インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始▼レス末

!警告!壊れキャラ有り

「黒い種 キラ君奮闘?物語 第27話(ガンダムSEED)」

K沢 (2005-05-15 00:23/2005-05-15 00:30)
BACK< >NEXT

黒い種  キラ君奮闘?物語


第27話  交渉と脅迫は紙一重 (前編)


「キラ君、今度はあっちに行こうよ♪」
「ちょっと待ってよ、ルナ。そんなに急がなくても・・・」

オーブの市街地。
そこでデートを満喫している一組のカップル。
最強民間人のキラ・ヤマトと彼を慕う麗しの美女、ルナマリア・ホークであった。

「急ぐに決まってるじゃない。せっかくの2人っきりなんだから」
「そうは言っても」
「カガリやフレイがいない間にたっぷり楽しまないとね♪」

今までにないくらいはしゃいでいるルナマリア。
そう、彼女の言葉どおり、フレイとカガリはここにはいない。
それにはちょっとした事情があった。


〜 その30分前 〜

「フレイ、会いたかったよ」
「・・・パパ」

見つめ合う父と娘。
フレイは目に涙を浮かべて口を覆い、
その父、ジョージ・アルスターは自愛に満ちた表情を浮かべている。

「パパッ!!」

感極まったのか、フレイがジョージの胸に飛び込んだ。
それを優しく受け止めるジョージ。

「フレイ・・・」
「パパァ・・・」

父娘感動の再会。
それをうしろから見守る2つの人影。

「・・・行こうか」
「・・・うん」

キラとルナマリアは、そっとその場を離れたのだった

・・・・

・・

え? これで終わりですよ?
別に再開シーン長くしてもしょうがないでしょ?
まぁ、この後色々あったんですがね・・・それは次回で


「でも、フレイがあんなふうに泣いてるの初めて見ちゃった」
「う、うん、そうだね」
「やっぱり、お父さんに会えて嬉しかったのよね」
「う、うん、そうだね」
「・・・・・・キラ君って、実は女の子よね」
「う、うん、そうだね」
「キラ君!!!」
「うわっ!!!」

生返事を繰り返すキラに憤慨するルナマリア。

「ちゃんと話を聞いてよ、キラ君!」
「ご、ごめん・・・でも」

何故か周囲をちらちら覗うキラ。
それもそのはず。
今彼がいる場所は・・・

下着売り場の試着室前

・・・なのだから。

「ね、ねぇルナ・・・まだ終わらないの?」
「ん?もうすぐだけど・・・そんなに私の下着姿が見たいの?」

ニヤッと笑みを浮かべるルナマリア。
顔を紅潮させてうろたえるキラ。

「そ、そういうわけじゃないけど・・・ちょっと居心地が悪くて」

背中に突き刺さる視線を感じているキラ。
確かに下着売り場に男がいるというのはいただけない事であろう。
だが、この場における彼の認識は間違っている。
それは、キラに向けられている大半(全て)が、
熱の篭ったアツイ視線であるということだ。

「ふ〜ん・・・それじゃあさ」
「え? うわっ!」

突然試着室の中から手が伸びて、そのままキラを中に引きずり込む。

「ちょっと、ル・・・ナ・・・」

抗議しようとしたキラが止まる。
まぁ、目の前に下着姿の美女が現れれば仕方がない。

「えへへ、似合ってる?」

軽くポーズをとるルナマリア。
大人っぽい黒のブラ、ショーツが色っぽい。
プツッ・・・
そしてキラが変わる。

「キラ君? どうしたの?」
「・・・悪い子だなぁ、ルナは。そんな格好で僕を誘うなんて・・・」
「え?」
「・・・お仕置きだよ」

さほど広くない試着室。
手を伸ばせばすぐに届く距離に2人はいるわけで・・・

「ちょ、ちょっと、キラ君」
「覚悟・・・してね」
「キャ〜〜〜〜〜!
やったわ♪)」


※ この話は年齢制限をかけるつもりは無いので、
    ここから先は皆様のご想像にお任せいたします。
    ご要望があればまたそのうちに・・・


〜 20分後 〜

「・・・・・・ハッ! あれ? 僕は何を・・・」

我に返り、周囲を見渡すキラ。
と、その足元に、

「はぁ・・・ご主人様ぁ〜」

悦楽の表情を浮かべている女が1人。
何やら白いものが・・・って、

「・・・・・・マズイ(汗)」

瞬間的に状況を判断。
すぐさまルナマリアを着替えさせ試着室を脱出。
案の定周囲には顔を真っ赤にした女性達。
それらを全て無視し、ダッシュで走り去っていった。

ちなみに下着はちゃんとお買い上げ。
ちゃんとレジで精算しました。
店員さんもかなり困っていたとか。


何とか店を出た2人。
だが、それから先は大変だった。

「ねぇ〜、キラくぅ〜ん」
「あ、あはは、ルナ、ちょっと・・・」

主人に甘える子猫の如くベッタリと引っ付くルナマリア。
しかも胸やら腰やらを押し付けている。
どうやらヤリす・・・コホン、限度を超えてしまったキラ。

「ねぇ、ルナ。もうちょっと離れてくれない?」
「どうしてぇ〜?」

さらにしがみつくルナマリア。
周囲の視線が突き刺さる。

「うぅ・・・あ、そうそう、カガリの事だけどさ」
「カガリの事?」
「う、うん、驚いちゃったよね、まさかお姫様だったなんてさ」
「そうよねぇ〜」

話題を変えてルナマリアを引き離す作戦に出たキラ。
しかし今のルナマリアには話題など関係ないらしい。
問答無用でキラに抱きついている。

(クソ〜、こんなことになるんならカガリだけでも連れて来るんだった〜。
 ウズミのクソ野郎め〜〜〜!!!憶えてろ〜〜〜!!!)

他人に責任転嫁するキラ。
こうなったのはアンタの所為だろ。
それに、カガリを連れてきていたら状況が悪化するだけだと思うが・・・

「うふふふふ〜」
「あはははは・・・」

もはや笑うしかないキラだった。


これ以上はキラ君が可哀想なので、再び回想に移ります。


〜 その1時間前 〜

「どうも、ウズミ代表。僕がレジスタンス『女神の使徒』リーダーのキラ・ヤマトです(ニヤリ♪)」
「う、うむ・・・私がオーブの代表、ウズミ・ナラ・アスハだ(ビクッ!)」

会議室にて対面する2人。
オーブの獅子とまで呼ばれる名君、ウズミ。
黒き帝王と呼ばれて・・・はいないが、皆そう思ってる暴君、キラ。
すでにどちらが上かは決定しているようだ。
ちなみにルナマリア、フレイ、カガリは席を外している。

「お目にかかれて光栄ですよ」
「い、いや、こちらこそ、会えて、嬉しいよ」

もはや話し合いと言うものではない。
ウズミは全神経を集中させてキラの顔色を覗っている。

「しかし驚きましたよ、あなたがカガリのお義父さんだったなんて」
「(ビクッ!!!)そ、そうかね」
「ええ、あまり似てないので」
「(ビクビクッ!!!)そ、そうかね」
「・・・それしか言うセリフが無いんですか?
 なんだか馬鹿にされてる気がしますけど・・・」

キラの目が細まる。
瞬間的に硬直するウズミ。

「そ、そんな事は無いぞ!!!」
「・・・まあ、いいですけど」
「・・・ふぅ、よかった」
「それじゃあ代表、早速交渉に移りましょうか」

ホッと息をついたのもつかの間、再びウズミが硬直する。
そして、話し合いと言う名の脅迫が始まった・・・続く。


あとがき+レス返し

いよいよ本格始動のオーブ編。
とりあえず話の流れがメチャクチャな気もしますが、その辺はご勘弁を。
しばらくキラ君たちはここに滞在することになります。
まだ出てないキャラとかも全部だそうかと思ってます。

まぁ、キラ君には法律というものは適応されませんからね。
ガンガン突っ走ってもらいましょう。
ウズミやジョージには勿論酷い目に・・・なんちゃって。

11様・武様・D,様・覇王様・イワッペ様・数だけは多い人様
レスありがとうございました。

BACK< >NEXT

△記事頭

▲記事頭


名 前
メール
レ ス
※3KBまで
感想を記入される際には、この注意事項をよく読んでから記入して下さい
疑似タグが使えます、詳しくはこちらの一覧へ
画像投稿する(チェックを入れて送信を押すと画像投稿用のフォーム付きで記事が呼び出されます、投稿にはなりませんので注意)
文字色が選べます   パスワード必須!
     
  cookieを許可(名前、メール、パスワード:30日有効)

記事機能メニュー

記事の修正・削除および続編の投稿ができます
対象記事番号(記事番号0で親記事対象になります、続編投稿の場合不要)
 パスワード
    

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル