注意：このお話は作者が『何となく』の『思いつき』でちまちまと書いているお話です。
思いつきで書いるので先の展開はまだ朧げにしか組みあがっていません。（少しずつ構成していて結末は一応構想済み）
執筆スピードが遅いので更新は遅いです。
＜キラ＞の表記はその後の文がそのキャラ視点での文になるという表記です。（この場合はキラ）
それと話の構成上微妙に設定等が、特にキャラの年齢や性格が違ったりする場合があります。
お気をつけ下さい。
後、こういうのが嫌いな方は読まない方が宜しいと思います。
誤字脱字修正感想等宜しくお願いします。
以上を踏まえて、読んでも良いという方は下にスクロールしてください。
では。
今はC.E.71 2/14、『お見合い騒動』から約一年経ったが結局ユニウスセブンの悲劇、通称『血のバレンタイン』は起きなかった。
その代わりに農業プラントのユニウスセブンである条約が結ばれた。
『三国同盟』
大西洋とユーラシアを主とするの連合地球軍、オーブを代表とした中立連合、そしてプラント。
この３陣営による平和への同盟で、
連合地球軍から、平和の為の陣頭指揮を執っている『ハルバートン提督』
中立連合から、オーブ首長国代表『ウズミ・ナラ・アスハ』
プラントから、最高評議会議長『シーゲル・クライン』
３陣営の同盟軍による平和維持。
ブルーコスモスの残党のテロを抑止鎮圧する為の同盟締結だった。
機動戦士ガンダムＳＥＥＤ 〜永遠の愛と自由の為に…〜
第０２話 動く世界？
同盟締結１周年の報道を見ながら思い返す。
ブルーコスモスという狂信者達はある事件が元で勢力を弱めていた。
全世界に報道されたブルーコスモス盟主『ロード・ジブリール』のスキャンダルだった。
スポンサーの一人『ムルタ・アズラエル』の内部告発だった。
内容としてはある種の薬で造られる『エクステンデット』いわゆる『強化人間』の存在で、それに携わっていたジブリール達コーディネイターを忌み嫌う者達の実名と共に悪行の数々が公開された。
『青き清浄なる世界のために』
その言葉を合言葉とした騒動はそれ以後殆ど起きなくなった。
コーディネイターが『遺伝子を弄り許せない存在である』という文句も説得力を無くしていた。
コーディネイトと薬での強化人間。
一般の認識としてはどちらを悪いとするだろうか。
そもそもコーディネイトは宇宙の過酷な環境に対応する為に処置されたのが最大の理由だ。
ファーストコーディネイターの『ジョージ・グレン』は過程が違うが本筋は同じだ。
だからこそ木星まで行き、地球に帰ったのだ。
『エクステンデット』はどうだろう。
『エクステンデット』『強化人間』と言ってはいるが、実の所『薬漬け』で戦う人形にしてしまうというものだ。
しかも、される対象は世界各国の孤児院から秘密裏に引き取った『孤児達』に処置をしていたのだ。
これでもかという位世界中から非難と抗議の声が上がった。
そして見る見るうちに勢力が弱まり、現在では世界に潜伏するテロ集団でしかなかった。
…僕が平和の為に行動する前にあっという間に世界が動いて行った。
出鼻を挫かれる状態でもっと驚く事があった。
『クルーゼ』の存在だった。
『ムウ・ラ・フラガ』の『兄』として『ラウ・ル・フラガ』として存在していた。
詳細はまだ分からなかったが現在は兄はプラント守備軍『Z.A.F.T.』に所属していて、弟は地球軍に所属しているみたいだ。
オーブの事も話題に出ていた。
基本的に不干渉で監視役に勤め、暴走が起きそうなら地球軍かZ.A.F.T.に連絡しそれを鎮めるという立場に収まった。
オーブの理念が有る為不用意に干渉行動は起こさないが、自国を護る為の力は備えていた。
地球軍とZ.A.F.T.と共同で平和の為の抑止力『Ｇ』の開発だった。
Z.A.F.T.軍
GAT-X105-1 ストライク１号機
GAT-X102 デュエル
GAT-X103 バスター
GAT-X207 ブリッツ
GAT-X303 イージス
オーブ軍
MBF-02 ストライクルージュ
MBF-M1 Ｍ１アストレイ
MBF-P01 アストレイ・ゴールドフレーム
MBF-P02 アストレイ・レッドフレーム
MBF-P03 アストレイ・ブルーフレーム
地球軍
GAT-X105-2 ストライク２号機
CAT1-X1/3 ハイペリオン
GAT-01D ロングダガー
GAT-01A1 105ダガー
世界を護る為の剣達。
その戦いの先には、何が？
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
＜キラ＞
「キラ、何を書かれているのです？」
「うぇ？！？！ラ、ラクス？！」
ＰＣに向かって文章を打つのに集中していた僕は耳元に聞こえた声に驚いた。
心臓に悪いよ。
「先ほどから買い物に行きましょうと声を掛けてましたのに、キラは気付いていないようでしたが…」
「そっそう、そうなんだ…ごめん」
ラクスが僕の傍らに来て覗き込んでくるのにドキドキしながら、微かに感じる良い匂いにちょっといけない気持ちになりそうだった。
「…これは『三国同盟』のことですのね。…あら？…これは以前に仰っていた『記憶』の事が織り交ぜて有るのですね」
「あっ、うん。実際の事にアレと思い付きとかが一部混ぜた文だから矛盾点が有るだろうけどね」
お見合い事件の後、『記憶』に関してはある程度の嘘を交えた話で家族（ラクスも）には話してある。
…『夢』という事にしてはあるけれど。
レノア小母さんとアスランにも聞かせたけど、アスランが暴走したんだよなぁ。
「俺は絶対キラにそんなことはしない！！！」って叫んだ後、レノア小母さんに張り倒されていたっけ。
…そういえば、母さんと小母さんは反応が余り無かったなぁ。
大人だからなのかな？
ちなみにステラには言っていない。
『寝てる』って母さんと小母さんが言っていたしその後は言う機会が無かったし。
「この『Ｇ』の事、……またハッキングされたのですか？」
「…アレと僕の世界は違うと分かっては居てもやっぱり戦争にはしたくないから」
「キラ…」
けどこの『同盟軍』の機体の発案製作監督の『Ｖ＆Ｌ』って誰？
何か深く考えちゃいけない気がするんだけど…（滝汗）
「その為にプラントに移住して、仕官アカデミーに入り驚く速さでカリキュラムをこなしトップで卒業したのでしたわね…」
「それもそうだけど、プラントに移住したのはそれが理由じゃないって言ったじゃないか」
悲しそうに俯くラクスを見かねた僕は抱き寄せて綺麗な髪を撫る。
「確かに母さんやステラと離れてプラントに移住したのはそれも理由の一つだよ『赤服』にもなれたしね」
「キラ…」
泣きそうな悲しい目で僕を見るラクスに微笑みながら安心させる為に言う。
「大々的に発表された僕達の婚約の事（レノア小母さんの暗躍なのかな？）も関係してるけど一番の理由は別だよ」
「それは？」
ううっ恥ずかしくて顔から火が出そう。
「それは、ラクスの近くに居たかったからね」
「え？」
ラクスの驚く声が聞こえるけど顔を見れない。
真っ赤だろうなぁ。
「確かにラクスと僕はそれぞれやることが有って、シーゲルさんとレノア小母さんが用意してくれたこの家で一緒に居られるのも週に３日位しか無いけど」
「………はい」
また俯いちゃったなぁ。
「それにこういう事に距離は関係ないと言うけど…でもね、僕は地球プラント間の物理的な距離はでかくて苦しかったんだ」
「それで…なのですか？」
うん、ラクスの悲しい顔は見たくないしね。
「うん、ラクス。君が居るから僕は頑張れるんだ」
「…でしたら私もです。キラ、貴方が居るから私も『歌姫』として頑張れるのですから」
見るなら笑顔が良いよね。
「がんばろう！」
「はい！」
お互い微笑みあう。
……そう、君が居るから僕は頑張れるんだ。
つづく？
あとがき
どうも、かなり間が開いてしまいました。
それまでに『幻想曲』なんて書いてるし（汗）
余裕が有る時はあちらも書くと思います。
今回の話も試行錯誤して書き上げたのですが上手く組めてるかな。
話の構成は色々難しいです＾＾；。
頑張ります。
後、投稿しなおしました。
アンケートはミニＳＳ付きとはいえいけませんでしたね。
この度は大変お騒がせしました。
以後気をつけます。
『幻想曲』のレス返しです。
５４さん
>あと、飛天御剣流の師範代‥‥‥轢かれないと思うんだけどな。ぶつかる瞬間に踏み台にするなり何なりすると思うな。
時代と共に少しずつ廃れていってあれほどの強さにはなれないと思います。
というか、あの強さが凄すぎなのですけどね。
流石に咄嗟の事という事と子供を助けるという事に意識が行っていて、自分の方は対応し切れなかったという事で一つどうでしょう？（ぇ
名無しＸさん
はい、『るろうに』です。
確かに抜刀術なのですが体がか弱い乙女になってしまったので殆どが出来なくなってしまっています。
以後の展開次第ですね（ぇ
アークさん
>とりあえず、原作を知っているのが救いになるかな？
確かにそうなのですけどね。
体がコーディネイターとはいえか弱い乙女で射撃馬鹿の体なので剣術が生かせれません。
修練しだいですかね。（ぉぃ
ＡＮＤＹさん
いえいえ、僕が勝手に影響されただけですので＾＾；。（ぉぃ
お互い頑張りましょうね。
これからも応援宜しくお願いします。
では、また。