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「剣の王と新しい夜明け3(GS+Fate)」

不思議剣その4 (2005-07-18 09:04)
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「はじめまして〜〜〜、おばさんは〜〜〜六道冥香っていうの〜〜〜。
 よろしくね〜〜〜〜」

「私は唐巣和宏、教会で神の教えを説いている。
 もし興味があったらいつでも来てくれたまえ、歓迎するよ」


第二話 新しい生活、新しい家族


「はじめまして、助けて下さってありがとうございます。
 お、…私は……」

…しまったっ! 偽名考えてなかった!!
俺の名前を出したら間違いなく疑われるし、魔術について話さないと説明できない。
助けてもらっておいて偽名を教えるのは気が引けるんだが……どうしよう。

「……イリス」

すまない、イリヤ。
名前が思いつかなかったんだ。
ちょっとだけ名前を貸してくれ。

口調も直した方が良さそうだな……しかし、俺が知っている女性の口調って……ムリだな、うん。
俺には真似出来そうに無い、俺って言うのを私に変えるだけでもいいよな……?

「……思い出させるようで申し訳ないんだが、君のお兄さんは何かオカルト関係の事でもしていたのかい?」
「え、っと何で?」

ばれたか? 教会関係者ってことだしあり得ない事ではないが。

「倒れていた貴方たちから〜〜〜、霊力が感じられたのよ〜〜〜〜。
 だから貴方のお兄さんはGS(ゴーストスイーパー)だったのかな〜〜〜って思って〜〜〜〜」

霊力、魔力じゃないのか? それにGS? ……並列世界、なのか?
確かにあの時のは不完全ながら第二魔法、暴走していたとはいえ何処かに飛ばされる可能性はあってもおかしくない…かな?
少なくとも二人ともオカルト、魔術とか裏側の関係者のようだが。
いっそ全部話した方が良いだろうか、知っているのなら漏洩にはならないだろうし頼るあても無い。
いつも遠坂が交渉とかやってたからなぁ。


話して……みるか?
見た感じ悪い人たちではなさそうだし、神父の目は……親父のように真っ直ぐだから。

「あの……信じてもらえるかどうか分かりませんが、全部お話します」


「並列世界ねぇ〜〜〜?」
「俄かに信じがたいが……」

でしょうね、俺だって第二魔法を知らなかったら信じられないし。
話せる事は話した、伏せるものは伏せたが……
俺が並列世界からやって来た事、
魔術師である事、
この身体が元は人形だった事(俺が入ったので今は人間そのものだが)、
死んだ男が俺で本当の名前は違う事などだ。

「信じよう、君の目は嘘をつく者の目ではないからね」
「信じるわ〜〜〜、貴方はとても真っ直ぐな目をしてるもの〜〜〜〜」

しばらく考え、俺を見ていた二人は俺を信じてくれた。

「それで〜〜〜、イリスちゃんはうちに来る気はないかしら〜〜〜〜」
「六道さんの所にですか?」
「六道さんなんて〜〜〜他人行儀にしちゃいや〜〜〜〜」

いや、他人行儀にって……それにその偽名は決定なのか? 適当な事言わなきゃよかった……
唐巣神父に目を向けると苦笑しながら

「恥ずかしい話だが私の教会は貧乏でね、男所帯でもあるし育ち盛りの女の子が来るには、ね?」

女の子って、だから俺は男だと言ったばかりでしょうに。

「それに、どうやら君は気に入られたようだ」

私も六道女史も人を見る目には自信があるからね、っと唐巣神父は付け足した。


結局俺は冥香さん(説得した結果の二人の妥協点がこの呼び方だった)の家に引き取られる事になった。
話が決まると直に支度を整え外へ、手続きは既に済んでいていわゆる事後承諾。
服は冥香さんが用意したワンピース、まさか断るわけにも行かず着るはめになった。
六道家に向かう際唐巣神父が今日一日付き合うと言ってくれた事は素直に嬉しかった……なんだかむず痒い感じなのだ。
そして戸籍がない俺は六道家の養女としての立場を得た。
それまでの籍については誰にもいえない秘密だ…墓場まで持っていくしかないだろう。

家に着いてまず最初に冥香さんの娘さんを紹介された。
六道冥子、六道家の跡取り娘にして式神使いで最初会った時も彼女は十二の式神を引き連れていた。
第一印象は幼い、実年齢が二十歳だと言うのだから驚かされる。
その後家の中を案内され部屋も割り振ってもらったのだが、その間も冥子ねぇはずっと引っ付いていた。
曰く、お人形さんみた〜〜〜い。
俺…私からも一言、貴方本当に私と同じ歳ですか?

後は主だった使用人の方々の紹介、冥香さんの旦那さんは仕事でしばらく帰ってこないとの事。


昼食を取った後、お茶をしながら団欒。
昼食の際実に幸せそうに食べていた唐巣神父が印象的だった。
冥子ねぇ(こう呼ばないと涙目になるので)に抱きつかれたりしながら差しさわりのない程度の会話を楽しむ。

「あのね〜〜〜冥子、イリスちゃんが〜〜〜妹になってくれてとってもうれしいわ〜〜〜〜」

先程から余程嬉しかったのかずっと私の頭を撫でたり、抱きついたりしている冥子ねぇ。
私としては結構恥ずかしいのだが離れようとすると泣きそうなので離れられない。
そんな私の意識は今…………目の前の手作りと思われるお菓子に集中していた。

――欲しい、実にレシピが欲しい!――

冥子ねぇがGSという仕事をしている事、どんな仕事なのか、また六道家の娘は皆GS資格を持っている事を教えてくれた。
冥香さんが私の魔術を見たいと言ってきたので庭に移動する。

私もGSになるのだろうか?

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アトガキ

冥子登場編!(なんだか起承転結がおかしかった編)


正直言って自分はいつも感想含めて4KB程度しか書いていなかったりします。
その辺どうなんでしょうねぇ、もうちょっと文を長くする事を意識した方が良いのでしょうか?
本来一つだったはずの六道家編、思ったより長くなってしまったので二つに分けました。
しかもせっかく冥子を出したのに全然喋ってないじゃん!?
難しいなぁ、冥子ちゃん。

なんだか予想以上に感想・ご意見が来るので驚きです……
いや、当初は一、二件程度でも返信貰えたらラッキーとか思ってたので二回連続でこんなにも……ビビったぜ。(汗)
その分凄く嬉しいんですけどね。

ではレス返し

でっくさん、
あぁ、美神はともかく確かに横島の扱いが難しい!
取り合えず美神親子の時間移動は超能力の分野です。
霊力は使ってますけど意図しないところで発動したり術式とは違いますから。
横島君の場合神器によるものだけど、う〜ん?(考え中)

法師陰陽師さん、
残念! 正解は六道家でした。
ひねくれた私は神父の所だとそのまんまジャン、っということで怖いもの知らずな事を。(ぶるぶる)
士郎の投影に関しては次回の講釈で。

桜庭 愛さん、
確かにGSはアフターでFateは戦争中ってのばっかりですね。
言われるまで気付かなかった、ハハハ。
力の続く限り完結目指して書いていくつもりです、書かなかったらタイトル嘘ジャン?

通りすがりさん、
凛の宝石魔術ですか……でもあれって威力が上がるまで結構時間がかかるんですよね?
なんせ凛の戦争で使った宝石って何年も魔力を蓄えた物だし。
安い事は安いんですけどねぇ……凛が並列世界の魔術を垂れ流すのでしょうか……六道女学院で講師でも?
まぁ流石にその予定はないです、これからもがんばっていきますのでよろしくお願いします。

神威如岳さん、
ぬあっ!? スペルが間違っている!!?
ご指摘ありがとうございます、すぐに直しますね。

アルフォンスさん、
気は合うかもしれませんがこんな風になりました、どうでしたかね?

……レス返しってこんな感じでいいのかな?
読んで下さった皆様もありがとうございます。

試験まで一週間切った、やっべ〜。(爆死)
と言いつつ今日の夜にもう一回投稿する予定だったり?

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