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「NG騎士ラムネ&40EX’(ラムネ&40)」

海鮮男体盛り (2005-01-05 18:06)
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「ミルクをっ、ミルクを返せーーーーーーーーっ!!」

「ラムネスーーーーーーーーーーーーーッ!!」

『さらばだ!!勇者ラムネスよ!!』

「ミルク……ミルクーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」


ミルクを攫われ、その場に立ち尽くすラムネス。

そんな彼の耳に突然轟音が飛び込んできたのだった。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!

「くおらぁ、ラムネス!!ボケっと突っ立ってんじゃねぇぞーーっ!!」

「―――ッ!!アルミホエール号!?ダ・サイダーか!?」


NG騎士ラムネ&40EX’
〜アン・ドゥ・メダメダ大攻防戦!!〜
#2「旅立て勇者!銀河鉄道の謎の美女!?」


クジラ型宇宙船、アルミホエール号のブリッジにて。

「ダ・サイダー!来てくれたのか!?」

「フッフッフッフッフ、何しろ俺様はプロトタイプコナンだからな!遅れて登場するのが当然ってもんだぜ」

「はぁ?プロトタイプゥ?」

「フッフッフッフッフッフッフ…………つまり俺様は、工藤真打ち(シンイチ)」

ヒュオオオオォォォォォォォォォォォ……。

「てめぇ!俺様のダジャレが面白くねぇってのかぁ!?」

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!

「んな事よりダ・サイダー!ミルクやココア、それにレスカが!!」

「あ、あぁ、分かってる。あいつらアララ城にも突然現れやがってよぉ。あっという間に二人を攫っていきやがった」

「そっか……くそっ、あいつら一体なんなんだ!?なんでミルクたちを!!」

「さぁな……だがな、ラムネス!俺たちをコケにしやがったアイツらをこのまま帰す訳にゃぁいかねぇよな?」

「そうさ……!!必ず三人を助け出してみせるっ!!」

「その意気だミャー、ラムネス!」

「タ、タマQ!おまえも来てくれたのか?」

「あったりまえだミャー!ミルクたちを助けに行くのに、ボックがいなくてどうするつもりだミャー?」

「当然ながら、ウチもいるジャン!!ブスねーちゃんたちもいなけりゃいないで寂しいもんジャン!!」

「タマQ、ヘビメタコ……ありがとう!くぅぅぅぅぅ……俺は今!!猛烈に感動してるぅぅっ!!」

「よっしゃぁ!!行くぜ、ラムネス!!アイツらを追うぞぉっ!!」

「あぁ!!待ってろよ、ミルク、ココア!!」

「レスカ……今行くぜ!」

「レッツGOだミャー!!」

「アイツらボコボコにしてやるジャン!!」

「おうよ!!行っくぜぇっ!!アルミホエール号、発進!!やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁってやるぜっ!!」

「俺は今!!猛烈に熱血してるっ!!」

バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!

四人(?)の闘志を受け、アルミホエール号は今広大な宇宙へと旅立った!


一方、謎の宇宙船では。

ウィィィィィィィン。

闇の部隊の片割れ、アールに抱えられ船内を運ばれるミルク。

当然彼女が大人しく捕まっている訳もなく……。

「ちょっとぉ!放しなさいよぉっ!!放せったら放しなさいってばーーっ!!」

「うるせぇっ!ちったぁ静かにしやがれってんだ!!」

「ずぇったいイ〜ヤっ!!放せ放せ放せ放せ放せーーーっ!!」

「あぁもう暴れるんじゃねぇっ!!」

「何してるんだぃ、アール。さっさと連れてきな!」

「で、でもキーロ様、こいつがさっきから暴れやがるもんで……」

「ガブッチョ!!」

「いっだだだだだだだだだだだっ!?噛み付くなーーっ!!」

「ったく、しょうがないねぇ……少し静かになるまでここに閉じ込めときな!」

「キャーーーッ!?」

バタン!ガチャリ。

と言ってキーロがミルクを放り込んだのは『食料庫』と書かれたドア。

「キ、キーロ様……そりゃぁいくらなんでも可哀想ですぜ?俺でさぇ暗い部屋に閉じ込められたら怖くて堪らないってぇのに……」

「フッフッフ、私たちは冷酷非情な闇の隠密部隊……任務の為ならどれだけ残酷な事だって出来るのさ!」

「最高にかっこいいですぜ!キーロ様!」

「だろう?アッハッハッハッハッハッハッハッハ!!」

あ〜あ、やっちゃったよ、この人たち。

巨大宇宙船の食料庫の運命は今や、風前の灯であった。

その証拠に。

「ハグハグハグハグハグハグハグハグ………う〜ん、グラッチェグラッチェ〜♪」

余命あと30分と言ったところか?

合掌。


さてさて、その頃ラムネスたちはと言うと。

「宇宙〜のう〜み〜は〜お〜れ〜様の〜う〜み〜、っとくらぁ!フッ、煌めく星々までもが俺様を応援しているようだぜ…………星たちよ、ありがとうございまスター……」

「さらば地球よ!俺たちは、わき目も振らずミルクを助け出す事を、あの北斗七星の横の星に誓うっ!!俺は今、猛烈にやる気だぜっ!!」

ダ・サイダーはほっとくとして。

ラムネス、その星はヤバイって……。

ボォォォォォォォォォッ……。

「んん?おい、ラムネス。あの音はなんだ?」

「って、俺に聞くなよ、ダ・サイダー。でもなんだろうな〜?」

「ふ〜む、まるで機関車の汽笛みたいな音だったが……ちなみにラムネス。汽笛を聞きながら食べる料理と言えばなんだ?」

「あぁ?汽笛を聞きながら食べるぅ?なんだよ、それ?」

「ならば教えてやろう!それは……ビーフキテーキ、だ。ぬわっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはーっ!!」

「ビェェェェェィ、ダーリン最高にステーキジャ〜ン♪」

「ぬおっ?ヘビメタコ、お前もなかなかやるようになってきたな!」

「何バカな事言ってるんだミャー……」

「ほっとけよ、タマQ。いつもの事だろ〜?」

ボォォォォォォォォォッ……。

「また、あの音だ!」

「ボックにも聞こえたミャー!あっちの方から聞こえてくるミャー!」

「行ってみようぜ、ラムネス!なにかアイツらの手がかりがあるかも知れねぇ!」

「おうっ!!」


汽笛の聞こえた方角に向かったラムネスたち。

そこにあったのは機関車のように見える宇宙船の残骸だった。

とりあえず中に入ってみるラムネスたち。

だが、内部もほとんど破壊しつくされていたのだった。

「な、なんだぁこれ?宇宙に機関車?」

「ふ〜む、しっかしこりゃ完璧に破壊されてるぜ?」

「でもダーリン、さっきの汽笛を鳴らしたのはきっとこれジャン?」

「あっ、ラムネス!あそこに誰か倒れてるミャー!」

「えっ!?」

タマQが示した方向には、確かに一人の少女が倒れていた。

17,8歳くらいか?

「もしもしっ、大丈夫ですか?」

「う……うぅ……」

「おぉっ、なんと美しいレディだ……。お嬢さん、このドキドキスペース一の勇者、ダ・サイダーが来たからにはもう安心です!」

「誰か……お母様……お願い……」

「このブスねーちゃんなんか言ってるジャン?」

「お母様、って言ってるミャー」

「とにかくアルミホエール号に連れて帰ろう!」


「う……ううん……」

「大丈夫かミャー?しっかりするミャー!」

「タマちゃん、タオル持ってきたジャン!」

少女を連れ、アルミホエール号へ戻ってきた四人。

タマQとヘビメタコはそれからずっと、甲斐甲斐しく彼女の世話をしている。

「ラムネス!ちょっとは手伝って欲しいミャー!」

「そうジャン、ダーリンも手伝うジャン!」

彼らがせっせと働いている間、勇者二人は何をしていたかというと。

「デヘ……デヘへへへ。もうちょいっ!!もうちょいで見えそうっ!!」

「ウヘ……ウへヘヘヘ。風よ吹けっ!神風よーーーーっ!!」

「「フーーーッ!!フーーーーーーーーッ!!」」

気絶した彼女のスカートをめくりあがらせようと、全霊を込めて息を吹いているところだった。

ってかこれじゃただの変質者だよ……。

その時。

「うぅん……ここは……?」

「あっ!気が付いたミャー!」

「よかったジャン!」

「貴方たちは……?って、え……?」

起き上がってタマQたちを見た少女。

だが次の瞬間、自分の足元にしゃがみこむ二人に気付き。

「キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

パンッ!!パンッ!!

「「ぐえぇぇ……」」

見事な平手打ちでエロ勇者二人組みをKOしたのだった。


「あの、助けてくださって本当にありがとうございました。私、ミリィ・メーテルと申します」

深々と頭を下げる彼女。

長い金髪に黒いワンピースがよく似合う美人である。

「いやいや、勇者として当然の事ですよ。なぁダ・サイダー?」

「そうだとも、ラムネス!元気そうでなによりだぜ、フッ」

格好つける二人だが、その頬に刻まれた手形は未だ消えていなかった。

「ところでミリィちゃんは、なんであんな宇宙船(?)に一人でいたんだミャー?」

それはその場にいる全員が聞きたかった事だった。

どう見てもあの機関車型宇宙船は外宇宙航行用のものではない。

そして彼女は誰も連れず一人きりだった。

「私は……アララ国へ向かう途中だったのです。その途中で宇宙怪獣に襲われて……」

「「「「アララ国ぅぅぅぅぅぅ(ジャン)!!??」」」」

「え……?は、はい。私の故郷の特殊部隊が聖なる三姉妹の方々を狙っているという事をお伝えしに……」

「ミリィさん!君の故郷というのはどこなんだ!?」

「そうだぜ!何を隠そう俺様たちはその聖なる三姉妹を取り戻しに行く途中なんだからな」

「――――っ!?そんなっ……間に合わなかったのですか……!?」

「三人が攫われたのはついさっきだミャー」

「そうジャン!」

「……すみません。私がもう少し早くメダメダワールドを脱出できていれば……」

よよよ、と泣き崩れるミリィ。

その姿にラムネスとダ・サイダーが慌てる。

「あ、いや。ミリィのせいじゃねぇさ。悪かったな、怒鳴っちまってよ」

「ダ・サイダーの言う通りさ。ミリィさん、俺たちこそごめん」

「でも……」

「それにさ、メダメダワールドってのがミリィさんの故郷って事は!!」

「そうだな、俺様たちの目的地も決まったって事だぜ!ミリィのおかげだな」

「ラムネスさん……ダ・サイダーさん……」

「さぁ、行こうぜ、ミリィさん!」

「一路メダメダワールドへ!!やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁってやるぜ!!」

「「「オーーーーッ(ジャン)!!!!」」」

「皆さん……ありがとうございます!」

(お母様、そしてお姉様たち……貴女方の野望は私が止めてみせます、勇者様たちと共に!!…………スケベですけど)


さぁ!

新しい仲間ミリィも加え、そしてミルクたちの行方も分かった!

目指すは遥か、メダメダワールド!!

ラムネスたちは見事、攫われたミルクたちを助け出す事が出来るのか!?

待て、次回っ!!

つづく。


「って、ちょっと待ちなさいよぉっ!!なによ、これ!全然納得いかないわっ!!」

「えっと〜〜、そ〜です〜。納得いきませんわ〜〜!!」

うわわっ!?レスカさんにココアさん!?

どうしたんですか、二人とも!?

「どうーしたもこーしたもないわよ!私たち3回通じてまだ一回も台詞ないじゃないっ!!」

「それに〜〜、登場したのもワンシーンだけですわね〜〜」

いや、そんな事言われてもアンタたち気絶してたじゃないですか?

気絶してるのに台詞も出番もあるわけないでしょ!?

「あっそう!そうやって開き直るんならいいわよ?ココアッ!!」

「ちょっと待ってくださいまし〜〜……え〜っと、え〜っと、あ、ありましたわ〜〜♪」

って、ココアさん?

その手に持ってるのは『なりきっちゃうマシーン』ですか!?

「そうよ……そしてアタシは……呪い屋のGSよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!呪ってやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」

どわわわわーーーーっ!?

ぐはぁっ!?息が苦しくっ!?胸が痛いっ!?死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!?

「オホホホホホホホホホホホホッ!!死ぬのよっ!!アタシをないがしろにする作者は死ぬといいワケッ!!」

ンッギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!??

「オッバッケ〜〜〜のQ!!」

いや、ココアさんそれ違うって……。


あとがき

ども。

ダ・サイダーのギャグに構想の9割を費やしているダメ物書きでございます……(爆)

つーか、マジで思いつかないんですが……。

さて、今回の目玉は『なりきっちゃうマシーン』です。

はい、それだけです。(ヲぃ)

わからない人、すいません。

んで、レス返しです。


>九尾様
まぁ浮気云々をラムネスに言っても無駄でしょう(笑)
あ、闇の部隊は男女のペアですよ、分かりにくかったですか?
キャラ解説でもいれましょうか…?

>Dan様
闇の部隊には同情してあげてください、最後まであの調子なんで(笑)

>ATK51様
えっと、キーロとアールは元ネタ無しで、まったくの即興キャラです^^;
初めから考えてたネタとしてはミリィ・メーテルってダジャレだけだったんで……

>らでぃ様
いえいえ、闇の部隊は5分以上笑って……すいません、なんも考えてなかったです_ _川
あの二人にはまだまだ不幸になってもらわないと……(ニヤリ)

>柳野雫様
ありがとうございます、少しでもラムネらしさを感じていただければ光栄です!!
闇の部隊が男女ペアなのはまぁ……お約束ですよね♪

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