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!警告!ダーク、バイオレンス有り

「闇を継ぐ者(まぶらほ)」

sara (2005-03-02 00:52)
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闇を継ぐ者

かなり暴力的で夕菜が悲惨です、お嫌いな方は読まないことをお勧めします

第二話 欲望の求渇者、対する制裁


伊庭かおりの語る言葉は彼女の主観を基点としているため総てが全て正しいとは言えない、だが間違っているとは絶対に言えない言葉、反論など挟むところなど見当たらない。

どう見たって彼女の言葉のほうが少女達の行動に比べて正当なのだから、正論には反論は通用しない。

言葉は刃となり、愚かな少女達に刃を向ける、容赦の欠片も無く。

彼女の言葉は紛れも無く糾弾、和樹側という一方的な見地に立った言葉だろうけど正論を嵩に着た言葉に責める刃を乗せた言葉、その言葉は説教とは程遠く紛れもなく責める言葉、彼女の教師という立場からはふさわしい言葉ではないのかもしれないが、良識のある大人の言葉としてはまだまだマシなほうだろう、いやマシな常識を弁えた人間としては当たり前すぎる怒りの言葉。

少なくとも自分の家族に家のために種馬を連れて来いと命じる家に比べれば、そしてそれに逆らうことが出来ず己を都合のいい理論武装で固める人間に比べれば、相手を罵る弾丸となる言葉。

だが、人格者で聖職者の鏡といっていい程の言葉だろうよ。

だから糾弾に言い返せる言葉があるだろうか、自分勝手というのもおこがましい、個人の意見と欲望を他者の理解なく行使しようとした愚か者に反論する権利など欠片もありはしない。

糾弾の意味が理解でき愚かさを悟れる段階で身の程を弁えているならば反論することも出来ない、自分の行動を省みるだけの謙虚さを持ち合わせている人間ならば反論自体が恥の上塗りになりさらに自分が惨めになることが判るだけ、自分を更に価値の低い動物に貶める。

少なくとも神城凛と風椿玖理子は何も言えなかった、何も反論出来なかった、和樹に言われれば気づかなかったかもしれない、乱暴な口調、粗暴な態度、それら諸々が説得力を失わせる要因に成り得る、特に反発を持ってここにやって来て暴力を行使しようとした神城凛にとってはなおのこと。

だが同性から、しかも年上の女性から心底軽蔑する目で見られ、人間として蔑まれる目で見られてなお反論できるのならばそれは余程の恥知らず、余程の豪胆さの持ち主だろう。

それに蔑んだ目で見ていたのはかおりだけではなく、和美も紫乃も沙弓も、そして最初から和樹も自分達を蔑んだ目で見ていた事を気付かされた、最初から最後まで自分達を汚いものでも見るような眼で見られ続けていたことに、それに嫌でも気付かされて反論なんて惨め過ぎる、反論は自白になり。

己がどれだけ惨めな役割を与えられた道化師かということを思い知らされる。

故に彼女は自分達の行動を省みて恥じた、どれだけ浅ましい行動を取ったか理解したから、理解出来たから。


だけど、判らない馬鹿もいる、場を弁えない愚か者は何時だっている、欲望に正直すぎる蔑むべき人間はいる、自分が恥知らずだと自覚しない人間は、何時でも何処でもいるものだ、自分が堕ちることに気付けない駄人間は。

何時でも何処でも居るものだ、嘲ってしまうくらいに。

前話でも最後のほうで描写したが、残りの一名、宮間夕菜、かなり手前勝手で独善的な言葉を口走っていた、欲望と妄想を前面に押し出し、それを他人に押し付け、押し付けられた人間にそれを受け入れさせようとする台詞を。

いや、押し付けに従わせるような台詞だったろうかアレは。

その言葉がかおりの怒りを買った台詞だったのだがその台詞を吐き出した当人が人間として恥ずべきことであるという内容のかおりの糾弾を正面から受け止められるのか。

答えは否。

彼女の行動原理は芯から欲望に染まりきっている、ただその欲望が愛欲というものではなく独占欲、自分の思い通りにする欲等の悪欲、その他諸々、正しい方向の欲望を持つのならそれでも構わないが彼女の場合は始末に置けない。

総てが全て自分の思いのままに、それが彼女の欲望、彼女の性質。

沙弓の行動も行き過ぎた庇護欲が感じられるが此方は許容の範囲だろう、対象人間もそれを受け入れていることから多少世間的に問題があるかもしれないが、当人間で問題が無い。

双方共に受け入れているのならば狂愛だろうと何だろういいだろう、互いが認められるなら、だが彼女は自分を押し付けるだけ、自分の願望を、もしかしたら彼女の主観では叶って当たり前の願望だったのかもしれないが。

この台詞はあの糾弾の後には頂けない、そんな頂けない言葉を吐いてしまう辺りが始末に置けない所以だろうか。

「他人を踏み躙るですか。貴女達じゃないですか。私は和樹さんが好きだから和樹さんの妻なんです。それを踏み躙っているのは其処の和樹さんに抱きついている暴力魔の女と貴女です、和樹さんは昔私のことをお嫁さんにしてくれるって約束してくれているんです、だから私が和樹さんの妻であることに間違いは無いんですよ。私には妻になる権利があります、横からわけの判らないことで邪魔をしないでくれますか。大体私の妄想、なんて失礼なことを言うんですかちゃんとした約束をしたれっきとした夫婦です。それを穢すようなことを言われる覚えはありません」

何処まで自分に正直なのだろう、正直関心を通り越して尊敬の念すら覚えるほどの自己形成した理論武装による罵詈雑言に近い言葉だ、それでも彼女にとっては真実の叫びなのかもしれないが。

疑問なのだがどういう教育をしたらこういう子供が育てあがるのだろうか。

大体子供のころの結婚の約束、この約束自体覚えているのはいいとしてもそれを真に受けるのはまずいない、微笑ましい過去の一場面として捉えて終わりだろう、どうしてそんな子供の戯言のようなことに執着し続けていられるのかが謎だ。

戯言に近い予想を述べるとするならば、勿論彼女が小さなころのほんのわずかな時間でなされた約束を重要視するようになった過程についてだが。

まぁ、ろくな人生を歩んではいないのだろう。

飽くまで予想の上で述べる戯言なのだからそれが真実かどうかは、まぁどうでもいいことだ、それが是であれ非であれ、どうでもいいことなのだが、過去がどうあれ現実がこうなっているのだから本当にどうでもいい、過去に干渉できるはずも無いのだから過去の推察は無意味で無価値、それで何かが是正されるというならば話は別だが、何の利益も生み出さないのならば無駄だ。

話を戻し、それでも推察するならば。

まぁ、引越しが続いてそれほど友達が出来なかったのだろう、そして幼いころの約束に縋り、それを思い出として成長してきた。

その辺は悪くは無い、ただ不幸なだけだ、いや不幸といっても軽いものだろうが、普通よりも日本人を基点としてみての若干の不幸だ、それほど他者から同情を買うほどの不幸でもない、それ以上の不幸を味わい辛酸を味わいそれでもまともに成長している人間など幾らでもいる彼女が特別不幸だったわけではないだろう。

誰でも生きている限りは不幸を味わうものだ、多かれ少なかれ、そして彼女が被った不幸は些細なものでしかない。

ならば何故か、要因として考えられるのは親だろう、彼女の身近に存在し影響をもてる存在、しかも引越しが度々となるとそれぐらいしか考えられない、いいところ親戚筋の人間だろうが、親と考えるほうが判りやすい。

で、親の彼女にとった態度は予想がつく、かなりの甘やかしをしたのではないのだろうか、それともかなり怪しい思想教育を行ったかのどちらかだ、ある程度自分が孤独ではあっても自分の思い通りに物事が進むような環境に彼女は居たのではないだろうか。

彼女の言動からそれは読み取れるし、判り易く例えれば彼女の現在の行動は自分の欲しい物が手に入らない、買い与えてもらえない我侭な子供が回りの人間に当り散らす行動と大差が無い、欲しがるものが人間である分性質の悪さは子供以上。

そんな子供の状態で成長した少女が宮間夕菜の過去を推察した過程からみれる彼女の人格。

まぁ、世間を騒がしている子供大人の典型かもしれない、モラトリアム以前の段階だろうから一緒にするのも失礼な話だが。

(因みにこれらの見解には心理学的や教育学的、精神医学的な裏づけは無いですよ、作者理系で思いっきり物質系ですから、最近転向しようとか考えてはいますが。多分心理学)


で、戯言もここまでとして話を戻すとしよう、彼女の妄言に耳朶を震わせて、更に怒りを震わせる和樹、沙弓、かおり。

不快気に表情を歪める和美に柴乃、微笑を湛えていた紫乃でさえ露骨と言えるほどではないが不快を露にしている、それほど彼女の感性に今の言葉はキたのだろう。

だが一番キていたのは何と言っても当事者である式森和樹、未だに沙弓に夕菜との直線では封じられているが沙弓越しに怒りと憎悪の篭った瞳で夕菜を睨みつけている。

既に何か罵声を浴びせるでもない何かが湧き上がっているのか声も出ていないがその目は、その瞳は、先程凛を殺そうと身構えた時よりもなお昏く、陰惨な色を湛えて。

その瞳の色の変化、感情が募りすぎて外に漏れ出すよりも体の内側で沈殿している何かを“自分の愛しい人”が自分に対して沸き起こしているのにも気付かずに愚かな少女は更に言葉を続ける、大人子供の妄言を超えた呆け言のような言葉を。

本当に聞くに堪えない。

「大体和樹さんも和樹さんです。何で私を怒鳴りつけるんですか。私が何かしたんですか。他の女にはデレデレしているくせに妻に対してはこの扱い。浮気ですね。浮気なんですね。和樹さんは私の旦那様なんです。だから私のものなんですよ。ほかの女に気を掛けるなんて許しませんし許されるものではありません。勿論私から和樹さんを訳の判らないことを言って引き離そうとする女も赦せません」

ここまで想像の事を規定の事実としたような口ぶりで言えるのならば宗教の教主ぐらいには簡単になれるような気がする、勿論邪教か悪魔崇拝、もしくは自分を生き神としたものだろうが、もしかしたら信者は集まるかもしれない。

何か此方も妄言を垂れているような気がしてきたが。

因みに彼女は何かしたかと言っているが、十分にやっている。

家宅不法侵入、猥褻物陳列(下着姿)、十分に犯罪者である。


いい加減、そろそろに限界だろう、この辺が臨界、爆発する直前。

濁り切った考えを押し付けてくる少女に対する我慢も限界、男の怒りや憎悪や不快やらが混濁し濁った攻撃性が出るのを抑えるのも限界、これ以上自分が冒涜され無茶苦茶に言われ続けるのを耐えられるほどの温厚さは持ち合わせてはいない。

黙らせる。

「いい加減・・・・・・」

だが男の台詞は止められる、少年の行動を遮る様に和樹の前、つまりは間に居る沙弓と夕菜の間に銀髪の女性、伊庭かおりが無表情で、でもそれは鬼のような激情を持った冷たさで割って入り先程沙弓が玖理子にしたようにを掴み上げ。

壁に向けて放り投げた、否、叩き付けた。

襟首を持って振り回し壁にたたきつけたのだが彼女はこれを片腕で行っている、大して大柄でもない女性では考えられない腕力、壁に皹が入り威力で叩き付けたのだから速度も相当なものがあっただろう、受身も取れずに叩きつけられた夕菜は呻き声を上げ地面に落ちる、叩きつける直前に手を離したから完全に運動エネルギーは彼女の背中に加えられている、骨折をしているかもしれないし、呼吸するのも相当つらい状態になっているだろう。

それを何の躊躇いも無くかおりは行った。

「・・・・・・・・伊庭先生、何を」

傍観、今まで傍観していた凛が口を挟む、いきなりの教師の暴力に恐々と、彼女でさえ今のかおりには恐々と問う、今の凶行は何なのかと。

だが、かおりは答えない、表情はやはり先程の激情を宿した無表情と言った表情で、矛盾がある表情だが内なる怒りを必至で無表情に保とうとして努力している表情と形容するべきだろうか、かなり怖い。

表情から読み取れるものが純粋すぎて怖い。

彼女は黙々と淡々と機械的に、叩き付けた夕菜、彼女にとっての怒りの対称に向けて近寄り、床に蹲り痛みに耐え、苦しげに息をつき、そして何故自分がこんな謂われない暴力を受けているのかを理解していない目で、憎しみを込めた目でかおりを睨みつけている。

そんな彼女の顔を蹴った。

女の顔を、教師であるかおりが。

一度ではなく何度も、次第に顔だけではなく腕、腹、肩、胸、無茶苦茶に蹴りつけ始める

容赦の欠片も無い、蹴りつける度に夕菜の体が跳ね、後ろの壁に叩きつけられ、殆どサンドイッチ状態で蹴りを食らい続けている、加減はしているのだろうが容赦はしていない。

そんな感じが見受けられる、片腕で壁に叩きつけられる身体能力があれば彼女越しに薄い壁をぶち抜く事も可能かもしれないのだから加減はしている。

だが勿論今やっていることは完全な過剰暴力行為、教師がそれをやったとなると大問題になる行動、それ以前に叩き付けた辺りで問題だ、だが彼女側の人間は彼女の凶行をとめようとするものは居ない。

誰もが誰も止めようとはしない。

和樹は無表情でその酷いともいえる光景を眺め、沙弓と和美は微笑すら称え。

柴乃そんな情景には関心がありませんとばかりに和樹に近寄り「気分は大丈夫ですか」と問い掛け、和樹は「大丈夫だ、いらん心配を掛けた」と返している、勿論その間もかおりの攻撃は続いているのだが、二人の間では何気ない会話が成立しているし、凶行を気にしている風でもない。

まさしく異常な風景。

人が人に打ち付けられる、肉と骨の音が響き渡り少女の苦悶の声が響き渡る中それに対して何も問いかけない人間、まるで反応を示さない人間。

まるで異常者の集団。

では、異常者ではない人間はどんな反応をするんだろう。

此方は当たり前の簡単で必然で普遍的で埋没しそうなくらいに平凡な反応。

正常者の反応などどれも似たようなもの、まぁ正常者が多数派で異常者が少数派だからそうなってしまうのだろうけど、異常者が多ければ異常が当たり前に為るのだろうし、どこかの島国の価値観のように、もしくはその島国の北にある半島の国のように。

「ちょっと、伊庭先生止めてください。夕菜さんはもう意識がありません」

凛が余りのことに呆然としていたがかおりを止めようと立ち上がり。

「夕菜ちゃん、もうボロボロじゃない。死んじゃうわよ」

玖理子も止めようと立ち上がる、彼女も呆然としていたが、確かに今の夕菜は既に呻き声も蹴られた時に肺が圧迫されて吐き出される息が声になっている程度ものだ、かおりの蹴りのどれかがいい所に入り意識を失わせたのだろう。

その意識を失った夕菜に対して意識を失ったことに気付いていてもかおりは容赦なく蹴り続けていたのだが、凛と玖理子が彼女に取り縋って止めようとする。

しかし、彼女達が縋るまでも無く触れた辺りでかおりの暴行がやみ、先程の激情は感じない無表情で彼女達に顔を向けて口を開く、それはゾッとする様な冷たさを湛えた声で。

今度は何も読めない表情ゆえに怖さがある、そんな表情で。

「何だ。小娘」

決して教師が生徒に放つような声ではない、いや他人に掛けるような声でもない絶対零度の声、そして無感情すぎる声、何の思いも情念も込められていない喜怒哀楽そのどれも該当しない虚無感といってもいいようなものがあふれた声。

恐らくそんな声を掛けられたら誰もが嫌な感じがするだろう、その声には徹底した無関心が容易く感じ取られる、其処までの無関心は気分のいいものでは決して無いだろう。

当然のごとく二人の少女もその声に止めようとした勢いを失い、それでも振り絞るかのように声を出そうとする。

「それ以上やったら夕菜ちゃんが」

「夕菜さんはもう何も出来ません。それになんでこんな酷い事をするのですか。仮にも教師でしょう」

怯えた調子ながらそれはかおりを弾劾するような言葉だった、ついでにここの仮にもという辺り彼女が学校でどういう教師かの評価があらわれているのかもしれない。

彼女等は確かに彼女を責める言葉で自己を軽蔑するほどやり込められたが今かおりが行っている行動は別物だ、完全な無抵抗者に対するリンチ、傍目にも世間的にも弾劾されるのはかおりだろう、世間的に一般的には。

「酷い事。そう酷い事だな。あたしのやったことは酷い事だよ。だが、酷い事をしたからってそれがどうした、それに何故お前らがそれを私に言うんだ。和樹が傷つく行動は率先して取れるお前等にあたしの非難はされたくない」

冷たい、そして訳が判らないという感を交えた声。

無論、態とだろう、そう対応しているのだろう、加減して容赦ない攻撃を加える理性はあるのだからそれぐらいはやってくれよう。

彼女は十全に理解しているだろう自分がどれだけ理不尽な行動をしているかぐらいは、言葉にも表れているように、意地の悪い台詞ではあるが。

で、ばつの悪い表情、そんな表情を一瞬浮かべた二人だが。

「確かに私達にいえたことではありませんが、酷過ぎます。夕菜さんはもう動けないでしょう。夕菜さんの言ったことが気に障ったのでしょうがここまですることはないでしょう」

「そうよ。あの子のいうことは確かに・・・・・その、私が言うのもなんですけど。自分勝手過ぎた。それでもあそこまで暴力を振るわなくても。殺す気なんですか」

過剰な暴力に対しての非難を収めるほどには至らなかったらしい、まぁ、気圧されていればそれはそれで問題があるだろうが。

だが、そんな回答はどうでもいいとばかりに、いやかおりは彼女がどう答えようと。

恐らくは回答を用意していた。

かおりは無表情のままに、冷たい声のままに、腕を上げ指先を動かして夕菜を指し。

「何を言おうと、何を言われようと。コレは駆除する。あそこまで頭の狂った相手を和樹の周りには置いて置けない。まぁ、後は宮間に送りつけて脅しつければ十分だろうけど。痛めつけないと判らないだろ、徹底的に痛めつけないとさ」

言った。

人間をコレと呼び駆除すると。

「私は“伊庭(射庭)”。式森に群がる害獣を射ち殺す”猟師”なんだから」


後書き。

かなりのダーク&バイオレンスでの第二話です。

何か作風が前と変わっているかもしれないんですが、あれ書いたのは実は一年以上前だったりします、その頃はただ書いていただけで投稿はしていなかったんですが。

夕菜の扱いが酷過ぎる気もしますがこの話は悲惨なキャラはかなり悲惨になります。

彼女だけに限りません。

ついでにかおりが“伊庭”で“射庭”即ち“猟師”。

沙弓が“杜崎”で“守前”即ち“盾”

“松田”は“沫拿”で“斥候”。

“紅尉”は“明意”で“参謀”。

それぞれが役割を持って“式森”に仕える一族となっています。

他にもいるのですが登場順に紹介させていただきます。

今回もクロス作品で次くらいからは出てきますが“殺し名”七名“匂宮”“闇口”“零崎”“薄野”“墓森”“天吹”“石凪”。祓い名四家+oneで“両儀”“遠野”“七夜”“浅神”“巫条”。

この辺も出していけたらなぁって思ったり。

今の所は“闇口”と“匂宮”それに“七夜”が候補。

というか今更ですがこの辺のネタわかる人いるでしょうかと思ったり。

ヘルシングの破戒僧を出そうかと思ったり、ブラックラグーンのキャラ、フライフェイスあたりを引っ張ってこようかと考えていますが。

ではレス返しでス。

>にゃんこそば様
ミスしてしまいました、すいません。
和樹の過去は追々ですがキシャ―はかなり酷い目にあってしまいましたちょっとやり過ぎ?

>mon様
その辺の細かい所考えていませんでしたから。
でも幾らなんでも有段者が真剣で殺意を持って切りかかっても正当防衛成立しませんかね。
一応、和樹君建前上は無段の学生さんですし。

>本様
確かに最初は凛ちゃんが一番理不尽で一番キャラが変わっているかもしれない。

>皇 翠輝様
全然法律考えていませんでした。
でも今回ちょっとやり過ぎですかね?

>そら様
今回少し作風が変わってしまったんですがどうですかね。
後率直なレス凄く嬉しかったです。

>えふ様
修正前の作品と言われましても修正したのは文字が真っ赤になったところだけなんですが。

>D,様
過去ネタはそんなに後の話じゃありませんのでお待ちください。
和樹の式森を筆頭にした一族、組織というので彼女達は関係しています。
病んだ心とは別作品ですからねぇ、あれも次を書かないといけないんですが。
何か次々出して凄いことになってますから、作者が悪いんですが。

>星之白金様
まぁ、確かに誰でも殺人可能な魔法というものが存在していますからね、法律も違うでしょうし。実際葵学園に限らず晴海のドイツ展でも展示の銃が撃てる状態で置かれていたりしていますからねぇ(話の展開上でしょうが)。

>moonright様
率直な感想有難う御座います

>隆行様
ものすごい簡潔で、嬉しい一言でした。

>星領様
三人娘は今回あんまり関与しない方向ですからねぇ、幸せ方向に廃校と思ってるんですが。

>nonne様
基本的に凛ちゃん派ですし、玖理子さんも好き。
夕菜はきしゃってるほうが好きですけど憎しでは書いていませんね。
終わりは決まっているんですが細かい設定が詰めていません、その辺は追々ですが。
悩んでいるのは仲丸の扱いだったり。
後今回はハーレム違います。

>日本製のチャイナオレンジ
和樹の獲物は確かに鈍器?なんですよねぇ。

>カイ
はははっ、作者も終着駅と特急停車駅しか見えていませんな。
笑いごとじゃないですけど。

>晴れときどき涙様
こっちはこっちで鬼畜というか鬼というか。

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