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「崩壊からの帰還 第一話 『新たなる始まり』(元ネタ仮面ライダー龍騎+魔法先生ネギま!)」

かわめん (2006-05-15 17:44)
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「つまりなんだ、貴様は【カードデッキ】とか言うのを使ったバトルロワイアルに参加していたと?」
俺…いや、私の方がいいか?こと城戸 真司は目の前の少女エヴァちゃん(本人に何とか了承を貰った)に全てを話した。
信じてもらえるとは思わなかった。あんな殺し合いが日常でされていたなんて思いもしないだろう。
「ふむぅ…これがそのデッキと言うわけか…」
私はポケットに入っていたドラグレッダーのデッキ(何故かピンクになっていたが…)をエヴァちゃんに見せていた。
情報交換の結果、ここは麻帆良と呼ばれる地で、ここはその巨大学校とも言える場所の麻帆良学園の世界樹と呼ばれる樹がある広場。
そして、この地には俺が知らない魔法と言う文明があること。そして、科学も幾分か発達していると言う事だった。
にわかに信じがたかったが隣にいる彼女、茶々丸ちゃんはその2つを最大限に使った人造人間といわれた。驚いたがよく見ると機械的な目とかもあり納得できた。
「マスター、検索完了しました。これと同じ材質の物および、真司様がおっしゃられる戦いは存在しません。」
「そ……そんな…」
私は愕然とした。あれだけの規模の被害が出たのだ。ここが日本なら知らないはずがない…
「表にも裏にも存在せんか…だが、このデッキはここにある…そして、お前は男だったと言う…」
「イエス、マイマスター。情報についてはこちらの情報のツテ全てに当たりなおも城戸 真司と言う人は存在しないということです。」
なんてこった……私は理解した。ミラーワールドと同じく……
「結論から言うぞ、シンジ。お前は飛ばされたのだ平行する数多の世界であるココにな。」
私はゆっくりと理解した……もう元の世界には帰れないかもしれないと言う事を…


麻帆良学園 学園長室
「その必要はない。」
あれから案内された部屋にエヴァちゃんが真っ先に入っていった。私も仕方なく歩を進める。
周りを見渡す。見れば色んな人がいる。一つ共通することは全員からエヴァちゃんのような雰囲気を感じるのだ。
なるほどここには色んな道のエキスパートが大量にいるという彼女の言葉は嘘ではなかった。
「ほ?エヴァンジェリン君。その子は?」
ぬらりひょん(失礼だがそうにしか見えない)みたいな人がエヴァちゃんに話しかける。
「じじぃが探そうとした世界樹に召喚された者と言えば分かりやすいだろう。」
ざわっと場がざわめく。エヴァちゃんによれば世界樹はめったなことでその力は使わないらしいからこのざわめきは当然…かな?
「が、安心しろ。敵対の意思は無いし魔力も無い。ある一点を除けば人間と変わりない。」
「ほ、ある一点とは?」
これは流石に自分で話さなければならない。これだけは……
「エヴァちゃん、そこからは私……いや俺が…」
私は前にずいっと出て事情を話す。辛い部分もあったがなんとか話し終える。
「俄かには信じがたいの……」
学園長さんが話し終えた後言う。無理もない…あの戦いは私……いや、俺だってデッキを拾わなければ知らずにいただろう。
「信じてもらえるかは分かりませんが……鏡はありますか?」
私は近くにいた女性に手鏡が無いか聞き、彼女は持っていたので借りる。
「これから見ることは出来れば内密に……」
全員の顔を見て頷いたのを見てから私は鏡を正面に置き、デッキを構える。
すると、映し出された私の腰、そして現実の私の腰にベルトが出現する。
この時点で場がざわめく。これは流石にエヴァちゃんも驚いたようだ…さっきの説明の時、見せたほうが良かったかな?
いつも通りの変身ポーズは取らず、デッキをベルトに挿入し、言い慣れた言葉を呟く。
「変身!」
ピンクの龍が……ピンクの龍?ドラグレッダーがピンクに?!
な、なんで、どーして?!と言う私の思考関係なくドラグレッダーは私の体を【変身】させていく…
以前と同じアーマーだけど、ピンクのスーツになった【龍騎】がそこに立った。
いやいや、ちょっと待て!なんでスカートついてんだ?!これもここに来た影響?!ノォオオオオオオオ!
「こ、これは……」
「す、凄い……」
「こんな技術が…」
そんな葛藤で両膝・両手を着いた体型になってる私を見ていながらも驚愕する周り。
鏡の中のドラグレッダーと目が合うと奴は露骨なぐらい目を逸らした。
こ、コノヤロウ………確信犯か、てめえ……後で話がある、逃げるなよ!
鏡の向こうのドラグレッダーがいやいやと言うジェスチャーを無視して、私はデッキを外す。
パキィイイイイイイイン!
今度は龍騎であった姿が鏡の破片のように細かく割れ、霧消する。
「先程の姿になれば制限時間もありますが鏡の中にある【ミラーワールド】と言う世界への行き来も可能になります。」
ざわざわと場がざわめく。当然だ、鏡の中に入れるなんて誰も思わないだろう。
「あのお……質問です。」
ふと、この場にはそぐわない小さい子供が挙手する。10歳位だろうか?その背中にある長い棒のようなものが微妙に気になる。
「あ、何かな?え〜と…」
「あ、ネギ・スプリングフィールドって言います。ここの教師になります。」
ペコリとお辞儀されて、思わずお辞儀を返す。
………ホワット?今教師って言ったか?
教師…学校で者を教える先生……大学卒業および教育実習が必要…
「教師?」
俺は思わず指を差す。
「はい!」
……………………
「マジで?!」
これが俺の教師となるネギ・スプリングフィールドとの出会いだった……

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