インデックスに戻る(フレーム有り無し

▽レス始▼レス末

「第三の帝王2(まぶらほ+仮面ライダー555)」

555 (2005-01-24 12:46/2005-01-25 00:07)
BACK< >NEXT


第三の帝王
   二話『はた迷惑なおしかけ妻』


「ただい……何やってんの?」

和樹が家のドアを開けると赤髪の美少女と涼が怒鳴りあっていた。

「え〜と、ただいま、舞穂」

「おかえり。和樹君」

和樹は観戦していた舞穂に話しかける。

「これ、どうしたの?」

「ん〜とねぇ。舞穂達が帰ってきたら、あの人がいて、自分は和樹君の妻だから出てけって言ってきて、涼さんと喧嘩始めちゃったの」

とりあえずオルフェノクになろうとしている涼を止めた。

「落ち着くんだ。涼」

二人は和樹が帰ってきたことに気づいた。

「おかえ「おかえりさない。和樹さん」」

「ただいま、で、君は誰?」

言葉をとられて不機嫌になった涼の頭をなでながらきく。

「宮間夕菜と申します。よろしくお願いします」

(宮間ってあの宮間だよな)
「よろしく、ところで君はなんでここにいるの?」

「和樹さんの妻だからです」

「はぁ?」
(電波か?)

ピンポーン

「誰かきたみたいだから、ちょっと待って」

助かったとドアをあける。

「和樹!大丈夫!?」

金髪の美女が飛び込んできた。

「玖里子さん、どうしたの?」

和樹は風椿玖里子の突然の訪問に驚いた。

「学園の生徒のデータがアンダーにばらまかれてその中に和樹のデータも入ってたらしいの。だから、心配し「いい加減!!離れてください!!」」

キスしようと思えばすぐできるほど、顔を近づけている和樹と玖里子の間に夕菜が割って入った。涼と舞穂は下心がないことを知っているので少し睨んだだけだった。

「浮気ですか!!私という者がありながら!!」

「夕菜!?なんであなたがここにいるの?」

「私は和樹さんの妻だからです!!玖里子さんこそ何しにきたんですか!!」

「私は和樹にさっき言ったことを教えにきたのよ。あ、そうそう峡児小父様にも連絡したら和樹に任せるって」

「ありがとう。玖里子さん」

和樹が礼を言うと、玖里子は赤面して顔をそらした。

ピンポーン

「今日はお客さんが多いね。舞穂が出る」

舞穂がドアを開けると沙弓と小柄な美少女がいた。

「和樹、大変なことになっているわね」

「うん」

「そうか…貴様が式森和樹か」

そう言うといきなり少女は抜刀するがどこからともなくはなたれた手裏剣にはじかれた。

「誰だ!?」

「和樹様を害す者はこの式守来花が滅す」

忍び装束に身を包んだ鳴尾来花いや…式森専属ガーディアン(対人)式守のくノ一、式守来花が凛に短刀を向けながら現れた。

「来花、下がれ」

「しかし!」

「いいから」

「わかりました」

来花は和樹の後ろに下がった。

「凛、何考えてるのよ」

「実家からこいつの妻になれ、と命ぜられたのです。しかし、私はこんな奴の妻になどなりたくたい。だから斬るのです」

「なに言ってんのよ。私もここにいないけど山瀬千早、神代もあんたも生まれた時から和樹の許嫁よ」

何、寝ぼけたこと言ってるの?と言わんばかりに沙弓が凛に言う。

「な、なぜ」

「知ったら後戻りできないわよ」

「いい加減にしてください!!和樹さんの妻は私なんです!!私達の愛の巣から出ていきなさい!!」

今まで黙っていたキシャーが吼える。

「いいえ、私がこの場で切り捨てます。剣鎧護法!」

凛の持つ刀が光り始める。

「和樹さんには指一本触れさせません!ウンディーネ!!」

「西洋かぶれが!神城、八百年が生み出した技!いきます!」

二人は気づいていなかった。自分たちが結界に閉じ込められていることに。

「剣鎧護法って式森が神城に授けた技なんだよね」(和樹

「まさか、凛たら許嫁のこと知らなかったなんて」(沙弓

「和樹、四人も許嫁がいるんでしょ。私も入れてよ」(玖里子

「兄さん、見境なく手を出すの止めてよ」(涼

「可愛い年下の女の子に見境なく手を出す涼様が言わないの」(来花

「うにゅ〜」(舞穂

和樹達はのんびり飲み物片手に観戦してたりする。


――――――――


和樹達が夕飯を食べ終わる頃、ようやく戦いは終わった。

「そろそろ私、帰るわ。じゃあね、和樹」

「さようなら、玖里子さん、お姉さん達によろしく」

戦いすぎてバテた二人を連れて玖里子は帰った。

「はぁ〜疲れた、こんな日にはさっさと………ナゼニミナサンフクヲオヌギニナラレテイラッシャルノデスカ?」

「それはもちろん」

「和樹様に」

「愛してもらう」

「ためだよ」

和樹達の部屋に防音の結界がしかれた。

――――――――


「何故かしら、とってももったいないことした気がする」

金髪の美女が月を見上げてそう言ったとか……


あとがき&解説

和樹のオルフェノクのときの姿がまだ決まってません。『保護』のことはもう少し先で言います。待って下さい。


山瀬神代…千早の妹で高1、和樹に憧れ自殺未遂という前科持ち

オルフェノク…人類が進化した姿、様々な動植物の特性を兼ね備え、人間以上の能力を持つ。一度、死を経験したものが甦った姿で、自ら蘇生して能力に目覚めた者を『オリジナル』、オルフェノクにエネルギーを注入されて能力に目覚めた者を『セカンド』という。エネルギーに耐えることが出来なかった者は一度甦った後、灰化する。


では

BACK< >NEXT

△記事頭

▲記事頭


名 前
メール
レ ス
※3KBまで
感想を記入される際には、この注意事項をよく読んでから記入して下さい
疑似タグが使えます、詳しくはこちらの一覧へ
画像投稿する(チェックを入れて送信を押すと画像投稿用のフォーム付きで記事が呼び出されます、投稿にはなりませんので注意)
文字色が選べます   パスワード必須!
     
  cookieを許可(名前、メール、パスワード:30日有効)

記事機能メニュー

記事の修正・削除および続編の投稿ができます
対象記事番号(記事番号0で親記事対象になります、続編投稿の場合不要)
 パスワード
    

楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] ECナビでポインと Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!


無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 解約手数料0円【あしたでんき】 海外旅行保険が無料! 海外ホテル