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▽レス始

「これが私の生きる道!外伝6出産祝いって何を送ればいいんだろうね?編 (ガンダムSEED)」

ヨシ (2006-05-01 13:58/2006-05-02 00:43)
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(コズミックイラ72三月下旬、プラント本国の
 ある病院)

ある、晴れた昼下がりの日曜日の事。
数日前にクルーゼ司令に子供が生まれたので、そ
のお祝いを持って俺達は病院を訪ねていた。

 「「「こんにちは」」」

 「あら、久し振りね。みんな」

病院の個室に入ると、ミサオさんとクルーゼ司令
がベビーベットに寝ている、生まれたばかりの赤
ん坊を見つめていた。

 「えーと、お久し振りですね・・・。あの、ミ
  サオさんは逞しくなられたと言うか・・・」

先月、クルーゼ司令から聞いた通り、ミサオさん
は物凄く太っていた。

 「ミサオ、カザマ君が驚いているぞ。やっぱり
  、太ったうぼげぇき」

クルーゼ司令は余計な事を言ってミサオさんに殴
られ、赤ん坊を起こさない様に静かに床に倒れた

 「本当に少ーーーしだけ太ったから、これから
  ダイエットしなきゃ」

 「えっ、そんなに太って?」

 「シッ!聞こえたらクルーゼ司令の二の舞だぞ
  」

赤ん坊が見たいと言う、ルナマリア達に強引に付
き合わされていたシンが何も考えずに事実を語ろ
うとしたので、俺は即座に止めに入った。

 「「「わあ。赤ちゃん、可愛い」」」

 「「「見せて下さい」」」

 「いいわよ」

ルナマリア、メイリン、ステラ、ラクス、シホ、
アビー、ユリカ、エミがベビーベッドの周りで赤
ちゃんを覗き込む。

 「女の子ですね」

 「ええ、事前の検査の結果通りにね」

 「髪はミサオさんと同じで黒ですか」

 「黒の方が優勢遺伝だから出易いのよ」

 「お母さん似ですね」

 「そんな事は無いぞ。私似だ!」

意図の間にか復活したクルーゼ司令が自分似であ
ると力説するのだが、常日頃仮面をしている男と
何処が似ているのか判断が難しいので誰も声を上
げなかった。

 「大体、考えて見るがいい。ミサオに外見はと
  もかく、性格が似てしまったらこの娘は嫁に
  行けなくなってしまうべきしゅご!」

今度はミサオさんに裏拳を喰らったクルーゼ司令
が赤ちゃんに配慮しながら、再び静かに床に倒れ
た。

 「あーあ、余計な事を言うから・・・」

 「お姉さまは素晴らしい女性だわ。失礼な事を
  言わないください」

 「そうですわ」

 「ユリカとエミは優しいわね。特にユリカは彼
  氏が出来ると違うわね」

 「奴隷か玩具の間違いじゃ・・・」

 「ディアッカ、シッ!」

俺は口の軽い男その2であるディアッカの口を塞
ぐ。

 「カザマ君の従兄弟ですって?」

 「はい、わが社の期待の新入社員です」

 「一昨日まで特別研修を受けていたので、明日
  から本格的にマリューさんの下で働き始めま
  すわ」

 「特別研修?」

 「この二人、どういうツテを使ったのかは知り
  ませんけど、アカデミーに体験入学させまし
  て・・・」

 「えっ!どの科にですか?」

 「パイロット専攻でだよ。しかも、座学は終っ
  てるからって全部実地訓練で・・・」

俺の答えにイザークが驚愕の表情をしていた。

 「あの、ナチャラルのヨシナリさんがザフトの
  モビルスーツに乗れるんですか?ここには、
  ナチュラル用のOSなんて・・・」

 「どういうわけかOS持参で現れてな。それも
  、キラ謹製の奴を」

 「それで、どうでした?」

 「可哀想だから俺が教えたよ。あんまり手を抜
  くとバレてしまいそうだから、80%位の厳
  しさで教えたつもり」

 「ヨシナリさん、生きてます?」

ディアッカが失礼な事を聞いてくる。

 「失礼だな。俺が教えてるんだぞ」

 「ヨシさんは気が付いていないかも知れないで
  すけど、あなたの訓練の厳しさはアカデミー
  でナンバーワンなんですよ」

 「仕方が無いだろう。訓練で戦死する人間はい
  ないからな。厳しいのも教官愛だと思え」

 「ヨシナリさんはパイロットじゃ無いんですけ
  ど・・・」

 「でも、義成兄さん才能があるんだよね。もし
  、防衛大学にでも進学していたら相羽一尉と
  良いライバルになったかも」

相羽一尉は日頃はアレだけど、自衛隊では石原三
佐の次に腕が良い超エリート士官である。
しかも、彼はモビルスーツの構造やOSにも詳し
いので、実験機や新型機は必ず彼が試験する事に
なっているほどだ。

 「日本の会社には、新人研修で自衛隊に体験入
  隊させる所があるって聞いた事があるけど、
  新入社員にパイロットの訓練をさせるなんて
  ・・・」

 「ヨシナリさんはモビルスーツに乗れるから楽
  しいって言ってたわよ」

確かに、義成兄さんは厳しい訓練をものともしな
いで毎日楽しそうに訓練に参加していた。

 「やっぱり、義成兄さんはマゾだったんだな・
  ・・」

俺はそう思う事で自分の罪から逃れる事にしたの
であった。


 「赤ちゃん、可愛い。ステラも欲しい。ねえ、
  どうやって作るの?」

ステラの突然の天然発言で周りの場が凍りついた

 「えーとだな。男と女が・・・」

 「バカ正直に喋るな!」

ディアッカが久し振りにシホに殴り飛ばされてい
た。

 「ステラ、14歳にもなって知らなかったのか
  ・・・」

 「ほら、今までの環境が環境だったから」

俺はラスティーに事情を説明する。

 「えーとだな。男と女が協力して作るものなん
  だよ」

いきなり教えるのもアレなので俺は徐々に教える
作戦で行く事にした。

 「ふーん、そうなんだ。シン、赤ちゃん作ろう
  」

 「えっ!俺と?」

 「うん、シンがいい」

ステラの無知故のドッキリ発言で更に場が混乱し
てしまった。

 「ステラ!そんなの駄目よ!」

 「どうして?ルナ」

 「シンと子供を作るのは私・・・じゃなくて!
  まだ私達では育てられないから駄目!」

 「そうよ、私達まだ学生でしょ」

ルナマリアとメイリンが顔を真っ赤にしながらス
テラに反論した。

 「ステラはまだ14歳だろう。子供は一人前の
  軍人になってからだから、最低でも後4〜5
  年先だな。それまでに、ゆっくりと好きな人 
  を探すんだよ」

 「うん、わかった」

俺がステラの頭を撫でながら諭すと、素直に返事
をした。

 「さすがね。カザマ君は」

 「俺は妹の扱いなら天下一品ですよ。ところで
  、名前はもう付けましたか?」

 「ああ、私が万全を期してつけた。(ミユキ)
  にした」

 「特に捻りも無く、日本風の綺麗な名前ですね
  」

 「ネタでは無いんだから、捻る必要性を感じな
  いが・・・」

 「(ミユキ)ちゃんですか。命名の由来は?」

 「ミサオの故郷ではこの時期でも山に雪が残っ
  ていて、その景色が美しいと聞いたので美し
  い雪と書いて(美雪)にしたのだ」

 「さすがは、クルーゼ司令」

 「素敵ですわ」

ユリカとエミは素直に感動していたのだが・・・

 「俺、クルーゼ司令がプライベートでまともな
  事を言ってるのを初めて聞いた」

 「本当に雪でも降りそうな気配・・・」

 「ここはプラントだろうが」

 「気象コンピューターの故障でさ」

 「ありえそうですね」

ディアッカ達が小声で失礼な事を言っている。

 「それはともかく、可愛い娘さんが生まれた事
  を祝して俺とラクスからお祝いです」

俺達は出産祝いをミサオさんに渡した。

 「えーと、これは何?」

 「はい、ハロですわ」

俺達は独自に改良を加えたハロをプレゼントする

 「これ、五月蝿くないかしら?」

 「大丈夫ですよ」

俺がハロのスイッチを入れると、ハロはオルゴー
ル調の子守唄を演奏し始めた。 

 「こうやって子守をするように改良を加えたん
  です。他にも、防犯サンサーや言葉を教えて
  くれたりします」

 「へえ、凄いわね」

 「アカデミー卒業以来の久し振りの電子工作で 
  骨が折れましたけど。それとですね、オーブ
  にいる連中から大きいのが届いてますよ。し
  かも、結構重いんですよ」

苦労して持って来た箱を開けると、中に全長一メ
ートル位の熊のぬいぐるみが入っていた。

 「ぬいぐるみにしては重いよな。あっ、説明書
  か?これ」

箱の中に説明書が入っていて、表紙をめくると「
(株)ドールハウス試作品クマクマ君」の取り扱
い説明書と書かれていた。

 「ドールハウスですか?」

 「ああ、アスランがトリィーとハロを商品化す
  る為に契約した日本の会社だ」

 「動くぬいぐるみって事かしら?」

 「えーと、弊社の試作品をご利用いただきあり
  がとうございます。この商品はキラ・ヤマト
  様とアスラン・ザラ様とで共同開発した子守
  ロボットで三万通りのクマクマ語を話します 
  ・・・か」

俺が熊を箱から取り出してスイッチを入れると、
熊は周りを見渡し始めた。

 「何を探しているのかしら?」

 「えーと、子守の対象を探しているようです」

説明書を見ながら解説すると、熊は「ミユキ」ち
ゃんのベビーベッドに向けて歩き出した。

 「クマクマクマ、クマクマ?」

 「熊はクマクマとは鳴かないだろう?普通」

 「クルーゼ司令、ツッコム所が違います」

 「本当の熊の鳴き声なんて聞いたら、赤ん坊が
  泣くからだろう」

 「「「なるほど」」」

このメンバーの中では比較的常識人であるラステ
ィーの意見にみんなが納得する。

 「クマクマクマ、クマクマ?」

 「何て言ってるんだろう?」

 「えーと。ああ、わかった!(クマクマ)、ミ
  ユキちゃんだよ」

「クマクマ」はその答えを聞くと安心したのか、
ベビーベッドの横で動かなくなってしまった。

 「子守の対象の名前を聞いてたんですよ。それ
  と、動かなくなったのは対象が寝ているから
  だそうです」

 「なるほどな。大した出来ではないか」

 「クマーーー!、クマ!」

「クマクマ」はベビーベッドに近づいたクルーゼ
司令を威嚇し始めた。

 「カザマ君、どういう事なんだ?」

 「えーとですね。不審者が近づくと警戒モード
  に入るって書いてあります」

 「私は(ミユキ)の父親だぞ!」

確かにそうなのだが、基本的に仮面を付けた男は
怪しいというのが世間の常識なので、「クマクマ
」はクルーゼ司令を威嚇し続けている。

 「(クマクマ)、この人は見た目は怪しいけど
  、この子の父親なのよ」

 「クマクマ」

「クマクマ」はミサオさんの言葉に反応してまた
静かになった。

 「良く出来てるわね。ありがとう」

 「さて、次は・・・」

みんなは思い思いのお祝いの品を渡していき、部
屋の中はプレゼントで一杯になった。

 「元から一杯あったから、満杯ですね」

 「ああ、アデス艦長とギルバートが昨日来てく
  れてな。タリアとレイも一緒だったが」

 「タリアは経験豊富だから、オムツとかベビー
  用品を沢山くれてね」

 「タリアさんですか?最近、見ませんね」

 「タリアも妊娠すると太るから表に顔を出さな
  いっうべ!」

ミサオさんのパンチで三度クルーゼ司令は床に沈
んだ。

 「次は私とステラで共同で作りました」

 「へえ、上手く出来ているわ」

二人はパイロットスーツを模したベビー服を持参
していた。

 「せっかくなので、色は赤にしました」

 「ありがとうね。二人共、良いお嫁さんになれ
  るわよ」

 「「ありがとうございます」」

二人は顔を少し赤くしてシンを見るが、肝心のシ
ンは大あくびをしながら「ミユキちゃん」を眺め
ていた。

 「そして、最後は私が手作りしたクッキーを」

ルナマリアは自作のクッキーをミサオさんに渡し
た。

 「出産で頑張ったミサオさんにです」

 「それは嬉しいが、甘いものを食べると更に豚
  になるっうべし!」

いつの間にか復活していたクルーゼ司令は四度床
に沈んだ。

 「メイリン、大丈夫なのか?」

過去に数回被害を受けた俺は心配になって小声で
メイリンに聞く。

 「料理は普通に作れるようになりましたよ。(
  蓬莱)というお店の店長さんが教えてくれた
  そうで・・・」

メイリンの話しによると、ラクスから頼まれたオ
ヤジが開いた時間に定期的に料理を教えていたよ
うである。

 「あら、美味しそうね」

 「色、匂い共に普通か・・・」

 「私は生まれ変わったんですよ。これで、美少
  女パイロットも可愛い彼女も美しいお嫁さん 
  の地位も全部いただきです」

 「みんなもどうぞ」

 「食べ物に執着しているミサオがくれると言う
  んだ。有りがたく貰った方が良いってうべし
  こ!」

 「「「「「では、いただきまーす!」」」」」

クルーゼ司令が5度床に沈んだのを確認しながら
全員がクッキーを口に入れた・・・。


ルナマリアお手製のクッキーを食べた全員がこの
日から数日間、腹を壊してトイレに何回も駆け込
む事態に陥り、全員が二kg〜四kg体重を落し
、ミサオさんは退院までに八kg体重を落してし
まったそうである。
この件で、ルナマリアは大分落ち込んでいたのだ
が、思わぬ事態で減量に成功したミサオさんに物
凄く感謝された事だけは明記しておく。 


(四月中旬、アフリカ某国ダイヤモンド鉱山守備
 陣地)

 「あーあ、退屈ですね」

 「本当にな」

 「アフリカ共同体の連中、また来ますかね?」

 「仕事だから、来るだろう」

 「また一稼ぎ出来ますね」

 「そうだな」

四人のコーディネータ傭兵がセンプウのコックピ
ットの中でコーヒーを飲みながら楽しそうに会話
をしていた。
ここは、アフリカ某国のダイヤモンド鉱山であり
、大西洋連邦企業の支援を受けた反政府武装勢力
がこの鉱山を占領して採掘物を横流しする事態に
陥っていたのだ。
この鉱山で発掘されたダイヤの原石はブラックマ
ーケットからその大西洋連邦企業に格安で売却さ
れてその企業は莫大な利益を上げる代わりに、そ
の企業から武器等の援助を受けるという、非常に
解かり易い構図であった。
大西洋連邦政府が関与を否定して、「ご自由に討
伐して下さい」と言っている以上、アフリカ共同
体は自力で討伐しなければいけないのだが、一回
目の作戦は敵を舐めて少数で行った結果、十名ほ
どのコーディネーター傭兵が操るセンプウに完膚
無きまでに叩かれてしまったのだ。

 「おーい!今度は向こうも傭兵を雇って来るそ
  うだぞ!」

武装勢力の親玉から情報を集めてきた別の傭兵が
大声でみんなに報告する。

 「本当か?」

 「ああ、噂によると(ピンクの死神)が入って
  いるらしい」

 「何!(ピンクの死神)だと・・・」

 「モビルスーツの色と形はふざけているが、基
  本的に容赦しない奴らしいからな」

 「うーん、対策が必要だな」

 「ここは協力して半数を奴の対応に当てよう。
  その代わり、撃墜報酬は全員で頭割りって事 
  で」

 「そうだな。今回は特別にそういう事で」

 「異論は無い」

 「俺もだ」

傭兵達は油断ならない敵の為に、一致団結する事
にする。

 「おーい!敵襲だぞ!」

 「全員、臨戦態勢だ!」

 「「「「「了解!」」」」」

武装勢力の全兵士と傭兵達が配置に付くと、遠く
のサバンナから土煙が上がり、多数のモビルスー
ツが見えてきた。

 「アフリカ共同体の連中は対した事は無い。(
  ピンクの死神)を探せ!」

 「「「了解!」」」

傭兵達はピンクのジンを探すが、それはなかなか
見つからなかった。

 「おかしいな?ガセネタだったのか?」

 「そんなはずは無い!絶対に奴は参加している
  !」

 「おい!あれは何だ?」

一人の傭兵が指差した方向から高速で一機の四足
歩行モビルスーツが接近してきた。

 「色はピンクだぞ!」

 「(ピンクの死神)か?」

 「あれはバクゥなのか?」

 「多分、そうだと思うが・・・」

 「プードルに似てるな・・・」

 「うん、似てるな・・・」

 「でも、笑えるよな」

 「ああ、笑えるな・・・」

 「「「「あっははははははははは!」」」

一人の傭兵の指摘で全員がプードルに似てると確
信したと同時に、武装勢力の兵士と傭兵達は爆笑
し始めた。 


 「この野郎!命を掛けた戦場で俺を笑いやがっ
  て!」

背中のビーム砲で一機のセンプウを撃破する。

 「俺がどんな思いでこれに乗ってるかわかって
  いるのか!」

更に、もう一連射でもう一機センプウが爆発する

 「しかも、性能だけは一流と来てやがる!」

背中のペガサスの羽にビーム刃を発生させて、セ
ンプウを真っ二つに切り裂いた。

 「俺を防御陣地に穴を開ける役になんか任命し
  やがって!」

更にもう一機のセンプウをビーム刃で切り裂くと
、ジンに変型して砲台や戦車などに射撃を加えた

 「なっ!(ピンクの死神)」

 「その名前を呼ぶなーーー!」

ガイがビームサーベルを抜いて五機目のセンプウ
を切り裂くと、武装勢力は降伏してしまう。


 「ほら!キリキリ歩かないか!」

戦闘が終了して降伏した兵士達が連行されて行っ
たが、全員が「ピンクさん」を見て爆笑して、現
場で指揮を執っていたケストル中将から「さすが
に凄腕だな」と褒められつつも、彼は下を向いて
必死に笑いを堪えていた事は我慢しよう。
だが、俺にも許せない事もある。

 「ガイ!新しい武器が届いたぞ!」

 「いらない・・・」

 「そう言うなよ。ほら、(ピンクさん)の(ワ
  ンワン)体型時の口の中にアーマーシュナイ
  ダーを利用した歯を仕込んだんだよ。これで
  、接近戦も大分有利に・・・」

 「これで、敵に噛み付くのか?そして、(ワン
  ワン)体型時とは?」

 「ラクス様命名だ。何でも、義妹が遊びに来た
  時に選んで貰ったそうだが・・・」

半分、脱力しながら(ピンクさん)もとい、バク
ゥもどきを見ると、口の中に綺麗な白い歯が見え
る。

 「色が白いが・・・」

 「ラクス様が(芸能人と有名人は歯が命)だか
  ら色は白くしたそうだ」

 「ふっ、そうか・・・。これで、俺はまた敵に
  笑われるんだな」

 「有名人ってつらいな。ガイ」

 「ぬおおおーーー!カザマの野郎!覚えてろよ
  !」

ガイの絶叫はアフリカのサバンナに響き渡った。


         あとがき

短いです。
運命の総集編をビデオに録画してみるか。
見るかどうかはわからないけど・・・。

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