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「崩壊からの帰還 第四話 『日常』(元ネタ仮面ライダー龍騎+魔法先生ネギま!)」

かわめん (2006-06-02 17:53)
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「じゃあ、優さんはここで待っててくださいね。」
アレから数日後、私は学園の中等部に編入した。
実際に体の年齢が分からないため、理事長と相談した上でエヴァちゃんと同じクラスになることになったのだ。
そして、エヴァちゃんのクラスはなんとネギ先生のクラスだったのだ。
こうしてみると彼は本当に先生なのだと自覚できた。
「はい、呼ばれたら入ればいいんですね?」
私がそう言うとネギ先生は「はい!」といって中に入っていった。
ちなみに、ネギ先生は見えなかったようだが私のお尻を触ろうとしたカモと言うオコジョを踵でグリグリしながら待つ…
『……以上で今日のお知らせは終わりです。そして、今日から新しい編入生が来られました、皆さん、仲良くしてあげてくださいね。どうぞ〜!』
ネギ先生が教室から声をかけてくれる。中から歓声が聞こえる。よほど珍しいのかな?
確認した私は、教室に静々と入っていった…入った瞬間、教室はシンと静まり返る。
ネギ先生からチョークを受け取り黒板に『城崎 優』と書く。
「城崎 優です。よろしくお願いします。」
ぺこりとお辞儀し、辺りを見回す。
これでも元ジャーナリストの端くれだ。女子高や女子中学校の取材についていったこともあるが…
この学校はおそらくトップレベルだろう。エヴァちゃんや茶々丸ちゃん、まき絵ちゃんからしてもそうだが…
中学生とはとても思えない容姿の女生徒がずらりといるのだ。
この学園が異常なのか、それとも自分が取材した学校が平凡すぎるのか……私には判断つかなかった。
「それではこの時間は質問したい人が多そうなので質問タイムにします!」
ネギ先生がそう言った瞬間……
「先生、さすが〜♪」
「さすが、ネギ君話せる〜♪」
と言う声を皮切りに……
「は〜い、質問で〜す!彼氏はいますか〜?」
「住所は〜?」
「3サイズはいくつなんですか〜?」
「幽霊って信じますか?」
「運動は得意ですか?得意だよね?」
「漫画のモデルになってみませんか?」
「あのあのあの……」
etc,etc………
おかげで次の数学の授業前に力尽きかけていた私が居ました……

私は編入生にしては結構優等生であるらしい。ジャーナリストの知識って馬鹿に出来ないです……
例えば、歴史の時間、あの編集長から渡された歴史についての資料が役に立ちました。
例えば、情報処理(選択授業)の時間、残業で鍛えられたタッチタイピングの速さで感嘆された。
例えば、英語の授業、北岡に自慢された時に必死で習った英語がひどく役に立つ……
例えば、現代文の授業、蓮や北岡から徹底的に叩き込まれ、先輩からも叩き込まれたことが恐ろしい程にまで役に立つ…
昼休み、茶道部の子や教室で仲良くなったこと昼食を取る。もちろん弁当は作ってないので学食なのだが……カフェテラスが学食なんて初めて見た…

そして、本日は職員会議の為、5限までらしいのだが…本日最後の授業は体育だった……
となれば、当然着替えるわけで………慣れはしたけど(主に浴場で)、恥ずかしいので隅の方でこそこそ着替える。
下手に裸より恥ずかしい格好がある。この学校の体操服はブルマなのだ……元は男の私は上を着替え、いざ下を着替えようとすると躊躇してしまう。
言うなれば紺色の悪魔と言いましょうか……最後の最後でパンティと体操服と言うマニアックな格好で私は悩んでいました。
「あ〜〜〜〜優ねえ、楓ねえより胸が大きいです〜〜〜!」「本当だ〜〜。」
がし!むにゅん♪
「ちょっ!やぁ!」
双子の鳴滝 風香ちゃんと史伽ちゃんが胸を揉んでくる。い、いかん、このままでは……
むにゅんむにゅんむにゅん♪
「これこれ、そこの二人、着替えの邪魔をするでないぞ。」
「あ〜、楓ねえ、離してです〜」「あの胸は敵なのです〜」
なんとか甘い声えを押し殺していると助けは来た。え〜と、確か……あ、そうだ。
「長瀬さん、ありがとうございます。」
長瀬 楓ちゃんと言う名前であったのを思い出し、ぺこりとお辞儀してお礼を言う。
「楓で良いでござるよ。こちらは優殿と呼ばせていただくゆえ。」
な、なんか時代がかった子だなあと思いつつ、気がつけばブルマを履いていた。
胸を揉まれ感じてしまうと言う羞恥心のあまり、ブルマを履くという羞恥心をくすぐる行動を咄嗟にしてしまったらしい。
………女性の体で良かったとしみじみ実感……ところでエヴァちゃんの視線が妙に怖いんですけど……

わ〜、わ〜と体育館は盛り上がっていた。授業とは思えない盛況ぶりである。
原因はネギのクラスのバスケ1on1だ。
当然片方は優であるがもう片方はロングの髪に褐色の肌をした少女、龍宮 真名と言う少女だ。
彼女は優の攻めに警戒していた。あの自分も認める長瀬 楓や古 菲に勝利したからだ。
時に攻めに緩急をつけたり、思わぬところから3ポイントを打ったりと変幻自在の攻めだ。
ポイントは現在8−7、前者が優で後者が真名である。
観客は当然2−Aだけではあるが、他のクラスの顔もちらほら見られる。先程まで声援を送った皆も言葉が出ない。
ただ、ダムダムと優がボールをついている音が場を支配する。
ここで真名がボールを奪い速攻すれば引き分け、優が1ポイントでも入れれば優の勝ちである。
どちらにせよ、この攻防で結果は決まるといってもいい。
「行くわよ、龍宮さん!」「来い!城崎!」
ダムダムと言う音が激しくなり、優の攻めはドリブルからの速攻だと観客も真名も判断する。
ゆえに真名は彼のドリブルコースを防ぎにかかるが……
トン……そんな音が鳴った後、優の体がふわりと後ろに下がり…
「しまった、フェイクか!」
3ポイントラインの外にいる優の手からボールが放たれていく…そして…
パサッ…………
呆然とそれを見送る真名と観客。ただ数秒の出来事が全てを決した。そして、審判役をしていたネギから…
「3ポイントシュート!同時にタイムアップ!勝者は優さんです!」
と終了を告げる声と同時にワーーーーーーーッと歓声が上がる。
「いい勝負でした、龍宮さん。」
にこっと笑い握手を求める優。
「真名でいい。こちらこそ学ばせてもらったよ、優。」
にやりと笑って、こちらを見て来る真名ちゃんの眼はなんとなくデジャヴを覚えた。
あの目はなんだったんだろうと考えつつ、タオルで汗を拭いていると、周りを生徒に囲まれ色んな部活から勧誘されたりしたのは言うまでない……

世界樹では一つの異変が起こっていた。
ほんの小さな何かが結界に入って来た。しかし世界樹はそれを歓迎するかのようにそわそわざわめく。
「俺の占いは…珍しく大外れらしいな…」
それがもたらすのは新しい奇跡!

_______________________________________________

はい、第四話ですよ〜。6月なのに焼け死にそうなかわめんです。
7月前にこの蒸し暑さは詐欺だろうとか思っちゃいます。海いきて〜〜〜〜(じたばた)
今回は優の学校生活編ですね。ジャーナリストや日常の疑問の勉強は意外と役に立つもんです。
トリビア見てると、自分がいかに知識量少ないかとか思っちゃいますから〜。
さて、最後のほうに出てきた【何か】…龍騎見てた人にはバレバレですね(笑)

>>ザヴィアさん
.hackは買ってませんねえ。今月ゼノサーガとかカブト劇場版前売り買うので(^^;)

>いやぁ・・・・女の子になってきたねぇ、城戸君。あぁ、もう城崎と呼んだほうがいいか。
女の子に見えてきましたか〜。良かったよかった(マテw

>ぶっちゃけ言えばピンクの炎て!
でも、ほら威力が高い乙女の怒りって感じで(笑)

>それとは別として、エヴァの話しの中にあった最後の四人というのはオーディン、王蛇、ナイト、そして龍騎のことでしょうか?
真司の記憶ではオーディンはイレギュラーなので、王蛇、ナイト、ゾルダ、龍騎の4人になります
真司は北岡の直前の死亡は知らないわけですからね。

>ところで城崎はもうずっと女のこのままなんでしょうか?
>男に戻って3-A誰かとの恋物語もみてみたかったり・・・・
あ〜、すいません、男に戻す予定はないです。はい(^^;)

>">アサガミさん
>やはりシリアス戦闘は燃えますね!
>サバイブ形態はまだ出さないんですね、オーディンにはノーマル→サバイブでの戦闘がおきるのではないかと思いました
燃えましたか!良かったです。戦闘シーンはやはりライダーの華ですからねえ。
サバイブはもう少し後ですね。今の形態でもサバイブに迫る力がありますから、何かしらピンチのときに出してみようかと。

>>あちょ〜さん
初めまして、読んでいただきありがとうございます♪

>コピーベントって他のライダーの武器のコピーですが、やっぱりここではアーティファクトのコピーですかな
一応はその予定です。が隠された機能等は正確に動かせるものではない設定です。
例で言うと仮契約カードですね。こういうものはコピーできません。

>>てぃREXさん
初めまして〜、読んでいただきありがとうございます♪

>エヴァのライダーへの感想も「シザース」「インペラー」「ベルデ」だったらあまり脅威にならないだろうな。
いえ、いずれもこの世界では脅威でしょう。鏡ある所ならアドベント出せて、威力も最強魔法並のが多いですからね。
各ライダーのモンスターは充分に脅威と言うことですね。

>ドラグの炎の形がハートマークやキスマークだったらひさんですね(邪笑
し〜っし〜っ!(笑)

>>ATK51さん
初めまして♪確かに良くも悪くも今の形を作り上げたライダーですね。プレッシャーになりますが頑張ります♪

>エヴァの感嘆…これもそれこそMWライダー、特に悪役ライダー的な生き方をしてでも生き伸びてきた彼女ゆえなのでしょうか。
>(牛・ヘビ・カメレオンならたった一人で昭和ライダーを“倒せる”と言うのは私的ザンゲです)
そうですね、エヴァは結構そういうところもありますからねえ。
後、括弧の部分は是非みたいですね(笑)

>タイムベントを最下層へ…果たして封印しきれるのやら。
さて、これはキーカードにもなるかもしれませんね。

>個人的にはかのヘルマン卿戦でヘルマン卿のMWライダー的なセリフ(ネギになぜ戦うのかと聞いた辺り)にどう応えるかもみてみたいです。(「善悪ではない純粋な願い」の恐さを感じている一人なだけに)
そこまで自分の小説が人気維持できるか問題だったりしますが、自分も好きな場面ですので頑張ります。

>でも、やはりフリフリ龍騎は強烈な…(苦笑)
はっはっはっ、ある意味最強ライダーの誕生です。蓮・北岡が見たら大爆笑必至でしょうな(笑)

次回は体育祭先にするか修学旅行が先か悩んでます。さてさてどうしようかな?
一応どちらの展開でも最後の方の【アレ】は出ますが(笑)

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