※ この話にはちょっと・・・な描写があります。
文章力は皆様ご存知の通りと思いますので、期待なさらないでください。
黒い種 キラ君奮闘?物語
第19話 帝王まさかの失態 (前編)
「キラ〜〜〜!!!」
「お帰り、キラ!」
「お疲れ様でした、キラ様!」
「キラ君、お疲れ!」
「寂しかったです・・・キラさん!」
アルテミス格納庫に響く5つの声。
そして、モビルスーツを降りたキラに一斉に飛び掛る少女たち。
それを受け止め、何とか倒れないように堪えるキラ。
「みんな、ただいま」
すでにデュランダルのこともすっかり消えているようで、
いつもと同じ(彼女たちだけに見せる)笑顔を浮かべているキラ。
と、そんなキラに遅れ、マユと共にシンも機体から降りた。
「そうだ、みんなに紹介しないといけないんだ」
マユのことを思い出し抱きついた5人を引き離すと、シンのほうに歩み寄るキラ。
それに続く5人。
「ほら、マユ」
「う、うん」
シンの後で恥ずかしがっているマユ。
が、シンの後押しでキラ達の前に立った。
「は、初めまして・・・マユ・アスカです。
よろしく、お願いします」
トマトのように真っ赤になった顔で、俯きながらもじもじと恥ずかしがるマユ。
そんなマユに彼女たちは・・・
「「「「キャァァァ〜〜〜!!!可っ愛いぃぃぃ〜〜〜〜〜(ですわ♪)!!!!!」」」」
頬擦りしたり抱きしめたり撫で撫でしたり・・・とにかく存分に、盛大に、心行くまで可愛がった。
しかしセリフがピンクってのはどうかねぇ。
「え、あの、その」
「可愛いわ〜〜〜」
「私もこんな妹が欲しいですわ♪」
「え、えと・・・」
「やっぱりマユちゃんいいわ〜〜〜」
「お姉ちゃんずるい! 私も抱っこする!」
「あうぅ〜」
恐るべし、可愛い物好きの女たち。
すっかりオモチャ状態のマユ。
もはや収拾不可能である。
「みんな元気よね〜」
そんな4人を尻目に1人その場に残ったミリアリア。
ちゃっかりキラに寄り添って、腕を組んでいたりする。
なかなか強か(したたか)になってきてますね、ミリィさん。
ともあれ、こんな感じで無事に組織への仲間入りを果たしたマユ。
だがこの後、とんでもない大事件が起こってしまうのであった・・・
格納庫から食堂に場所を移したキラ達。
ここでは今、キラ達の帰還記念&マユちゃん歓迎パーティーが行われていた。
「ねぇキラ、おいしい?」
「・・・うん・・・おいしいよ・・・フレイ」
「それじゃあ次は私ね♪はい、ア〜ン・・・」
「・・・ア〜ン・・・もぐもぐ・・・(うぐっ!!!)」
いつものように限界へ挑戦状態になっているキラ。
すでにアスランは医務室に行っており、深い眠りについている。
そしてシンは・・・
「お兄ちゃん、おいしい?」
「勿論! マユが作った料理が美味しくないわけないだろ?」
「うふふ・・・うれしい♪」
本当に美味しそうに料理を頬張っていた。
ここで一つ補足説明。
彼女たち(フレイ、ミリィ、ラクス、ルナマリア、メイリン、マユ)の味覚はいたって正常です。
特に、フレイとラクスは一般人よりも舌が肥えています。
ならば何故自分の料理の不出来に気が付かないのか。
理由は簡単、つまり『恋は盲目』なのです。
愛する人と同じ場所で食事ができるというだけで彼女達は満足なのです。
全神経がキラに向いているので、余分な機能が働いていないだけなのです。
ちなみに、以前ラクスたちの料理でノックアウトしたシンが、今回はマジで美味しいと言って食べている理由も同じです。
ただ彼の場合、プラス要素として『マユが作った』という点があるため、ラクスたちよりも酷くなっていますが・・・
では本編に戻りましょう。
(ううっ・・・そろそろ・・・キツイ)
料理を食べ続けて20分。
そろそろ限界が近づいてきた様子のキラ。
とは言え本日はパーティー。
料理の量も普段の2倍はあるだろう。
まだまだ大量に残っている。
「ちょ、ちょっと・・・水」
このままではアスランと同じ運命を辿ってしまう。
一旦息をつこうと、テーブルの上にある瓶に手を伸ばすキラ。
それをそのまま口元へと運び、ラッパ飲みの如く一気に飲み干していく。
と、
「あれ? これ・・・」
半分くらい飲んだ所で異変に気付く。
そう、飲み物の味がおかしいのだ。
瓶のラベルを覗き込むキラ。
「・・・ロマネ・・・コン・・・って、これお酒?」
自分が飲んだものが酒だと認識するキラ。
すると、
「へ〜・・・これ、お酒なんだ・・・ゴクッ、ゴクッ」
何を思ったか再びラッパ飲みを始めてしまった。
どんどんキラの顔が赤くなっていく。
「ちょっと、キラ?」
「キラ君、お酒なんか飲んじゃ・・・」
さすがの5人もキラを止めようとする。
が、キラは制止を無視し、ついに一本全て飲み干してしまった。
そして、
「っプハァ・・・ヒック・・・」
完全に酔っ払ってしまった。
「キラ様、大丈夫ですか?」
心配そうな表情をしてラクスがキラに寄り添う。
と、
「・・・・・・ラクス」
焦点の定まっていない目でラクスを見つめるキラ。
そしてなんと、
チュッ♪
「「「「「!!!!!!!」」」」」
突然ラクスの唇を奪ってしまった。
しかも軽いキスではない。
そのままラクスを抱きすくめて自分の膝の上に乗せると、
自身の舌を入れ、さらに激しいキスへと変えていく。
「ん・・・ラクス・・・ん・・ちゅ・・くちゅ・・・ん」
「キラ・・・様・・・ん、んちゅ・・・ちゅ・・ん」
最初は驚きのあまりに全身を硬直させていたラクスだが、
状況を把握するや否や、その身の全てをキラに委ねた。
いや、それどころか積極的になってキラとの行為に及んでいる。
「ちゅ・・・らくす・・・ん」
「!? キ、キラ様!」
再び身を硬くするラクス。
キスをしながら、キラがラクスの体をまさぐり始めたのだ。
左手をラクスの腰へと回し、右手で彼女の胸を愛撫する。
「やぁ・・・キラ・・・や、ん!」
「ふふふ・・・ラクスぅ〜」
抗議の声を上げようとするラクスの口を塞ぎ、
さらに大胆になっていくキラ。
「ラクス・・・柔らか〜い」
「あ、あん、や、キラ」
洋服のボタンを外し、その隙間から手を入れるキラ。
さらにブラをずらし、ラクスの乳房を直接触る。
ラクスは着やせするタイプらしい。
予想以上のやわらかい弾力とボリュームがキラの手の中に広がり、むにゅむにゅと弾ける。
「あんっ・・・いやんっ・・・キラ、やめてぇ」
こみ上げる快感と必死に闘いながら、懸命に声を抑えようとするラクス。
しかし、その仕草はキラのサディスティックな欲望を煽るだけである。
不意に、イタズラを思いついた子供の表情を浮かべるキラ。
「ラクス、おっぱい大きいね。いくつ?」
「?! そんな、こと・・・」
ラクスの胸を優しく揉みながら尋ねるキラ。
キラの意地悪なセリフに真っ赤になり、そして快楽に体を震わせるラクス。
「教えてよ、ラクス」
「言えま、せん・・・そんな」
「そう?」
ムギュッ!!
「やあああああああっ!」
それまでの優しさが一瞬のうちに消え、
万力のように5本の指が窄まり、乳房を締めつけた。
あまりの痛み、そしてそれを上回る快感に絶叫するラクス。
「教えてくれないともっとしちゃうよ?」
「あ、ああ、あ・・・」
「教えてくれるよね?」
極上の笑顔を浮かべ、ラクスの乳房をこねくりまわしながら問うキラ。
その快楽に包まれ、飛びかける意識を必死に保ちながら、ラクスはコクンと頷いた。
そして、消え入るような声で告白した。
「は、はち、じゅう、なな・・・です」
「へぇ〜、87cmもあるんだ〜」
「(//////)」
ラクスの羞恥を煽るようにわざと大声で反芻するキラ。
勿論、ラクスの目を見ながらだ。
あまりの恥ずかしさに、キラの視線から顔を背けるラクス。
「ふふふ、よく言えました。それじゃあご褒美だよ」
そう言って、乳房全体を揉んでいたてを一旦外し、
その乳房の中央で快楽に震えている乳首に狙いを変えた。
すでに快楽に支配され、とがった乳首をつまみ、一気に捻り上げた。
「やあああああああっ、あ、あああああああああっ!」
今までで最大級の快感の波にのまれたラクス。
それに逆らうことなく身を委ね、内の感情を叫びと共に開放した。
「ふふふっ・・・」
ぐったりし、荒くハァハァと息をつくラクスを抱きとめるキラ。
その顔にはこの上ない喜びが覗える。
だが、今の彼には際限がないほどの欲求があった。
「可愛かったよ、ラクス。でも、まだこれからだからね」
意識のハッキリしていないラクスの体を再び貪り始めるキラだった。
ちなみに、シン、マユの2人はそんな光景に気がつくことなく、
兄と妹の至福の時間を満喫していた。
だが、他の4人の少女たちは・・・続く。
あとがき
久しぶりの更新だ〜。
やっと仕事がひと段落着いたんで、こうして送ることが出来ました。
そのストレスからか、なんか暴走して年齢制限つけちゃいました(笑)。
私自身、こういうのは本当に初めてです。
皆様の反応がとても恐いのですが、まぁご勘弁ください。
次回はいよいよ背景ピンク!
サブタイトル、まさかの失態の真意が明らかに!
彼女たちのスリーサイズは、私の個人的判断により一部(全部)変更しております。
あしからず。
レス返し
今回は一括で書かせていただきます。
やっぱりデュランダルさんは外せないでしょう。
これからしばらくの間は直接的な登場はありませんが、
随所に影の支配者っぷりを書いていこうと思ってます。
新議長、パトリックじゃなくてデュランダルさんにしようかな〜。
D,様・にゃんこそば!!様・覇王様・通りすがりの名無し様・イワッペ様
レスありがとうございました。