インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始

「崩壊からの帰還 第五話 『戦いの幕開け』(元ネタ仮面ライダー龍騎+魔法先生ネギま!)」

かわめん (2006-06-11 23:59/2006-06-13 16:16)
BACK< >NEXT

「修学旅行で護衛任務…ですか?」
私は修学旅行の告知を受けた当日、学園長室に呼ばれ、唐突に護衛任務を命じられた。
「うむ、ネギ君にも色々お願いしておるがの。念の為、城崎君は別行動での護衛をお願いしたいのじゃ。」
「別行動と言うと、修学旅行を休んで、単独で?」
私がジト目で見ると学園長は目をそらした。は〜、楽しみだったのにな、京都での集団行動…
「エヴァ君はここが離れられんからの。こちらが手に入れた情報によると京都にはわしらと敵対する組織【関西呪術協会】があるんじゃよ。」
なるほど。もしこちらの情報がある程度ばれている事を仮定として考えるならば…
「護衛対象は学園長のお孫さん…このかちゃん……ですね?」
学園長が頷く。学園編入当初にネギ先生から紹介された彼のルームメイトの二人のうちの一人を思い出す。
どことなく柔らかい雰囲気を持つ、アレは癒し系と言うのだろうか?そういう感じがする子だった。
しかし、なぜ彼女が?確かに学園長の孫であるからには利用する手はいくらでもあるが…
「あの女は内包魔力、これは生命エネルギーにも相当するが、それが異常に高い。」
考え始めた俺の考えを当てるかのように一緒に居たエヴァちゃんが詰めチェスをしながら話してくれる。
「これがどういうことか分かるか、シンジ?魔力はある種生贄に最適なのだ。つまり何かを降ろすのに最も最適とされている。」
考える。この世界には魔法がある…と言うことはある種悪魔のようなものを……
「まさか?!」
「その通りだ。あの女が敵の手に落ちれば、この世界を震撼させるほどの者が召喚可能と言うわけだ。」
エヴァちゃんが私の考えを肯定するかのように言う。そして、私を指差す。
「私も離れる方法が無い訳じゃない。しかし、今ここにイレギュラーな存在が居る。そうお前とテヅカだ。」
はう、そう言われると非常に辛いのですが……受けざるを得ない…だろうなあ。
あ〜〜〜あ、グッバイ京都観光………

修学旅行当日、私はネギ先生と同じ新幹線……かな?多分……だが違う車両で見ていた。
1車両後ろなのでばれないように髪をまとめ、帽子をしてサングラスをかけている。
この車両は『何故か』キャンセルが多くプライベート車両のようになってしまっている。何かと好都合だ。
前の車両ではネギ先生のクラスが賑やかに騒いでいる。ああ、またあの双子か。
ん?あの子が刹那ちゃん、もう一人の護衛か。なんだろう?このかちゃんと彼女の間に橋が見えるけど、片方が拒否しているような…
「城崎、悩んでいるところ悪いが早速来たぞ、前の車両の上に気配を感じる。」
それを聞くと同時にぷちだいばーをストラップから外し、デッキを構える。
「変身。」
近くにある反射鏡に向けて構えるとベルトが装着される、そしてデッキを装着し変身。鏡の中に入る。
「久しぶりだね…」
私はミラーワールドに入る際に乗る乗り物…ライドシューターに乗り、鏡世界を経由し天井に上がる。
目の前にいるのはなんと言えばいいだろう……武者の妖怪?
これが学園長に聞いた敵が使うと言う式神と言う奴だろうか?
奴はこちらに気がつくと刀を構える。やはり、このかちゃんが狙われている?
私はデッキからカードを出し、ドラグバイザーに装填。そのカードは……
【コピーベント】
機械的な音と共に奴の刀がコピーされ、私の手に収まる。奴も多少驚いたようだが素早く構えを取る。
「はぁ!」
私は先手必勝とばかり、一足飛びで奴の方向に飛び横に刀をなぎ払う。
ライダーとしての力は伊達じゃない。ギシィイインと音がして受け止めた奴は後ろに下がる。
私はそれと同時に刀を捨てる。刀はパリンと言う音と共に消滅、同時に新たなカードを装填する。
【ストライクベント】
今度は手に龍の頭のような篭手【ドラグクロー】が装着される。
装着されると同時に後ろに下がった奴を捕まえ、空中に投げる。
「はぁああああ……」
ドラグクローが装着された手を下に下げ、構えを取り、落ちてくる奴を見据え手を突き出す……
食らえ!昇竜突破!
ズドン!と言う音と共に炎の塊が吐き出され、奴に命中。奴は炎上し消えていった。
私が構えを解くと、ドラグレッダーがある方向に食いついた。その口にはカラスのようなものがじたばたしていた。
しくじった!それとなく援護するはずが敵にこちらの手を一つ見られてしまった。
だが、これを倒しておけばしばらくは監視のための物はそう簡単につこうとしないだろう。
私は手を上げ、ドラグレッダーに噛み砕けと命令する。ドラグレッダーはそれを噛み砕くとカラスも消え去る。
「厄介なことになったな。」
ぷちだいばーの言葉に私は頷く。
「護衛も楽じゃないわね……」
私は鏡から元居た車両に戻りながら、対応策を考える事にした。

「なんどすの、【アレ】は!」
ある建物の中の一角で女性がわめく。
「恐るべきどすね〜。あの武者も弱くはないのどすが…それにあの龍ちゃんかわええどすな〜…」
違う場所から別の女性の声が響く。
「ええ、こちらの手勢でもアレに勝つのはたやすくありませんね。」
別の方向から少年だろうか?凛とした声が響く。
「ねーちゃんの式神が負けたんか。そら面白そうやなあ♪」
陽気な少年の声が響く。
「はぁはぁ、とにかく木ノ香お嬢様さえ手に入ればええんどす……」
彼らが居る場所………そこは京都。かって日本の魔術師ともいえる陰陽師の発祥の地であった……

_______________________________________________

修学旅行編開始〜〜〜!イヤッハァアアア!(高揚)
と言うことで修学旅行です。ただし原作とは違うオリジナル要素が多々入る予定ですがお付き合いいただけるとありがたいです。
戦いの幕開けと言うことでまずはシリアスに…手塚の名前がシリアスさぶっ壊してますが気にしちゃ嫌ですw

>>ATK51さん
手塚……いえ、ぷちだいばーを可愛がってあげて下さいw

>やはりドツキ漫才は不可避でしょうね…(カモやチャチャゼロとは特に)
マスコット同士の遭遇はこのお話でやろうかと思っています。おたのしみにw

>>アサガミさん
この先、手塚はシリアスギャグの血が半々ですがよろしくお願いします♪

>追記:手塚を人じゃなかった事は大変残念です(隅でいじける(コラコラ
ああん、いじけないで!ぷちだいばーをSD手塚と思えば!(解決になってねえよw

>>ひじーさん
初めまして〜、これからもぷちだいばーの活躍をご覧くださいませ(待て、城崎は?w

>厳密にはえびるんはエイではないという驚愕の事実は、君と僕だけの秘密だっ!
なんだってぇええええええ!!ずっとエイだと思ってましたYO!Σ(゜□゜;)

>>ザヴィアさん
ヤ〜ハー!手塚は元々むっつりしてましたから、性格解放されたらこんなんかなあ?と(笑)
最終回でも「あんた、運勢最悪だな」と楽しそうに笑ってましたしw

>シリアスに行く局面があったなら、刹那と手塚のやりとりが見てみたいです。
これは一応はある予定です。まだ少し先になりますが、修学旅行変の山場となります。


>>てぃREXさん
手塚はもう思い残すことなく一度逝ってますからね。
反動です、うん、反動w
見せ場は一応はある?予定ですのでどうか応援よろしくw

>>空牙さん
初めまして〜♪読んでいただきありがとうございます♪

>…手塚ぁぁぁぁぁ!!∵(つд`)∵;. なに、なんなのそのシリアスなキャラクターから一点してネジが十本や二十本かるーくすっぽ抜けたような性格っ?!一体死んだ後何があった?!
とてもあの世が楽しかったのでしょう。ライダー中一番悔い無く逝きましたしね(笑)
でも、これで驚くのはまだ早い!まだまだ行くよぉ〜〜〜(笑)

BACK< >NEXT

△記事頭

▲記事頭

e[NECir Yahoo yV LINEf[^[z500~`I
z[y[W NWbgJ[h COiq@COsI COze