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▽レス始▼レス末

「まぶらほ@闇鍋系(まぶらほ+狐。)」

裏のF (2005-01-18 17:15)
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ドンドンドン

力強くドアが叩かれる

「ちょっと入るわよ!」

高飛車な声がドア越しに聞こえる
部屋の主、現在進行形で月○ガを熟読中の和樹の返事を待たずに部屋を突入してくる、声の人物
その女性は、当然というべきだろうか、高飛車な美女だった


和樹はチラリと顔を上げて、入ってきた人物の顔を見て

「あれ?風椿先輩、何か用?」

平然と声をかけた
一方、女性……風椿玖里子の方は初対面の筈の和樹に声をかけられて一瞬怯んだが、気を取り直して

「あなたが式森和樹ね。それじゃあ、しましょ♪」

和樹にのしかかってきた

「やだ」
「いいじゃん、運が良ければ一回で済むんだし」
「めんどう」
「あー!!玖里子さん!何やってるんですか!?」

押し問答している最中に入ってきたのは、和樹に窓から放り投げられた少女だった
ボサボサになったピンク色の髪に木の枝とかが刺さっているのはお約束

「………誰?」

和樹は少女が何者なのか質問した
話す暇も無く気絶させて、窓から投げたのだから当然だとも言える

「あ、そういえば、自己紹介まだでしたね」
「……」

和樹に窓から投げられた事も全然、気にしていない少女
どうやら、相当に図太い神経をしているらしい

「私、宮間夕菜と言います。不束者ですが、何卒宜しくお願いします」
「で、何の用?」
「何の用って、夫婦に……」

少女…夕菜は一足どころか二、三足は軽く飛んでいる事を口走った

「何で、初対面の人と結婚しなければいけないんだよ!?」

当然の言い分だ

「初対面って覚えていないんですか!?」
「覚えていないって何を!?」
「あの日、和樹さんは私の為に雪を降らせてくれました。そして、私と結婚してくれるって聞いたら、笑顔でいいよって言ってくれました」
「雪の日……」
「思い出したんですか!」
「お前は……」
「お前は?」
お前は、僕の命の1/8を奪った女!!

ズビシ、という擬音が聞こえそうな感じで、和樹は夕菜を指差した
因みに、自然と無視された形となった玖里子は、部屋の隅でいじけていた

「そ、そんな…酷いです」

と夕菜は呟いている
その時、ドアが開かれた

「おまえが私の良人か」

巫女服と剣道着が合体したような(?)服を着た少女が入ってきた


20点。ネタの二番煎じは基本的につまらない。入って来る所からやり直し」
「そ、そうか」

和樹からダメ出しを喰らった少女は自分の入って来たドアから出て、やり直そうとする

「って、違う!」

どうやら自分の目的を思い出したらしく、少女は和樹に向き直る

「我が夫となるゆえ、事前に調べさせてもらった。悪く思うな」

持っていた竹刀袋から日本刀を取り出して抜く

「だが!」

突きつける

「調べて驚いた。成績は悪い、運動は苦手、無趣味と取柄のカケラも無い男だ。貴様のような男を生涯の伴侶にしなければならないとは何たる屈辱」

勝手な事を言う

「とりあえず二、三言っていいかな?」
「なんだ?」
「あんた、誰?つーか、何様?ついでに初対面の人に刀突きつけるって、一般常識知ってますか?」

正論だ

「……私は神城凛という者だ」

少女……凛は取りあえず名乗った

「ああ、君が神城凛?いつもコウちゃんがお世話になっています」

ペコリ、と和樹は頭を下げた

「いえいえ、こちらこそ」

つられて、凛も頭を下げた
握手をする

「できれば、その手に持ってる物騒なモノも仕舞って欲しいんだけど」
「そうだな。思えば、私も大人気なかった」

凛は刀を仕舞った
さっきまでの険悪なムードは何処へやら、和やかなムードで話し始める
どうやら、いきなり抜刀した理由もエキサイトしていたから、らしい
場も和やかなムードで終わろうとしていた
だが、場を読めない奴とは何処にでもいるようで

「和樹さん、妻を目の前にして浮気ですか?浮気ですね!浮気は許しません!!」

夕菜がイタイ事を言い出した
当然ながら、和樹と夕菜は夫婦では無い、付き合ってもいない
それ以前に、初対面の時に半殺しにされた(和樹視点)
だから、浮気などということはありえない

「いや、浮気以前に付き合ってもいないし。つーか、初対面だし」
「言い訳は聞きません!」
「言い訳でもなくて事実を言っているだけなんだけど……」
「言い訳は聞きません!!」

聞く耳持たない

「古き神々、世界に司る全ての精霊たちよ、制約によりて、わが命に応じん
キシャァァァァァァ!!

夕菜は水精霊を召喚した
呪文の最後はアレだったが
召喚された水精霊はなんか非常に申し訳無さそうに和樹へ向かっていく
ソレを見て、某関西弁で涙もろい人魚(?)が土下座しているイメージが和樹に浮かんだ
当然のごとく、後ろには禍々しい光の集合体が居たりする

「誰か、アレを停めて……」

和樹は夕菜を見て、本気でそう思った


あとがきという名のヘタレ


つーわけで、タイトルつけて第二話(?)です
もう、何が起こるか解らないんで闇鍋系ってつけちゃいましたw
遅くなったのは、リアルが忙しかったりするからです
長くなりそうだったんで一旦、キリました
そいや、今回『狐。』キャラ誰も出てきてない……

つーわけで、レス返しっす

>シンペイさん
凛やメイド大好きなんで出す予定っす

>紫苑さん
笑ってもらえると有難いですw

>ゴマシオナイトさん
キシャーの暴力は理不尽ですから
対抗する為には、和樹も理不尽なまでに強くしないと(ぉ

>カッァーさん
変わらずに成長してはいませんけど、妙なベクトルで成長はw

>D,さん
記憶は思い切り改編してますw
(前回分)作ってるかどうかは秘密の方向でw

>ゼフィさん
ディステル姐さんの活躍は当然ありますよw
千早はキャラが掴めれば活躍します(ぇ
玖里子さんは、進化(?)する予定です(ぉ

>雷樹さん
アニメの方は見てないんですが
アニメだと、千早の為に使ったんですか?

>柳野雫さん
確かに、関わっていなければ多少は幸せな未来が待っていたかもしれませんね

>33さん
え?そんなにヒドイですか?
キシャーはギャグキャラとして愛してるんで、最高のもてなしをしたつもりなんですがw
あと、続けられるように頑張ってみます

>皇 翠輝さん
へタレなんで、期待に沿えるかどうかは(ぇ

>オージさん
多分、合ってます

>555さん
なるかどうかは秘密の方向でw

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