注意：このお話は作者が『何となく』の『思いつき』でちまちまと書いているお話です。
思いつきで書いるので先の展開はまだおぼろげにしか組みあがっていません。（少しずつ構成していて結末は一応構想済み）
執筆スピードが遅いので更新は遅いです。
＜キラ＞の表記はその後の文がそのキャラ視点での文になるという表記です。（この場合はキラ）
それと、微妙にキャラの性格が違ったりします。
お気をつけ下さい。
後、こういうのが嫌いな方は読まない方が宜しいと思います。
誤字脱字修正感想等宜しくお願いします。
読んでも良いという方は下にスクロールしてください。
では。
＜キラ＞
「ラクス」
「…はい、何でしょうキラさん」
それがまだアレなんだよなぁ。
「母さんが居ないからまだ正式じゃないにしろ、僕達は婚約者同士になったんだよね？」
「はい」
頬を染めながらも返事をしてくれる。
「じゃあ、僕の事は呼び捨てにしてくれないかな？『さん』付けだと何だか他人行儀だし」
「…分かりました。では……キラ、これから宜しくお願いしますわ」
「うん、宜しくねラクス」
お互い真っ赤になりながらも微笑み合う。
アスランは苦笑しながらこちらを見ていた。
ガチャッ
「お兄ちゃん、ただいまー……えっ？」
「キラ、ただいま……あら？」
「お邪魔するわね、キラ君……まあ！」
帰るのまだ二三日後じゃなかったの？母さん
それと、どうしてここに居るんですか『レノア小母さん』
機動戦士ガンダムＳＥＥＤ 〜永遠の愛と自由の為に…〜
第０１話 これからの始まりとお見合い その３
＜ラクス＞
「ちょっ、母さん！確か帰って来るのはまだ二三日後だったんじゃないの？！」
「ええそうなのだけれど、レノアに用事があって早めに切り上げてユニウスセブンに行ったのだけれど…」
ご家族の方々の帰宅に驚いたキラがお母様と思われる方に詰め寄られていました。
その周りには何処か幼さを感じさせる金髪の可愛い女の子と、国防委員長のパトリック・ザラの奥方様でありアスラン・ザラさんのお母様であるレノア・ザラ様がその様子をご覧になっていました。
かく言う私も唖然としてしまいました。
「私がね『今帰れば面白い物が見れるわよ』って言ったのよ」
「はい？…レノア小母さん、一体何を？！」
「母上？！仕事が忙しいのではなかったのですか？！なのに何故ここに？」
レノア様がさも面白い事といった様子でコロコロと笑いながら仰った言葉に、キラとアスランさんが驚いた様子でした。
確かに。
レノア様は農業プラント『ユニウスセブン』に農業関係のことで行っておられるとお父様から聞いたことがありました。
…ですが、私にとっては些細な事です。
キラのお母様にアピールをしなくては！…第一印象というものは大事ですから。
キラとアスランさんがレノア様に詰め寄って騒いでいるのを微笑ましそうに見ているお義母様、『ヴィア・ヒビキ』様にそっと近づいてお辞儀をいたしました。
「はじめまして、今回のお見合いでキラさんと御付き合いさせていただくことになりました『ラクス・クライン』と申します」
「あら、『クライン』ということはプラント評議会議長シーゲル・クラインさんの？」
自己紹介をするとヴィアお義母様は「あら」といった感じで右頬に右手を当てて首を傾げ、お父様の事を聞いてきました。
確かにお父様は有名ですから…。
「はい、娘です」
「まあまあ。…息子の何処が気に入ったのかはお聞きしませんが、宜しくお願いしますね」
見惚れる様な綺麗な笑顔でこちらの不安とは関係なく、あっさりと快諾されてしまいました。
やりましたわ！！
これでお義母様公認ですわ！
…嬉しさの余り弾けかけてしまいましたわ。（汗）
「はっはい、宜しくおね「ダメーーーーーーーーーーー！！！！」…えっ？」
思わず顔を赤らめながらも返そうとした所でお義母様の傍らに居た女の子が突然大声を上げられました。
私達は皆シンと静まり女の子を見る。
…そういえば、この子は一体。
「お兄ちゃんの…お兄ちゃんの……」
？お兄ちゃん？
という事は、この子はキラの妹でしょうか。
何やら俯いて震えて居られます。
「お兄ちゃんの…お兄ちゃんのお嫁さんにはステラがなるのーーーー！！！」
「「「ええっ？！」」」
その子の叫びに私とキラとアスランさんは驚いてしまいました。
まさか…まさか…。
『キッ』といった音がしそうなほど私を見ているステラさん。
ここに来て『ライバル』発生ですか？！
大人のお二人は何やら微笑ましそうに見守ってらっしゃいますが…。
どうしてこうなるのですか？！
つづく？
あとがき
どうも、前回から大分間が開いてしまいました。
すみません。（滝汗）
今回はメインをラクス視点で書いてみました。
難しいなぁ＾＾；。
後、ある意味最強の障害のブラコンの『妹』登場。
ともかく、次話で第１話は終わりです。
忙しいのでまた間が開くかもしれませんが、どうか気長にお待ち下さい。
では、また。