インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始

「退屈シンドローム 第4話(涼宮ハルヒの憂鬱+ドラえもん)」

グルミナ (2006-07-12 06:53/2006-07-13 20:29)
BACK< >NEXT

 太陽の無い灰色の空。人のいない街。虚構と現実の狭間を思わせる、曖昧なまま確立しているような矛盾。

 それがこの世界、閉鎖空間。

 自らを「仕組まれた超能力者」と称する謎の爽やか系アイドル青年、古泉一樹の言葉を借りるなら、我々の住む世界とは少しだけズレた所にある違う世界。

「地上にお椀を伏せたような、ドーム状の空間を想像して下さい。ここはその内部ですよ。半径は凡そ5km。通常、物理的な手段では出入り出来ません。一部の例外を除いて、ですけどね」

 暗灰色の空へと一瞬視線を移し、古泉は人を食ったような笑みを浮かべた。まるで、「自分はその例外だ」とでも言いたいかのように。

「色々と訊きたい事はあるでしょうが、まずは場所を変えましょう」

 そう促して身を翻す古泉の背中を黙って追い掛ける以外の選択肢を、僕は見つける事が出来なかった。先方はどうやら僕の事をよく知っているらしく、加えてこの世界自体も向こうのテリトリー。

 古泉が敵にしろそうでないにしろ、今は大人しく従うのが無難と言えるだろう。

「突然話は変わりますが、貴方は世界がいつから存在していると思いますか?」

 時が止まったように沈黙した住宅街を歩きながら、古泉は何気ない素振りで背後の僕へと問い掛けた。というか、本当に唐突に変わったと思う。

「少なくとも恐竜時代は存在していただろうね」

 実際に時を遡って危うく喰われそうになった事が何度かあるから、これは自信を持って断言出来る。それ以前の事は知った事ではないが。

「中々アバウトな考え方ですね」

 まるで苦笑でもしているように、古泉の肩が小さく震える。別にウケを狙った訳ではなく、思ったままを素直に口に出しただけなのだが。

「ですが我々は一つの可能性として、世界が三年前から始まったという仮説を捨てきれないのですよ。もしかしたら、この世界は一人の少女によって創造されたのではないか、と」

 IFの可能性を考えるだけなら幾らでも言えるだろう。この惑星が誰かの夏休みの自由研究として創造されたという可能性も、もしかしたら在り得る訳だし。

「とてもユニークな考えだとは思いますが、僕の言いたい事はそういう事ではありません」

 肩は震えていなかったが、苦笑する気配が古泉の背中から伝わってきた。

 赤信号を無視して交差点を横切り、古泉は北校へと続く坂道を上り始める、

「……もし、貴方を含める全人類が、それ以前の記憶を植え付けられ、ある日突然世界に生まれてきたのではないか。全宇宙があるべき姿をあらかじめ用意されて世界が生まれ、そして総てがそこから始まったのではないか。我々の危惧している仮説とは、つまりはそういう事です」

 僕は眉間にしわが寄るのを自覚した。幾ら何でも、それは流石に突拍子が過ぎるだろう。

「それは流石に無いだろう。等価交換の原則を気取る訳じゃないけど、無から有を造るにはそれなりの時間と過程と労力を必要とする筈だ。ミッシングリンクだとか神の悪戯だとかいう進化の空白やら矛盾やらは置いておくとして、この惑星に蒔かれた生命の種が芽吹き花を咲かせるまでの時間と過程は確かに存在していただろうさ」

「それが確かに道理でしょう。しかし、例えば仮想空間を考えてみて下さい。貴方が脳に電極を埋め込まれ、見ている映像や匂いやテーブルを触った感触等が、全部直接脳に与えられている情報なのだとしたら、貴方は果たしてそれが本当の現実でないと気付く事が出来るでしょうか? 現実とは、世界とは意外にも脆いものなんです」

 それは、確かにそうかもしれない。喩え偽物の世界だろうと、その自覚が無ければそれがそいつにとっての現実になる。寧ろ見た事も無い現実の世界こそが、唾棄すべき幻想だと言えるだろう。

 そう考えてみると、古泉の言葉は存外奥が深い。我此所に在る、故に我此処に在り。文法的には珍妙な言葉だが、自分が此処にいると信じた場所こそが、そいつにとっての世界であり現実であるのだ。

「我々の上層部は、この世界をある存在が見ている夢のようなものだと考えています。我々は、いやこの世界そのものがその存在にとっての夢に過ぎないのではないかとね。あらゆる因果律を司り、総ての摂理を掌握し、我々が現実と呼ぶ世界を自らの思うがままに書き綴る存在。人間が定義するところの、神。そして我々は不幸にも、眠れる神を見つけてしまったのかもしれない」

 僕は古泉の背中を無言で見上げた。

 宝くじで当たった惑星で出会った黄金の巨人の姿が、不意に僕の脳裏に蘇った。自らを「種蒔く者」と称し、その名の通り地球や火星に生命の種を蒔き生命を誕生させた、貌無き創造主。アレの更に上がいると言うのか。しかも古泉の話から推察すれば、すぐ近くに。

 ……悪い冗談だと思いたいね、まったく。

「我々は戦々恐々としているんですよ。万が一、この世界の神の不興を買ったら、神はあっさりと世界を破壊して一から創り直そうとするかもしれません。砂場に作った城の形が気に入らなかった子供のように」

 背を向けている古泉の顔は見る事が出来ないが、その言葉からは冗談を言っているような気配は感じられなかった。少なくとも古泉は真剣に怖れているらしい。この世界が、簡単に崩れ去ってしまうかもしれないという可能性に。そして彼がこの世界に、愛着を抱いている事も。

 ……ところで今更な話かもしれないが、今まで長々と語り合ってきた創世論議は、この閉鎖空間やら古泉の正体やらに一体何の関係があるのだろうか?

「別に何の関係もありませんよ」

 長々と続く坂道を上りながら、古泉はそう言ってあっけらかんと笑った。

「実はもう一人、世界の成り立ちやら我々の存在意義やらについて色々と説明するべきかもしれない人がいるんですよ。寧ろその人の方が本命と言えますね。貴方に話したのは、まぁ予行演習みたいなものです」

 だからもう少しこの無駄話にお付き合い下さい、と古泉は足を止め、眼下の街を見下ろした。

 いつの間にか僕達は山の中腹まで上っており、薄暗い街の姿がよく見える。

「閉鎖空間に侵入出来る人間は僕だけではありません。僕は末端なので正確には知りませんが、地球全土で十人くらいでしょうか。その全員が『機関』に所属している筈です」

 無人の街を見下ろしながら、古泉は遂に自分の正体を語り始めたらしい。それにしても、『機関』と来たか。言われてみれば古泉の言葉は複数形だった。まるで彼以外にも同じような人間がいるかのように。

 そんな単純な事にも気付かなかったという事は、僕はこの閉鎖空間という世界にそれなりに混乱していたという事だろうか。それとも古泉の話が難し過ぎて脳が過負荷に熱暴走しかけているのか。

 どちらにしろ、僕がこの三年の間に随分と平和ボケしていたらしいという事に変わりは無いが。

「我々『機関』は三年前の発足以来、とある人物の監視を最優先事項にしています。名目上、その為だけに存在していると言っても過言ではありません」

「さっき言っていた『眠れる神』とかいう女の子を?」

 僕の問い掛けに古泉は無言で頷いた。

「三年前のある日、突然僕は自分に、ある能力が備わった事に気付きました。その力をどう使うべきかも、僕と同じ力を持つ人間が僕と同様に力に目覚めた事も。そしてこの能力が誰にもたらされたかと言う事も。最初はパニックでしたよ。怖い思いも随分しましたしね。すぐに『機関』からお迎えが来て救われましたが、それは同時に慣れ親しんだ平穏な日常世界からの追放をも意味していたんです」

 そう言って自嘲するように浮かべられた古泉の笑みは、今まで僕に向けられたどの表情よりも力無く、果敢なく、そして感情的だった。

「我々『機関』の存在意義にして僕達『仕組まれた超能力者』の存在理由でもある、神になりえる力を持つ少女。彼女の存在を知る者は、我々だけではありません。様々な勢力が彼女の掌握を目論み、敵対勢力同士で血で血を洗う抗争を続けているというのが現状です」

 超能力者も大変なものだ。同情は逆に神経を逆撫でしかねないから敢えてしないが。

「他人事ではありませんよ? 貴方の動向もまた我々の最優先警戒事項の一つに入ってるんですから」

 何気なく付け加えられた古泉の聞き捨てならない科白を、僕は危うく聞き流してしまう所だった。

 ちょっと待て。僕はどこにでもいる普通の高校生だし、謎の超能力集団に睨まれるような事をした覚えも全く無い。……それ以外に逆恨みされそうな事はそれなりに結構やったかもしれないが。

「それを訊きたいのは僕の方です。上の人は何も説明もしてくれませんし、『機関』のデータベースに入力されている貴方の情報には幾重にも厳重にプロテクトが掛けられている」

 仮面のような笑みを消して僕の顔を一瞥し、そして次の瞬間、古泉は弾かれるように街へと視線を戻した。

「……どうやら時間切れのようですね。下を見て下さい」

 古泉の言葉に促されるように、僕は眼下に拡がる街を見下ろし、

 青く光る巨人を見た。

 付近に高層ビルでもあれば解り易かったかもしれないが、恐らくそれ位はある巨躯。くすんだコバルトブルーの痩身は発光物質ででも出来ているのか、内部から淡い光を放っている。目鼻立ちと言えるものも無く、輪郭もはっきりとしない。

 目があるらしき部分に浮かぶ不気味な暗い陰が、一瞬僕を見たような気がした。

「《神人》、我々はあの青い怪物をそう呼んでいます」

 淡々と語る古泉の声が、やけにはっきりと鼓膜に響く。

 古泉の言葉に反応するように巨人は億劫そうな動作で片手を上げ、次の瞬間、握った拳をハンマーのように振り下ろした。四階建てのアパートがコンクリートと鉄筋と瓦礫を吐き出しながら砕け散り、まるで隕石でも墜ちたようにアスファルトの地面が擂り鉢状に陥没する。

「《神人》が出現するから、閉鎖空間は生まれる。言ってみればこの世界は、あの怪物の遊び場です」

 世界を覆い尽くす程の轟音の中で、しかし古泉の声は掻き消される事無く僕の耳に届く。

「そして僕達は、巨人を狩る者」

 古泉の呟きに呼応するように、灰色の空に突如赤い流星が奔った。裂傷にも似た数本の赤い軌跡を刻みながら、流星は弾丸のように巨人へと翔ぶ。

「僕の同志ですよ。僕と同じように力を与えられた、仕組まれた超能力者」

 赤い流星は、淡々と街を破壊する青い巨人の周囲を衛星のように周回しながら、振り下ろされる両腕を回避し、隙を見つけては軌道を変えて巨人の身体に文字通り光速で突撃を仕掛けていた。

 だが巨人は自分の前を飛び回る豆粒のような赤い光など目に入らない様子で、機械的な動作で腕を振り下ろす。轟音と共にまた一つ、無人の街にクレーターが生まれた。

「さて、そろそろ僕も参加しますか」

 吐息と共に、突如古泉の身体から赤い電光が迸った。電光が爆ぜる毎に赤い光はその規模を拡大し、たちまちの内に古泉の身体は赤い光の球体に飲み込まれていった。

 僕の目の前に立つのは赤い半透明な光の玉。その内側に、薄らと古泉の姿が視認出来る。

 その様はどこかカプセル入りのガチャポンの景品を連想させ、些かシュールだった。

「貴方も中々人が悪いですね。一瞬納得しかけてしまいましたよ」

 ふわりと浮き上がった赤い光球の中で古泉は苦笑を浮かべ、そして赤い閃光となって巨人へと飛び去った。

 今更僕の言えた事ではないが、敢えて言わせて貰おう。デタラメだ。

 古泉を加えた赤い光群は趣旨替えでもしたように猪突猛進な特攻攻撃を中止させ、磁石に引き寄せられた鉄屑のように突如巨人の身体に密着した。そして巨人の身体を這うように一周する。

 瞬間、赤光の描いた軌跡を追うように巨人の身体に無数の筋が走り、巨人の上半身が崩れ落ちた。斜めに入った線を滑るように頭部がずり落ち、肩が崩落し、そして駄目押しとばかりに腰から上が転がり墜ちる。切断された部位は青い光をモザイク状に霧散させ、溶けるように消滅していく。

 山の中腹から眺めていたおかげで遮蔽物が無く、僕は一部始終を観劇する事が出来た。身体の半分以上を失うと同時に、辛うじて地に立っていた二本の脚が音も無く倒壊。風に吹かれた砂の城にように青い光を撒き散らし、跡形も無く消滅する。瓦礫の山と化した街に、静寂が舞い戻った。

 上空を旋回していた赤い光群は、巨人の消滅と共に四方に散った。大半は灰色の空の向こうに消え去ったが一つは僕に向かって飛んで来て、アスファルトの斜面に軟着陸を決めた。

 赤い光が徐々にその輝きを失い、最後には気取った手つきで髪を撫でつけている古泉の姿だけが残った。

「お待たせしました」

 食えない笑みを浮かべる古泉の顔には汗一つ浮いておらず、また息を切らせた様子も無い。恐らく古泉にとってはこれが日常なのだろう。この灰色の世界も、青い巨人も。

「最後に、もう一つ面白いものが観れますよ」

 言いながら天高く掲げられる古泉の右手を追って僕は灰色の空を見上げ、そして絶句した。

 巨人によって穿たれた無数のクレーター、その上空に亀裂が入っていた。孵化の時を迎え卵をつつくの雛鳥ように、羽化の時を迎え蛹圧し拡げる蝶のように、白い光が蜘蛛の巣状に拡がる亀裂の隙間から差し込む。

「あの青い怪物の消滅に伴い、閉鎖空間も消滅します。ちょっとしたスペクタクルですよ」

 古泉の説明口調が終わるかどうかの内に、亀裂は地上にまで到達し、

 次の瞬間、まるで風船が割れるかのように光が爆ぜた。

 砕け散った世界の欠片が白い光に呑み込まれ、つんざくような轟音が鼓膜を打つ。

 古泉が何かを言っている。しかし轟音に掻き消されて何も聴こえない。

 五感の総てが光に塗り潰されていくような奇妙な感覚。それを最後に、僕の意識は途絶えた。


 ● ● ●


 気がつけば僕は茜色の夕焼けを背に受けながら、坂道の中腹から独りで街を見下ろしていた。

 穿たれたクレーターも灰色の空も古泉の姿も、あの奇妙な世界で僕が体験した現象の総てが、世界からその痕跡を消している。

 夢だったのかもしれない、だが夢だとは思えない。

 光の中で古泉が呟いた最後の言葉が、僕の脳裏に鮮明に蘇る。僕に読唇術の心得は無い筈だが、光と轟音の中、その唇の動きの意味だけは何故かはっきりと読み取れた気がした。

ーーま・た・あ・い・ま・しょ・う……

 あの瞬間、古泉は確かにそう言っていた。

 掌にズキリと鈍い痛みが走り、僕は右手へと視線を落とした。いつの間にか握り込んでいた拳は血の気を失い、食い込んだ爪は皮膚を突き破り赤い雫を滴らせている。

 また一つ、夢でない証拠を見つけてしまった。

 恐怖。僕はあの瞬間、どうしようもない恐怖を確かに感じていた。

 太陽の無い灰色の空、街を破壊する青い巨人、赤い流星となり空を斬り裂く仕組まれた超能力者。そんなものは、どうでも良い。

 ただ、予感がした。音も無く忍び寄る非日常の奔流が、僕の意志とは無関係に日常が浸食していく。そんな予感が。

 それが、怖かった。この退屈な日常が理由も解らないままに音を立てて崩壊する。そんな根拠も無いただの予感が、僕には酷く恐ろしいものに感じられた。


ーーーあとがきーーー
 グルミナです。『退屈シンドローム』第4話をお届けします。今回は何だか山無し谷無しオチ無しで、展開もセリフも原作コピペっぽくてちょっと鬱。精進精進……。
 今回最後にのび太が非日常の到来に恐怖を感じていますが、これについて少し言い訳をさせて頂きます。のび太は過去殆どの場合『異邦人』として非日常に関わってきました。非日常が日常を侵すのではなく、自分が非日常の世界に出張する感じで。だから幾ら非日常に慣れていても、日常が変わってしまうのは怖いのではないかと思います。
 次回そろそろSOS団が結成、……してくれたら良いなと思ってます。

>シヴァやんさん
 はじめまして、読んで下さってありがとうございます。
 未来謹製の猫型タヌキ、今後ドラの呼称はコレで逝こうかと考えています。
 ノビタの性格変貌の理由は、本編中においおい語っていけたらと思っています。

>剣さん
 ハルヒはジャイア二ズムの継承者で間違いないでしょう。
 鉄人兵団のネタ二つ、そういえば「いくじなし」の科白はリルルのものでしたね。

>D,さん
 のび太は昔から結構言いたい事はスッパリ言っていたので、ハルヒ相手にも言いたい放題言いそうです。少なくともこののび太は、その方向でいきます。
 鏡の世界、実際に今回のび太が迷い込んだ世界の正体は閉鎖空間でした。

>名前がない程度の(略さん.
 こののび太の直感はある意味ニュータイプ並です。本人は妄想を口に出してみた程度の認識しかないでしょうが。
 朝倉生存フラグ、今の段階ではどう転ぶか解りませんね。

>蓮葉零士さん
 ハルヒの叫びがのび太を呼んだのかもしれないですね。世界は幾らでも変わっていける断言出来る生き証人ですからね。
 キョンより一足早く非日常に邂逅したのび太。彼らの歩んでいく道を歩んでいく道は、……きっとすごく賑やかでしょうね。色々な意味で。

>maktさん
 ハルヒがのび太に苦手意識、言われてみれば確かに抱いてもおかしくないですね。正反対の価値観感からくる衝突も、きっと避けられないでしょう。
 ……キョンの苦労、2倍どころか2乗?

>良介さん
 前回今回は前編後編に分割してみました。閉鎖空間で一話使いたかったので。.
 因果律の修正でも掛かっていそうな巻き込まれ体質は、今後も更にグレードアップしていく予感です。
 のび太が何話まで逃げ切れるか、意外と早く肚を括るかもです。

>樹海さん
 はじめまして、読んで下さってありがとうございます。
 のび太の巻き込まれる異常事態、しかしその殆どが自業自得とか因果応報とか言いたくなるのは気のせいでしょうか?
 秘密道具、消失編で一つだけ出すつもりですが、それ以外は今のところ保留です。ハルヒサイドにも万能キャラがいますので。
 しずかちゃんやジャイアンスネ夫の登場は、もう暫くお待ち下さい。

>momoさん
 はじめまして、読んで下さってありがとうございます。
 のび太らしくないですか……。耳の痛い言葉です。
 お人好しな面は残したつもりでしたが、……精進します。

>HEY2さん
>人生の彩は畢竟君次第
 非日常への案内人役を古泉にしたのは、単に古泉を出したかっただけです。(笑
 転校前なので、制服は学ランです。
 パーマンの登場は、……色々と壊れそうなので期待しない方向でお願いします。
>田端さん
 『ツリ目の四角い眼鏡をした』のび太、「彼」はちょっと遠慮しておきたいところデスね……(汗
 とりあえず眼鏡は丸いのを想像しておいて下さい。

>rinさん
 のび太とドラの別れ、ハルヒクロスだからこその別離を考えています。そしてのび太の変貌もこれが原因だったりそうでなかったり……。
 閉鎖空間に迷い込んだ理由は、……間の悪さでしょうね。

>ななしさん
 はじめまして、読んで下さってありがとうございます。
 「非日常」を求める「一般人」と「非日常」を経験した「一般人」の対比、更に「非日常」に拉致られた「一般人」も絡めて色々とやっていかせようと思っています。

>蒼夜さん
 はじめまして、読んで下さってありがとうございます。
 のび太の高校生活の適応は、……まぁ「人生色々」を地で逝く彼ならばこの程度の環境の変化にはすぐに追い付けるでしょうね。
 神がかったのび太の射撃能力、最初の発言は対朝倉戦辺りでしょうね。

>龍牙さん
 ハルヒはきっとのび太の本質を見切っているんでしょうね。こののび太、結構ヘタレですから。
 古泉を早めに出したのは、単にこのキャラが好きだったという理由だけだったり……
 機関ののび太への対応は古泉の言った通り、警戒はしていても正面から事を構えるともりはない、です。
 冒険磁石なのび太の受難は、まだまだこれからです。

BACK< >NEXT

△記事頭

▲記事頭

yVoC[UNLIMIT1~] ECir|C Yahoo yV LINEf[^[z500~`I


z[y[W NWbgJ[h COiq O~yz COsI COze