦り上げる。

「んあぁ!!ひぃぃぃぃぃっ!!」

「お〜い、聞こえてるか〜?」

牝と成り果てた少女の痴態に、ナルトは胸の中に強い欲望と支配感が湧き上がってくるのを感じた。
ナルトはヒナタの腰を抱えて抱き起こした。

「はうっ!!ひっ・・・・ぐっ!!・・・・・かはっ・・・」

駅弁になって激しく突き上げられ、ヒナタは一瞬呼吸困難に陥る。
やがて何度も揺すられるたびに意識を急速に覚醒させ、また獣のように悲鳴を上げてナルトを求めた。

「はひぃぃぃぃんっ!!あぐぅぅぅぅぅぅ・・・・んおぉぉぉ!!いい!!いいよ!!」

「じゃ、さっきの質問に答えて・・・?」

「はう・・・へ?いやぁ・・・うごいてぇ!!」

「答えてくれたら動いてあげるってばよ♪」

ヒナタは観念したように頭をナルトの肩に乗せると、自分がどんなふうに感じたのか言葉にしはじめた。

「あ、あの・・・・クリトリスが弾けちゃうの・・・」

「ふ〜ん・・・・・それからどうなる?」

質問しながら奥まで強く突き上げると、ヒナタの背筋からお尻までブルブルと震えだした。

「あひぃぃぃぃっ!!は・・・弾けてお腹の下がすごく熱くなるのぉっ!!いっぱい突かれるとびんびん響いて、お汁もいっぱい出てきて・・・・い、いっぱいおちんちんで感じちゃうのぉぉぉぉぉっ!!」

ヒナタの告白が終わると、ナルトは再び激しくピストン運動を開始した。
陰核の代わりに今度は人差し指を菊門に押し当てると、愛液をよく塗りこめて一気に刺しいれた。

「ひぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!こんなぁ、やはぁ!!抜いてぇ、わたしダメになっちゃうよぉぉぉぉぉぉ!!」

たまらず背中をそらせて悲鳴を上げる。
すると、ナルトはヒナタの耳元で優しく魔性の・・・もとい魔法の言葉を囁いた。

「そう言っても、ダメだってばよ。ヒナタが何を言っても、止めてやらねぇってばよ・・・・でも、もしそうなっても俺がずっと傍にいてあげるから。だから安心して、俺の奥さんになって・・・・」

その言葉を聞いてヒナタは一瞬にして、自分の未来のワンシーンを予知してしまった。
激しく突き上げられてナルトに許しを懇願しながら、聞きいれてもらえずに延々とオルガズムに晒され続ける夜の性活・・・・何て素敵な毎日だろう!!
涙と涎でいやらしい顔になっているのに、アソコはナルトの肉棒を求めて離そうとしない。
甘美で危険な姿を想像するだけで、子宮ごと抉られるような悦楽がヒナタを襲った。
ナルトの肉棒が強く締めつけられる。

「うおっ・・・そっか、ヒナタもやっぱり欲しいんだ?」

「あぁ・・いやぁ・・・・いやぁ・・・・ひぃぃぃぃっ!!」

自分のあまりのいやらしさに恐怖を感じたそのとき、ナルトの肉棒が膣壁を押しのけて子宮を激しく突き上げた。

「あくっ!!ああ、いやぁぁぁぁ!!きちゃう、もうきちゃうよぉ!?あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

その一突きでヒナタは絶頂に達していた。
だが、ナルトは宣言どおりヒナタを解放しようとはせずさらに激しく腰を突き上げる。
お互いの欲望のボルテージがMAXを振り切った。

「うあぁぁぁぁぁぁぁっ!!いぐぅ、いぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!ナルトくぅん、ナルトくぅぅぅぅぅぅぅぅん!!」

「ぐうっ!!う、うおお・・・・・」

ヒナタは最高の絶頂を感じたくて、ナルトが突きこむのに合わせて思い切り腰を引き寄せた。

「〜〜〜!!」

子宮を今までで一番強く抉られて、ヒナタの膣が激しすぎるほどの悦楽に悶え狂う。

そして、次の瞬間!!

ドグンッ!! ドグンッ!! ドグドグドグドグドグッ!!
ドプゥッ!! ドプシャァァァァァァァァァァァァァッ!!

「「くぅ!!うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」

二人の叫びがシンクロし、絶頂が襲い掛かってくる。
同時に昇天するも、ヒナタにはその一歩奥の悦楽地獄が待っていた。

ドププププププププッ!! ドップゥ!!

「ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!あひぃ、いやぁ、熱い!!あづいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

ぐりぐりと押し当てられた亀頭の先端から、大量の煮えたぎる精液を噴射されて子宮口が蹂躙されながらこじ開けられ子宮の中に白濁が満たされていく。
ショッキングピンクの地獄にある釜の中で、ヒナタは永遠とも思える淫乱地獄に浸っていた。
全てが漸く終わったときには、

「あうぅ・・・・・・あ・・ナル・・ト・・・・」

愛しい人の名前を虚ろな瞳で呟いて、ヒナタはそのまま無意識の海の底へと沈んでいった。


どれくらいの時間が過ぎたのか。ヒナタはまどろみの中、ようやく目を覚ました。

「よっ♪起きたか?」

「あ・・・あう・・・」

ヒナタは激しかった昨夜からの痴態を思い返すと、顔を真っ赤にして再びふとんに隠れようとした。
が、力で勝るナルトに引っぺがされて結局赤面したままお話しすることになった。

「わたしね、ナルト君があの先生を殴っているの見たときちっとも怖くなかったんだよ」

「へ?!それっていったい・・・・・」

ヒナタは少し寂しそうな顔をすると、あの夜の真実を語りだした。
身体の欠陥が原因で命を奪われかけ、あろうことにその首謀者は一族を指揮する長老たち。
屋敷で寝ていなさいと止められて、こっそりと着いていった先には処刑場。
幼い耳で聞こえた怨みの声とその姿、今も脳裏に焼きつき離れない。

「それで知ったの。わたしが生きているこの世界は、キレイな物だけ反芻しながら生きていけないんだって。皆、そんなこと少しも考えずにいるからキタナイ物を見ると嫌な顔して喚いて怖がって・・・・だから、ナルト君はとてもすごい人だと思う」

「でも、ごめんね・・・・わたし・・ナルト君の赤ちゃん・・・・うっ・・・うっ・・・」

ナルトは泣きじゃくる少女を優しく抱きしめた。

「ヒナタ・・・俺、お前に一つだけ言ってないことがある」

「ぐすっ・・・・何?」

生まれて間もない頃に、封印された白面の者。
チャクラを供給されるうち、ふと気がついた治癒の力。どんな大きな傷でもたちどころに治癒し、元気な体を取り戻す。
やがて突き止めし事実は、その名のとおり『半不老不死』
心の臓の鼓動は、日に日に静かになりゆき気づけば一年で10万回。

「俺はお前と同じ時間を生きることは出来ない。このままじゃな・・・・」

「じゃあ、どうしたらナルト君と一緒に生きていけるの?」

「『契約』をお前に施せば、お前の成長速度は俺と同じになるってばよ。ただし、一度契約を交わせばヒナタは永遠にその身体とチャクラを俺に供給することになる。それでもいいってば?」

「こ・・こんなわたしでよければ、もらってください・・・・」

「わかった・・・・」

ナルトは改めてヒナタと向き合うと、また舌を絡めあうキスをした。
そしてヒナタを押し倒すと、首筋に牙を突きたてた。

「あうっ・・・はあん・・・!!き・・もち・・いい・・・・」

噛まれたところから赤い血が滲み出し、やがてそれはゆらめく九つの炎のカタチになって焼きついた。


決して抜けることの出来ない淫楽地獄への招待状を、無垢な少女はその身に刻む。
決して外すことのできない魔性の首輪を牙の少年にはめ込まれ、行き着く先は誰も知らない闇の中。


別のある場所では、銀髪の少年が満月を肴に酒を飲んでいた。
やがて、突如立ち上がったかと思うと右手に青黒い炎を宿らせ空を凪ぐように振り払った。
そして、決意した瞳で夜空を見上げた。

『うちはイタチ・・・サスケ・・・俺はお前たちを、必ず殺す!!』

狼の片割れが現れるのは、もう少し先のことになる。


あとがき

レポートがひと段落して、何とか続編を投稿するに至りました。前回もたくさんの感想をありがとうございます。これをはげみに、精進していきたいと思います。

さて、レス返しです。

アト様・吹風様>
児童教育の講義で習ったことで、『人間は生まれ育った環境によって、性格や行動が変化する動物である』ということを文に書き起こしてみました。
原作ではどうだったのかわかりませんが、我愛羅のように死と隣り合わせの日々が当たり前の生活だとしたら『自分ひとりだけが信じられる』と思っても無理はないと思います。
さらに死の恐怖と戦わなければならない戦場においては、どれだけ『冷静』かつ『狂った』心でいられるかが重要視されると考えられます。少し極端すぎるでしょうか?
たまにニュースで『戦場における兵士の自殺』について論じることがありますが、私が読んだ心理学の学術書によると、

『(戦場における)自殺者の傾向は特に新兵に多く見られる傾向があるようだ。彼らの多くが自分が殺したもしくは殺したと考える人物が現れたり、蛇口から大量の血液が流れ出してくるなどの幻覚症状によって心身衰弱状態に追い込まれ、自ら命を絶ってしまう』

ということだそうです。
また、今回ダンゾウやイルカにスポットを当てたのは、『本当の意味で考えている人間』を自分なりに選び出してみたためです。
イルカは原作でもナルトのために本気で怒り、悲しみの涙を流すことが出来る教師。
ダンゾウは本当の意味での『平和と戦争』について本気になって考えているからこそ、あえて冷たい合理主義として矢面に立てる男と考えました。
三代目のように人間として立派だからといって、戦場において立派な軍人であるとはいえません。
もし、三代目が軍人としてまた里長として未来を考えているのならば、大蛇丸を真っ先に殺害できているはずなのですから。
それから、ヒナタを強い意志を隠し持った少女として描いたのは、原作を読んで私自身が考えた彼女の姿を投影したからです。
他人の意見に流されがちで自分の気持ちを伝えられないのは、別の方向から見れば包容力のある心の大きな人ではないかと考えました。
また、ネジ戦での決意の表情が私のヒナタ像を定着させました。

カットマン様>
あなたが感じた矛盾点は、今回書き起こした小説の中で説明したつもりです。前回の小説で表現の仕方が稚拙だったために、おかしな読まれかたをされたところは他にも数多くあると思います。ご指摘、ありがとうございます。

レイス様・ヒ素様>
ダンゾウをかっこいいと言っていただいてありがとうございます。これからも「ナイスガイなダンゾウ」を目指して頑張りたいと思います!!(できるのか?)

YUKI様>
狂気と正常の狭間に生きるナルトを応援してくださり、ありがとうございます。
しかも、拙作を参考にしたいと言われるのもはじめてです。これからもよろしくお願いします!!

ジェミナス様>
はい!!影技です、SHADOWSKILLです!!
バトル系漫画の中でも一番使わせたいと考えて、今回はナルトに装備しました。
とはいえ、私は漫画自体を全巻持っておらずビデオも『幻のACT・16:KARUMA』しかないので資料探しにはネットを使い、オリジナル奥義のイメージには格ゲーの攻略本から書き起こすという状態でございます。
武技言語はエレと同じにするかオリジナルにするか考えていますが、意見がありましたらばよろしくおねがいします。
オリキャラ・『うちはカムイ』は武器を使用せず格闘技(KOF系の炎使い)+オリジナル写輪眼を使わせようと考えております。
なお、もうひとつネタを披露すると餓狼はほとんどが『念能力者』であると考えてください。


拙作の原動力は皆様からのレスによるものです。足りないところが多々ありますが、これからもよろしくお願いします。
では、次回でまたお会いしましょう!!

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