外伝 4 すた〜お〜しゃん3 エリクール変、別名駄作連載化
身体は病で出来ている
血潮はどろどろ、心はずたずた
幾たびの病魔を抱えなお治療
ただ一度の完治もなく
ただ一度も癒されない
彼の者は常に独り薬の山で吐き気に酔う
故に市販品では効果はなく
この身体は病に蝕まれていた…
ども、病に特化した男式森和樹です。
なにやら僕の心象世界みたいなのがでてきたり、アホな事を考えてみたりしていますが物凄く胃が痛くなったのでやめにします。
いま現在僕は・・・
怪しい覆面を来た三人の男相手に拷問を受けています。
鞭が良い感じで痛いです。
これも全て、筋肉親父のせいです。
まあ、こうなった原因を簡単に説明しましょう。
あのノートンの乱から数日。
腐女子の集団から逃げまわっていた、僕とフェイトさんの二人の元に現れた、筋肉変態金髪親父こと、クリフさん。
何でも彼の親父は反政府組織クォークとか言うところのメンバーで、そのリーダーがフェイトさんに会いたいので来てくれとの話になり、フェイトさんは旅立つことになりました。
正直僕は、物凄く嫌な予感がするので此処に残ろうかと思ったのですが、此処に残ると別の意味で危険なので同行することにしました。
まったく関係ない話ですが、クリフさんはこの村の全ての女子に嫌われることになる。
その後は、宇宙船に乗り、ミラージュさんという方と知り合いになりましたがフラグは立っていません。
フェイトさんは知りませんが、
そして、バンデーンとかいう連中の攻撃を受けたり、エリクールとか言う未開惑星に不時着し、即効でらちられたりしてここにいます。
追伸
今後僕は勘だけで運転してこんなところに連れてきたクリフさんの事を、おっさんと呼ぶことにしました。
「はあ、はあ、……どうだ、吐く気になったか?」
「ん、終わったの?」
僕がこれまでの事を回想していたらいつの間にか拷問が終わっていたらしい。
まあ、鞭打ちは確かに痛いが、僕にしてみればたいしたことない。
だって、
キシャーの殺戮のほうが一億倍痛いし。
それに、今も鞭の痛みより、胃の痛みのほうがきついんだよね。
此処って胃薬あるかな?
愛用の胃薬切らしちゃったんだよね・・・
うわっ、おもいっきり血を吐きたくなってきた。
やばいなまじで。
そもそも僕が三人がかりの拷問を受けるようになったのは、開始五分でフェイトさんは気絶。
クリフおっさんは、
「いいか、痛みってのはな限界を超えると快楽に変わるんだよ!!試して見るか?かも〜ん」
そのせいで僕に集中攻撃が開始されました。
何故だろう……
キシャーもいない。
銀髪変態有害末期癌執事もいないのに湧き上がるこの胸の黒いもやもやは?
うっ・・・
不味い、吐血しそうだ。
まあ、アレだね。
例え、どれだけ僕が強くなろうと、持病?
いや、むしろ呪いどころか世界の悪意すら感じる胃の痛みには勝てないわけで・・・
「ぐはっ!!」
口から大量の赤い液体を吐いて気絶しました。
泣いて良いですか?
「うっう・・・」
「どうやら、気がついたみたいだな」
おっさんが、フェイトさんに声をかける。
「此処は?」
「牢屋だ、連中俺達から必要な事を知るまではずっとこんな事を続けるようだな」
「何だって……?」
フェイトさんは少しショックを受ける。
過酷な拷問でまだ少し頭が混乱しているようだ。
まあ、僕は、胃薬がない事が判明したことのほうがショックだけど。
これからずっとこの胃の痛みと戦わなくてはいけないのかと思うと欝です。
ペターニまで持ちません!!
やばいなんかおかしな電波を受信し始めた。
「これからどうするんですか?」
僕は胃の痛みに耐えながらフェイトさんと、おっさんにこれからの事を聞く。
「どうするってこんなところから一刻も早く出ないと!!」
「落ち着けフェイト、俺の勘が正しければそろそろ助けが来る」
おっさんが自信満々で断言するが、
その勘のせいでこうなった事をこのおっさんは理解しているのでしょうか?
「それってミラージュさん?」
フェイトさんは宇宙船に独り残してきた金髪の二十台後半の女性の名を言う。
「いや、おそらく違うだろうな。まああいつはあいつで無事だと思うがな」
「じゃあ、一体?」
「フェイトさん。誰か来ましたよ」
僕はかすかに聞こえる足音に気づく。
これもいち早くキシャーの接近に気づくために修得した技能だと考えると胃が痛み出す。
「ぐはっ!」
「和樹!?」
「汚ねえな。こんなところで血なんか吐くなよお前!」
キース……早く新しい世界につれてってください。
「あんた達かい空から……ってなんだいこの大量の血は!?」
姿を現した、侵入者。
赤い髪に黒い服を着ていてマフラーぽいのを首に巻いたスカートみたいなのをはいている女性。
ネル・ゼルファーは僕が吐いた血液に驚いていた。
あとがき
風邪が悪化したため掲載量、執筆時間共に減っています。
申し訳ありません。
まだ完治していないので、少し遅くなるかもしれません。
キャラ紹介1
『式森和樹』
おそらく三千世界で一番不幸な少年。
一応主人公。
キースの暇つぶしと、ごく一部の腐女子に人気の和樹の不幸異世界変(誤字にあらず)の撮影のためにスターオーシャン3の世界に飛ばされた男。
キシャーのせいで三桁以上死の世界にいったり来たりしていたお陰で、限界を超えているので強い。(おそらくアルベルクラスかも?)
だけど現在は、心のオアシスに会えなくなったせいで、胃の痛みを初めとする身体に内包されている病が再発。
そのせいで実力も半分ぐらいに低下中。
しかし、彼の不幸はいろんな人を勇気付けているので幸福になる確率はあまりない。
某正義の味方は『和樹の不幸日常変』を見て、
「ビデオは見た。大丈夫だよこんなにも不幸な奴がいるんだ。俺もこれからもがんばっていくから」
とのコメントなどがある。
そんな彼の一番の目的は元の世界に戻ることでも、フェイトの手助けでもなく一刻も早くペターニで胃薬を作ることである。
フェイト・ラインゴット
ほぼ原作と同じ。
和樹のお陰で、原作より悲惨ではないキャラもいるので彼の悲しみも減る予定。
女性関係に関してはノーコメント。
クリフ・フィッター
おっさん。
おそらく今後名前で呼ばれることはない。
ネル・ゼルファー
今は普通。
だけど近いうちにKかFの犠牲になり腐女子になるだろう・・・
レス返し>
ユピテル様>
アルベルクラスの強さを持っているお陰で彼は病気で倒れることができないため苦しみます。
suimin様>無理ではありません。確率的には、原作和樹がキシャー以外と結婚するぐらいですが……
鳳麻様>哀れな二人を斬っていただきありがとうございます。
33様>いくらなんでもあの状況で冷静にはなれませんよ……
紫苑様>この世界には『いつものこと』というすばらしいお言葉があります。
草薙様>和樹が一番望んでいることは『平和でだらけきった人生』なので魔法を使う気は0です。まあ、今の身体は人形なので使いたくても使えませんが。
カイ様>キースの同類……割烹着の悪魔のことですか?
にゃんこそば様>三人娘がどうなったかはもう少しで明らかになりますのでお待ちください。
D様>元の世界ではマッドがいましたが此処では誰もいませんので病の状態が表に出ます。
紅蓮様>その場合、アルクェイドの代わりに殺人貴が相手になるので意味がありません。いや和樹といえども『直死の魔眼』を使われたら流石に死ぬので状況は悪化します。
ビーン様>脱獄しなくても、生き地獄です。(まあ、そのうち脱獄しますが……)
柿の種様>こんな状況で誰かを選んだSSってありましたっけ?私は見かけたことありませんが。
鬼神様>そんなことありません。どこかの誰かが言っていました。「生きていれば何処だって天国だと」ですから和樹はまだ不幸ではありません。
シンペイ様>・・・違います。和樹のほうがはるかに確率が低いです。
たーんあっぷ様>そう言われると確かに似ていますね。
福庵様>まだキシャーも復活していないので。おそらく……多分大丈夫でしょう。
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