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「機動戦士ガンダムSEED 〜永遠の愛と自由の為に…〜 第01話その2(ガンダムSEED)」

桑ジュン (2005-11-26 15:45)
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注意:このお話は作者が『何となく』の『思いつき』でちまちまと書いているお話です。
思いつきで書いるので先の展開はまだおぼろげにしか組みあがっていません。(少しずつ構成していて結末は一応構想済み)
執筆スピードが遅いので更新は遅いです。
<キラ>の表記はその後の文がそのキャラ視点での文になるという表記です。(この場合はキラ)
後、こういうのが嫌いな方は読まない方が宜しいと思います。
誤字脱字修正感想等宜しくお願いします。


読んでも良いという方は下にスクロールしてください。
では。


「はじめまして、キラ・ヒビキです。キラで構いません」

「はっ、はい、では…きっ…キラ…さん。……私はラクス・クラインです。ラクスで構いませんわ」

「おーい?」

微笑みながら『名前で呼んで』攻撃に私は不覚にも動揺してしまいながらも辛うじて言うことが出来ました。
反則ですわ、あの微笑みは…。

「んー、本当は『さん』も要らないんだけど…」

「キラー?」

いきなり呼ぶことは流石に無理ですわ、…心の中では出来ますが。

「では、中にどうぞ」

「はい。では」

彼にエスコートされるのにドキドキしながら家の中に入らせていただきました。


…何か忘れているような…。(キラ&ラクス)

「おーい、キラー?ラクス嬢?」

まあ、良いか(でしょう)。

「おいっ!!」


機動戦士ガンダムSEED 〜永遠の愛と自由の為に…〜
第01話 これからの始まりとお見合い その2


<キラ>

二人にお茶を出してソファに座る。
挨拶も兼ねた談笑をしながら改めて状況を見る。
僕から見てテーブルの右のソファにラクス、そして左にアスランが座っている。
久しぶりに再会したアスランは…何というか『ちょっと』変わっていた。
僕の『記憶』にある『キラ病』というのだろうか。
…そっちの気は無いから流石に遠慮したいんだけどなぁ。

「ん?どうした、キラ?」

「いや、なんでもないよアスラン」

視線に気付いたのか問いかけてきたアスランをやんわりと返す。
視線を逸らした先には優雅にお茶を飲んでいるラクスが居た。
日本茶を出した時、珍しい飲み物に一瞬驚いたようだったけど今は美味しそうに飲んでくれている。
お茶請けの羊羹も好評みたいで良かった。

「少し前に母さんと日本に旅行に行った時に買った物なんだけど、どうかなお茶と羊羹。好みに合ったかな」

「ええ、とても美味しいですわ」

僕が一応感想を聞いてみるとにこやかに返してくれた。

「ケーキ等の洋菓子は頂いた事は有りましたけれど、この羊羹…でしたか和菓子というのも気に入りましたわ」

「そう、それは良かった」

うん、本当に良かった。
…何かアスランが物欲しそうに見てるけど無視無視。

「…それで、…あの…婚約のお話のなのですけれど…」

ちょっと頬を染めながらおずおずといった感じにラクスが話を出してきた。
……そうだよ、これお見合いだったよ。
馴染んじゃって忘れかけてたよ。(汗)

「えっと僕としては光栄だし、ラクスの事は…その…すっ…好きだし、お受けしたいというのが気持ちだけど」

…うわー、言っちゃったよ。
多分僕の顔真っ赤だろうなー。
……反応が無い?
俯き加減だった顔を上げると、……泣いていた。

「うぇ?!なっえ?どうして泣くの?!…僕との婚約が嫌なの?」

「…」

慌てて傍らに駆け寄って聞くと口元を押さえながらも顔を横に振って否定してくれた。
良かった、嫌じゃなくて。
ふと向かいの静かさに目を向けると、アスランが真っ白になって固まっていた。
…とりあえずアスランは置いといて、ラクスの方だ。

「……しくて…」

「えっ?何?」

えっ?手で覆われているのも有るけど声が小さくて聞き取れなかった。
耳をラクスの顔の方に近づけて耳を澄ます。

「嬉しくて、思わず…」

……嬉しくて思わず泣いちゃった?


僕は今、猛烈に感動している!!!


…嬉しさのせいかちょっと弾けかけたよ。(汗)

「…ラクス、プレゼントが有るんだ」

「プレゼント…ですか?」

ハンカチで涙を拭いてあげた後、プレゼントの事を話した。

「うん、ちょっと待ってて」

僕が座っていたソファの後ろの台に置いてあった箱を取るとラクスの前に戻る。

「これなんだけど、どうかな?」

クリームピンクの懐中時計が入った箱をラクスに渡して様子を見る。
受け取ったラクスは僕に目配せをしてきた。
『開けても良いですか?』という事だろう。
もちろんと僕が頷くとラクスは箱をそろそろと開ける

「これは…」

「懐中時計といって昔有ったアナログ式の携帯用の時計なんだけど、……実は僕の手作りなんだ」

「え?!」

僕が中身の説明をした後、『手作り』という事を言うとラクスが驚いた表情で僕を見ていた。
…何時の間にか復活していたアスランも驚いている。
そんなに驚く事かな。

「キラ、お前確かマイクロユニットの類は苦手だった筈…」

「うん、けど『プレゼントしよう』って決めたら三日で中身作っちゃった。…徹夜しちゃったけど

「作っちゃったって。…お前なぁ」

僕が経緯を簡単に話すと、一瞬呆けた後溜息と共にあきれていた。

「それに僕の分も作っちゃったから、この世で二つしかない懐中時計なんだ」

僕の分のクリームブルーのを見せながら『どうだい』といった感じに見せる。
ラクスはその僕の手に持っているのと自分の手に有るのを見て真っ赤になっていた。

「ラクス」

「…はい、何でしょうキラさん」

それがまだアレなんだよなぁ。

「母さんが居ないからまだ正式じゃないにしろ、僕達は婚約者同士になったんだよね?」

「はい」

頬を染めながらも返事をしてくれる。

「じゃあ、僕の事は呼び捨てにしてくれないかな?『さん』付けだと何だか他人行儀だし」

「…分かりました。では……キラ、これから宜しくお願いしますわ」

「うん、宜しくねラクス」

お互い真っ赤になりながらも微笑み合う。
アスランは苦笑しながらこちらを見ていた。


ガチャッ


「お兄ちゃん、ただいまー……えっ?」

「キラ、ただいま……あら?」

「お邪魔するわね、キラ君……まあ!」

帰るのまだ二三日後じゃなかったの?母さん
それと、どうしてここに居るんですか『レノア小母さん


つづく?


あとがき

ちょっとリアルで色々有ったので執筆が遅れました。
現在色々忙しいので次話の投稿が遅れるかもしれませんが、気長に待っていただけるとありがたいです。

後、別で投稿したFateの予告編ですがぶっちゃけ続けるとしても『予告編?』ですので『本編』は設定が違ったりするかもしれません。
まあこのお話が終わってから本腰を入れて再構成するのでまだまだ先の話です。

>54さん
投稿しなおしたのでレスが無くなってしまってすみませんでした^^;。

では、また。

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