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!警告!壊れキャラ有り

「改造人間アキト4(ナデシコ+仮面ライダー)」

柿の種 (2005-01-27 02:21/2005-01-27 04:20)
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*今回は壊れなのか真面目なのかちょっと微妙です。


夢・・・・・・・

夢を見ている・・・・・・・

昔の夢・・・・・・・・・・・・、子供の時の夢

「ねえ、僕をどおしてピンク色にしたの?もっとかっこい色がよかったのに。」

「それはね・・・。」

尋ねた僕にお母さんは小さな箱を見せてくれた。そこには“ピンクの小粒コー○ック”っと書かれていた。

「アキトを改造する前の日ね。お母さん、これのおかげですっごく助かっちゃったの。アキトをピンク色にしたのはね。その記念なのよ。」

大きくなってその意味を知った時、とても死にたい気分になった。


「・・・・嫌な夢だ。」

この体の起源がこんな最低すぎる理由だという事実、しかも、成長期に改造したこの身体は身体が完全に成長しきる前に下手に再改造した場合、身体が崩壊を引き起こす可能性があるのだという。

「俺の、俺の身体の色がよりにもよって・・・下○の色だなんて・・・・・。」

さめざめと涙を流す。両親はおよそ、親としては理想的な存在だったし、マッドではあるが、“本気でむかつく相手と自分から希望してきた相手以外には迷惑をかけない”というポリシーがあるので、非道な事は行なわないが、親父には“趣味に走りすぎる”という欠点が、そしてお袋には“趣味が悪い”という欠点がある。何せ、変身した俺の姿を、本気でかわいいと思ってるぐらいだ。

「はあ、・・・・さてと・・・・、いくか。」

俺は一つ溜息をつくと食堂へと行った。


「はあ、予想はしていたけど、辛いなあ。」

食堂で料理をしながら俺はひじょーに、暗い気分に陥っていた。食堂のメンバーの5人はあからさまに俺を避けてるし、お客さんも俺の所にはあまり着てくれない。

「うぐぅ。」

思わず呻く。まともに付き合ってくれるのはホウメイさんだけである。この人はどうも大物らしく、俺の変身姿などまったく気にしてないようだ。まったく救われる。そして、俺が暗い気分を隠しながら(“プロの料理人たるものいかなる場合でも客に辛気臭い顔をみせるべからず!!”が、俺の最初の師匠、第18代目おやっさんの教えだ)その時、俺に一人話しかけてきた。

「よう、テンカワ、昨日は助かったぜ。お前の事を変な目で見る奴もいるみたいだが、そんなもんは気にすんな。」

それは、整備班班長、ウリバタケ・セイヤさんだ。戦いから帰還した後、俺に対し、引き気味だった整備班を“てめえら、命の恩人に何て態度だ!!”と怒鳴りつけてくれたいい人だ。

「で、だ。テンカワ、ちょっとお前の身体調べさせて・・・・。」

「嫌です。」

ただ、俺が改造人間、しかも、小型相転移エンジンなどを搭載している事などを知って、俺の身体を調べさせてくれと何度も言ってくるのだけが、困った所であるが。

「いいじゃねえかよ。なっ?絶対変な事しねえからよ。」

「だから、嫌ですってば。」

しつこく食い下がってくるセイヤさんをはねのける俺。そして、そこに助け舟が入った。

「そう、虐めるもんじゃないわよ。あまりしつこい人間は嫌われるわよ。男にも、女にもね。」

「あ、副提督。」

ムネタケ中佐、軍のオブザーバーでこの人は父親が連合の提督であり、親の七光りと色々と言われたらしい。また、外見があまりよくない事からその事でも子供の頃から色々と苦労したとかで、俺とはすっかり気があっている。

「よお、副提督、一緒に飯でも食うか。」

「ええ、そうさせてもらうわ。」

ウリバタケさんが誘って、ナデシコ出航からまだ一日だが、この二人に俺を加えた3人は早くも“変わり者トリオ”などという呼び名を付けられていた。

「ところで。今日、反乱が起こるんだよな?」

ウリバタケさんが小声で話す。俺も料理を運びがてらその話に加わる。

「ええ、あたしがとめたとしてもおそらくは無理ね。あたしは人望がないから。だから、とりあえず、反乱をおこす“ふり”をして、部下達が暴挙にでないようにしておくから、後は上手く立ち回って頂戴。」

ムネタケさんは軍の命令でナデシコを占拠しようとしていたらしい。けど、みんなに嫌われながらも戦う俺の姿を見て心変わりが起きたらしい。元々、ムネタケさんは彼なりの志を持って軍に入隊したのだが、事あるごとに父親と比較されることや軍の腐敗具合にしだいにそれに染まっていってしまったらしい。だが、その内には常にくすぶるものがあったとか。そして、俺の姿を見て、そして話して決断したらしい。人は簡単には変わらないが、変わる要因をもとから持っていれば後はきっかけ次第で変わる事もある。こうしてムネタケさんは俺達“変わり者トリオ”の一員となった訳だ。

「それじゃあ、よろしく頼んだわよ。」

「おう、任せときな!!」

「ういっす。」


んで、予定通り反乱が起きた。

「えい。」

「とお。」

「ほいっと。」

俺は次々と兵士達を投げ飛ばしていく。変身しなくても俺の身体能力は常人の5倍近くあるので、武器を持っていようが並の兵士位楽勝である。しかも、ウリバタケさんが“こんなこともあろうかと”作っておいてくれたアン・リーサルウェポン(非殺兵器)の数々のおかげでさっくり、すっきりといく。

「んーと、後は・・・・・ブリッジか・・・。」

他の場所に占拠していた兵士を片付けて残るはブリッジのみとなった。しかし、そこに行けばユリカや、実はオペレーターであったらしいルリちゃんに会わなければならない。幼馴染やちょっとでも仲良くなった相手に気持ち悪がられるのはやはり辛い。

「ふう、しかたない。いくか・・・・。」

俺は観念してブリッジに向かった。


ブリッジに通じるドアを開ける。すると、そこには兵士が立っていた。

「なんだ、貴様・・・・。」

兵士達が俺に銃を向ける。だが、それよりも先に俺はウリバタケさん特製、電気銃(弾が飛んでくスタンガン)を使って兵士を沈黙させる。

「見事な手際ね。テンカワ。」

そして、残ったムネタケさんが俺に声をかけてくる。他のクルーは俺に対し少し引き気味。紫の髪の女の子等は露骨に嫌悪感を表している。俺はそんな彼女達を見回し、ふと気付く。

(あれ?ユリカがいない?)

何故か艦長である筈のユリカの姿が見当たらなかった。ついでに副長もいない。軍には詳しくないが艦長も副長もブリッジにいない事ってあるのだろうか?そんな事を考えているとふと、一人と目があった。すると彼女はペコリと頭を下げた。

「助けていただいてありがとうございます。」

その声はまったく抑揚の無い口調だったが、胸がジンっと熱くなる。ああ、人に素直に感謝される、しかも、女の子に。それが、何と、感動するものなのだろう。・・・・・・って、改めて考えると俺の人生って寂しすぎないか(泣)。

「ところで、艦長はどうしたんですか?」

「ああ、艦長はなんでも“お父様に頼んでアキトの呪いを解いて王子様にもどしてもらう!!”とかいってミスマル提督の所へ行っちゃったわよ。ついでに副長も艦長について行ったわ。」

って、呪いって(汗)いや、まあ、確かに呪いっちゃあ、呪いだけど。しかし、ユリカの奴、子供の頃から妄想がちだったけど、ひどくなってるな。つーか、子供ならまだ許せるけど、大人になってこうだとはっきり言って痛すぎ(汗)

「そっすか。」

俺は呆れながら答える。すると、そこで、なにやら回りの人達が俺達を不思議そうに見ているのに気付く。何故だろう?考え、そこで理由に思い当たった。反乱していた筈のムネタケさんとそれを鎮圧した俺が仲良く話しているのが不思議なのだろう。

「あ、ムネタケ副提督の反乱は実は軍の目を欺く為の演技なんっすよ。。」

俺がそう説明すると、皆は納得した顔をする。その時、一人金髪の綺麗な女の人が立ち上がり、こちらに近づいてきた。

「え、えーと、確か、アキト君だったわよね。」

「あ、はい。そっすけど。」

その女の人は俺に対し、嫌悪感を僅かに示しながらも手を差し出してこようとする。のばしたり、引っ込めたり、だが、やがて決意したように手を伸ばして言った。

「助けてくれてありがとうね。その、ごめんなさい。前回だって、あなたは色々と頑張ってくれたのに避けるような真似しちゃって。」

「い、いえ、とんでもないっす!!俺だって自分で気持ち悪いとか思っちゃいますから!!」

俺は予想外な言葉に動揺しながらも彼女の手をとり握手する。そして、彼女は笑って言った。

「私はハルカ・ミナト、よろしくね。」

「はい。よろしくお願いします!!」


その後、なんやかんやでユリカが帰ってきて・・・・・・・・・


近くにあった、停止していたチューリップが再起動して・・・・・・・・・


とりあえず、今回は普通にエステバリスに乗って足止めして、ナデシコグラヴィティブラストで破壊し・・・・・・・・・・・。


(ちなみに正規のパイロット、山田次郎(本人いわく、ダイゴウジ・ガイ)は俺が八つ当たり(こいつの所為で変身して戦わなきゃならなくなったから)で一発かましてしまったので、医務室のベットでお休みちゅうだった。)


宇宙に出た所で、何故か、シラヒメ(連合の戦艦)に置いてけぼりだった副長が部下を引き連れ、機動兵器に乗って攻めてきたが・・・・・・・・。


とりあえず、山田と二人でさっくり倒し・・・・・・・。


反逆者である副長と格納庫を破壊した事で大量の損害賠償の発生した山田は改造人間にされることに決定した。


(後書き)
あれ?何か今回真面目な場面が多いような・・・・。何故?次からはまた、壊れにしたいなあ・・・・・・。

レス返しです。

>トーヤさん
>他のSSのような女難はなくなるぞ!!
だったらいいんですけどねえ・・・・。
>柳野雫さん
>気持ちは解るが(オイ)口に出すなよ・・。てゆーか塗れ!!取り敢えず一時凌ぎでもいーから、黒にでも青にでも塗れ!!(爆)
わかるんかい!!いや、まあ、確かに気持ち悪いですけど(笑)塗ったら・・・・どうなるんでしょう?変身→塗る→人間体に戻る→再変身→色は?
>無貌の仮面さん
>アキトの女難はなさそうですねぃ
何というか、アキトはどんな形でも不幸属性から逃れられないかも・・・
>nackyさん
>何故ピンク…
こういう理由でした。
>MAGIふぁさん
>絶対オヤジ、自分の引き立て役にするのを狙ってたな
いえいえ、親父はそんな姑息じゃないです。ヒーロー同士の握手とかこそ、最高の燃えと思ってる人ですから。
>hiroさんさん
ちなみに今回のミナトさんは1割の中で、嫌ってはいないけど、ちょっと生理的に抵抗がある感じですね。
>ATK51さん
と、いうかそもそもイネスさんどうしましょう?この話、アキトと親父が火星の人みんな助けちゃってますからねえ。後、彼女のアキトに対する惚れ方は基本的にはユリカと同じですからねえ(幼い頃の憧れ)彼女よりはちゃんと現実を直視してますが。ですから、どちらにせよこのアキトには惚れないような気がします。
>アンスリウムさん
>はじめまして、ナデシコの面白いSSがあると聞いて
どこででしょう?よかったら教えてください。
>たいがい無意識のうちにハーレム状態になるのに…
ある意味都合の良すぎるハーレムに対するアンチテーゼですね。

それではみなさん、感想ありがとうございました。

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