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▽レス始

「ジャンクライフ−劇場版−(ローゼンメイデン+オリジナル)」」

スキル (2006-05-10 18:09/2006-05-10 22:42)
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ずっと一緒にいようね
ずっと一緒に歩いていこう
近くて遠い、そんなお話。

ローゼンメイデン−ジャンクライフ−


樫崎 優。その名を聞くたびに、彼の担任である梅岡は彼に嘲笑の笑みをぶつけられたときの事を思い出す。
力とは、物事を解決するための手段ではなく、物事を破壊するための手段である言い切った時の優の瞳の色は、梅岡にとってトラウマに近いものになっていた。
いや、正直に言えば梅岡は優のことが怖いという風に感じていた。
キレタ中学生というのが、昨今ニュースでよく取り上げられているが、あれがそうなのだろうと梅岡は思っている。
他人を拒絶し、思い上がった価値観をもってして他人を測る。それしかできず、それしかできないモノタチ。
彼らにして見れば、それが彼らが現実の中で見つけた価値観なのだから、頭ごなしに否定するのはいけない事だ。
そう思いながらも、梅岡は心の奥で思っていた、カワイそうな子達なんだと、哀れみの想いを持って。
故に、そんな哀れみの視線に敏感な柿崎 めぐは、優の病室で喋っているときにやってきた梅岡の事を一瞬で嫌いになった。

「凄いじゃないか樫崎。病院で友達を作るなんて! この調子で学校でも友達を作っていこうな! 先生なんでも協力するぞ」
「そうか」

優は梅岡に相槌を打ちつつも、不機嫌そうに自分がむいてやったリンゴを食べるめぐを見ていた。
その不機嫌な姿が、同じように不機嫌だった彼女の事を優に思い出させる。
泣き顔は見た。照れた顔も見た。不機嫌な顔なんて、最初の頃はずっと見ていた。ただ、幸せそうな笑顔だけは最後まで見れなかった。
涙に濡れず、ただ何気ない瞬間に、そんな笑顔を彼女に浮かばせる事は最後まで出来なかった。
胸を締め付ける痛みを感じながらも、優は感情を浮かべる事も無く梅岡へと視線を合わした。
その瞬間、梅岡は少し怯えたようにたじろくが、引きつった笑みを優に向けて浮かべてみせる。

「ほかに、なにかいう事はあるか?」
「あ、いや。その、先生もう帰るな。新学期には元気に学校に来てくれよ!!」
「ああ」

優がそう返答すると、梅岡は少し早歩きで病室を出て行った。

「なに、あの男」
「なにがだ?」
「ヘボ看護士と同じ目をしていたわ。営業用の優しさ、って言うの? そんな感じの瞳」
「お前は知らない奴に、心の底から優しく出来るか?」
「えっ?」
「俺には出来ん。他人がどれほど泣き喚いていようが、俺にはどうでもいい。こんな俺と、営業用といえど優しさを見せる者達。お前はどちらに看護されたい?」
「わたしは……」

表面上の優しさを与えられる方がいいのか、それともそれすらも与えられないほうがいいのか。
優のその言葉に一瞬だが、めぐは言葉を失った。
だが、めぐが言葉を失ったのは上にも述べたように一瞬だった。
少し頬を染め、ぎゅっと優の服の裾を掴むと顔を寄せる。

「私は、私を無視しようとする優を振り向かせて見せるわ」

欠けているのなら、その欠けた部分を埋めて見せよう。無視されるのであれば、無視できないようにしてみよう。
その在り方が、その思考が、優に失ってしまった彼女の事を思い出させる。
もう幾度目かの人生を超えてきた優にして見れば、別れなどという事はもはや慣れているものだった。
いなくなったものにいつまでも執着していては前になどは進めない。立ち止まる事など出来ない。
それはさながら呪いの様な強迫観念で優の中に存在する理念である。
今までだって、終わってしまったもの、なくなってしまった物を、踏み越えて歩いてきた。
それなのに、なぜ、こうも自分は、いなくなってしまった水銀燈の事ばかり考えているのだろうか。
――――いや、それこそが正しいのだ。
優は唐突にそれを思い出した。ぐちゃぐちゃになっていた思考が、理路整然と整理されていく。

「なんたる、間抜け」

死は覆らない。覆してはいけない。それがどれだけ非業な死であったとしても、死者を蘇らせる事はしてはいけない行為だ。
その現実に直面し、抗おうとした事も在ったが、結局は挫折した。死者を蘇らせるなど結局世迷言にしか過ぎない事を優は思い知らされた。
故に、優は自分に近しいものが死ぬたびに、その者が死んだという事を引きずるようなことはしなかった。
しても無駄だと判断したからだ。だが、今回は違う。
なぜ忘れていたのだろうか。それほど彼女の死は、自分に衝撃を与えたのか。

「ク、クク――――」

いや、もはやそんな下らない事はどうでもいい。
立ち止まろうとしていた。そんな事に意味など無いというのに、自分は彼女の死にだけ囚われ立ち止まろうとしていた。
自分は彼女の傍にいて、何をしていたのだろうか。諦めない事こそが、彼女が、水銀燈が貫いていたものではないか。

「振り向いてやる」
「えっ?」
「お前が助けを求めるなら助けてやろう。俺は、お前だけは無視しない」
「それって……嬉しい!!」

この時の優に自分が発した言葉の意味を察しろというのは酷なものだろう。なぜなら、優の心を占めているのは水銀燈だったのだから。
故に、自分の言葉がめぐの告白に対して、快い返事を返したという事に気がつくのはもう少し後になってからの事である。
まぁ、気づいたからといって何をするという事はないのだけれど。
めぐは感極まってしばらく優を抱きしめた後、恥ずかしくなったのか照れくさそうな笑顔を浮かべて優の病室を後にした。
そして、一人なった優は何かを考えるようにして瞳を閉じ、しばらくしてからその口元に邪悪な笑みを浮かべるのだった。
そして、翌日。めぐはいつものように昼過ぎぐらいに、優のいる病室に行こうとベッドから降りた。
当初は優の方がめぐのほうを訪れていたのだが、
優に対して恋心を抱き、寝起きの顔などを見られる事が嫌になっためぐが自分から行くと申し出たので、今ではめぐが優のほうに行くのが普通となっていた。
いつものように自分の病室を出て、隣の優の病室の扉を開けると、めぐはその場に固まった。
その病室内には見たことも無い少女が立っていた。
薄く化粧された顔に、桃色の紅が引かれた唇。小柄で、色白の少女はまるで当然というように、優のベッドの傍らに立っていた。
めぐは自分の心が冷えていくのを感じた。

「誰、あなた?」

勤めて冷静に発したその声さえも、怒りのためか、少し震えた声になっている。
少女はそんなめぐを一瞥すると、ニヤリと笑みを浮かべる。

「お前にばれないのであれば、俺の変装も上手い具合に出来ているという事だな」
「その声……まさか、優!」
「そうだ。どうだ? どこからどうみても女に見えるだろう。これならば、この病院から抜け出すのもたやすい」
「ど、どうしたのその格好?」
「朝に見舞いに来た妹に、胸パッドと化粧品をもってこいと命じて持ってこさせて変装したのだ」

そういえば、めぐは朝食を取っているときに、お兄ちゃんの馬鹿ぁという泣き声を聞いたのを思い出す。
優は物思いにふけるめぐから視線を外し、備え付けの鏡でおかしいところは無いか最後のチェックをすると優は机に置かれたサイフを手に取る。

「優。出かけるの?」
「抜け出すといっているだろう」

同じ事を聞くなと優はめぐに対して告げると、その隣を通り過ぎようとして、その手をつかまれた。

「どうして昨日私にも言ってくれなかったの? そしたら私も」
「遊びに行くのではない。それに、お前が一緒に来ても楽しくは無い」
「それを判断するのは、私だわ」
「ふむ。そうか。そうだな。すまない。次は、お前を誘う。今日は、我慢しろ」

簡単にはぶらかされたような気がして、めぐは頬を膨らませる。

「そう拗ねるな。なにか、土産でも買ってきてやる」

そう言うと、優はその言葉を聞いても拗ね続けるめぐの頭をくしゃくしゃと撫でると外に出る。
案の定というべきか、誰もその少女が優だという事に気づく事も無く、優は簡単に病院から外に出たのだった。


桑田 理奈は久々の休日を満喫していた。隣にいるのが素敵な彼氏ではなく、最愛の妹である事に少し不満が無きにしも非ずだが、深くは考えない。
ブティックの店が立ち並ぶこの通りには、癇癪を起こして暴れる患者も、自分を子ども扱いする患者もいない。
いや、その二人が嫌いというわけではないのだが、毎日付き合うのは流石に疲れるのだ。

「ごめんなさい」

いや、もう一つ今日の休日に難点をつけるのならば、次から次へとやってくるナンパの相手だ。
理奈も由奈も、それなりに整った顔立ちをしているので二人で街中を歩けば必ず声をかけられるのだ。

「うぅ〜、せっかくの買い物なのに、声かけてこないでよぉ」
「しょうがいよお姉ちゃん。いつものことじゃない」

妹の慰めの言葉に、そうだけどぉ〜、と拗ねるように理奈は呟く。
そんなやり取りをしている彼女達の耳に再び

「今、暇? 俺らとあそばねぇ? カラオケ、奢るよ?」
「お前の相手をしている暇は無い」
「そんなこといわないでさぁ〜」

と、いう会話が耳に届いた。理奈と由奈は声をかけられてばかりなので、声をかけられている人を見たことは無い。
湧き上がる好奇心に勝てずに、二人はそちらに視線をやり、そこにいる少女に目を奪われた。
病的なまでに白い肌、細い体、潤いを閉じ込めたような唇。
着ている服が、Gパンと白い無地のシャツということを差し引いても、その容姿は人目を集める。
というよりも、理奈はその少女をどこかで見たことあるような気がして他ならなかった。
彼女の脳裏に男の子なのに、女の子のような風貌と体つきの患者の顔が過ぎる。
目元まで長い前髪で覆われているその少年の前髪を上げて、後ろ髪を括れば――――

「違うっ。違うよっ。他人の空似だよ!!」
「きゃっ。どうしたのお姉ちゃん突然っ!?」

理奈が必死に気づいてしまった真実から目をそむけようとしている間も、少女と男性の会話は続く。
そして、少女は鬱陶しいとばかりに溜息をつくと、理奈が毎日見ているとある少年愛用のナイフを取り出した。

「言葉で言ってわからぬのなら、その身に刻んで知るがいい」

ナンパ男は、ナイフを取り出したあたりから変質した少女の雰囲気に圧されるように後ずさると、愛想笑いを浮かべて逃げ出した。
後に残されたのはナイフを手にした少女とそれに関わらないようにと足早に去っていく通行人。
だが、少女はそれら周りの者たちの反応など堂でも言いという風にナイフをしまうと、再び歩き出そうとして

「う、うぅぅぅ〜」

涙目の女性、桑田 理奈によって拘束された。

「樫崎君だよね」
「人違いだ」
「ち、違うもん! 人違いじゃないもん!! 」
「手を放せ。俺は忙しい」
「どうして!? どうして病院でじっとしといてくれないの? 発作がおきたら、誰にも助けてもらえないんだよ!! そんなこともわからないの!!」
「放せ」
「あぅっ。そんな怖い声で言っても怖くないんだからね」
「お、お姉ちゃん。腰が引けてるよ」

由奈は、どうにかしろという感じで視線を向けてくる優に困った笑顔を浮かべる。
由奈と優は同じクラスの生徒であるのだが、接点は全くといっていいほど無い。

「女装までして! もうっ。ほら、病院に帰るよ!」
「探しているものがあるんだ。用事が終わればすぐに帰る。だから――――」
「じゃあ、私もついてく。樫崎君はこれから私たちと行動を共にする義務をおいました! 決定!」
「桑田 由奈。なんとかしろ」
「ご、ごめんね。こうなったらお姉ちゃん、何を言っても聞かなくなるの」

そう言って、困ったように微笑む由奈と、腕を掴んで放さない理奈に視線を向け、優は溜息をつく。
面倒くさい事になったと、その顔が如実に語っていた。


そんな感じに優が桑田姉妹に拘束されているころ、蒼星石は真紅と対面していた。
場所は、蒼星石が最初にいた老夫婦の家である。優のところを飛び出した蒼星石は、老夫婦の家で生活していたのである。
老婆に出されたお茶をすすりながら、真紅を此処まで運んできたジュンは気まずそうに視線を彷徨わせている。
真紅は決して自分と視線をあわせようとしない蒼星石の様子に溜息をつくと、そっと壊れ物に触れるように切り出した。

「ねぇ、蒼星石。いつまでも塞ぎこんでいても意味が無いのだわ。翠星石も心配しているわよ」

その言葉に蒼星石はついっと視線を真紅へと向け、そして泣きそうな声で話し始めた。

「わからないんだ」
「えっ?」
「優さんの心がわからないんだ」
「そりゃ、あいつの考えることなんて誰にも……」
「っ! ジュンッ!!」
「なんだよ。って、あっ! 悪い」

誰にもわからないと言おうとしたところで、蒼星石が本格的に泣きそうな顔になったので慌ててジュンは言葉を止めた。
真紅も、蒼星石の泣きそうな顔という始めてみる表情を前に困惑しながらも続きを促す。

「優さんは、僕達にもわからなかった水銀燈の心や、誰も気づいてくれなかった僕の心にも気づいてくれた。なのに、なのに僕にはっ!」
「……蒼星石。貴方」
「わかりたいのに、わからないんだ」

優は、誰よりも、それこそ長年一緒にいた翠星石よりも、蒼星石の心を理解していた。
蒼星石は、いつもいつも翠星石とワンセットのような扱いをされるのが嫌で仕方が無かった。
翠星石と一緒にいる蒼星石ではなく、翠星石の妹の蒼星石ではなく、一つのドールの蒼星石として見られたかった。
翠星石の事が嫌いなのではない。ただ、もうお互いに支えあうのではなく、共に隣に立って歩く関係になりたいと蒼星石は思っていた。
そんな、蒼星石の秘めた想いを優はいとも簡単に気がついた。


『どうやって気がついたか? そんなものは簡単だ。翠星石は、いつだって私と蒼星石は、という風に二人でいる事を強調し、お前は、ぼくは、と己が一つの人格である事を強調した喋り方をしていた。』


真紅は、蒼星石がそんな悩みを抱えていた事と、それに優が口調だけで気がついたことに驚きを隠せなかった。
そして、隠れて真紅とジュンの後をつけてきていた翠星石はショックで言葉をなくしていた。
蒼星石のことは自分が一番よく知っていると思っていた。
けど、今の状況はどうだ。口調など、いやそもそも蒼星石そんなことを考えているなんて露一つも思っていなかった。
その場に座り込んだときにカタンと音が鳴ったが、翠星石は気づかない。
その音に気づいて、ジュンが廊下に出てきている事や、自分が隠れて盗み聞きしていた事を蒼星石たちが知ったこともわからない。
ただ、いつのまにか目の前に立っている真紅へと視線を向ける。

「私は、私はただ、蒼星石が好きで、それで一緒にいたかっただけですぅ」

その想いが、支えあおうという名の呪いとなって蒼星石を苦しめていたなんて翠星石にはわからなかった。
だって、だってそれは――――

「蒼星石も同じ気持ちだと思っていたです。それは、違ったですかぁ」

蒼星石は、翠星石の涙声で呟かれた言葉に、いつものように、それは…と口ごもりそうになったが、きっと瞳に決意を込めると告げた。

「ごめん。翠星石」

いつも二人一緒だった。他の姉妹が羨むくらいに仲のいい姉妹だという自負があった。
いつまでも一緒だとそう思っていた。そうあれるのなら、自分達の崇高な目的であるアリスゲームの勝者などというものはどうでもよかった。
そんな、そんな現状維持を望む姉の声は、先へと進もうとする妹の声によって脆くも崩れ去る。

「ただいま」

買い物に出ていた老婆の声が、その場にいた者達の耳に届く。

「貴方大変ですよ。蒼星石のお世話になっている樫崎君いたでしょ」
「ん、ああ。」
「随分可愛らしい格好をしてたんだけど、突然胸を押さえて商店街の真ん中で叫び声を上げて、救急車で運ばれていきましたよ」
「それはっ!」
「定期的な発作らしくて、入院していた病院を抜け出していたみたいで、その病院の看護士さんっていう人が泣きながら妹さんと救急車に乗っていきましたよ」
「私達もお見舞いに行ったほうがいい。母さん。今すぐ病院にいこう」
「ええ。そう思って、見舞いの品もかってきました」

その会話の内容を聞き終えるやいなや、蒼星石は翠星石から視線を外し、自分のトランクへと飛び乗った。
窓から外に出ようとする瞬間、縋るような翠星石の視線を感じたが、振り切るように蒼星石は外に出る。


その後、翠星石はなんとか真紅とジュンの慰めによっていくらか機嫌を取り戻し
蒼星石は病院から老夫婦の家へと帰ってくることもなかった。
なぜなら、樫崎 優の意識が、いつものように回復しなかったからであった。


あとがき
季節の変わり目には風邪を引きやすいから気をつけろ! 
という風に、皆さんもスキルのように季節の変わり目に体調を崩しちゃいけませんよ。
というわけで、今回は劇場版三部作(ぇ の第二段です。
蒼翠問題が動き出したと思ったら、肝心の主役が意識不明になる。はてさて、どうなることですやら。
本来なら今回で劇場版は終わる予定だったのですが、後一回続きそうです。


>慎哉さん
どうもはじめましてスキルです。ほ、ほんとだよっとどもっているところが怪しい。スネークに調べてもらうか……
なぁんて、思っていませんよ。また次回も勇気が出たときに感想を下さい。
psガオガイガーの歌でも歌えば、なぜか勇気がわいてきますよ。

>KOS-MOSさん

>私の水銀燈への大量な萌え心は我が浪漫回路を駆け巡り加速状態に
いますよ。次に水銀燈の萌えるシーンがあったのならばその過負荷
から開放され萌え心は増大されることだろう

すいません。しばらく、水銀燈はでてきのせん。それに、劇場版が終わるまでは、シリアスが続きそうです。
今日のところは女装した優で勘弁してください(ぇ

>D,さん
めぐと優の仲はこんな感じになりました。展開が速すぎるかもしれませんが、閉鎖的な人間関係の中で、それでいて吊り橋効果といいますか、
まぁ簡単に言うと水銀燈と似た感性を持つ彼女が優に惚れるのは仕方が無い事です。
やがてくる女の修羅場に向けて、はらはらと優をめぐる女関係を見守っていてください。

>GINさん
まず、誤字報告ありがとうございました。ちょちょっと修正させていただきました。
そして、偽善、独善のやり取りに納得していただいてありがとうございます。
そして、優と真紅とジュンですが、基本的にこの三人は仲が悪い。主に、ジュンと優。
故に分かり合おうとはしていないので、ああなったのはまぁ仕方ないといえば仕方の無い事です。

>樹影さん

とりあえず理奈は優に振り回され、その意味不明な行動に涙するという某妹さんと同じ運命をたどるでしょう。
二人揃って「「おにいちゃんの(樫崎君の) 馬鹿ぁ〜」とか言う日が来るんでしょうね。

>花鳥風月さん
何気に人気がある香織ちゃんですが、次回ではちゃんとセリフがあります。
それも泣きダッシュのセリフではなく、ちゃんとしたセリフです。
あぁ、ついにあの不憫な香織ちゃんにスポットライトを当てられると鋭意執筆中です。お楽しみに。

>なまけものさん
実は、優さん。水銀燈のことは過去の事として処理しようとしていました。
な、なぁんだってぇ〜!! と驚いていただけましたか?
水銀燈ラブゥの優さんです。水銀燈がいなくなってすぐに立ち直れるほど、強くは無いのです。
愛ゆえに。

>樹影さんvol2
いつでも本気(と書いてマジと読む)
それが優クォリティ!!

>かれなさん
優さんは蒼星石に連れて帰ってもらいました。そこらへんの説明を入れとけばよかったですね。
まぁ、また外伝やら、なにやらでそこらへんの話も書きます。

>確かに、水銀燈を或る程度理解した真紅としては、水銀燈を壊してハッピーエンドとは行きませんよね。

理解したが故に味わう苦しみという奴です。アニメや、漫画のように、謝って終わりでは許しません。

>うにゅさん
子供……。な、なんだこの萌え空間は!
えぇい、連邦のうにゅさんは化け物か!?
というわけで、そのネタ、頂戴さしていただきます(ニヤリ

>ミーハーさん
いつか調べなくちゃなぁとか思いながら、先延ばしていたのですが貴方のおかげで助かりました。
見事な推測です。オカルトなことには余り詳しくなかったのですが、ローゼンを書く上で俺も俺なりに調べてみたいと思います。

>HAPPYEND至上主義者さん
後、座布団七枚で賞品ですね。頑張ります。

>なんだか自分、彼女のファンにもなってしまうかも…

俺は既にファンです。でも、最近なぜか、のりに萌えております。
まさか俺は、あんな感じの天然キャラに弱いのだろうか……

>なまけものさん−第二部−

>結局ドール達を置き去りにして消えたローゼンも自己満足のためにドール達を傷つける槐も何考えてるかわからんがドール達を苦しめて楽しむラプラスの魔も全員逝ってよし!

そうだそうだ!

>lafiさん

>シリアスが嫌いな訳ではないですが、萌えがないのはやはり寂しいですね

そんな貴方に一言。
優で、萌えてください(マテ

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