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「黒い種 キラ君奮闘?物語 第49話(ガンダムSEED)」

K沢 (2005-07-19 23:37/2005-07-20 00:45)
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黒い種  キラ君奮闘?物語


第49話  アルテミスの決戦  発端


地球で連合とオーブの戦いが起こっていたちょうど同じ時期。
それに負けず劣らずの激戦が宇宙のとある場所で繰り広げられていた。
その戦いの舞台となった場所。
それは一つの小惑星基地。
そう、我らがキラ君率いる『女神の使徒』本拠地のアルテミスであった。


アスラン・ザラ
かつてザフト軍クルーゼ隊に所属し、エースとして活躍した少年。
その後親友の説得(とは名ばかりの拉致)によって『女神の使徒』メンバーとなり、
現在は親友でもあり組織のリーダーでもあるキラ・ヤマトから留守を任されている。

「・・・ふぅ、何とか今日も乗り切ったか」

ベッドに仰向けになりながら、一日の行動を思い返すアスラン。
そして見る見るうちに顔色が悪くなっていく。

「・・・・・・明日も早い、もう寝よう」

浮かんだ光景を振り払うかのように無理矢理眠りに入るアスラン。
が、よほど疲れていたのだろう。
目を閉じて一分ほどで寝息が聞こえ始めていた。


フレイ・アルスター。
ヘリオポリスの元学生。
現在は『女神の使徒』メンバーにしてキラ・ハーレムのサブリーダー。
(リーダーはラクス)

ルナマリア・ホーク。
元ザフト軍のエースパイロット。
現在は『女神の使徒』メンバーにしてキラ・ハーレムの一員。
非公式ながらキラとの戯れが一番多い人物である。

「今日も邪魔されたわね」
「ええ、毎回ながらしつこいわ」

ルナマリアの部屋で密談を交わす2人。
一日行動を思い返しながら、ある人物の名を忌々しげに呟いた。

「ホントに邪魔よね、アスランは」
「ええ、早くしないと皆が帰ってきちゃうわ」

また明日頑張りましょう!と熱い握手を交わして部屋をあとにするフレイ。
そしてルナマリアも、明日に備えるべく眠りに就くのであった。


ステラ・ルーシェ
連合軍の研究所で強化処置を施されたエクステンデット。
現在はキラによってほぼもとの身体に戻っている。
そのときに貰った指輪がお気に入りで、キラ自身にも非常になついている少女。

「うぅん・・・・・・」

自室ですでに床に就いているステラ。
可愛らしい寝言と共に時折寝返りを打つ。

「ん・・・えへへ・・・キラぁ〜・・・」

どうやら彼女は夢を見ている模様。
しかも最愛の彼の夢のようだ。
そんな幸せに包まれながら、彼女の夜は更けていく。
ちなみに、どんな夢を見ているのかは定かではない・・・


これが現在のアルテミスにいる4人の人物。
皆様すでにお分かりであろうが、
戦いを繰り広げているのはアスランとフレイ&ルナマリアである。
そして当然目的はステラである。
では何故こんな争いになったのか?
それは、双方それぞれに原因があった。


アスランサイドの原因。
それはキラ達が地球へ旅立つときに起こった。

「アスラン、それじゃあ行ってくるね」
「ああ、がんばって来いよ」

すでに他のメンバーは戦艦に乗り込み、残っているのはキラ1人。
そのキラは今、留守を任せるアスランとの最後の会話を行っていた。

「多分大丈夫だとは思うけどさ、もしマズイ状況になったら連絡してね。
 丸一日もあれば何とか戻れると思うから」
「心配しなくても大丈夫だよ、キラ。
 こちらから仕掛けるような事は無いし、
 万一そうなったとしてもルナマリアの機体があるじゃないか。
 あれとこの基地に配備してあるガード用MSに積んであるシステムを使えば問題ないさ」
「でも、あれは強力すぎるからね。宇宙空間ではビームの減衰率が低い。
 運が悪かったらどこかのコロニーを打ち抜いちゃうよ?
「・・・・・・まぁ、あくまでも最終手段だから」

どうやらキラが造ったあるシステムについて話し合われているようだ。
・・・察するになかなか危ないものらしい。

「でもまぁ、アスランに任せておけば安心だね」
「ああ、こっちは心配しないで大丈夫さ」

自信満々でキラに言ってのけるアスラン。
そんなアスランの様子に満足したのか、軽く微笑むとキラは踵を返し、
戦艦に乗り込むべくタラップを渡り始める。
と、その一歩を踏み出した瞬間、何かを思い出したようになるキラ。
そして慌ててアスランの元に戻り、彼に告げた。

「一応言っておくけどさ、ステラの事くれぐれもよろしくね
 最近は随分明るくなったけどまだまだ心配なところがあるからさ」
「大丈夫さ、ステラの事も任せておいてくれ」
「それを聞いて安心したよ、アスラン。
 でもね、何かあったときは・・・・・・わかってるよね?
「(ゾクッ!!!)」

最高にイイ笑顔と共に言葉をつむぐキラ。
その一瞬ながらもあまりに強すぎるプレッシャーに石化してしまうアスラン。
そんなアスランを残し、キラはアークエンジェルへと乗り込んでいくのであった。

今の彼に残されている道は2つ。
生か死か・・・つまりそう言う事なのである。


一方の女性陣サイド。
彼女らの方もちょうど同時期であった。

「キラ達・・・出発したわね」
「ええ、そうね」

アルテミスを離れて行く2隻の戦艦。
それをモニター越しに見つめながら、密かに闘志を燃やしているフレイとルナマリア。

「いよいよ作戦決行のときが来たわね」
「ええ、おそらく今後こんなチャンスは二度とないでしょうね」

彼女たちの話す計画。
それはキラ・ハーレムのメンバー全員の願い。
題して・・・・・・

ステラちゃん調教大作戦♪

・・・・・・ごめんなさい。
基本的にはステラにハーレムメンバーの掟を叩き込む、と言う計画です。
あくまでも基本的には・・・ですけどね(ニヤリ)

「キラがいない間になんとしても実現させるのよ!」
「これ以上ステラにいい思いはさせないわ!
 私達の意地を見せてやる!!」

背後に炎でも背負いかねないほど気合を漲らせている2人。
それほどまでの重要任務なのだ。


方や生命の危機を危惧し、方や己の存在意義をかけて。
この両者がぶつかれば争いごとは必至。
そしてその争いが繰り広げられて既に3日。
気付かぬは渦中の人、ステラのみであったのだ。


あとがき

とりあえず始まりましたアルテミス編。
今回はさわりの部分で、ちょいと支離滅裂だったような感じがします。
何だか文章も普段と違う気がしましたし。
一応次回からが本番ですので。

これからしばらくはアルテミス中心で話が進みます。
時折アクシデントが起こるかもしれませんが、
おそらく本SS初の見せ場となるアスランに頑張ってもらいましょう!

アルテミス編に関しましては、

 アスラン編
 ルナ&フレイ編
 ステラ編

の3つに分けようかと思っています。
それぞれその人物主観で話を進めみるつもりです。
私の気合が高まれば第4として年齢制限系も・・・
とりあえず第1弾はアスラン編です。

空様・へのへのモへじ様・イワッペ様・スロバ様
レスありがとうございました。


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