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「ケモノの王子とムシの姫 ぷろろーぐ part2(GS+オリジナル要素含む)」

センター (2008-03-07 11:11/2008-03-07 17:51)
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 新幹線は速い。通り過ぎる風景の印象は残るものの、形は記憶に残らない。本当に速い。
 それこそ、風を感じているわけでもないのに、爽快感を拭えないほどの興奮が、密かに忠夫を楽しくさせる。
 けれど、親から離れる悲しさだけは振り払ったり出来ず、圧倒されるような光景にも、素直に喜べなかった。

「……新幹線にうちの猫、乗せてよかったんですか?」

「気にすることないわぁ〜。そのための権力ですもの〜」

「そうですか……」

 忠夫は将来を約束された身として、それなりの教育を施されていた。
 不完全なものの、余裕をもって敬語を使える礼儀正しい少年なのである。

『忠夫様。もしかして、猫は新幹線に乗ってはいけないものなのですか?』

「普通はそうでないとアカンはずやけど、叔母様もこう言うてるし、ええんやないか?」

 ルールを守るのもお偉いさんの役目だが、その逆もまた然り。
 不安な船出に少しでも緊張させないようにとの、六道家当主の心遣いだった。

『忠夫っ! あっち見て! ほら、鳥を追い抜いてく!』

『ケイ、あまりはしゃいではいけません』

「いいのよぉ〜。どうせ誰も文句なんて言わないんだからぁ」

(言えないだけなんやろうなぁ……)

 忠夫自身、そう考えはするものの、声には出せない。
 本当に腹黒い人に意見を述べるのは、とても難しいことなのだ。

「……兄ちゃん」

「ん、何や、小百合」

「六道の家に、その……虫が住み着いたりしたら、どうしよう……」

「あぁ……せやった、それがあるんやなぁ。どうなんですか、叔母様」

 隣りに座っている妹の心配事に、少し困った表情で、忠夫は問いかける。
 一緒に行くことを承諾してくれたくらいだから、何か対策はあるのだろうとは思うものの、気になった。

「安心していいわぁ。”入られたらいけない所”にはちゃんと結界を張ってるものぉ」

 ということらしい。

(張ってるゆうことは、前から張ってたんかなぁ……?)

 などと考えたりしながらも、速い速い新幹線はあっと言う間に県をまたいでいく。
 日本は小さな島国のようだが、こうやって見ると、なるほど、それがよくわかる。

「それにちゃんと二人とも同じ部屋なのよぉ〜」

 悪戯な心を含めてそう言う叔母に、「あうぅ……」と小百合の顔が紅潮した。

「”あの時”は私も本当にビックリしたのよぉ?」

「あまり言ってあげんで下さい。一人で寝れるよう教えてやれんかった僕が悪いんです」

 去年の夏休みに六道家を訪れた際、忠夫と小百合には、初めて別々の部屋が用意された。
 いつまでも一緒にいられるわけじゃない。そう意識しての計らいだったが、その日の夜、一人が怖くなってしまった小百合が、無意識に大量の虫を”惹(引)いて”しまったのだ。
 結局、付近は一夜で虫に占領されてしまい、起こしにきた使用人に入院させるほどのショックを与えてしまっている。
 生まれてきてから早十年。兄がいなくては生きていけないんではなかろうかというお兄ちゃん子最大の失敗だった。

「それに孤独に耐えられないのは六道の血筋の定めやって、叔母様もよう言うてはったやないですか」

「何かあるとは思ってたのよぉ? でも、まさかあんなに小百合ちゃんの力が強いなんて思わなかったんだものぉ」

 と、子供のような責任逃れを行使する六道家当主。

「……冥子姉の方が、ひどいもん」

「こら、小百合。そういう風に人の事悪く言ったらあかんぞ!」

「……ごめんなさい」

 従姉妹の”最大の欠点”をあげる小百合を注意する忠夫。良く出来たお兄さんである。

 なのだが……。

「……本当にごめんなさい」

「へ……あの、は、反省しとるなら、もうそれでええって……な?」

「……うん」

「まぁ、確かに冥ちゃんが混乱しちゃったら大変だよな。うん、だよなぁ」

「忠夫君、それはないんじゃないかしらぁ?」

 極端に反省され、少しでも相手に悲痛なものを感じてしまうと、もうそれ以上厳しくなれない弱い兄だった。
 主に、女性や年下の子供限定で……。

『お母さん、時々忠夫がすごく格好悪く見えるよ』

『あれが殿方の可愛らしいところなんですよ、ケイ』

『そうなのお母さん?』

『ええ。そうなんですよ』

 人生経験(?)の豊富な、もう半分猫又化していると噂のミイ。その子供、ケイ。
 この二匹もまた、長いときを二人と共にした家族である。

「そろそろ着きそうねぇ」

(……ほんとにあっと言う間やった)

 新幹線は速い。中ではしゃいで、くたびれても、直ぐに目的地についてしまう。
 眠い身体を動かして、居心地の良い車内を離れる憂鬱が、忠夫は少し嫌いだった。

 途端、親と離れて、親を残して家を離れてきたことの重みすらのしかかってくる。

(でも……)

 一番多く一緒にいた妹と、二匹の猫がここにいる。まだまだ、一緒に。

(あんまり、寂しくないんやなぁ)

 忠夫が思っていた以上に、忠夫はもう、家にいたときから、親の元を離れていたのかもしれない。

(夏子や銀ちゃんとも別れたのに……何でやろか)

 新しい生活に胸が躍っているわけでもない。むしろ心配事が多くて、気疲れを感じるほどだ。
 友と離れて、悲しくないわけでもない。けれど何故か忠夫は、寂しさを感じてはいなかった。

 きっと、自分が一番傍にいてほしい存在が、みんな一緒にいるからなんだろう。と、忠夫は結論付けた。


「もう一人? 誰なんですか?」

 今日から”また一人”居候する子がいるから、今から会いに行く。
 ターミナルへ到着した後、新幹線から降りたところで、叔母がそんなことを言った。

「美神令子ちゃんっていう子よぉ。お友達の娘さん」

「え?」

 その名前に、忠夫は聞き覚えがあった。

「美神て……あの、最近……その、お亡くなりになられたっていう、A級スイーパーの……」

「美智恵ちゃんの事ねぇ。本当に急だったから、寂しいわぁ」

 美神美智恵。日本各地を渡り歩いていた、凄腕のゴーストスイーパーだ。
 道具の扱い、見切りに長け、多種様々な悪霊や妖怪を退治したという、GS界の有名人。

 その美神美智恵が、下級魔族との相打ちで死に至ったという話を、忠夫は両親に教えられていた。
 ほんの、一週間ほど前のことだ。

「でもエミさんに政樹さんがもういるから、これで三人目ですかぁ……。うちの母さんも叔母様のこと、良く物好きやて言うてますよ」

「だって可愛いんだものぉ〜」

「その年でぶりっ子ぶらないで下さい。妹が見てます」

「……無謀です」

「二人とも、ちょっと会ってない間に冷たくなっちゃったぁ〜」

 叔母がわかっていてふざけるような素振りをしているのを、忠夫は理解していた。
 明るい空気を守っていないと、辛いんだろう。勝手な決定で自分たちを連れ出したことで、恨まれるのが怖いのだ。

 居候の理由だって、ただ単に可愛いからとか、そういう軽い理由じゃないはずだ。

「でも、本当に広い家やから、年の近い人が増えるんは嬉しいです」

「そうでしょぉ? それもすごく可愛い子なんだからぁ」

 ぴくん、と、忠夫の耳が動いた。

(そういえば写真で見た美智恵さんっていう人、すごい美人やったなぁ。その子供さんっていうことは……)

「……兄ちゃん」

「ん?」

「……令子っていう人に、いきなり飛びかかったりしちゃ、ダメだよ」

「へっ?」

「……ダメ」

「はい。わかりました」

 事前に釘を刺された兄、忠夫。子供と思えぬその煩悩を察知するも、良き理解者の務めなのか……。

「……いきなりじゃなかったら、いつも通りでいい」

「サー、イエッサーッ!」

「……うん。(亜麻色の髪の女の人……ドキドキ)」

 訂正、妹は悪しき理解者だった。

『お母さん、時々小百合がすごく格好よく見えるよ』

『見えてはいけません』

『何で?』

『あれは人を邪道に陥れる、悪魔の素顔です』

『駄目だよ悪魔なんて言っちゃ! 捨てられるよっ?』

『悪魔の素顔です』

『捨てられちゃうよっ?』

 良き理解者は猫だった。


 所変わって、ここは唐巣神父とその弟子、ピエトロ・ド・ブラドーが住む教会。
 そんな場所で、今をときめく中学一年生の美少女、美神令子は顔を俯かせていた。

「…………」

「まだ気分が優れないのかい?」

 彼女に優しく声をかけてきたのは、教会の主、唐巣神父その人である。
 貧乏、体力的、精神的な疲れですっかり髪も薄くなってしまった悲しき男性だが、今は辛い立場にある令子を慰めてあげたかった。

「……何でよ」

 令子の脳裏に浮かび上がるのは、一週間前の、ある雨の日の出来事。

「何で死んじゃうのよっ!」

 最後の一瞬、一度だけ振り返って、彼女の母親が見せた――

「あんなに悲しそうな顔するくらいなら、始めから死なないでよっ!」

「令子君……」

 三月十二日。一週間前の日曜日に、彼女の母親、美神美智恵は死んだ。
 娘の目の前で、異形の悪魔と相打ちして。

「もう直ぐ、六道さんが君を迎えにくるそうだ。それまでに、顔を拭いておきなさい」

 言って、青いハンカチを差し出す神父。それを受け取る令子。

「そういえば、ピートは? 見ないけど……」

「彼なら今、私の代わりに除霊の仕事に行ってもらっているよ」

「除霊……かぁ」

 はぁ、とため息をつく。

「やっとママの役に立てると思ったのに……」

「除霊の? 美智恵君に教えを受けていたのかい?」

「うん。丁度三ヶ月ほど前から。最近やっと形になってきて、あの日が、私の初仕事だったの。それなのに、何の役にも立てなかった」

 簡単な除霊の仕事だった。相手はそれほど被害を生む力もない低級霊で、令子は楽々そいつに止めをさせた。
 けれどその後、急に、翼の生えた魔族、ハーピィに襲われたのだ。令子には、成す術がなかった。
 直ぐに娘に付き添っていた母、美智恵が助けに入り、彼女を庇って、死んでしまった。

「私にもっと力があったら、追い詰められる前に、逃げられたはずなのに……」

「自分の実力に不満があるのなら、これから六道の家で、学校に通いながら、思う存分鍛錬に励めばいいさ」

 今日、令子は六道家に迎えられて、四月からは、霊能科の名門、六道学院中等部に転校する予定だ。
 自分を高めるにうってつけの環境が用意されるはずだった。

「でも……そうだね」

「?」

「私にも、もっと力があればと思うことが、良くあるんだ。それだけじゃない。ここでこうしていれば誰かが死ななかった、あそこでああしていれば泣かずに済んだ……とかね」

 悲しげに話す神父は、それから一呼吸置き、

「そしてそのたびに、考えてしまう……。どこかにタイムマシンが、歴史を変えられる力はないのかってね」

「そんなの……」

「そう、ない。私たちの生きている今の世界に、そんなものはないんだ」

 教会に、重たい空気がたちこめる。
 そんな中、外から、車の走るエンジン音が聞こえてきた。近づいてきているそれは、教会の前で、止まった。

「どうやら六道さんが到着したらしい。出迎えに行こう」


 到着した場所は、少し古ぼけた教会だった。

「ここが神父さんの教会なんかぁ……すごいそれっぽいなぁ」

「……ちょっと、ボロボロ」

 忠夫と小百合の二人は、唐巣神父と面識を持っている。
 二年前に、仕事で浪速まで足を運んでいた神父のことを、「頼りになる人だ」と、親に紹介されたのだ。

「相変わらず貧相な生活をしてるのねぇ。叔母さんに雇われればいいのにぃ」

「断られたんですか?」

「そうよぉ。もう何度もお願いしてるのに、全然聞いてくれないんだからぁ〜」

(そりゃあ、神父さんやからなぁ)

 神に仕える身として、後ろ暗い六道家とはあまり繋がりを持ちたくないのだろう。
 自分の家系のことについても勉強している忠夫は、六道グループが真っ当でないこともしている事を、よく知っていた。

 教会の前で待っていると、中から、一人の男性と、一人の少女が出てくた。

(98点! バッチシや!)

(……中学生らしくないプロポーション。まだまだ成長する)

 途端、二人の内の少女の方に熱い視線を向ける忠夫と小百合。

『大丈夫かなぁ、二人とも』

『見守るしかありません』

 二匹の猫は傍観を決めた。

「久しぶりねぇ、唐巣君」

「ご無沙汰おわび申し上げます」

 約半年ぶりの挨拶を交わす叔母と唐巣神父。
 そしてそれにはまったく見向きもしない二人。

(ホンマに綺麗な髪しとるなぁ……日本人とは思えへんわ)

(……手入れも、丁寧にしてる)

「令子ちゃんも、久しぶりぃ。本当に綺麗になったのねぇ〜」

「お久しぶりです、六道の叔母様。……ところで」

 笑顔で叔母を出迎えた令子が、邪な……もとい、キラキラした瞳で自分を見つめている二人に目を移す。

(肌も白いし、背も高い。ハーフなんか?)

(……そうなのかも)

「誰なんですか、この子達?」

「甥っ子の忠夫君と、小百合ちゃんよぉ。仲良くしてあげてねぇ〜?」

 叔母の紹介に、はぁと頷くことしか出来ない令子。

(表情が崩れてるなぁ。けっこうがさつな人なんかもしれん)

(……うん)

(……そろそろ、特攻してもええやろか?)

(……許可)

「へ?」

 目の色を変えた忠夫に、令子は困惑する。そして、次の瞬間!

「ずっと前から愛してましたああああぁぁぁぁぁぁぁ!」

「なっ! ちょっと!」

 一瞬消えたかのように見えるほどの速さで、その中学生らしからぬバディに飛びついた馬鹿が一人。名は忠夫。

「な、何よアンタっ! 離しなさい!」

 二人の歳は一才しか違わないものの、まだ成長期を迎えていない忠夫は、中学一年生の令子よりずっと背が低い。
 簡単に”投げられて”しまった。

「ウゲェ……」

「はぁ……はぁ……もう、何なのよ!」

 しかしそれでは終わらなかった。
 いつもの、大人しそうな雰囲気を纏わせて、小百合が令子に近づいていく。

「……ん?」

「…………」

「何よ?」

「…………」

 沈黙する二人。熱い瞳。絡み合う視線と視線。そして……

「……メールアドレス、交換して下さい」

「アンタも同類かああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 真昼間、それほど人影はないにしろ、声の良く響く静かな道の上で、令子は叫んだ。
 横島小百合。普段はあまり自分を出せない奥手な少女だが、美しい女性の前では時よりその素顔をさらす、イケナイ女の子である。


「仲良くしてあげてねぇ」

「全力でお断りします!」


  あ、後書き……。

 誰もが気の弱い系の少女だと思っていた所に、意表を付いた設定。名前が既に伏線であったことにどれだけの人が気付けたのか。センターです。
 この話を書くために前回は大人しくさせておいた妹を、ついにスイッチオン!。いちいちシリアスを匂わせているところが更に憎たらしい演出に思います。

 内容を見ていただいて解るとおり、かなり大胆に設定を改変を行っております。美智恵さんは……。

 レス返しを行いたいのですが、用事でもう時間がありません。失礼致します! また次回をお楽しみに!


 そして帰還! 投稿から四時間半後に、無事家に辿り着きました。
 今からレス返し……と行きたい所、なんですが、もう既にレスして下さった方が……読んでもらえなければ返レスの意味がありません。
 なので考えました。

 思考を重ねた結果、やること決定!
 適当に前回頂いた嬉しい嬉しい感想レスの内容に合わせて、第一回Q&Aコーナーを実施します。もちろん、ネタバレになることは回避する方向で。もちろんレス返しは次回、まとめて行わせていただきます。
 ではでは、早速。


Q1(芝京さんからの質問):妹ちゃんがヒロイン1と言うことはハーレム物ですかね?

A:作品の設定上、若干のハーレム要素はあります。といっても恋愛要素が主題でないので、適度に。あまりえろっちぃ話にならないように、忠夫はこれから中学生になる小学六年生です。今回の話に出たとおり令子とは一才違い、他のキャラの設定も都合よく変えてますので、原作ではありえなかった学園物的な展開をお楽しみに。


Q3(星の影さんからの質問):獣娘って…妖怪もありだよね?

A:有です。むしろそっちの方面のキャラクターが今作のターゲットの七割を占めているといって過言ではありません。人外娘好きとして、思う存分暴れるつもりです。


Q4(meoさんからの意見):幾つか有ってはいけないような物が登場してた気が。

A:原作と違い”2000年以降”の時代設定なので、近代的なものが多数登場します。また、”いるはずのない”キャラに関しては、別の展開を楽しむための設定の改変であるとお考え下さい。


Q5(ROMさんからの意見):某所のそろ○んと内容が似ていますね。

A:話題の作品を知らなかったので調べてみたところ、忠夫と小百合以外の設定に関してほとんど関連性はございませんが、前記した二人については、能力に関して似通っている部分が強いです。
  単に動物や虫と会話する能力ならよく見られるものですが、兄と妹という設定も合わせると確かに似てるなぁというか、意見を聞いて直ぐ該当する作品を探してみたところ、正直焦りました……。特に忠夫に関しては、”動物を妖怪に近づける能力”みたいなものを持っていますので、ネタ被りが激しいです。
  しかし、あれは面白かった……。とてもいい作品でしたので、お勧めしておきます。


Q6(前回に修正前のものを読まれた多くの方からの意見):妹の名前は子百合ですか? 小百合ですか?

A:小百合です。大変申し訳ございませんでした。


 と、今回はここまでです。あれ、この質問の答えは? というものがあった場合は、今は答えられないものであると解釈して下さい。

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