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「和樹幻想譚 外伝 2(まぶらほ+オーフェン+FFU他)」

ていん (2005-02-10 05:15/2005-02-10 07:14)
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※本編11話は書き直している最中なので、そのつなぎの話です。


  でも、さりげなく前回の続編です。


  後これはフィクションなのでキャラのイメージ崩壊の責任は取れません。


 外伝 2 和樹ふぁんたじー2


<どこかの森>

「くっ・・」

俺の名はフレオニール、帝国の黒騎士達に村を襲われ、そして今現在奴らに殺される寸前だ。

はっきり言って、歯が立たない。
このままでは、最近夜にベットに忍び込んでくるマリア。
動物以外友達のいないむっつり助平ガイ。
シスコンのマリアの兄(名前は知らない)。
共々殺されるだろう。

何故かこのまま死んでもいい気がするが?

「死ねっ!!」

帝国の黒騎士の刃が、俺めがけて振り下ろされる。

ドッドッド!!

「なっ!!?」

俺の命を奪おうとした黒騎士が驚愕の表情を浮かべる。

「はっ!?」

そして、俺も驚いた。
なぜなら……


銀髪の執事が鹿に乗ってこちらに迫ってきているのだから


しかも100近い数で。

「何だ!お前は?こっち来る……グバッ

あっ、撥ねられた。

死んだかな?多分。


「貴様!!殺す!!」

凄いな、生きてるよ黒騎士の皆さん。
でも俺は死ぬな、動けないし。

あっ、マリアの兄貴が鹿に引き摺られてどっかいっちゃた。


まあどうでも良いや。
だって俺、死ぬし。
剣が俺の頭上めがけて、振り下ろされる。

なんか、いろいろ思い出すな。

マリアに襲われたこと。


ガイにはめられ下着泥棒扱いされたこと。


シスコンやろうに三回殺されたこと。


他にも、マリアの料理で食中毒、ガイの不気味な独り言のせいでそばにいるだけで変人扱い、シスコンがマリアの弁当横取りして、五回ぐらい死んだこと。


最後以外ろくな事がなかったな。

ドッドッド!!

「何だ!?貴様は……グバッ!

俺を殺そうとした黒騎士が突然斬られて倒れる。

何処に逃げたあの変態執事は!?

どうやら倒したのはこの少年のようだ。
正直驚いた。
年の頃なら十七歳、黒のシャツに白いズボン。
そして右手には刀身が蒼い片刃の剣。

「何だ!!貴様は!!」

黒騎士の一人が少年に怒鳴り散らす。
不味い、あいつらは化け物だ!!いくら何でも彼一人では勝てない。

「は……に…」

うまくしゃべれない。
彼には死んでほしくない。
俺は、直感で彼は此処で死んではいけない人だと思った。


だって俺と同じ匂いがするし


「え〜と僕としては、あのらんだむわ〜ぷとか訳の分からない事を言って、こんな世界に連れ込んだ、変態執事を殺せればそれで良いんだよね。だからさ、どいてくれないかな」

少年が世間話をするように、奴らに話しかける。

「ふっ、馬鹿め、帝国にたてついた、貴様を生かしておく訳がないだろうが!!」

黒騎士の一人が少年に切りかかる。

「うわっ!!」

驚いた声をだしながらも、少年は余裕でバックステップをして避ける。

「あのさ、一応話し合おうよ。何でも暴力だけで解決させるのはキシャーと同じだよ?」

誰だよ、キシャーって?

「やかましい!!!」

黒騎士が凄まじい速度で少年に斬りかかる。
少なくても、俺には何がなんだかさっぱり分からない。

「うわっ、ちょっと、待ってくださいってば!!」

そう言いながらも少年は黒騎士の攻撃を全て避けている。

凄い。

素直にそう思った。
俺達四人がかりでも傷一つつけられず、駿殺された相手の攻撃を俺達と対して変わらない少年が完全に見切っているのだから。

「あのさ、もしこのまま攻撃を続けるだったら、レナスちゃんとの合作『有害変態斬殺機』レバーテイン?君で倒すよ?」

変な名前だな。

「ふん!やれるものならやってみろ!!」

黒騎士が攻撃を続けながらも、偉そうに威張る。
どうしてそんな態度が取れるんだろうか?
どう考えても彼の力は黒騎士より上だと思うが?

「……じゃあ、遠慮なくエターナルレイド」

彼が高速で剣を振るい黒騎士を吹き飛ばす。

そして吹き飛ばされた黒騎士が俺に直撃して俺は、意識を手放した。


<???>

俺の名はフレオニール。


帝国によって故郷を奪われ、反乱軍と共に戦う戦士だ。
しかし、今の状況はかなりやばい、俺は今までの事を思い出す。


あの後、俺は反乱軍のアジトで目を覚まし、そして何故か反乱軍と共に帝国と戦うことになった。

仲間は、シスコンが行方不明になったことで前以上の恐怖を感じるようになったマリア。

前よりむっつり度が上がった変人ガイ。


そして、なんだかよく分からない、男和樹。

何故彼が協力するのかは分からない。
疑問に思ったので、何故協力するのか尋ねてみた。
すると、

「理不尽な暴力で苦しめるのあんまり好きじゃないんだよね。キシャーを思い出すしさ」

と言っていた。
キシャーが誰かわからない。
だがそのときの、彼の顔は俺が村の生活で何かを悟ったときと同じ顔をしていた

「後、この元凶を作った銀髪変態理不尽執事をレバーテイン?君でずたずたに切り裂くことも理由かな。此処にいればいろいろ情報が集まるし」

とのお言葉をいただいた。
そのときの顔は俺がシスコンに対するのと同じ顔だった


結論  

彼は良い人だ。


その後いろいろあった。

フィンの町に行き王子の最後を見取ったり。

その後、ミスリルを手に入れるために、ミンウという名の白ずくめの男と旅にでた。

おかしな奴だと思った。
だって白ずくめだぞ?絶対変態だと思ったよ。

「違うぞ。これは故郷の風習だ」

和樹がなんで、そんな格好をしているのか尋ねてみた時の答えがそれだった。

俺もその言葉を信じていたが事実は違った。


ボフトの町に入ったとき偶然手配書を見た。

『この男、黒魔法で一万人の人間を虐殺、見かけたもの詰め所まで』

「物騒ね」

「凄いですね。キシャーまでとはいきませんがかなりの悪い奴ですね」

「まったくだ」

上から、マリア、和樹、ミンウの意見だ。
ガイは最近ナンパを初め見事連敗記録を保持している

ガイ、お前は一体何がしたいんだ?

だけど俺は笑えない。
だってこの手配書ミンウの素顔だし
アレか、白ずくめの理由は、逃亡用か?
白魔術師じゃないのかお前?
ちなみに、何故俺がミンウの素顔を知っているかと言うと、反乱軍のアジトで偶然ヒルダ姫の寝室に通りかかったとき、姫の上に乗りかかっていた、ミンウの素顔が見えました。


一体何があったのか俺にはさっぱりわかりません。


わからないったら、分からないのだ!


その後もいろいろあった。

サラマンドの町でヨーゼフと言う名のおっさんと出会い、彼に信用されるために、セミテの滝に行ったりしたり、そのときにヨーゼフの娘が人質に取られたということも分かった。

その後、大戦艦がどうのこうのいっていたがどうでも良いことだ。


まあその後も流れに身を任せていたら、大戦艦破壊を命じられたりしてヨーゼフと洞窟に行ったりしたよ。

目的は太陽の炎を手に入れるためのアイテム女神のベルを手に入れることだ。

洞窟に入り、ガイがビーバーと会話したり、ボーゲンとか言う変な奴が襲ってきたりした。
まあそいつは、

「はっはっは貴様らは……」

「うるさいよ。龍翔閃」

和樹があっさり倒した。
そのとき和樹は、

「やっぱり、『飛天○剣流』のほうがしっくりくるな」

との独り言を言っていた。
しかしボーゲンは、最後の足掻きで俺達を押しつぶそうと大岩が襲い掛かってきた。
本来なら、俺達は死んでいたが、ヨーゼフが大岩を押さえ込み自分の命を捨て俺達を逃がそうとしたが、

「自己犠牲は嫌いですよ僕は。九頭龍閃」

凄まじい速度で大岩に突進し大岩を破壊した。
正直恐ろしさすら感じた。
やっぱり和樹は、

「こっちのほうが使いやすい。レバーテイン?君の場合は飛天○剣流でいくか」

なんか決まったらしい。


しかし此処で予想だにしない悲劇が襲った。


『ヨーゼフ逮捕』

彼は覗き常習犯だった

その後も、盗撮、下着ドロなどの余罪が出て、女性の敵と呼ばれ続けていた。

まあ彼は多分二度と会えないので、娘には死んだといっておいた。

正直君のお父さんは覗きの現行犯で捕まり、次々余罪がでてきて二度と戻れそうにないよ。とは言えないだろう。


ろくな仲間がいないな俺。


だってカシュオーンの城でであったゴードンは、

「余はスプーンより重いものは持てん。僕よがんばれ」

むかついたのでボコボコにした。

死ねば良いのにとか思った。
少なくても今までの人類の敵はそこそこ腕が立ったがこいつは雑魚だし。
フェニックスの尾がもったいないなと思ったよ。


そして大戦艦そこで悲劇が起こった。


「おお、こんなところにいたのですか、女難殿」

「キース!!何が次こそ戻れますだ!!変な世界につれてくるな!!」

和樹が執事につかみかかる。
あいつどこかで見たような?

「はっはっは、ご安心を今回は此処でらんだむわ〜ぷができますぞ」

「はい?」

和樹がはとが豆鉄砲を食らったような顔をする。

「そういうわけでわ〜ぷ!!」

「ちょっとマテ!!キース」

和樹の文句を無視して二人は闇に包まれ消えました。


オイ


マテや!!!


そういうわけで現在俺達は絶体絶命のピンチです。

なぜなら今までの戦闘は全て和樹任せ
普通のFFなら経験値でレベルアップだから問題ないが、Uは


経験値ないんだよね


しかも戦闘中に行動しなければステータスがあがらない。

和樹が全て一人で相手にしていたお陰で俺達は初期ステータスのまま此処まで来てしまったのさはっはっは。


「泣いて良いですか?」


その後彼らがどうなったかは秘密。


あとがき

十一話の進行がはかどらないので、こんなのを書いてみました。
しかし、すらすら書けるな外伝。
本格的に長編として書くか悩みます。
舞台はグローランサーWとか、間違いなく和樹ハーレムが作れるし、シリアスもかけそう。
まあ本格的なのが見たいとの意見があれば書いてみようかと思います。
(なくても書くかも)


あと本編は、書き直しの最中なのでもう少し先になりますのでご勘弁ください。


レス返し>

suimin様>正直腹黒ヒロインって凄く書きやすいんですよね(オイ


ユピテル様>SO3ですか。もし時間があれば書いて見ます。でも凄く長編になりそうな予感。


本様>ありがとうございます。めげずにがんばります。


日本製のチャイナオレンジ様>まあ相手が和樹やらキースなら魔王ですら勇者になれます。


黄金盗虫様>確かに。しかもそれは案外近い未来かも。


D・K様>赤い鎧のスリといえば幼なじみが病気で死んで、エインフェリアになっても彼女に相手もされず、ヴァルハラにいってロキにだまされ殺されちゃうあいつですか?


D様>勇者=空き巣は全てのRPGの常識では?


紫苑様>い、きっと世の中には和樹より不幸な人がいるはずです。


カットマン様>そんな身もふたもない事を……確かに事実ですが。


カイ様>キースがいる限り、和樹に平穏はありません。


33様>間違った強さですがこのSSでは確かに女の人は強いですよ。


鳳麻様>正直、エインフェリア並にならないとすぐに死にます。主にストレスで……


シンペイ様>三世紀の九洲ですか。最悪ですね。総勢20人を越える腐女子に襲われる和樹。
間違いなくストレスで死ねます。

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