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「和樹幻想譚 第11話(まぶらほ+VP+月姫他)」

ていん (2005-02-15 16:53/2005-02-16 13:57)
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 十一話 遠野家騒動? 

ども、お久しぶりです。
身体に666個の病を内包している男、式森和樹です。
データが消えたり、外伝を書いたり、風邪をひいたりして更新が遅れましたが無事再開できました。

そして現在、僕はベットの上で寝ていて、その上に昨日肉の塊になった白い変態がいます。

いくら一ケタ台の死徒でもあんなに早く再生できるのでしょうか?
正直朝からこんな奴と出会うなんて本気で死にたいです
舌かんで死のうかなマジで。


<リビング>

食事中です。
みんなで仲良く食事をしています。
ちなみに白い変態は黒のお姫様に八つ裂きにされました。

しばらく肉が食べられなくなったのが哀しいです。


「式森君醤油を取ってくれたまえ」

僕の隣で普通にご飯を食べるマッド

「なんで、普通にご飯を食べているんですか?」

半眼で睨みながら、マッドに聞く僕。

「それはだね、そこにおいしいご飯があるからだよ式森君。ああレナス君私にもお茶を」

帰れマッド!!
と言いたかったが、胃から懐かしい鉄の味のした赤い液体がこみ上げてきたため押し黙る。

「和樹、今日噂のアルクェイドの恋人に会いに行くから、案内してね」

何故か普通に、食事をしていたアルトルージュがとんでもない事を言い出す。

「ナンデスト?」

「だから、アルクェイドに会いに行くから案内お願いね」

・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・

「どうしたのかね、式森君顔色が優れないようだが?」

ああ、もう限界です。

「兄さん?」

「大丈夫ですか?和樹さん」

綾香とレナスちゃんが心配してくれる。
ああ、君達がいたから僕はがんばってこれたけどもう無理です。

「はっはっは、ちょっとトイレに行ってきます」

僕はトイレに入り、今までためにためてた赤い液体を吐きました


泣いて良いですか?


<遠野家>

最近、死徒の間である噂が流れている。

『アルクェイド・ブリュンスタッドが極東の島国で一人の男に入れ込んでいる』

だそうだ。

アルトルージュと愉快なお供はその噂を確認しに来たらしいが、

「へえ、此処がその、男の住んでる家なの?」

「うん……そうだよ」

胃の痛みに耐えながらアルトたちを案内する僕。

「姫様、私達はお忍びで来たのですからさっさと確認をしましょう」

「そうね、リィゾ。白翼公に付け入る隙を与えるわけにはいかないわ」

黒い人と真面目な会話をするアルトルージュ。
でも京都の案内パンフレットを見ながらでは説得力0です。
観光でもする気ですか貴方は?
本気で帰りたい。


ずがあああああん

屋敷から、爆音が鳴り、綺麗な放物線を描きながら眼鏡をかけた男が庭に落ちてくる。

「ずいぶんと、騒がしい家ね」

アルト、がおかしな感想を呟く。

「妹、横暴」

「貴方がしたんでしょうが!!」

「この不浄者!!!」

金髪の美人さんと青い髪をした眼鏡の人と、赤い髪の胸のない人が争っています。

いきなりですか?

「じゃあ、僕はこれで」

正直一秒たりとも此処に居たくないので帰りだす僕。

「待ちなさい和樹、彼女達に私を紹介して」

僕の首根っこをつかみながら死刑宣告をする黒のお姫様。
意外と早かったな三回目の死。

「えーとアレに入り込んで仲裁しろと」

「そうよ」

笑顔で返す。外見十四歳のお姫様。
頼みの、心友は動く気配0。

「はっはっは、心配無用だよ和樹君。僕が止めてあげよう」

白い変態が死のトライアングルに向かう。

「真祖の姫君僕達に気がついてやめたまえ」

「うるさいわよ、白騎士」

ずしゃ!!

アルクェイドの腕の一振りでばらばらの肉片になる変態。

やくただずめ。

そしてなおもたたかい続ける三人。
スルーかよ白騎士。

「フィナは役に立たなかったわね。和樹お願い」

……

「・・・わかりました」

今ならわかるよ。
遠野志貴、君の偉業を。

だからせめて称えてくれ、式森和樹の生き様を。

「和樹逝きます!!」


「なっ!!アルルージュどうして此処に!?」

アルクェイドがようやくこっちに気がついて展開が進む。
うん、僕も、命を捨てて止めたかいがあったよ。

じゃあ、そろそろ逝きますかヴァルハラに。

「和樹帰って来い!!俺を一人にするな!!」

肉の塊化した僕に必死に呼びかける志貴君。
どうやら退魔衝動より心友にして同士の命優先らしい。

「あら私がここにいたら迷惑かしら?」

「当たり前です。何故こんな島国に黒の姫が来ないといけないんですか?」

シエルさんが、黒鍵を構える。

「アルトルージュ。何故貴方がここに来たのかは知らない。でも、志貴に何かするようなら此処で滅ぼすわよ」

眼を金色にして爪を出す、アルクェイド。

「別に貴方達と敵対しに来たわけではないわ。ただ噂のアルクェイドの恋人に会いにきたのよ」

ピシ!!

空気が凍りました。

「ふざけた事を言わないでください。何故兄さんがこんな女の恋人なんですか!!」

「秋葉さんの言うとおりです。アルトルージュ。埋葬機関第七位『弓』として貴方を滅ぼします」

二人はやる気満々です。

「ちょっと、妹、シエル。姉さんに手を出すなら容赦しないわよ」

恋人の単語で姉にランクアップかよ。
それで良いのかブリュンスタッド?

「大体、二人とも本当のこと言われたからって八つ当たりは見苦しいわよ」

アルクさん挑発的ですね。

「兄さん!!この馬鹿女にはっきり言ってあげてください!!貴方とは赤の他人と」

「秋葉さん?」

「そうですよ、遠野君。本当の恋人は私だと宣言してあげてください。それが二人のためですよ」

「先輩?」

「志貴!!まさか本当の事を否定するの!?」

「落ち着け、みんな!!」

さよなら志貴。

「和樹助けろ!!気絶した振りをするな!!本当はとっくに気がついているのは分かっているんだぞ!!」

ごめんなさい、今起きたら死ねますのでもう少し寝ています。

「皆さん。此処は第三者の意見を聞いたらいかがでしょうか?」

突然現れた、割烹着の悪魔が何かおかしな意見を言う。

「琥珀、それはどういうこと?」

「あはは〜つまりですねお三方と、私と翡翠ちゃんの五人の誰が志貴さんとお似合いなのかを第三者、つまりそこで寝た振りをしている和樹さんに尋ねてはいかがでしょうか?」

神は死んだ!!

と言うより貴方は何を言っているんでしょうか?

「なるほどそうですね。」

「確かに一理ありますね」

ねえよ。

「和樹もちろん私よね」

「和樹様・・・」

「あはは〜和樹さん貴方の意見で今後が決まりますよ」

神様。
私は貴方に何かしましたでしょうか?

物凄い胃の痛みと、血の吐き気がします。

アルトさん。 

『アルクェイド楽しそうね』

みたいな顔でこっちを見ないでください。
志貴、そのガッツポーズは何だ?

「さあ誰ですか?」

「え〜と」

1 アルクェイド

2 シエル

3 秋葉

4 琥珀

5 翡翠

6 フィナ

マテや!!!

最後の選択肢はおかしいだろう!!
いやそれよりこの選択肢どれを選んでもBADエンド間違いなしだろう。

「え〜と、皆さん、やっぱり志貴君の意見が一番大事なのでは?」

元凶に押し付ける僕。

「なっ!和樹、これはあくまでお前が見てお似合いなカップリングだから遠慮なんかいらないぞ」

どうあっても僕に押し付けたいようだ。

ちら(どうします?)

ちら(死ぬか?)

ちら(志貴さん。戦いますか?)

ちら(勝てるか?)

ちら(どうせ末路は決まっています。それにまぶらほSSの基本は和樹最強主義つまり彼女達と戦っても勝てるはずです)

ちら(なるほど。俺も本編後ならたいていは『七夜』の力を取り戻しているから勝てるか!)

こくん

アイコンタクトで会話終了。
時間にして1秒ジャスト。

僕はレバーテインは構え、志貴君は眼鏡をはずし、七つ夜を構える。

「どういうつもりですか?」

「簡単なことだよ。此処で読者に俺達がいかに強いかを教えようかと思ってな」

「そうですよ。主人公最強主義は伊達ではありません」

と言うよりこれ以外僕達の助かる道はない。
どうせ誰か選んでも残りに殺されるなら戦ってやる。

「いくぞ!!志貴!!」

「ああ、はじめよう殺し合いを

こうして第一回和樹&志貴VS月姫ヒロインズの戦いが始まった。


「では、アルトさん今夜は此処に泊るのですか?」

「そうね。できればアルクが此処でどう過ごしていたか聞きたいし」

すっかり和んでいる、月姫ヒロインズと、アルトさん。
こうして遠野家の一日は過ぎていった。


<庭>

そこには、全身を爪でズタズタに切り裂かれ、黒鍵に串刺しにされ、体温を略奪された二つの焼死体があった

ちなみに彼らの近くには、

『いくらなんでもどんなずるい設定にしても真祖に勝てるか!!』

『本編終わりにして外伝で幸せになりたい』

とのメッセージが残されていた。


あとがき

何とか完成しました。
本当はこの後の二人の不幸な男の本音トークまで書くつもりでしたが、風邪をこじらせたため、そこまで書くと、さらにかかるのでいったん此処で区切ります。
彼らのトークは幕間としてあとでだします。


レス返し>


ユピテル様>とりあえず続編は書くのでご安心を。


黄金盗虫様>とりあえずSO3を終わらしてからなら候補に入れます。


葵様>やはりバグでしたか。しかし今考えるとそのバグははっきりいって欠陥のような気がしますね。


カイ様>書きます。みんな壊れます。死ぬ人も助かります。そして男キャラの九割が主人公コンビで不幸になる予定。


suimin様>レナスは多分だしますが、出て来るのは中盤以降だと思います。


D様>貴方は悪魔ですか!!全額負担なんてしたら間違いなく和樹が死ねます。


33様>その組織は、確か最後、ドラゴ○ボールに頼ろうとして結局は『同盟』に捕まったはずだったような・・・
ですから作りませんよ和樹は、どうせ最後は捕まるし。


D・K様>そういえばそうでした。病弱なイメージが強かったのですっかり勘違いしてました。
でもそこに彼女を連れてったのは確かルシオ君だったはずでは?
となると彼は・・・


鳳麻様>まあ『狂化』しても、キースは死なないでしょう。


e1300241様>キース特性睡眠薬は購入した世の腐女子様達が次々結婚したのでそんな名前になっています。


紫苑様>マリアは私も一番好きなキャラなのでがんばってみます。

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