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▽レス始

「シン君の目指せ主人公奮闘記!! その6 B・School-side C-part」

ANDY (2005-12-21 03:56/2005-12-21 04:07)
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「あぁぁぁぁ!!」
「はーーーーー!!」
 裂帛の気合が込められた声を張り上げながら、二人の少年が己の拳を相手に叩き込んでいた。
 一人は、黒髪・焔のように鮮やかな色を宿した赤目の少年。
 一人は、紫色の髪に黒曜石のような輝きを宿した目をした少年。
 二人は、お互いの顔、体、腕、脚、ありとあらゆるものを使いながら、無言の会話を交わしている。
 そんな二人を見つめる二対の瞳があった。
 一つは、夕日に照らされ輝く麦畑のような金色の髪に翠色の瞳を持つ少年。
 一つは、どこまでも行きそうな蒼穹の思いを載せた空色の紙を持ち、海よりも深い蒼色の瞳を持つ少女。
 二人は、黙ってその舞踏を眺めていた。
 その会話に全神経をむけ、その会話の邪魔にならぬように心がけながら。
 少年の拳が頬を打つ。
 少年の拳が頬を穿つ。
 なぜ拳を交し合うのか。
それは、少年達しか知らない。


 トウマは己が胸の中に渦巻いている感情をもてあましながら、目的の人物を捜し歩いていた。
 自分の今持つ思いは、所謂「八つ当たり」に類するものであるということは分っていた。
 自分の持つ価値観のみが、絶対の正義であるということではないということを。
世界には様々な正義がある。それは、当たり前である。
 光があるから闇がある。その逆も然り。
 ならば、正義があるからこそ悪もある。これは真理の一つである。
 ならば、自分以外の存在が悪だと言い切れる何かがあるのか、と問われれば、それに自信を持って答えることが今のトウマには出来そうになかった。
 今、トウマの正義は酷くあやふやで、風前の塵のごとく脆い状態になっていた。
 自分の足場を、正義を肯定するために、自分が自分であるために彼は必要なのだ。
 得られる情報上、自分の感覚において悪であろう『シン・アスカ』という人物は。
 悪を淘汰することで、正義は肯定される。
 白は白。黒は黒。これこそ、世界のあるべき姿なのでは。
 そのような事を考えながら歩くトウマは、ついに目的の人物を見つけた。
 赤髪の少女と肩を並べて歩いてくる、赤目・黒髪の少年を。
「シン・アスカか?少し、時間をくれないだろうか」
 トウマは、ルビーのような輝きの瞳を見つめながら声をかけた。
 どこかで、この行いは正義ではない、と言う声が聞こえた気がしたが、トウマはそれを黙殺した。


 レオは、目的の人物を探して歩いていた。
 今レオの頭にあるのは、昨日目撃した言い様のない輝きを宿した赤い目のことだった。
 あのような鋭い目、かつて映像記録で見たことのある猛禽類のごとき鋭さを持った人物をレオは今まで見たことがなかった。
 鋭いというカテゴリーに属する目は見たことがある。だが、昨日見たあれはそのようなものではなかった。
 一切の容赦を宿していない、本当に『本気の真剣さ』を宿した力強い瞳だった。
 あのような強さを宿した目は初めて見た。
 だからこそ、レオは言い様の無い興味を覚えたのだった。
 怖いもの見たさ、と言うのだろうか。
 なぜ、あのような目をしたのか、どうすればそのような目を得られたのか、上げれば限のない思いを押さえながらレオは目的の人物を捜し歩いた。
(いた!)
 聞き込みをしながら探し続けるレオの前を、目的の人物が歩いてきていた。
 その人物、シン・アスカに直接声をかけようとした寸前で、レオは声をかけるのをやめた。
 シンの一歩前を歩く人物の存在に気がついたからだ。
 その人物は、どこか思いつめたような、泣き出しそうな空気を纏いながらシンの前を誘導するかのように歩いていた。
 その後ろをついていくシンの目も、昨日ほどではないが鋭さを宿し始めていたのを確認すると、レオは無言で二人の後をつけることにした。
 心が囁きかけていた。なにか、面白いものが見られるはずだ、と。
 その囁きに、レオは従うことにした。


 キーファは、アカデミーの中をぶらぶらと歩きながら、いま自分の好奇心を刺激している人物を探していた。
 探す、といっても積極的に他人に聞き込みをする、と言うことはせずに、ただ自分の思いの向くままに歩いていた。
 それが探す行為なのか、と多くの者が聞けば疑問に思うことなのだが、なぜかそのように歩いているといつの間にか目的のモノに遭遇する、と言うスキルがキーファには備わっていた。
 勘、というのだろうか。そのようなものがキーファは、殊更他の人間よりも発達していた。
 その間に従い歩いていると、キーファの視線の先に、アカデミーのサーバーから見つけ出した顔写真の少年が目に入った。
 その少年の前を紫色の髪の少年が先導するかのように歩き、その二人のかなり後を金髪の少年が追っていく、そのような情報がキーファの脳に入ってきた。
 それを見て、一瞬考えたがキーファはすぐにその三人の後を追いかけて行った。
 なんとなく、その三人には自分が必要な気がしたから、そんな漠然とした確信を胸に持ちながらキーファは三人を追いかけた。


 トウマは、自分の後ろをついてきているシンの足音を耳にしながら、これからどういった行動をとるかを考えていた。
 どのような行動をとれば、最も簡単に彼の人柄を理解することが出来るのか、そんな事を考えていた。
 シン・アスカと対面し、その目を見た瞬間、トウマは噂とは真逆の人間だと思ってしまった。
 その目には、誰かに媚びへつらう様な濁った色をしておらず、しっかりとした自分の意思の輝きを宿していたからだ。
 だが、その輝きを見てまたトウマは疑問に思ってしまった。
 では、なぜ蔓延している不名誉なうわさと言う名の空気を否定しないのか、と。
 自分ならば、そのような空気にさらされるのが我慢できずに払拭して回るのに。なぜ、この男はそういった行動をとろうとしないのだろうか。
 それが不可解であり、不快であった。
 なんら自分に後ろ暗い事を感じていないであろう者が、なぜ声高に身の潔白を訴えないのか。
 シン・アスカと言う人間が分らなかった。
 だから、理解するために行動をとった。
「俺は、お前を理解したい。一手付き合ってくれ」
 そういうと同時に、父と母から叩き込まれた拳法の構えを取った。
 所詮自分は不器用な人間であると、トウマは理解していた。
 お互いを理解しあうには拳で語り合うしかない、と両親から教え込まれていたことも原因であったが、なにより拳一つは万の言の葉よりも多弁であると信じて疑っていないからだった。
 だからこそ、トウマはシンに拳を交わすことを提案した。
 その提案にどう答えるかと思い見ると、一度驚いた顔色を見せると、頭を乱暴に掻き毟り、それを終えると何ならかの拳法の構えを取ることで応えてくれた。
「感謝を」
 それを見て、トウマは礼を述べると同時に地を蹴って拳を唸らせた。
 正義とは何か。それがこのシアイでわかる、そのような予感がトウマの胸の中に湧き上がっていた。


「何やってんだか」
 二人の後をつけていたレオは、人通りの少ない場所でいきなり殴り合いを始めた二人を見て出た言葉がそれであった。
 なにか語り合っていたようだが、あいにく声は聞こえなかったために内容の方はわからなかった。
 それでも、お互いに合意の下にはじめていることは理解していた。
 理解していても、納得は出来ないでいた。
 なぜ、いきなり殴り合いを始めなくてはならないのか。
 その思考回路が理解できなかった。
「本当に何をやってるんだか」
「そうですね〜」
 何気なく呟いた言葉に応える声に、レオは驚いて声のしたほうに顔を向けると、空色の髪の色をした少女がチョコバーを齧りながら二人を見ていた。
「え〜と……」
「あ、食べます?」
「………いただきます」
 何かを言おうとしたレオだったが、差し出されたチョコバーとその少女の顔を見比べてご馳走になることにした。
 なにがなんだか。
 そんな思いとともに齧ったチョコバーは、少し苦い味がした。


 金色の髪の少年が差し出したチョコバーを齧ったのを確認すると、キーファはもう一度自分のチョコバーを齧って殴り合いを始めた二人に目を向けた。
 二人の行動は、キーファの想定の範囲外のものであった。
 なぜいきなり殴り合いを始めたのだろうか。
 どちらかに何らかのメリットがあるとは思えないし、なんらかの見返りを求めての行動には見えなかった。
 だが、自分には意味が見出せないことでも、あの二人には何らかの意味があるものなのだろう。
「おもしろいですね〜」
「あん?」
「いえいえ。あ、もう一本食べますか?次はキャラメル味ですよ〜」
「うぐ?!」
 自分の呟きに反応した金髪の少年の口に、もう一本今度はキャラメルバーを捻じ込んで二人に視線を戻した。
 その際、何かうめき声のようなものが隣から聞こえた気がしたがそれは無視することにした。
 そんなことよりも、あの二人がどういった答えを導くかが気になったから。


 自分の繰り出す攻撃が、ことごとく逸らされ、防がれることに驚くと同時に、自分の心がいらつくのを感じた。
「避けるだけか!シン・アスカ!!」
 そう、なぜだか知らないが相手はことごとく防戦一辺で、決して手を出そうとはしないからだ。
 その行動が余計にトウマの心に波紋を生じさせた。
 自分は、殴る価値もないと言っているつもりなのか。
 シンの意味のないと思われる行動は、トウマの心をより暴走させた。
 だからである。
 トウマの放っていた技がただの暴力になったのは。
 今まで纏まりを見せていた力が、その方向性を失ったのは。
 その一瞬の崩壊を、シンは見逃さなかった。
「フゥ!!」
 トウマの右の拳を左腕で外に逸らし、それと同時に懐に飛び込んで右の拳を水月に向けて打ちはなった。
「!!」
 その衝撃に、トウマは声にならない声を上げ、シンから少し距離をとってしまった。
 腹部を襲う鈍痛に抗いながら、トウマはシンを覗き見た。
 少し息が上がっているが、それだけで決して構えが崩れるということは見受けられなかった。
 その構えた姿は、まるで大地に力強く根付いている一本の巨木のように見えた。
 それを見た瞬間、トウマは突如理解した。
 巨木だからこそ、悪意と言う名の突風に耐え切ることが出来ているのだと。
 そう理解すると同時に、その巨木を動かしたいと思ってしまった。
 腹部を襲う鈍痛をごまかすように、自分を奮い立たせるようにトウマは気合の声を上げた。
「あぁぁぁぁ!!」
 その声に応えるようにシンも声を張り上げた。
「はーーーーー!!」
 そして、二人の拳はお互いの顔へと迫っていった。


「いや〜、それにしても今思い出したらすごくくさいことを二人はしましたよね」
「なにがだ?」
「ほら。シンと殴り合いをしたことですよ」
 突如声をかけられたトウマは、キーファの言葉の意味を知ると顔をしかめた。
「俺がくさかったら、お前たち二人は破廉恥だろう」
「いえいえ。あの後二人の怪我の治療をするために待機していてあげたんですよ」
「あ〜、俺は助手と言うことで処理してくれ」
「詭弁だな」
「屁理屈といってください」
「「おい!!」」
 二人の言い回しに、嫌味で応酬しようとしたがそれをあっさりと返されてトウマとレオはキーファに言いようのない恐怖を感じた。
 そんな三人の下に、三人がまっていた人物がやって来た。
「ルナ!レイ!こっちです!!」
 その人物とは、今一番真実に近い場所にいるであろうルナマリアとレイの二人であった。
 その二人の姿を確認すると、キーファは二人を招くように腕を大きく振って呼びかけた。
 二人はキーファに気がつくと、足早に三人が陣とっていたテーブルに向かった。
 そして、二人は三人に自分たちが受けた訓告と情報を抑えた声で報告した。
 それは、話題の人物の生存の報告と、3日後に帰還するという報告だった。


「まったく。何をあなたは考えているんですか」
 キーファは、決定的瞬間を収めたデジカメを自分の胸ポケットに収めると同時に、足元で軽く痙攣を起こしている人物へと氷のごとき温度の声で問いかけた。
 その言葉が聞こえたのか、足元の人物の痙攣するスピードが速くなったようだが、そんなことは歯牙に掛けずに言葉を紡いだ。
「まあ、レオの予想外の行動で美味しい瞬間をカメラに収めることが出来たことには感謝をしますが」
 それを聞いた瞬間、足元の人物、レオの痙攣の速度が若干緩やかになったが、次の言葉を聞いた瞬間16ビートを超える速度で痙攣を刻み始めた。
「まあ、それはそれ。これはこれ、ですよね♪罰はちゃんと与えないと立派な人間になれませんからね」
(………悪魔の笑顔、だな)
 清清しく笑いながら、物騒な事を言うキーファの顔を見てそう胸中でトウマは呟いた。
 なるほど、たまにシンがキーファの事を『空色の悪魔』と称していた理由がいやと言うほど納得できる瞬間だった。そんな瞬間に立ち会いたくはなかったが。
「あら、トウマ。レイとルナは?」
「………二人なら、気を失ったシンをつれて一足先に帰らせた」
 呆れた顔をしているトウマに、いま気がついたという様子でキーファは声をかけてきた。
 それに、どこか頭痛を感じながらトウマは事実だけを伝えることにした。が、『空色の悪魔』は甘くはなかった。
「………ポジションニングは?」
 好奇心旺盛な猫のような眼光と、なぜか脚の後ろ側に見えるとがった尻尾のような幻覚を目にして、トウマは今頃川の麓にいるであろう親友に心の中で謝罪を送った。
(許せ。友よ)
「レイが運転で、シンとルナマリアは後部座席だ」
「………格好は?」
「………ご期待通りに膝枕だ」
「もちろん映像記録は?」
 その問いに、トウマは袖下に隠していた小型カメラをキーファに投げ渡した。
 投げた瞬間、「裏切り者―――――――!!!」という、誰かの声が聞こえた気がしたが鋼の心で無視することにした。
「あらあらあら。もう、ルナったら。シンが意識を失ってるからって大胆なんだから♪」
 渡された映像記録を、どこからか出したモデムに繋げてキーファはチェックをしながらそのような事を述べていた。
 そんなキーファを視界に納めながら、トウマは芋虫のように、それでいて気配遮断が特殊部隊員並みに行いながら逃亡を図っている友人を見た。
(ああ。その根性をなぜほかの事に生かせないんだろうか)
 匍匐前進で逃亡を図るレオの根性に感心しながら、そのような事を考えていた。
「ど・こ・に・い・く・ん・で・す・か?」
 その声を聞いた瞬間、その場の温度が下がった。
 どれぐらい下がったかと言うと、分子運動が止まる位に下がってしまった。
 顔はこちらからは見えないが、レオの顔色はもう青を通り越して白いだろう、と言う予想が容易にたてることが出来た。
「さて、レオ君。痛いのと、気持ちいのと、辛いのに気を失うことの出来ないのはどれがいいですか?」
 匍匐前進で逃げようとするレオ―どうも下半身が麻痺して立てないらしい―の上着の裾を優雅に踏みながらキーファはそんな問いを発していた。
「ああ、あなたに拒否権や人権、その他もろもろの権利はありませんよ。せっかくシンが初めてルナを女の子と見て自分の雄の本能に忠実に従おうとしていたのに、あなたはそれを阻止してんですよ。許されるはず、ないじゃないですか」
「べ、弁護士を呼ぶ権利を主張する!!」
「却下」
「そ、即答?!ト、トウマ!!親友のピンチだ、助けてください!!」
「………お前にこの言葉を送ろう。『君子は危うきに近寄らず』だ。俺も馬鹿ではないんでな」
「う、うらぎるのか!!」
「さて、そろそろいいかしら。小便はすませましたか?神様にお祈りは? 部屋の隅でガタガタふるえて命乞いをする心の準備はOK?さあ、ようこそ。この素晴らしき薬中毒空間へ」
「突っ込みどころありすぎてどこから突っ込めばいいのかわかんねぇぇぇよぉぉぉぉ!!!」
「………キーファ、せめてトイレといえ。女の子がそんな単語を口にするのはどうかと思うぞ」
「ふふふふふふふ」
「ぎゃーーーーーーー!!ヘルプ!!心の友と書いて『心友』!!ライブでピンチですよ!!」
「………俺に、レオ何ていう友はいない」
「くすくすくす。逝きましょうか?」
「助けて神様!!」
 トウマは、二人から背を向け、後ろから何かを引きずり去る音を聴覚に進入するのを拒否しながら空を見上げた。
 なぜか、プラントの人工の空にレオが清清しい笑顔で浮かんで笑っていた。


「勝手に殺すな!!」
「えい」
    プス
「あう?!」


―後書き―
 お久しぶりです。気がついたら本当にもうカウントダウンで結構あせっているANDYです。
 なんか、気がついたらまた一ヶ月です。
 何やってるんでしょう。 自分orz
 さて、今回はなにか色々と消化不良っぽいですが、それは使用です。色々と皆さんが想像して埋めてください(ぇ?!
 いえ、書いている時に横で流していたGガンダムの熱い台詞や音楽聞いていたら、なんかすごい戦いの描写が延々と続いてしまい、友人に「リアルやめてスーパー系?」と突っ込まれてしまったもので。大幅カットです。
 まあ、少年少女たちは大いに語り合ったんです。
 それぞれが持つ不安、苛立ち、夢、苦悩、その他もろもろ。
 一種異様な空間を共有した後は、人は連帯感を持ちやすくなるものです。
 ゆえに、彼らは『深友』とかいて「シンユウ」になったのです!!(うわ〜、すごいこじつけだな〜)
 さて、気がついたらXデーまでもう僅か。
 色々な媒体での情報では、『KとSの宝珠にある慰霊碑前での握手で終わる』という結果が待っているという話ですが、どうなるんでしょう。
 というか、脚本は誰なんだろう?これで件の人だったら………
 さて、そろそろ前回のレス返しに行きたいと思います。

レス返し
>紅様
 感想ありがとうございます。
 はい。もう、アスランを飲む勢いでいきます。というか、彼は飲まれる運命ではw
 また、お優しいお言葉ありがとうございます。
 それを励みに頑張ります。
 多謝。

>御神様
 感想ありがとうございます。
 いえ、設定は深く作れているんですが、一体どこまで活かせるか(苦笑)
 皆様に愛されるキャラにしていきますので応援よろしくお願いいたします。

>花鳥風月様
 感想ありがとうございます。
 はい。前回はギャグが全然ありませんでしたが、今回はいかがだったでしょうかw
 ああ、なんだかシリアスをやった後はどうも暴走しがちだ。
 本当ならハリセンですんだはずが。なぜ王立国教騎士団化?
 う〜む、謎ですw
 また、ヒロインですが、現在悩み中です。まあ、今はルナマリアが単独首位ですが。
 このまま逃げ切れる、かな?

>カットマン様
 感想ありがとうございます。
 ええ。まあ、DVD行きを番台が拒否した、という話もあるんですがw
 運命の登場シーンにはかっこいい音楽を本当に欲しいですね。
 それにしても、いつの間にかネタを供給する作品になってしまっていますね。

>輝翔様
 感想ありがとうございます。
 はい。深い設定は一応あるのですが、それがどこまで活かせるかw
 まあ、原作で触れなかった重箱の隅を色々といじくってここで活用したり色々して骨格を作っていますので、おもしろいですよ?
 多分。

>再様
 ええ。きっと出てくれますよね!我等のユウシャ「嫉妬ボロット」が!!
 …………あれ?
 キャラの設定に対してのお褒めのお言葉、ありがとうございます。
 原作ではいまいちそれぞれの理念が明記されていなかったので、私のほうでは明記してみました。
 納得していただけたならば幸いです。

>315様
 今回の出来はいかがでしたでしょうか。
 ええ。セイギの仮面の集団に頑張ってもらいたいです。
 あ、でもノリはギャグの方でw
 さすがに聖夜に「悪・滅」は良い子に悪いので。

>3×3EVIL様
 感想ありがとうございます。
 家の子達を気に入っていただいたようでうれしいしだいです。
 一応、キーファは女の子ですよw
 ああ、私の表現の未熟さがここに露呈している〜(涙
 一服の清涼剤……いい言葉だ!!w
 これからも頑張ります。
>ムリヤリ見せたら吐血するような顔してギブアップしました
また何て酷い事をw
 友人様に同情いたしますw

>リーヴァル様
 感想ありがとうございます。
 はい。対照的なキャラがいたほうが華があると思ったもので。
 スペシャルのほうは、まあ、過度の期待はしない方向で行きましょうw
 また、お優しいお言葉ありがとうございます。
 頑張っていきますね。

>T城様
 感想ありがとうございます。
 ええ、地文ばかりで後で私もあせったのですが、皆様に受け入れられて良かったと安堵しているところです。
 中将の方は、オーブ軍でだそうです。
 うわ〜い。身内びいき政治だ〜。どっちが国を混乱に招いているんだか。

>HAPPYEND至上主義者様
 感想ありがとうございます。
 トウマは、ある意味『運命』に出ていた『ユニウス7落下事件』のサトーさんたちよりの思考に近かったんですね。
 失った無念が晴らされるはずだ、と思っていたのに結果があれで。
 彼らを分けたのは、その思いを内包したか、消化したかの僅かな違い。
 その辺が出ていればよいのですが。
 また、キーファの試薬は…………お約束?w
 突っ込まないで〜、です。
 FINALのほうは、流しましょうw
 トウマやレオ、それにキーファはオリジナルの装備を持ったザクで頑張ってもらいます。
 もちろんトウマの装備は………秘密です♪
 楽しみに待っていてください。

>桑ジュン様
 感想ありがとうございます。
 お褒めのお言葉、ありがとうございます。
 特番の方は、皆で突っ込みましょうw
 ただ、絶対に影響は受けませんけどねw
 お互いに、がんばりましょうね。

 毎回、多くのお方に感想を入れていただき感謝の思いで一杯です。
 さて、ここで皆様方にお尋ねしたいのですが、これからの物語の方向性についてアンケートを取りたいと思います。
 これから、二つの方向性のダイジェスト版をお送りいたしますので、どちらを読みたいか皆様の思いをお教えください。
 それに従い執筆していきますので(人、それを責任放棄と言う(ぐは?!)
 では、いきます。

1・SEED・DA編
 始まりがあれば、いつか終わりも訪れる。
 だが、終わりは新たな始まりでもある。
 そこで、少年は何を得るのだろうか。

「今日からお世話になるシン・アスカです。よろしくお願いいたします」
 新たな場所で少年に与えられた役割。それは『テストパイロット』。

「くす。わたしはリーカ・シェダー。よろしくね」
「コートニー・ヒエロニムスだ」
 迎えられるは歓迎の声。

「俺のほうがインパルスをうまく使えるんだよ!!小僧!!!」
 与えられるは憎しみの声。

「今日から俺がお前さんに剣の使い方を教えるエド……、いや、アルフォンス・レイナードだ。よろしくな。少年」
 受け継ぐは英雄の技。

「どうしたどうした!!そんな動きじゃ、こいつの、ゲイガーカスタムの剣(カリバーン)は防げないぞ!!」
「こんちくしょーーー!!」
 打ち合うは剣(エクスカリバー)と剣(エクスカリバー)。
 振るうはかつて命を救ってくれた初めての戦友。

『ハジメマシテ。マイマスター』
 出会うは、奇妙な縁を持ってしまった奇妙な相棒。

「よ。俺はジェス。真実を追い求めるジャーナリストさ」
 出会うのは、信念を持ち信念を貫き通す熱い漢。

「ああ、俺はその野次馬馬鹿のお守りだ」
 出会うのは、熱い思いを含んだ風の漢。

「さて、一枚撮るか」
 そこに写るのは、仮初の、それでも確かに結ばれた熱い思い。
 その一枚の写真に与えられた名は『Second’s Family』

 さあ、奏でよう。運命と言う名の一大抒情詩の序曲を。


2・運命本編
 それは、決められた運命だったのだろうか。

「なんで、何でこんなことをするんだあんたらは!!」
 怒りの咆哮とともに振るわれる王の剣。

「証拠全部消せばいいんでしょう?簡単じゃないの。大佐殿」
 踊るは姿なき幻影のごとき残酷な天使。

「う、そ。あれって、ストライク?」
 轟音を轟かせ現れるはかつての畏怖の対象。

「え?女の子?」
 黒き巨人より見つけたのは震える金糸の子犬。

「ご立派な理想です。ですが、その理想で二年前貴国はどのような痛手を負われたか、もうお忘れか?アスハ代表」
 向ける言葉。それは事実であるからこそ鋭利に心を犯す。

「なぜ分らぬ!!奴らを消さねばならぬという事を!!」
「理解してもらいたければ、娘なんて引き合いに出すな!この、バカ!!」
 響くは哀哭の悲しき戦士達の挽歌。

「シ、ン?」
「そう。俺はシン。君は?」
「…………ステラ。………シン。ステラは、なに?」
 記憶を失い彷徨う少女。その時少年は。

「ミネルバは沈めさせない!!」
『ええ!絶対に沈めさせないわ!!』
『当然だ』
「守るぞ!!」
『『応!!』』
 思いを一つに、大いなる悪意に立ち向かう

「ステラ、シンを、皆を守る!!」
 心優しき少女は、その思いを乗せ大地をかける。

「あの合体君。結構面白いわね」
「それよりも『成功体』はどこにいるの?」
「ああ。奴を見つけるのが先決では?」
 それぞれの思惑を持ち踊る新たなる影。

「やれやれ。ジブリールにも困ったもんだよ。まるで、自分が神にでもなったつもりでいるみたいじゃないか。ま、精々踊ってもらおうか。道化らしく」
 浮かべるは冷笑。その目に映す世界は何なのか。

「プラントは私たちが守ります!!」
『俺の正義を貫けるものなら貫いてみろ!!』
『悪いな!!守りたい奴がいるんでな。あんたらを潰させてもらうぜ!!』
 青き星にいる友に代わり、帰る場所を守る戦士達。

「シン・アスカ。インパルス、発進する!!」
 いま、停滞する世界に衝撃を与えるべく、少年は思いを乗せ剣を取る。

「守りたいものがあるのは当たり前だろうが!!あんただけが持ってるなんて、うぬぼれるな!!」

 さあ、謳おう。
 今始まる新たなる運命に挑みし戦士達の物語を。
 見届けよう。走り続ける少年少女たちの夢の果てを。


と、以上がダイジェスト版ですね。
 私のネタ帳に記している大まかな展開です。
 皆様はどちらを読みたいでしょうか。
 皆様が「これが読みたい!!」と思われたほうの番号を、今回の感想コメントの時一緒に記していただけないでしょうか。
 どうか、ご協力お願いいたします。

 では、また次回お会いいたしましょう。

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