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「まぶらほ〜神殺者〜 第八話(まぶらほ+いろいろ)」

トーヤ (2005-01-12 23:38/2005-01-12 23:43)
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前回までのあらすじ。

割烹着じゃなくてメイド服を着た琥珀さんがいた。
何で?


<和樹脳内会議>

緊急事態発生!!緊急事態発生!!
危険度Sランクの割烹着の悪魔を確認。
至急危険に備えよ。繰り返すこれは訓練ではない!!

和樹A「相手は割烹着の悪魔勝ち目はないかと・・」

和樹B「隊長戦う以上勝つが式森和樹の流儀だとしても今戦うのは危険かと」

和樹長「うむ。これより我々式森和樹は戦術的撤退を開始する。みなのもの配置につけ!!」

(此処までの時間0.1秒)

「あばよ、とっちゃ〜ん」

そう言うと和樹はドアに向かって走り出す。縮地を使って・・・
『縮地』剣士がたどり着くべく目標の一つでもある特殊な歩法。
その有様はまさに地が縮む様な感じの神速の歩法だ。
和樹そんな歩法をこんなくだらないことに使うなよ・・・

「あはは〜だめですよ和樹さんそっちは部屋じゃありませんよ」

プス!

いつの間にか和樹のそばに近づいた琥珀さんに首筋に、緑色の液体の入った注射器を打たれる和樹。

「あれ?」

そのまま和樹は意識を失った・・・・


まぶらほ〜神殺者〜 第八話 そしてメイドが動き出す?


「知らない天井だ」

目が覚めた和樹はとりあえずお約束のボケをかます。

「やな夢を見たな・・」

「どんな夢を見たんですか?」

「いるはずのない知り合いが何故かメイド服を着て此処にいる夢さ」

「いったい誰のことですか?」

「そりゃあ、琥珀さん貴方に決まって・・・・・」

和樹は声の方向を振り返るとやっぱりメイド服を着た琥珀さんが居た・・

「・・・・」

「どうしたんですか?和樹さん?」

「覚えておけ、これが幻覚を見るということだ」

「違いますよ」

「ああ、今夜はこんなにも幻がきれいだ」

「いい加減、志貴さんの真似をして現実逃避するのはやめたほうがいいですよ」

「・・・・そうですね・・・それでなんで貴方が此処にいるんですか琥珀さん?」

和樹が物凄く疲れた感じで琥珀さんに尋ねる。

「それは、和樹さんが中々遊びに来てくれないからいっそこっちから遊ぼうかと思って」

「そうですか・・・」

(さよなら、俺の平和な休日?よ)

「それに和樹さんには、私を殺した責任を・・・」

ちょっとまてえええ!!!!

「だめですよ和樹さんこんなところで大声出しちゃ」

人差し指で『めっ』のポーズを詩ながら和樹を叱る?琥珀さん。

「人聞きの悪いこと言うなよ!!」

「そうですか?でも和樹さんには私の生きる目的をなくした責任を取って・・・」

「もういいです・・」

物凄く疲れたように和樹が言う。

「大体屋敷のみんなにはどう言って此処に来たんですか?」

和樹が今まで不思議に思ったことを聞いて見る。

「あはは〜心配無用ですよ和樹さん。ちゃんと秋葉さまに許可をいただいて志貴さんを薬で動けなくして自由にさせて上げます。といったら数日の有給をいただきました」

笑顔で恐ろしいことを言う琥珀さん。

「そうですか・・」

(さらば、志貴。君のことは忘れない)

心の中で心友に別れを告げながらも相づちをうつ和樹君。
それで良いのか和樹よ?


<遠野家屋敷>

「あれ?どうして身体が動かないんだ?」

「ふふふ、兄さん覚悟はよろしいですか?」

「何の覚悟だ!!ちょっとマテ秋葉!!何故服を脱ぐ?何故近づく?」

「さあ、はじめましょう」

「なにをだあああ!誰かああ琥珀さん?翡翠?この際アルクェイドや先輩でも良いからだれかたすけてええええ!!!!!!」

その日遠野家で何があったか秘密。


「疲れた・・・」

あの後琥珀さんと入れ替わりにリーラが部屋に入ってきて食事の準備をされたのだが、正直落ち着かなかった。

「その後が大変だった」

和樹は先ほどまでのことを思い出す。

あの後夕菜たちが部屋に入ってきて、和樹との待遇の差で文句を言ったり、突然城が騒がしくなったり、そのときに出会ったセレンというメイドに

「さえない男」

呼ばわりされたり、何故かリーラの凄さを説明されたりもした。
そのときに夕菜が何故か対抗意識を燃やしたりしたが、部屋にやってきたリーラに完敗したりもしたが和樹にとってみればどうでも良いことだ。

「『これからもそうなると思いですか?』か」

和樹はふと夕菜とリーラのやり取りでリーラが最後に言った言葉を思い出した。

(厄介なことになりそうだな)

和樹はおそらく100%めんどくさいことになると思いながら眠りについた。


<遠野家>

「兄さんはやっぱり凄いですね」

「うっうっみんな俺は穢れてしまった・・・アルクェイド、先輩みんなごめん」

何をいまさらと思うが、志貴一体何があった?


「リラックスできたかね」

朝、老人とあの大きい部屋で和樹たちは朝食をとっていた。

「まあ、多少は」

和樹は意外と満足したようだ。
まあ毎朝電波がピッキングして不法侵入して無理やり早起きさせられるのだが、今朝は特にそんなこともなかったので結構満足していた。
それとは逆に夕菜たちはろくな扱いを受けていないようでかなり不満足そうだ。

「そうかね」

「そういえば昨日何か戦闘があったようだが」

「ふむ。やはり戦闘はわかったかね」

老人が尋ねる。

「戦闘と言うことはどこかの組織が居るのか?」

「うむ。残念なことだが今この島は戦場と化している」

老人が苦い顔をする。

「相手は誰だ?SSS(さらにさらにシチュワーデス)か?それともNNN(なんでなんでナースさん)か?」

和樹が考えられる組織名を挙げる。

「いや、水銀旅団だ」

「奴らか・・確か前は『赤パジャマ青パジャマ茶パジャマ同盟』だったな」

「そのとうりだ。知っているかね奴らはかつて儀式と称して捕まえたメイドの耳に水銀を流し込むという非道なことをしていたのだよ。それが水銀旅団の由来だと言われている」

老人が怒りを露にする。

「まさにメイドの敵だな。老人、メイドを愛する同士として奴らの戦い俺も参加しよう。何最近腕が鈍り気味だったから良い運動になるだろう」

「それは心強いが、式森君には屋敷に居てもらいたいのだが」

「何か重大なことでもあるのか?」

「・・・もうすぐ誓約の儀式があるのだよ」

「なるほど」

老人の言葉に和樹がうなずく。
誓約の儀式とは年に一度行われる年次契約のことだがMMMでは神の前で誓いを立てると聞いたのを和樹は思い出した。
それと同時に嫌な予感もした。

「一つ聞きたいがそれは誰が受けるのだ」

「本来ならわしが受けるのだがもう年だ。そこで後継者を探して追ったのだが・・」

「それが俺か」

内心あたってほしくないがとりあえず確認をする。

「そのとうりだ。東京のとある高校で女性に囲まれロクな目にあっていない男子学生がいるとの連絡が入った」

「そうか」

和樹はどうでも良いや的な感じで答える。

「東京支部は君が南方への旅行へ出発したと言ってきた。誓約日の直前だ。これをメイドの神の引き合わせといわずなんと言おう」

「・・・まあ確かにな」

メイドの神の存在を信じる。(むしろ会った事のある)和樹は老人の返事に肯定する。

「というわけで君にはわしの後を継いでもらいたい。なにリーラを初めみんな納得しているから問題なしのハーレムだ」

此処の屋敷に住むことに問題はない。
いやむしろ、此処最近の生活に嫌気をさしていた和樹にとってみれば願ってもないことだ。
そもそも葵学園に通うようになったのは紅尉のせいで無理やり行かされているのでどうでも良いことだ。

(いざとなったら逃げ出せば良いだけだしな)

そんな外道な考えをしながら話が進んでいくかと思われたそのとき、

「ちょっと待ってください!!」

電波キシャー降臨。

「電波・・・・」

「どうして和樹さんがメイドを雇わなければいけないんですか!そんなのはだめです!そうですよね和樹さん!?」

夕菜が必死に和樹に呼びかける。

「いや、そんなことないぞ」

和樹、夕菜の呼びかけをあっさり否定する。

「本気ですか兄さん?」

今まで成り行きを見守っていた水輝が和樹に確認をする。

「本気だぞ」

和樹は気楽にあっさり答える。

「・・・・・そうですか」

なにか引っかかるものでもあるのか水輝はしぶしぶ納得したようだ。
良いのかブラコン(ゴス!!)

「誰がブラコンですか!!」

作者に突っ込みを入れる水輝。

「なんでですか!!メイドなんて必要ないものです!和樹さんにメイドは似合いません!!」

「失礼な。俺はこう見えても、『遠野君よりメイドが似合いそうですね』といわれたことがあるんだぞ」

心外なという態度で夕菜に反論する和樹。

「誰ですかそれは!!とにかく絶対に許しませんから」

「無粋なことを。これは式森君とメイドたちの個人的な誓約だ。諸君には関係ない」

「あります。和樹さんをメイドになんか渡せません」

「どうしてもかね」

「当たり前です。こうなったら力ずくでも阻止しちゃいますから」

夕菜は叫んだ。

「覚悟してください」

夕菜は老人につかみかかろうと飛び掛るが、

「だめですよ。和樹さんの意見を尊重しなくちゃ。というわけでかも〜んメカヒスイちゃ〜ん」

突然現れた琥珀が指をぱっちんと鳴らす。
すると、

ごごごごごご

どかあああん!!

轟音をたてメイドの格好をしたロボットが現れる。

「さあ、メカヒスイフリーダム彼女達を倒しなさい」

その言葉と共にメカヒスイが夕菜に向かう。

「え?」

夕菜に接近したメカヒスイはビームサーベルで夕菜の腹を叩き吹き飛ばす。

どがあああん

轟音をたて壁に激突する夕菜。
メカヒスイは倒れた夕菜には目もくれず、『無明神風流殺人剣』で三十人ほど倒した凛に向かって背中についている蒼い砲身?(ぶちゃけフリーダムについているアレ)を凛に向かって、全弾発射をする。

ずがががががああん

かろうじて刀でで何発か防いだがそれでもダメージが大きかったらしく壁に激突し倒れこむ。

「くっ・・」

「流石和樹さんの仲間ですね、このメカヒスイフリーダムの最大の一撃を受けてもまだ意識を失わないなんてでも勝負はつきましたよ」

リーラと互角の格闘戦をしていた水輝に向かってメカヒスイが砲身を向る。

「くっ・・」

玖里子もメイド達に銃を向けられ動きが取れない。

「和・・樹・・・さん」

意識を取り戻した夕菜が和樹に助けを求める。

「あなた達の負けです。おとなしくこの城から出てってください」

リーラが冷たく言い放つ。

「ゆ・・許しません!貴方なんかに和樹さんはふさわしくありません」

「無礼な事を。式森様のような優れた方こそ、私たちの主人になる」

「和樹さんは成績も悪いし、運動だって苦手なんです!かけ離れています」

「わざと貶めようとしても無駄だ。式森様はすでに私と戦い勝利を収めている」

「兄さん・・・何しているんですか?」

和樹の行動に呆れる水輝。

「アレは不可抗力だ。いきなり銃で襲われたら誰だって戦うだろ?」

「それは、そうですが・・・」

違うと思うぞ。
そんな会話をした後夕菜たちは外に追い出された。

「きゃー和樹さん」

「じゃあな、夕菜もう二度と会うこともあるまい」

嬉しそうに手を振りながらお別れの挨拶をする和樹。
良いのかお前それで・・・・・


<メイドの島のどこか?>

夕菜たちが城を追い出されたのと同時刻。
そこに五人の集団がいた。全員が全身黒ずくめの格好をし白い獣の仮面をつけている。
一つ判ることは彼らはそこに存在しているはずなのにまったく気配がない。
不気味な存在だ。

「・・・・・」

「・・・・・」

彼らの足元にはカメラを持った男たちが十数人倒れている。
おそらく彼らは何があったのかわからないままやられたのだろう。

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

黒ずくめの集団は城の方を見てすぐに消える。
初めからそこに何も存在しなかったように・・・・・

メイドの島に不気味な風が吹いた・・・・・・


あとがき

メイド編は難しいです。
それでもがんばって琥珀さん悪ふざけや謎の集団と和樹たちの戦い?を書けるようにがんばります。


レス返し>

555様>はい琥珀様を出してみました。

翁香様>それも一つの生き方ですよ。

suimin様>そのとうりです。和樹は人生にまったく必要ない知識を大量に持っています。

33様>すばらしいです。そんな戦い見てみたいですね・・・でもなんか収集つかなくなりそうですが・・

D様>いくら琥珀さんといえどあの島に来た以上島のルールに従わないといけませんから

紫苑様>水輝のメイド姿・・・・(妄想中)・・・・・・・萌えだ

MAGI様>そうですね。でも意外とセイバーでメイド服とか・・・・凛のメイド服もいいかも・・・(マテ

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