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「光と影のカプリス 番外編05(GS)」

クロト (2008-03-08 19:14)
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 タマモの挑発とも思える問いに、しかし横島は慌てず騒がず、ゆっくりとカリンの方に顔を向けた。

「そだな、次はおまえの乳でイきたいかな?」
「え、私もあれをやるのか!?」

 カリンがびっくりして目をしばたたかせたが、横島は当然のように頷いた。むろん最終的には2人に挿れてイかせてやる予定なのだが、煩悩魔竜を自称するだけあって弾数にはまだ余裕があるようだ。

「そ、そうか……しょ、しょうがないな」

 カリンの貞操観念ではかなり恥ずかしい行為なのだが、すでにタマモがやった以上拒むわけにはいかない。顔を赤くしながらも承知した。まさかパイズリまでするハメになるとは思っていなかったが、ご奉仕自体は自分が言い出したことだからきっちりやり遂げねばならないと腹をくくったのだ。
 するとタマモが乳房を出したままの姿で横島の後ろに回り、もう1度仰向けに寝転ばせると、

「じゃ、私は今度はこれでしてあげるわね」

 と楽しそうな顔で、その揺れる双丘を横島の顔の上に乗せた。いわゆるぱふ○ふというやつである。

「おおおおおっ!?」

 伝説の妙技、それも極上の美乳によるそれを受けた横島が感動の声をあげた。何という夢のような大サービス!
 するとタマモは横島の素直な反応に気をよくしたのか、悪戯っぽい笑みを浮かべて少年の頭を両手でかかえ、胸で顔を愛撫するかのように上体をグラインドさせ始めた。

「タ、タマモ殿は大胆だな……」

 カリンは自分のすべきことも忘れて、狐娘の痴態をぽかーんと見つめるばかりだ。まあ今はお遊び気分で、それもカリンと一緒だからできる事なのだろうけれど……。

「……お客さん、こーゆー店は初めて?」
「ぶっ!? な、おまえどこでそんな言葉覚えやがった」
「横島が前持ってたマンガ」

 やはり遊び気分で間違いないようだ。

「……っと、いけない。私もちゃんとしてやらないとな」

 はっと我に返ったカリンがいそいそとエプロンを外し、上着のボタンを外し始める。上着をはだけてブラジャーも外し、上半身を外気にさらした。横島の右横に回ると、2つの乳房を横島から見て縦に並ぶ形にして少年の肉棒をその谷間にはさみ込む。
 カリンは自分の技巧にはまだ自信がなかったが、この体勢なら竿がすっぽ抜ける恐れはないのだ。竿が左胸を圧迫してくるのがちょっと恥ずかしくはあるけれど……。

「……で、胸を両手で内側に寄せて、擦ってやればいいんだな」

 とカリンがご奉仕を始めると、横島はさっそく拳を握り締めてうめくような声をあげた。

「くぉっ……ふー、やっぱこっちも気持ちええ……!」

 動きはまだぎこちないが、張りのある乳房の圧迫感がたまらない。しかも顔の上ではタマモの溶けそうなほどやわらかくて、それでいて確かな弾力を持った双丘がうにうにと踊っている。メイドさんのご奉仕とは、ここまで気持ちいいものだったのか。

「はあ、はあ……な、何だかどきどきするな……」

 カリンが自分の耳にだけ聞こえるような小声で呟いた。
 横島の肉棒はタマモの唾液で十分濡れていたから、擦るのに難はなかった。ただ彼女が感じたのと同じ理由で、カリンも乳房が気持ち良くなってきてしまったのである。さっきの愛撫やらキスやらで気分も高まっていたし。
 それに彼の猛るドラゴンヘッドの先端が何か牡の匂いというかオーラみたいなものをぶつけてきているような感じがして、影法師娘はもう頭がくらくらしてきていた。

「んっ、ふっ、はぁ……こ、こんな」

 カリンは横島に愛撫されているわけでもないのに感じてしまっているのがちょっと恥ずかしかったが、やがてそんな思考は桃色の霧の中に溶けてしまった。はあはあと荒い息をご主人さまの一物の先端に吹きかけつつ、ひたすらご奉仕を続ける。股間もすっかり濡れていたが、それに気づいた様子もない。
 そこでふと閃いたアイデアが1つ。カリンは双乳にそえていた手を少しずらして、左右の乳首をくりっと指でこねた。

「おおっ!?」

 2人の胸に電流にも似た痺れが走り、横島は思わず腰を浮かせかけた。確かに「乳でイきたい」とリクエストはしたが、なんて苛烈な攻撃をしてくるのか。

「うーん、カリンもなかなかやるわねー」

 影法師メイドの意外な責めテクに狐っ娘メイドはほうっと感心の息をもらした。今は胸だけだったが、たとえば本番の最中にクリ○リスを愛撫したりしたら横島といえども一発で昇天するだろう。
 ……カリン自身も同時に果ててしまいそうだが。いや、それでオールOKなのか!?
 などとタマモがやくたいも無いことを考えている間に、横島はそろそろ限界が近づいてきたようだ。さっきイッたばかりなので敏感になっているのだろう。
 なのにまたやせ我慢しているようなので、タマモは軽く肩をすくめて無理しなくていい旨を告げてやった。

「別にガマンしなくていいわよ。ここまでしてるんだから早いなんて思わないし、そもそも私たちはあんたに出してもらうためにご奉仕してるんだから」

(……って、ちょっと下品だったかしら?)

 出してもらうため、なんてまんまな表現をしてしまったことをタマモはちょっと後悔したが、まあ横島も頭の中いっぱいいっぱいなんだしこのくらいストレートに言った方が通じやすいだろう。狐娘はそう自己正当化したが、心配するまでもなく横島は何も気にしていないようだった。いやそんな余裕すらなかったようで、「ガマンしなくていい」にだけ反応して少女の頭をぽんぽんと叩いてくる。
 そしてその次の瞬間に横島の肉棒がびくっと震え、2発目とは思えないほど大量の白濁液がその先端から放出された。


「きゃあっ!? ふあっ、ああぁぁぁ……」

 ぶちまけられた粘液は当然、すべてカリンの顔にかかっていた。鼻にツンとくる白い液体で眉間から鼻、頬まで汚されてしまったのだが、しかし少女は嫌な顔ひとつせず、むしろ陶然とした表情を浮かべてはあはあと肩で息をしている。

「はあああ……す、すごいな……」
「くー……気持ちえがった」

 カリンはまだ余韻さめやらぬ様子でぼーっとしているが、横島もくたっと脱力して起き上がろうとしない。タマモはちょっと首をかしげて、

「もしかしてカリン、軽くイっちゃった?」

 と訊ねてみた。つまり横島がダウンしているのはカリンの絶頂のフィードバックを受けたからだと推測したのだが、すると影法師娘はためらいがちな顔つきながらも頷いて肯定の意を示した。

「……そうみたいだ。ちょっと恥ずかしいな……」
「それは別にいいけど、顔は拭いた方がいいわよ?」

 男は女が感じてくれるのを喜ぶものだから構わないと思うが、顔に白濁液をつけっ放しというのはちと淫靡すぎると思う。カリンは普段ストイックにしているから尚更だ。
 タマモは横島の上から離れると、部屋の隅に置いてあったティッシュ箱から数枚引き抜いてわざわざ自分で拭いてやった。
 拭き終わってティッシュをゴミ箱に捨てたところで、今度は横島がむっくり起き上がってくる。

「カリン、ごめんな。大丈夫か?」

 カリンに顔射するハメになったのは彼女がそういう体勢でやっていたからで必ずしも横島のせいばかりではないのだが、彼が彼女の顔を汚してしまったことには変わりない。この辺り横島は善良な、あるいは気が小さい少年であった。
 もっともだからといって「続き」をやめるというわけではなく、

「ああ、平気だ。気にしなくていい」

 という少女の返事を聞くと、すぐ「じゃ、そろそろ本番行くか」とためらいもなくメインディッシュをいただこうとするのであったが。

(元気ねぇ……)

 これだけの刺激を受けて2回も出して、それでもひと休みしようとすらしないとは。いやそれでこそ煩悩魔竜か、とタマモがしきりに感心していると、横島が影法師娘の方に顔を向けて、

「じゃ、今日はおまえからにする。カリン、いいか?」

 横島は2人とヤる時はたいていタマモを先にしているのだが、今日はカリンがイッた直後で顔が色っぽく紅潮していたためスケベ心がそそられたらしい。
 ちなみに彼のHスキルではまだ「快感フィードバック娘」と「傾国の美女」を一度に満足させることはできないので、2人と同時に本番をするという荒行に挑んだ事はない。1人ずつでも心身ともに十分すぎるほど気持ちいいのに、欲をかいて失敗して恥をかくというリスクを冒すこともないから。

「……わかった。それじゃご奉仕するから横になってくれ」

 カリンはまだぼーっとした顔をしていたが、それでも横島の胸板を両手で押して床に仰向けに寝転がせた。横島はメイドさんの肢体をみずからの手でこころゆくまで堪能したかったのだが、「ご奉仕する」と言われては是非もない。
 カリンが横島の腹をまたいで膝立ちになり、ゆっくりとメイド服の前のボタンを外し始める。パイズリをするためにへその辺りまではすでに外してあったのだが、今度はワンピースのスカートの1番下まで外して服を左右にはだけた。

「うお……」

 汗ばんだつややかな肌、突き出たバスト、くびれた腰、黒いガーターベルトにストッキングと白い紐パンツに包まれた下腹部と太腿―――その刺激的すぎる光景に横島はごくりと生唾を飲み込んだ。
 全部脱がずに必要なところをはだけるだけという辺り、カリンは無意識ながらもコスプレHの何たるかを理解しているらしい。パンツの股間の部分に愛液が滲んでいるのがまたたまらなくエロチックで、横島の視線は吸いつけられたように固定されてしまった。

「あ、あんまり見つめないでくれ……恥ずかしいから」
「え? あ、ああ」

 少女にもじもじと俯きながらそう言われて、横島はあわてて視線をその顔に戻した。羞恥プレイをさせるシュミは持っていないようだ。

「じゃ、いくぞ……」

 カリンは少しかがんで右手で横島の一物を起こして上を向かせ、左手でパンツの紐をほどいた。ゆっくりと腰を下ろして、あらわになった可憐な秘唇にごつい肉棒の先端をすりつける。

「……んっ」

 たったそれだけの接触で、少女の体は快感にぴくりと震えた。
 そのままさらに腰を下げ、濡れた蜜壷の中に愛する少年の分身を飲み込んでいく。彼の腰の上で女の子座りになるような形になってようやく止まった。

「くくぅ……はああっ」

 全部入った、という一種の安堵感にカリンが大きく息をつく。熱く熔けるような快感で体を立てていられず、少し前のめりになって横島の腰に両手をつくことで何とかバランスを取った。

「んくう……や、やっぱたまらん」

 その横島も片手をぐっと握り締め、その感触で必死に快感に耐えていた。何しろ熱く濡れた膣壁がカリンらしいストレートさできちきちと締めつけてくる気持ち良さに加えて、彼女が味わっている悦楽まで感じているのだ。もはや彼のボキャブラリーでは表現できないほどの快感だった。
 ちなみにタマモは1歩さがって、2人の交合を見物している。こうなったら横島が自分に手を伸ばしてくることは無いと分かっているのだが、一応今は「2人でご奉仕」というシチュエーションでやっているのだから自室に帰るのは問題があるし、2人のHそれ自体にも興味があったから。
 カリンは横島と自分のHを彼の記憶で知っているのだから、自分が横島と彼女のHを見てもおあいこというものだし。

(ってゆーかカリン動かないわね……もしかして気持ち良すぎて腰に力が入らないとか。さっきイッたばかりだし)

 仕方ない、手伝ってあげるか。とタマモはのっそり腰を上げ、カリンの後ろ、横島の腿の上に尻を落とした。普通に座るにはカリンの脚が邪魔なのでM字開脚になってしまったが、横島には膝から下しか見えないからまあいいだろう。

「……タマモ?」
「……タマモ殿?」

 不可解げに声をかけてくる横島とカリンに軽い調子で、

「2人とも腰に力が入らないみたいだから、私が代わりに動かしてあげようと思って」

 と両手をカリンの腰にそえ、軽く前後に揺らす。カリンは意図的に体に「重み」をかけなければ体重ほぼゼロなので、タマモの腕力でも簡単に動かせるのだ。

「くおっ!?」
「ああっ!?」

 横島とカリンがびくんと体を震わせて、快感というより驚きの声をあげる。タマモはちょっと面白いと思ったが、それは失礼かと考え直して頭の中から振り払った。

「じゃ、始めるわよ。あんまりキツかったら言ってね」
「うおおっ!?」

 タマモの平静な声とはうらはらに、横島の肉棒と会陰(えいん)に来た快感は強烈なものであった。普通の騎乗位は筋力や体重の関係で前後の運動がメインになるのだが、今回の方式では上下前後左右回転振動と自由自在に動かせるのだ。

「あああっ! あんっ、タ、マ、モ、殿っ、んっ、はあっ!!」

 まずは分かりやすくというわけか、上下のピストン運動で蜜壷を責められたカリンがかん高い喘ぎ声をあげる。大きな乳房がぶんぶんと揺れ、股間の結合部ではじゅぷじゅぷという水音と共に肉棒が出入りするさまが横島の顔の位置からもろ見えだった。

(くぉぉっ、これが騎乗位ってやつか……な、何つーHな)

 騎乗位は男性は自分で動く必要がない分、受ける快感と視覚・聴覚に集中できる。すっかり乱れてしまっているカリンの悩ましい姿は、もう見ているだけでイけそうなほど蟲惑的だった。
 続けて前後のグラインド運動だ。これも男にとってはピストンとは違った快感があるが、女はクリト○スが男の恥骨辺りに当たって擦られるのでまた格別である。

「くぉっ!? ア、アレに何か当たってる!?」
「あンっ!? あっ、あっ、あああ! よ、横島ぁぁぁ……んぅぅっ、はっ、ひぅ、あはぁッ!」

 横島のドラゴンヘッドの先端が、カリンの子○口に当たっているのだ。カリンの方はときどきGス○ットを刺激されているので、2人ともめちゃくちゃに気持ちよかった。

(な、何だか見てる方が恥ずかしくなってくるわね)

 と性の悦びに夢中になっている2人の姿にタマモがちょっと赤面する。自分も横島と2人でヤっている時はこうなんだな、と冷静に省みてみるとかなり恥ずかしい。
 ちなみに彼女の位置からならカリンの胸やク○トリスを愛撫することもできるのだが、タマモはそういう事をする気はなかった。カリンは嫌がるだろうし、タマモ自身女同士でいちゃつく趣味はなかったから。
 というわけでタマモは雑念を捨て、2人がより感じられそうな動きを模索しながらカリンの腰を揺らし続ける。

「んッ、あっ、ああぁ……くふぅっ、あはぁ」

 カリンはもうぐったりして、横島の腰に手を当てて体を立てているのが精一杯の様子である。しかし横島はこれのフィードバックに加えて己の肉棒の快感まで味わいつつも、なおカリンの胸に両手を伸ばすほどの根性を持っていた。

(ホントに元気ねぇ……)

 タマモの感嘆の視線を浴びつつ、横島がカリンの乳房を荒々しく揉みしだく。さすがの彼にもこの期に及んでソフトに愛撫なんて生やさしい事をしている余裕はないと見えるが、ここまで来たら多少力をこめても問題はないだろう。

「ああんッ! あっ、横島、んっ、はああ」

 カリンが横島の腰から手を浮かし、その手首をつかんでもだえ狂う。横島の方もダメージは甚大なのだが、それでもカリンがイくまではと決死の面持ちで耐えていた。
 たとえご奉仕Hであろうと、早撃ちの汚名はかぶりたくないらしい。実に横島らしい見栄の張り方であった。

「くくぅ、カリン……むちゃくちゃ気持ちいいぞおまえの中……」
「……! 横島、横島、横島……」

 横島とカリンがふと目を開けて、じっと視線をまじわらせる。今気持ちいいのは単なる生理的なものではなくて、あふれるくらいの愛情を抱いてるからだ、とお互いに無言で伝え合っていた。

(……何てゆーか、疎外感ってやつ?)

 タマモにテレパシーの能力はないが、横島とカリンの間に濃密なラブラブオーラが固体化せんばかりの勢いで漂っているのは分かる。まあこの辺りは二股を認めた時点で覚悟していた事だし、横島が自分のことも同じくらい想ってくれているのは分かっていたから、というかこの煩悩パワーを1人で受け止めるのは無理だという計算もあって別に不快には思わないのだが……。
 というわけでタマモは再び雑念を捨て、今度は螺旋運動ピストンという普通のHではまず不可能な奇抜な動きを試してみる。

「ふおおっ!? な、何だこの異次元に吸い込まれるよーな感触は!?」
「んくぁぁぁ!? タ、タマモ殿ぉぉ!?」
「おおっ!? こ、今度は体ごと回転して落っこちて来るよーなぁぁぁ!?」
「くふぁぁぁ、んあッ! あっ、ん、はふぅぅ……」

 どうやら喜んでもらえたようだ。被保護妖怪として保護者の役に立てたことに、狐娘は満足の笑みを浮かべた。

「あっ、ん、ああっ、はっ、あんっ、はあはあ……」

 カリンはもう全身の力が抜けて、さっきまで横島の手首を握っていた手もだらんと下に垂れていた。横島が胸を揉む手とタマモが腰を揺らす手にささえられて、やっと上体を立てている様子である。

(……何だかなー)

 それはカリンがめいっぱい悦んでくれている証拠で、横島はそれをまさに身をもって実感している最中なのだが、なぜか横島はそれを可哀そうだと思ってしまった。渾身の力で上体を起こすと、まずは上着を脱いで上半身裸になってからカリンの腕を取って自分の首に巻きつけ、次に少女の背中をぎゅーっと抱きしめる。

「……横島?」

 カリンがぼんやり目を開けて怪訝そうに訊ねてくる。横島はその目をじっと見返して、

「いや、そんな不安定な体勢じゃ頼りないかと思ってな。こーすればいくら悶えても大丈夫だろ?」
「バ、バカ者!」

 快感にほてった顔をさらに赤くして怒るカリンだったが、本気じゃないのは明らかだった。横島に軽く腰を揺すられて、たちまち甘い嬌声をあげてしまう。

「あっ、あン、よ、横島ぁぁ……んっ、あぅん」
「……やれやれ」

 そのバカップルぶりにあきれたタマモが、役目は終わりかとばかりに肩をすくめて横島の腿から降りる。カリンの体が揺れるのに合わせてその豊満な乳房も揺れまくり、横島の胸板でいやらしくたわんでいた。
 どうやら彼がわざわざ上着を脱いだのはこの感触を味わうためだったらしい。もちろんカリンだって服の上からより肌と肌がじかに触れ合った方が嬉しいだろうから、横島の独りよがりというわけではないのだけれど。
 ときどき乳首と乳首がこすれ合って、痺れるような快感が不意打ちで襲ってくる。そして股間はもちろん、抱き合っているのも気持ちいい。横島はいいかげん射精感を耐えるのがつらくなってきた。

「はあ、はあ……っく、カリン、そろそろ限界だ……」
「あっ、ああ……わ、私はいつでもいいぞ……おまえがイッてくれれば満足だし、私もそれでイけると思うから……」

 横島のすがるような依願を、カリンは当たり前のように受け入れた。たとえご奉仕Hでなくとも、横島が満足してくれればカリンはそれでいいのだ。もっとも毎回イかされてる身ではあるのだが。
 少女のけなげな返事に安堵した、いやいつもながらのやさしさに胸を打たれた横島は、気合を入れ直して最後の一突きの体勢に入った。まずカリンの腰を1度高く持ち上げ、合図の声といっしょに思い切り下に降ろして自分の腰に打ちつける。

「いくぞ、カリン!」
「……!」

 カリンの中で太い肉棒がびくびくっと痙攣し、熱いほとばしりが大量に蜜壷の奥に噴きつけられる。その震える感触と恋人が満足してくれたという喜びで、少女も深い絶頂に達した。

「…………ッ!! あふっ、ああぁぁぁ……」

 背中を弓なりにそらせてがくがくと痙攣し、ついで横島の胸板にぐったりと身を預ける。どうやら気を失ってしまったようだ。

「……はあ、よかった……」

 横島はカリンもイッてくれたことに安堵の息をもらしたが、それは彼が女の子のエクスタシーも味わったということでもある。最後の力で少女を驚かせないようゆっくり床に寝転がると、目をとじて意識を手放し眠りの園に旅立つのだった。


「……ってちょっと横島!? せっかく手伝ってあげたのに、てゆーかこんな美人が順番待ってるのに寝るってどーゆーことよぉぉぉ!!」

 ちょっと2人をもてあそぶようなマネをしたことを微妙に後悔しつつもタマモが憤怒の叫びをあげたが、その声はむなしく壁に吸われて消えていくのみであったという。


 ―――つづく。

 たまにはこんなオチがあってもいいのではないかと(^^;
 まあ横島君のことですからすぐ復活してタマモもいただいちゃうんですけど、H話を4回連続というのも何なので続きはしばらく間をおいてからにしますですm(_ _)m
 ではレス返しを。

○cpyさん
 お待たせしましたー。最近の横島君は漢のユメをかなえまくりです。
>逆襲
 いあいあ、せっかくのご奉仕プレイなんですからそちらを存分に楽しみませんとw

○KOS-MOSさん
 毎度お褒めいただきありがとうございますー。
 メイドさん……筆者もほしいです(ぉ
 横島君のターンは少しだけでしたが、状況を考えればがんばった方かと。

○風来人さん
 どういたしまして、やっぱりメイドさんは(以下略)。
 今回も横島君は幸せを満喫しております。

○ハルにゃんさん
 いいところで切るのは、次号も買わせるための常套手段なんですよぅー<超マテ 1話の長さをおおむねテキスト15〜20Kbくらいにしてるからでもありますが。
>カリン
 はい、今回も女の子っぽさ全開でイっております。
 でもエプロン裏に武器というのも横島君相手なら良さそうですなw
>タマモ
 こんな娘をゲットできた横島君は果報者ですのぅ。
 今回も傾国のテクで横島君を翻弄しましたが、やりすぎてオチを担当するハメになりましたw
 ぐちゅぐちゅのぬとぬとになるのはしばらくお待ち下さいませー。
>メイドという特殊シチュエーション
 うーむ、あんまりイかし切れなかったような……。
 タマモンへの反撃編では何か考えたいところですねぇ。

○紅さん
 はい、とことん幸せな横島君に人誅を食らわしてやって下さいませ(ぉ

○whiteangelさん
 メイドさん……ご奉仕……耳に快い言葉ですよねぇ。
 は、当然今回は本番ありでした。完璧にではありませんでしたがw

○kuroさん
 部分変化はすでに名前付きで予定に入っておりますー。いつ出てくるかはまだ秘密でありますが。
 しかしドラゴンヘッドの九頭竜化は……普通の長さじゃ役に立ちませんからある程度伸ばせないと……うっわー、ぐろい(ぉ

○Tシローさん
>メイドさんとか侍女さんとか
 まして主が横島君ではお手つきは確定ですな。ヒドい話です(ぇ
 小竜姫さまはメイドプレイしてくれるかどうか分かりませんが、くっついたらやってくれそうなキャラは他にも居ますしねぇ。ここの横島君はほんとに我が世の春って感じですなヾ(´ー`)ノ

○食欲魔人さん
 メイドさん→ご奉仕は直結ですものねぃ。
 確かにベタなんですが、楽しんでいただけたようで良かったです。
 今回もラヴ分偏重なんですが、ラストは珍しいパターンにしてみましたw

○Februaryさん
 ここの横島君はもうブルジョワもいい所ですよねぇ。五寸釘が効かないのは、たぶん相手が神様だからではないかと(ぉ
>メイドさん
 今回は本番ですが、当然全裸になったりはしませんでした。というか約1名ほど、ぜったい癒されそうにないのが居るんですがw
>逆襲
 上記の通りでありますーw

○読石さん
 横島君は不埒にも(ぇ)今回も2人がかりでご奉仕受けまくりです。もちろん本番ですがご満足いただけたでしょうか。

○ばーばろさん
 むろん全部は脱がさないんですが、半脱がしというのもまた良しではないかと。
 横島君は乳尻太腿見たいでしょうしw

○チョーやんさん
>メイド服
 しかも違うデザインにしてる辺り芸が細かいのでありました。
 次にやる時はカリンがフレンチでタマモが正統派というギャップ攻めとかするかも知れませんのぅ。
>ハラ○イラさん
 ぶっちゃけ全問あの人に賭けてれば(以下略)。

○XINNさん
 はい、筆者も全力でこの横島君の役をやってみたいです(`・ω・´)
 今回はさらに羨まし度がアップしてますし。
>Lサイズのゴム
 むう、言われてみればまったくですな。
 ここはひとつ、カリンがこっそり陰陽術でバリヤーを仕込んでおいたということで脳内補完しておいて下さると助かります<マテ

   ではまた。

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