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「機動戦士ガンダムSEED 〜永遠の愛と自由の為に…〜 第04話(ガンダムSEED)」

桑ジュン (2006-03-26 16:48/2006-03-26 16:52)
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注意:このお話は作者が『何となく』の『思いつき』でちまちまと書いているお話です。
思いつきで書いるので先の展開はまだ朧げにしか組みあがっていません。
(少しずつ構成していて結末は一応構想済み)
執筆スピードが遅いので更新は遅いです。
基本的にキラの視点で書きますが、頭に<ラクス>等の表記が入る場合ははその後の文がそのキャラ視点での文になるという表記です。
(この場合はラクス)
それと話の構成上微妙に設定等が、特にキャラの年齢や性格が違ったりする場合があります。
お気をつけ下さい。
後、こういうのが嫌いな方は読まない方が宜しいと思います。
誤字脱字修正感想等宜しくお願いします。

以上を踏まえて、読んでも良いという方は下にスクロールしてください。
では。


<キラ>

「…………………それで、僕に何をさせたいんですか?小父さん…いえ、ザラ委員長

「ごほん!……実はだね」

数十分に渡り説明という名の懇願に承諾すると小父さんは小躍りする感じで感謝を言った後、集合場所と時間を言うと通信を切ってしまった。
内容の事を簡単に纏めると

『オーブの次期試作可変MSの先行実験試作機のテストパイロットとして出向して欲しい』
『二人乗りのMSの為、もう一人居るが出発時に合流する予定との事』
『明日AM08:00に指定の場所に集合。後に港にて機体を受領』
『単機で大気圏突入が可能の可変MSとの事でデータ取りの為』
『その後オーブに行き実験データを渡してきて欲しい』
『数度に渡る実験を通った後の為余程のミスや事故が無い限り安全らしい』
『報酬は報告時に通達するとの事』

何か嫌な予感がするんだけど。
というか、もう一人のパイロットって誰?
オーブに行けるのなら、久しぶりに母さん達に会えるけど…。


平穏が欲しいよ、ラクス。


<??>

ピッ

送られて来た命令書を読み終わりPCの電源を落とすとベッドに横になって思いに耽る。
国防委員長直々の命令なので拒否権が有って無いような物だったけれど、私は即答で承諾の返事をした。
アカデミー在学中頃から急に育ってきて豊かになってきた自分の胸に手を当てる。
…鼓動が落ち着かない。
だって明日の任務は、お世話になった憧れの先輩に会えるのだから。

在学中、親身になって色々教えてくれた優しい先輩。
暴漢に襲われそうになった時、助けてくれた格好良い先輩
私も赤服になれた時、ラクス様と一緒に祝ってくださった優しい先輩。
………。

明日の任務、先輩のお役に立てるよう頑張ります!


機動戦士ガンダムSEED 〜永遠の愛と自由の為に…〜
第04話 乙女のお約束?


<??>

「起きて…朝だよ」

…?誰…聞いたことが…有る声の様な…

「…朝だよ、起きないと悪戯しちゃうぞ」

…はい?誰?
眠い目を開けると…
はいぃ?!?!

「せせせせせせっ、先輩ぃ?!?!」

「どうしたの?『先輩』だなんて懐かしい呼び方をして」

「はぇ?」

慌てる私をキョトンとした顔で見ている先輩。
ダブルサイズ以上はあろうかと思われるベッド。
お互い裸で向かい合っているという状況を鑑みるに……恋人同士?

「僕達、結婚して夫婦になったんだから遠慮なんてしなくても良いんだよ?」

ええええええええええええっ?!?!?!
けけけっけけけ結婚?!?!?!

「それとも夕べの初夜の時、思ったより負担をかけちゃったのかな…」

しょしょしょしょ初夜?!?!
と言う事は、私と先輩が…あんな事こんな事を?
…あうあうあうあ〜〜

「怒ってる?」

「いいいいえっ、怒ってなんていませんよ?」

というか、軽く首を傾げて捨てられた子犬の様な目で見られたら怒れる筈も無いじゃないですか。

「良かった。取りあえず今日の朝食は僕が作るから休んでいてね」

ベッドを出て上着を羽織って部屋を出て行く背を見送る。
細身の体ながらも引き締まった筋肉に覆われた先輩の体…。
ああっ、幸せの余り意識が…


がばっ!!!


辺りを見回す。
何時ものベッドに何時もの部屋、何時もの寝間着…
………………夢オチ?!
取りあえず今何時?……えっ

AM07:36

ええっ?!

AM07:36

まままままさかぁーーーーっ

カシャッ
AM07:37

遅刻するーーーーーーーー?!


<キラ>

AM07:44

ガレージから愛用の大型エレバイクを出して出発の準備をしていると何やら騒がしい事に気が付く。
道路を挟んで反対側にある20階建てのマンションから凄い勢いで人が走って来る。
僕の近くまで来ると荒れた息を整えている。
大丈夫かな?

「…大丈夫?」

声を掛けると深呼吸した後身に着けている赤服の制服を整えザフト式の敬礼をしてきた。

「大丈夫です!!本日の任務に一緒に行く事になりましたシホ・ハーネンフースです」

小父さんが何で言わなかったのかは解らないけど、シホちゃんなら安心だ。

「君となら安心できるよ、宜しくシホちゃん」

「はい!精一杯頑張ります!!宜しくお願いします先輩!!!」

ゆっくりしていると遅れちゃうから急がないと。
10分位で行けるとはいえ、それは一人で行く時の事だし・・・。

「取りあえず時間が無いから急ごうね。荷物を固定したらシホちゃんは後ろに乗って!」

「はい!って後ろですか?!」

「そうだよ?はい、ヘルメット。被ったら僕の体にしっかり捕まっててね」

「はっはい!」

ぎゅっ、ふにゅっ

「はうっ!?」

予想以上に柔らかいモノが背中に!
…成長したねシホちゃん。

「どっどうしました?先輩!」

「何でもないよ(汗)、さあ行くよ!」

「はい!」

発進して港に急ぐ間、何やら先行きが不安になったのは僕の気のせいなのかな。


・・・平穏が欲しいよ。


つづく?


あとがき
どうも、遅くなりました。
リアルで忙しいので執筆が何時もより遅くなってしまっています。
ですが頑張ります。

レス返しです。
3×3EVILさん
>冷たい戦争は進行中ってことですか?
ぶっちゃけるとそういう事です。
各地で残党が某台所の天敵の如く騒動を起こすので、それを沈める為に同盟軍が有るという事です。
>シン
まあ、TVよりは良い扱いになるとは思いますよ?

アークさん
>たとえば最近、劇場版で復活したあれ
げふんげふん・・・。
・・・まあ、次話をお待ちください^^;。

これからも応援宜しくお願いします。
では、また。

PS.
18禁話ってほしいですか?
相手はラクスだけに限りませんが(ぉぃ)、要望が多ければもしかしたら書くかもね。(ぇ

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